一話

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第1話「小鬼と甘酒」

「みすちー、やってる?」
蒸し暑い夏の夜。ミスティア・ローレライが営む屋台の暖簾をくぐって現れたのは伊吹萃香だった。
「いらっしゃい、萃香さん。もう店締めにしちゃおうかと思ってましたよ。今日は何にしますか?」
「甘酒を頼むよ…あ、ごめんメニューにないよね?えーと、じゃあ…」
「甘酒ですか…ありますよ」
「本当かい⁉︎それじゃあ頼むよ。最近は暑くて夏バテしちゃいそうでね…」
萃香が言うとおり、ここ最近の幻想郷は猛暑に見舞われ人間も妖怪もグッタリしていた。
「あ、すいません。甘酒冷たいのはちょっと無理そうです…酒粕と水飴を今からお湯に溶かすので…」
「いいよいいよ、冷たくなくても。私のわがまま聞いてもらってるんだし」

2

「あ、みすちー、悪いけどタオルかなんかないかい?汗がひどくて…」
「どうぞ、これ使ってください」
ミスティアは氷水に入れておいたタオルを絞ってカウンターに置いた。
「おっ冷たい!流石だね、みすちー」
萃香は上半身の服を脱いで汗を拭きはじめた。
「あ!」
「ん、あぁごめんね。身体まで拭くのはちょっと汚いよね」
「いえ、元よりそのつもりで渡したので…」
「じゃあ、なんでそんな声を」
「それはその…」
「なぁに、女同士なんだから恥ずかしがることはないよ」
「はい…」

3

萃香はそのタオルで身体を拭いていく。両腕、両腋を拭いてからぷっくらと膨らみかけた胸を拭き、最後にすべすべしたお腹を拭いた。
「このタオル、どこに戻しておけばいい?」
「私にください。洗って氷水に浸しておきます」
ミスティアはタオルを受けとって足元の桶に入れる振りをして、股間の雌ちんぽに巻きつけた。
(ああああ♡あのぷにぷにした腕♡艶かしい腋♡ぷっくりした膨らみかけのおっぱい♡そしてぽっこりしたイカ腹♡こんなのおちんちんを勃たせないなんて無理な話よ♡)
「ふぅー、すっきりした。みすちー、甘酒は甘さ控えめで頼むよ」
萃香はニッコリ笑ってミスティアに注文する。

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(あぁ♡もう無理♡おちんちんしごいちゃう♡)
ミスティアは鍋をかき回して下を向くふりをして、その実、自分のいきり勃った雌ちんぽを見ていた。
右手でおたま、左手で陰茎を持ち、左手は右手以上に激しく動かす。
(やば♡しごき過ぎた♡もう射精しちゃう♡うっうっあっあああぁぁぁぁー♡)
ミスティアはとっさにおたまを離して近くにあった湯飲みに精液を吐き出した。
ビュルビュルと音をたてて、湯飲みに白い精液がたまっていく。
(えっ♡嘘♡止まらない♡)
精液の勢いは凄まじく、出終わる頃には湯飲みの5分の1を満たしていた。
(ふぅ…萃香さんには……バレてないな♡)

5

だが、ミスティアはあることに気づいた。
今、精液を吐き出した湯飲みが最後の湯飲みで、後はもう洗い場に溜まっている。
(どうしよう…)
「あの〜、萃香さん湯飲みがちょっと欠けているのしか残ってなくて…」
「いいよ、それで。洗ってもらうなんて面倒かけたくないし」
「でも…」
「いいって、それに私、喉が乾いちゃってるし、鬼はそのくらいじゃあ怪我しないよ」
ミスティアは覚悟を決めた。
精液が入った湯飲みに並々と甘酒を注ぎ
「甘さかなり控えめですので…」
と萃香の前に置いた。
萃香はそれを一口飲み
「ほう…丁度良い甘さだ」
と湯飲みをグイッと傾け一気に飲み干した。

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(あああ♡あんなに美味しそうに私の雌ちんぽミルク飲んでるうぅ♡…あ、まずい♡また、勃ってきちゃった…)
「おかわりもらえるかい?」
「はい…♡」
ミスティアは萃香が右手で差し出した湯飲みを受け取ろうとした。が、
「今度は直飲みがいいな♡」
ミスティアの右手を左手で掴んだ。
「えっ」
「ふふ♡みすちーよ、私が精液の味を知らないと思っていたのか?」
「え、ええーっと、その…あの…」
「いやいや、怒ってないよ。私も久しぶりに精液を飲んでもっと飲んでみたくなっただけさ」

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「飲ませてくれるよね…♡」
「は、はい♡」
萃香は団体客用の四人掛けテーブルの長椅子に座った。
ミスティアはそのテーブルに座り、またを開いて勃起した雌ちんぽを萃香の顔の前で露わにする。
「可愛い顔して、なかなか立派なのを持ってるじゃないか♡」
「萃香さん…」
「ふふ、全く可愛いね…♡それじゃあいただきまーす♡」
萃香は一気に根元までミスティアの雌ちんぽを咥え込んだ。
「ひゃああああ♡」
ヌップヌップと頭を動かして雌ちんぽをしゃぶる。汗がよく染み込んだ潮味は甘酒を飲んだ後の口内の甘みを程よく中和した。

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ビクビクと萃香の口内でミスティアの雌ちんぽの痙攣がだんだん激しくなってくる。
もうそろそろだと、萃香は舌を使って、最も味が濃く最も敏感な裏スジを舐めあげる。
「あぁぁ射精る♡射精ちゃうぅう♡」
ミスティアの絶頂宣言が聞こえると萃香は根元まで咥えこみ、口内の粘膜を全て使って精液を搾り出した。
ビュルビュルルルルルルルルルルル!
萃香の口内に甘くも苦々しい白い精液が放たれた。無数の精子はあるはずのない卵子を求め萃香の口内の敏感な粘膜を突いた。

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そんな精子たちを萃香の舌は掻っ攫って喉へと運んでいき、そして飲み干した。
「ぷぱぁ!活きがいい精子は美味いね♡…なぁ、みすちー…」
萃香が顔をあげるとミスティアは快感の余り気を失っていた。そしてそのまま、後ろにゆっくり倒れ、立っているのは雌ちんぽだけとなった。
「ありゃ、やり過ぎちゃった。下の口にもおかわり貰おうとしたのに」
萃香は自らの下の口から淫蜜を指で拭い取り、ミスティアの柔らかな唇に擦り付けた。
「こんなにいやらしいのが出ちゃうくらい美味しかったよ♡みすちー♡」
萃香は甘酒5杯分くらいの小銭をミスティアの頭の近くに置いて屋台を後に夜の闇に消えていった。

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