1

引っ越しの荷解きがようやく完了し、俺はこれから世話になるワンルームを改めて見渡した。
大学への入学とともに、実家を離れ初めての一人暮らし、これからの生活に期待と不安が半々の気分だった。授業はついていけるだろうか、新しい友人、彼女はできるだろうか。
おっと、荷解きが済んだら隣の部屋に挨拶をしろと言われていたんだった。親から押し付けられたタオルの詰め合わせを手に俺は隣部屋の扉の前に立つ。俺の部屋は角部屋だから挨拶するのは一軒だけでよかった。
「水橋」とだけ書いてあるチャイムを押してしばらくすると、扉がゆっくりと開き、眠たげな顔をした金髪の女性が出てきた。
「どなた?」「あ、お、俺、隣に引っ越してきたものです。これ、ご挨拶に…」
「あぁそう、ありがと。とりあえずうるさくしないでね」タオルが入った箱を素早く受け取り、彼女はさっさと扉を閉めてしまう。
それが水橋さんとの出会いだった。

2

「はぁ…」大学が始まってから数日後、新歓帰りの俺はため息をつきながら部屋の扉の前で鍵を探していた。新入生を含めたくさんの女の子に声をかけてみたものの、どの子も返事は芳しくなかった。あわよくば持ち帰り…なんて漫画みたいな展開を期待していたものの、やはり田舎から引っ越して間もない男にはそうそうチャンスは巡ってこないらしい。それでも、一人くらいはデートの約束までこぎつけたかったな…
「はぁ…女欲しいなぁ…」そんな身も蓋もない本音が口から漏れ出たのと同時に隣部屋のドアが開き、ジャージ姿の水橋さんの顔が見えた。手にはごみ袋を持っている。明日のゴミ出しを夜のうちに済ませておくつもりだったようだ。
「あ、こんばんは…」しどろもどりになりながら、俺はとりあえず挨拶をする。
「…そういうの、あんま外で言わない方がいいよ」水橋さんは眠たげな顔で俺をにらんだ後、さっさとゴミ捨て場の方へ行ってしまう。部屋の中に入った俺は、すぐさまベッドに飛び込んで頭を抱えながら悶えた。

3

今日は午前だけで講義が終わり、昼食を食べてから部屋に帰ろうと大学構内の学食へ入った。すでに結構な数の学生が席についている。男女で仲良くしゃべりながら食事を摂っている様も何人か見受けられた。ちょっぴり嫉妬心にかられながら、生協のおばさんが作ってくれた料理の小皿を取ろうとすると、後ろから伸びてきた手と触れてしまった。
「あ、すいませ…ってえぇ!?」「あれ、隣の子じゃん。君もここだったんだ。」
髪を短くまとめ、眼鏡をかけた水橋さんが、俺が取ろうとした小鉢に手を伸ばしていた。
大人びた雰囲気だったから勝手にOLか何かだと思い込んでいた。まさか学生、しかも俺と同じ大学だったなんて思いもしなかった。院生なのだろうか。
「何じろじろ見てんの。私が学食にいるのがそんなに変?」水橋さんは機嫌が悪そうに俺を睨んでいる。
「い、いや、学生にしては大人っぽいな、って…」俺は委縮しながらも真正直に思ったことを言う。水橋さんは、そんな事か、とでも言うようにため息をついた。
「実際あなたよりずっと大人よ。ここに入ったのは23の時だもの」

4

水橋さんも午後は休講だったようで、食事をしながら彼女の話を詳しく聞くことができた。自分より年上で学生であることも驚いたのだが、初っ端からさらに衝撃的な情報を聞かされることになった。
「えっ…バツイチっ…!?」「そ。18で結婚して、三年後に離婚したの。ひどい男だったわ」
聞けば、彼女の実家は名の知れた温泉街に建つそこそこ大きな旅館であり、それなりに裕福であるという。
「一人娘だからね、それこそお姫様みたいに育てられたわ」と水橋さんは自嘲気味に笑った。
先ほど言った通り18歳で婿養子をとったのだが、旦那の方は彼女の家と財産目当てだったらしい。家の金でやたら遊びまわり、ろくに仕事もしなかったため3年で追い出したそうだ。

