1

「いやぁ、一時はどうなるかと思ったわよホント」
今日も射命丸は空を飛ぶ。東にネタありと聴けば東へ、西に事件アリと知れば西へ飛ぶ。
愛用の手帳を片手に新聞記者の仕事の真っ最中だ。
「風切って飛ぶってやっぱり気持ちいい!」
青空を何もよりも速く飛ぶその姿は、“幻想郷最速”に相応しいと言える。
―――胸の布一枚で容易に消えてしまう儚い称号となってしまったが。
「……ブラがなくちゃ最速どころか“最遅”になっちゃうのよね。我ながら情けないわ」
風音にかき消されながら吐いた独り言こそ、今の射命丸の現状そのものだった。
今現在着用しているスキマブラの向こう側を、彼女は頭から消し去りたかった。

2

警察の手によって付けられた、児童への性欲をトリガーとして乳房そのものを大きく重く敏感なものに変える“乳枷”という拘束具。
一時はそれを逆に面白がった子供達や妖精たちによって彼女の胸は細身の体には過剰なほどの重量に変えられてしまい、幻想郷最速の異名を奪われてしまった。
また誰よりも速く空を飛びたい。そう願った彼女は必死になって胸の重みを消せるスキマブラを手に入れようとした。
その折に偶然受け取った差出人不明のスキマブラ。射命丸はこれ幸いとそれを着用し、それまで失った分を取り戻そうと飛び回った。
その時は知らなかったのだ。それは乳神の霊験あらたかな母乳に漬け込み胸をより肥大化させる“育乳ブラ”だったことを。
乳の重みを忘れたい一心で着け続けたブラによって、皮肉にも彼女の双丘は重しと呼ぶには生ぬるい領域まで育てられた。
そして、仕事を片付け湯につかろうとブラを取り外したとき、文の胸はその重量で彼女自身を“幻想郷最遅”まで突き落としたのだ。

3

流石の警察もこれほどの事は想定外だった。彼女自身を押しつぶさんと大きくなった胸に、警察はついに折れた。
犯罪予防の乳枷を無意味にしてしまうという理由で禁止していたスキマブラを、所持することを許可したのだった。
そうしてやっと手に入れたスキマブラによって、射命丸は再び“最速”へ返り咲けたのだ。
しかし全てが片付いたわけではない。彼女の胸はもはや取り返しのつかない状態なのだ。
乳神のミルクが余程彼女の体質に合っていたのか、それとも乳枷との相乗効果故か、彼女の胸は終わらない成長期へ突入したのだ。
栄養を取れば乳に溜まり、どれほどダイエットしようが胸は縮まない。日々その胸は張り艶を保ちながら大きく育っていく。
更に乳枷にも変化があった。以前ならば平常に戻れば時間経過で縮まってたのに、今では大きくなれど元には戻らなくなっている。
そして恐ろしいことに、永遠亭の薬師の見立てでは「彼女の胸はいくら切除しても無駄。一日もあれば再び成長を始める。」との事らしい。
なにより乳枷による感度の上昇は健在なままだ。ブラの効果で遮断され感じずに済んでいるが、仮に取り外せばその快感で廃人になりかねない。

4

―――どこともわからぬ、どれほど広がっているのかわからない場所。そこにパァンパァンと何かを打ち付ける音が鳴り響く。
音の主は二本の角が目立つ伊吹萃香。彼女は何か肌色の物体に腰を打ち付けている。
「あぁ♥いい、いいよぉ♥文の、最高だよぉ♥」
打ち付けるたびに彼女の股間に垣間見えるのは、小柄な体に似つかわしくない暴力的なまでの赤黒い肉棒。
その長さ、太さ、硬さは鬼の金棒がかわいく見えるほどの業物であり、一度勃起すればどんな女でもただでは済まない。

5

だがそんな魔羅さえも肌色のなにかは包み込んでしまっている。そう、これはブラの向こうに仕舞われた射命丸の乳房。
巨大ながらも張りを失わない胸を相手に、萃香は蕩け切った顔でパイズリされているのだ。
「あっ♥あっ♥そろそろイくっ♥文のおっぱいで射精ちゃうっ♥鬼ちんぽ射精ちゃう♥」
陰茎の奥からこみ上げる感覚に流されるまま、萃香は文の胸の中で射精する。精液は胸の谷間から噴水のように吹き出すが、一部は谷間の中に溜まっていく。
「おおおおぉあおぉおぉぉぉぉ♥♥うおぉっぉぉおおおぉぉ♥♥」
幼女のような姿で発しているとは思えない獣のような雄たけびをあげながら、萃香は長い時間射精し続けた。