5

「男に頼ってばかりじゃなくて自分の力で生きようと思ってね。見識を広げたくて都会に出て勉強しようと思ったの。絶対家を継ぐから30までは好きにさせてって頼み込んだわ」
2年かけて大学に合格し、経営を学んで将来的には実家に戻るそうだ。更に旅行代理店でアルバイトも行っているらしい。
「学んだことを実家で活かせればいいんだけど、まぁどうなることやら、ってところね」
水橋さんは遠い目をしている。半分遊びのつもりで大学に入った俺と違って、しっかりやるべき事を自覚し、将来の計画を持っている水橋さんがまぶしく見えた。
それともう一つ気になることがあった。水橋さんが育った温泉地は俺の故郷と同じ県だった。その温泉地にも、何度か泊まりに行ったことがあった。
「あぁそうなの。じゃあ前にも会ったことがあるかもしれないね」
そう言って水橋さんは恥ずかしそうに笑う。機嫌悪そうな表情以外も作れるんだな、と俺は失礼なことを思った。

6

それ以降、同郷という事もあって水橋さんとは少しずつ会話が増えていった。といっても、構内で鉢合わせしたら立ち話をする程度だった。将来の展望を持っている水橋さんは結構忙しく、一緒にどこかに出かける、なんて時間はなかった。もしあったとしても、離婚を経験した水橋さんは、俺みたいな男とデートに行くことはなかっただろう。
一人暮らし2年目の秋、20歳の誕生日を迎えた俺は友人を招いて部屋で乾杯した。女友達は一人もいない汗臭いパーティだったが、それでも楽しい時間だった。先に成人を迎えていた友人とともに、その日は初めての酒で大いに盛り上がった。
翌日、日曜日で講義はなく、バイトも休みを入れていた。DVDでも借りに行くかと部屋を出たら、今まさに帰ってきたばかりの水橋さんに出くわした。
「あ、昨日は楽しかったようね。」と声をかけられる。やはり昨日のどんちゃん騒ぎは聞こえていたようだ。うるさくしないようにと言われていたのに申し訳ない。

7

「いいのいいの。それより、20歳になったんだね。成人おめでとう」水橋さんがお祝いしてくれた。……彼女が20歳のころは、元夫に手を焼かされていたんだったか。のんびりと学生生活を送っている自分は恵まれているんだなと改めて痛感した。
「同郷のよしみで私からもお祝いしてあげよっか。……よければ、今夜うちくる?」
突然の言葉に耳を疑った。俺の解釈が正しければ、水橋さんが俺を部屋にあげてくれる、ということになるのだが。
「いやだからそう言ってるじゃん…高いお酒はないけど料理くらいなら作ったげる」
母以外で女性の手料理を食べられる機会なんてそうそうない。是非お願いします、とやや食い気味にお願いした。
「あはは、そんなにうれしいんだ。じゃあ準備できたら呼ぶから、夕方頃には部屋にいてね」
そう言って水橋さんは自分の部屋に入っていった。

8

夕方、俺の部屋のチャイムが鳴ると、扉の前に水橋さんが立っていた。
「準備できたからさ、早くはいってよ」
薄い黄色のカーディガンに黒のインナー、カーディガンに似た色合いのフレアスカートを履いていた。彼女の私服姿をまじまじと観察したのは初めてかもしれない。
彼女に連れられ、俺は自分の部屋を出て隣の部屋に入る。このマンションで1年と少し暮らしていて、他の部屋に入るのは今までになかった。
彼女の部屋は非常に質素だった。必要最低限の家具と少々の旅行雑誌しかない。ワンルームという事もあり、テーブルとベッドが同じ部屋に置かれている。小さなテーブルの上には既に料理が湯気を立てて置かれていた。
「実家で出したい料理を考えてたからさ、お祝いついでに味見してよ」
なるほど、料理の味見役も兼ねていたわけか。結構したたかな水橋さんだった。

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さっそく乾杯して彼女の手料理を味わう。店で出されても満足できるくらいおいしかった。
「気に入った?なら嬉しいな」水橋さんは心から嬉しそうに笑う。
料理を堪能し、俺と水橋さんは酒を飲みながら談笑していた。
「そっか、君はまだ2年目だったね。私は今4年目だからうまくいけば来年で卒業。…まだ30になってないけど、もう実家に戻ろうかな」彼女は酒の入ったコップを振りながらぼそりとつぶやく。彼女以外に交友関係がないわけではないけど、今年で彼女と別れることになるのは俺としても辛いと思った。
「そんなこと言ってくれるんだ。…卒業旅行は私の旅館に来てよ。サービスしてあげる」水橋さんはうっすらとほほ笑んでいる。赤くなった顔とそのしぐさが非常に色っぽくて、俺はどぎまぎしてしまう。

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「ふぅ…なんだか暑くなってきちゃった」と言って水橋さんは上着を1枚脱ぐ。黒のインナーはまさかのノースリーブで、伸縮性のある素材のせいか胸のふくらみがしっかりと強調されていて…その、目のやり場に困る。
「んん?どうしたの急に固まっちゃって…、ってあぁ、もしかして、私?」
水橋さんは察したように温かい視線を向ける。結婚経験があるだけに、男の視線には敏感なようだ。
「……そういえばさ、あれから女の子はゲットできた?」いきなりそんなことを言われ、俺は酒を吹き出しそうになる。結局1年たっても彼女はできていない。経験すらしていなかった。
「あっはっは。20歳になっても童貞のままなんだ。」
水橋さんは酔っ払い特有のにんまりとした笑顔になる。

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「男って一度こじらせると面倒なのよねー…君もこの先ずっとモテなくて性格こじれちゃったらかわいそうだなー…」水橋さんは急に饒舌になる。まるで台本のセリフのようだ。それにしても、さらっと失礼なことを言っている。
「君がモテるようになるにはさ、一度女の事をちゃんと知って、ガツガツした所をなくした方がいいと思うんだよね…」水橋さんはじりじりと俺の方に近づいていく。腕が当たる距離になって、ようやく止まった。
「どうかな。君がよければ、大人になったお祝いに、“女”を教えてあげてもいいんだけど…やっぱ“中古”じゃ嫌かな♡」

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ノースリーブ越しの胸が俺の二の腕に触れている。明らかに据え膳を準備されている。結婚していたからには水橋さん経験だってあるだろう。そのことについて不満はまったくない。むしろ、酒の勢いでヤってしまっていいものなのだろうか、と悩んでいたのだが、俺の愚息は既に反応してしまっていた。水橋さんも俺の膨らんだ股間に気づいている。
「その様子じゃ、OKってことでいいよね♡あ、でも妊娠したら困るから……今からゴム買ってきてくれるなら、すぐにでも私の事使わせたげる♡」
俺は勢いよく立ち上がり、すぐさまコンビニに行ってくると彼女に伝えた。

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酒を飲んだので自転車は使えず、急ぎ足で最寄りのコンビニへ向かった。コンドームだけを買うのもみっともないので、追加の酒とお菓子も大量に買ってごまかした。
行きと同じくらいの急ぎ足で水橋さんの部屋に戻ると、彼女は大きな袋を抱えた俺を見て噴き出した。
「ゴムだけ買うの恥ずかしくてごまかしたんでしょ…そういうの店員もわかってると思うよ?♡」
そういうものなのか、と顔から火が出そうな気分になった。あのコンビニにはしばらく行かないでおこう。
「さぁさぁ、突っ立ってないでこっち来なよ♡」水橋さんがベッドに腰掛けながら手招きしている。今からこの女性とヤるんだな、という実感で顔どころか全身が熱くなってきた。

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水橋さんの隣に座り、彼女の肩をこちらに抱き寄せる。家を継ぐために頑張っている女性とは思えないくらい細い体つきをしていた。それでいて胸の方はそこそこ主張が強くて非常に股間に悪い。
「さっきから胸ばっか見てる♡男って好きねぇ♡」
男の性なのだから仕方ない。水橋さんもそれをわかっているはずだ。だからこそ、まず胸を見せてほしいと頼み込んだ。
「はいはい♡ほーらおっぱいよ♡」
水橋さんはノースリーブを上からたくしあげる。汗でしっとり濡れた衣服を脱ぎ終えると、ベージュのブラジャーに包まれたおっぱいが現れた。
「自分で外してみる?♡」と言われ、水橋さんにブラジャーの外し方を教わる。しどろもどろになりながら、言われた通りに下着の金具を外すと、ツンと乳首の立った綺麗な形をした乳房が露わになった。