6

「あぁぁぁ♥いい♥やっぱ文のおっぱい最高……♥」
さしもの鬼も疲れたのか、萃香は射命丸の胸に倒れこむ。乳房は精液で覆いつくされ、谷間からも漏れ出すものだから途方もなく生臭くなってしまった。
「全く、何時嗅いでも匂いだけで孕んでしまいそうね」
そんな萃香に話しかける一人の女性。金色の髪と陶磁器のような白い肌がまぶしい彼女は萃香の友人である八雲紫。
「だってぇ♥私のちんぽ挟めるのなんてあとは紫ぐらいなんだもん♥文のおっぱいはやっぱりいいわぁ♥」
「貴女は大きい胸なら誰でも良いのではなくて? それと彼女も私の顧客なんだから後始末はしてほしいわ」
「わかってるって。そんじゃ、ほいっと」
萃香が指を鳴らすと、大量にあった精液が見る見る消えていく。いや正確には“精力となって文の胸に入り込んでる”のだ。
疎密を操る能力。萃香の力によって文の乳房に収まったが、鬼の妖力をふんだんに与えられた双丘はその成長速度を目に見える速度で早めていた。
「あらあら、おっぱいがまた大きくなって。あの子もかわいそうに」
「いいじゃんいいじゃん。おっぱいは大きいほどいいものさ」

7

射命丸の胸は成長こそ早いが、いまだに母乳は出ることはない。
しかし八雲商事とて慈善稼業ではないから、文の乳房からもなにか利益を得たかった。
そこで考えられたのが、胸による性的なサービスの実施。妖怪にも当然のように巨乳好きは多い。
今の文の胸は、本人の知らぬ間に性のはけ口として扱われていた。そして放たれた精力を吸って彼女の胸は今日も大きくなっていく。
射命丸は知らない。ブラの向こうで自身の胸になにが起きているのかを。絶望は終わりなく続いていることを。

8

文ははスキマブラを着けたまま眠り込んでしまった
スキマブラの向こうでは萃香が文のおっぱいを使おうとやって来ていた
「今日は汗でしっとりしててほかほかだねー♡今日もいっぱい出そうだよ♡せーしいっぱい出してもっと大きくしたげるからね♡」
萃香は文のおっぱいを育てるのを楽しみにしているのだ
せっせ♡せっせ♡と剛直鬼ちんぽでおっぱいと交尾に勤しんでいると
おっぱいがむずがゆそうにうごめきはじめた
「あれー?感覚は繋がってないはずなんだけど向こうで何か起きてる?」
萃香がぐずるおっぱいに腰を打ち付けた瞬間…

9

別サイド
「文さーん印刷所に忘れ物していましたよー」
椛が文の家に訪ねて来ていた
「あれ?鍵は開いてる…文さーん入りますねー」
普段文と親しくしている椛は忘れ物を部屋に置こうと中に入っていった
「くん…何この香り…」
文の寝室からすっぱいような甘いような…匂いが漂ってきていた
椛はこの香りに覚えがあった
「文さんが発情期のときの…」
椛はふたなり金玉が下着の中でズシリと重くなるのを感じた
いつもの椛なら家に帰ってから自慰で処理する選択を選んでいたのだが
今日は状況が違った

10

別サイド2
「臭い♡くしゃいー♡あ゛ー♡あ゛ーあ゛ー♡♡♡」
椛は文の強烈すぎる発情まんこの匂いで理性のタガがはずれてしまったのだ
椛のふたなり金玉では黄白濁の精液がもりもり♡ずっしり♡と溜まっていく
文が寝ている寝室に侵入した椛はぐずぐずになっている下着を脱がせ前座もなしにいきり勃ったちんぽを振り立てた
文のまん肉はほかほかじゅくじゅくで子宮口パクパクとろとろで毎日できたて新鮮卵子を卵巣からぷりっぷりっ排卵してる危険日まんこであったので
たまたまが文の尻にべちん♡べちん♡と当たる度に椛遺伝子が詰まったゼリー状のせーしがむり♡むり♡と尿道の中を上がっていく濃度がすごすぎてなかなか鈴口にたどり着かない
苛立った椛はさらに腰を激しく打ち付けついには文の子宮口を貫き卵管まで精子を流し込むほどの射精を始めた
どぼ♡どぼぉ♡びちちぃぃぶびちぃぃいいい♡ぶりっ♡ぶっぽ♡

11

萃香サイド
文の乳の奥からどっぽん♡どっぽん♡と粘度な高い液体が動く音が聞こえ
その液はもりもりと乳房の表面に浮き上がった乳管を伝って乳頭にむかって集まっていく
乳首がぷっくりと膨れ上がった瞬間黄色がかった母乳が噴出した
萃香はその母乳を浴びるほど飲むとちんぽがさらに元気になり白濁のザーメンタワーが萃香のちんぽから発射された
その精子を吸収した文の乳房はさらに大きくなり母乳の生産量を増やしていく
合わせて萃香の射精量も増える無限育乳機関が完成した

12

椛サイド
射精の瞬間文はガクガク♡と震え
卵巣から椛の優良遺伝子を受け入れるための文遺伝子卵子をぷりぷりぷり♡と排卵した
文の卵子は精虫が億兆といる精液のプールに排卵されたのだから受精したい精子を選び放題の逆ハーレム状態でありしばらく精液プールを泳いだのちイケメン遺伝子精子と受精したのだ
大量に排卵された卵子全てが受精したので大量の母乳を出さねばならない
文の乳房は萃香の射精をつかって授乳に備え始めたのだ

編集にはIDが必要です