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「あいつ以外に見せたのは初めて…♡」と水橋さんは恥ずかしそうにしている。元夫も彼女のおっぱいを好き放題していたのだろうか。こんなに綺麗で頑張り屋な女性と離婚するなんてもったいない事をしたもんだと思いながら、彼女のおっぱいを両手でわしづかみにする。
「ちょっ、いたいっ…もっと優しくして…」水橋さんに怒られてしまった。彼女にレクチャーされながら、手のひらで下からすくいあげるようにしておっぱいを揉みほぐしていく。
「んっ…そう…♡女の子もおっぱいも、まずは優しく接してあげてね…♡」
ゆっくり、丁寧に揉んでいるせいか、水橋さんも気持ちよさそうにしていた。

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ねぇ…いくらなんでも長くない?」夢中になりすぎて、20分くらい水橋さんのおっぱいを揉みほぐしていた。揉みに揉まれたおっぱいは少し赤くなっており、汗の滴が浮いてなまめかしくなっている。
「自分ばかり気持ちよくなろうと思っちゃダメ♡女の子じゃなくて体が好きなだけって思われちゃうよ♡」
めっ、と水橋さんに叱られてしまう。自分の体を使って俺を男として鍛えあげてくれる彼女の優しさには感謝しかない。
「じゃ、じゃあ…水橋さんはどうしたら気持ちよくなりますか…?」俺は声を震わせながら聞いた。俺も存分に水橋さんの体を楽しんだんだから、それだけ水橋さんを満足させないといけないだろう。
「んー♡わからないかな…♡女の子が一番気持ちよくなるところ♡」
水橋さんはゆっくりとスカートの金具を外す。するりとスカートを床に脱ぎ捨てる。薄い黒のタイツも一緒に脱ぎ捨てると、彼女はベージュ色のパンツだけの姿になった。

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「ほら♡女の子の気持ちいいところがここにあるよ♡君が自分で脱がして♡」
ベッドの上に寝そべった彼女は、自分のパンツを指さしている。震える指で水橋さんのパンツをそっと下ろすと、薄めの陰毛に包まれた“女の子の一番気持ちいいところ”が丸見えになった。
「ふふ♡初めての生おまんこはどうかな♡」
無修正の動画でしか見たことのない女性のマンコが今目の前にある。画面越しでは伝わらない体温の温もりやほんのりと香る汗の匂いが、既に怒張しきったはずの俺の愚息を更に勃ちあがらせる。俺は彼女の鼠径部に指を這わせ、そのままつぷりと指をマンコに差し込んだ。

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「んっ…そうっ…♡ちょっとぎこちないけどいい感じ♡」水橋さんは俺の手マンをほめてくれる。動画で見た内容を思い出しながら、人差し指と中指で彼女のナカを刺激していく。
「あっ、んっ♡あぁん♡」水橋さんの声が少しずつ蕩けていく。どうやら満足してもらえているようだ。
「あぁんっ!♡」急に彼女の声が上ずり、水橋さんのマンコが締まる。
「はぁ…はぁ…♡まぁまぁ、かな?♡」涙目になりながら、俺の手マンを評価してくれる。どうやら、合格点を貰えたようだ。
「それじゃ、ご褒美に君の気持ちいいところ出して♡」俺の股間を凝視して、水橋さんがちろりと舌を出した。

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遅れながら俺も全ての服を脱ぎ、さっきからガチガチになっていた愚息を水橋さんに見せる。
「久しぶりに見たけど…やっぱ変な形♡男の欲望そのままって感じ♡」水橋さんが俺のチンコを指でつついている。その刺激だけで果ててしまいそうだ。
「あいつのもこれくらいだったかなぁ…♡」かつて自分の体と重ねたチンコの事を思い馳せる水橋さん。男として、嫉妬心が湧いてくるのを止められない。今目の前にいる女性は、自分に体を捧げているのだ。他の男を思い出す余地など与えたくない。
彼女の体をベッドの上に押し倒し、今すぐにでも挿入できる体勢を整えたが、その瞬間水橋さんに顔を掴まれてしまった。
「ゴムはつけなくちゃだーめ♡女の子に無理やり迫ったら、あいつみたいに嫌われるよ?♡」

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その言葉で頭に上っていた血が少し冷めた。俺も水橋さんを傷つけるのは本意ではない。あくまで彼女は、うだつの上がらない俺を男にするために体を捧げてくれているのだ。
「す、すみません…」と俺は情けない声で謝る。
「わかればいーの♡ほらはやくゴムつけて♡待っててあげるから♡」
慣れない手つきで自分のチンコにコンドームを被せると、俺は再度水橋さんの前に立つ。仰向けのまま寝そべっていた彼女のマンコに、正常位でそのままチンコを挿入した。
「はい♡童貞卒業おめでとう♡初めてのおまんこはどう?♡」
柔らかくて、それでいてきつく締まる熱い肉襞が絡みついている。少し動かすだけでチンコが融けそうな程の快感だ。この世にこんな気持ちいい物があるなんて知らなかった。

21

「ちょっと喜びすぎ♡でも、私もすごく気持ちいいよ♡さ、動かして♡」
水橋さんに言われるまま俺は腰を振る。コンドームごしに伝わってくる快感はオナニーの比ではなく、「あんっ♡、きゃんっ♡」という水橋さんの乱れた声や揺れるおっぱいも合わさり、「女を抱いている」という悦びが全身にあふれてくる。
「もっと♡もっとそのちんちんちょうだぁい♡せっくすひさしぶりでおまんこすっごくきもちいいよぉ♡」
水橋さんも「男に抱かれる」悦びを感じているようだ。旦那とは離婚したものの、満足するセックスがなかったわけではないようだ。つくづく、こんなに健気でエロい水橋さんと別れた男はもったいないことしたなと思った。

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「水橋さんっ…出るっ…!」そういうが早いか、俺は射精していた。もちろんコンドームをつけていたから彼女のマンコに子種が届くことはない。息を整えてチンコを引き抜くと、コンドームの先端が水風船のようにふくらみ、大量の精液を溜め込んでいた。
「はぁ…♡どうだった、私の体♡」
「…最高でした…ありがとうございます…」俺のためにマンコを捧げてくれた水橋さんに改めて感謝を告げる。これで、少しは男として箔がついただろうか。
と思った瞬間、今度は水橋さんに押し倒される。
「でも私はまだイってないんだよね…あいつも自分だけイったらさっさと終わらせちゃうし不完全燃焼ったらなかったのよ…君は私がイくまで付き合ってくれるよね♡せっかく体使わせてあげたんだからさ♡」
そういう水橋さんの目はまるで獲物を見つけた狩人のようだった。
結局俺は彼女が満足するまでセックスをし続けた。使用したコンドームは5つから先は数えていない。やっと彼女が終わらせてくれた時には指一本動かせないほど疲れ切っていた。初体験をさせてもらうにしてはなかなかの授業料だった。

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シャワーを使わせてくれるというので、せっかくなので水橋さんと一緒に浴びることにした。二人ではやや狭い浴室で、肌を密着させながら一緒に汗を流す。
「水橋さん…俺、これで男として自信がついたと思います」彼女に正直な思いを告げる。彼女が抱かせてくれなければ、童貞のまま大学を去っていた可能性もあったかもしれない。この夜の事は、彼女と別れても忘れることはないだろう。

しかし、水橋さんはそんな俺に対してこんなことを言う。
「うーん…気持ちいいからよかったけど、まだまだテクニックは未熟なところもあるから…私が卒業するまでの半年間、定期的にレッスンしてあげる♡もっともっと男を磨いてあげるから覚悟なさいね♡」
俺の胸におっぱいを押し当てながら、バツイチの淫らなお姉さんが上目遣いでこちらを見つめていたのだった。

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