1

「やめて! もうやめてぇえぇえ!」
「おかしく、おかしくなっちゃうー!」
「僕達の封印を解いてくれたお礼だよ。遠慮しないでね」
鈴奈庵に私と阿求の悲鳴が響く。
私達は妖魔本に封じられていた妖怪の封印を興味本位で解いてしまい、その妖怪達によって凌辱を受けていた。
「やめてって、こんなに乳首を尖らせてるくせに説得力無いよ」
「ひぁっ、ぅぅうぅぅ・・・!」
私は乳首をくにゅくにゅと指で扱きあげられながら耳にふぅ〜っと息を吹きかけられ、快楽とこそばゆさに身体を捩じらせる。
自らの意思に関わりなく乳首は硬く勃起し、割れ目からは感じている証拠である愛液が溢れてきてしまう。
「小鈴ちゃんのオマンコ、すごく綺麗だよ。愛液で照り輝いて、おちんぽ挿れてくださいって言ってるみたいにひくついてる」
「嫌ぁっ! そんなこと言わないで!」
妖怪の一人が私の割れ目に顔を近付け、指で媚肉を拡げる。
最も恥ずかしい部分を晒される辱しめに私は暴れるように藻掻くが、他の妖怪達に手足を押さえ込まれ逃れることもできず羞恥に涙を溢した。

2

「あぁぁん! ああーっはっはっ!」
「気が狂うまでくすぐってあげるからね阿求ちゃん」
阿求は手と脚を高々と吊り上げられて無防備な身体を好き放題にくすぐられていた。
腋の窪みを指で掻き回され、細い腰を揉み解され笑い悶える。
「ひゃひぃぃいぃ! きゃぅううぅぅ!」
「阿求ちゃんはお臍も弱いんだね。こちょこちょこちょ・・・」
縦長で形の良い臍の周辺を円を描くように指でなぞられ、激しく頭を振り乱す。
吊るされた身体を跳ねさせて阿求は必死にくすぐり責めから逃れようとするが、指は的確に臍を追いかけて責め続けた。
「脚っ、脚はだめぇえぇえぇぇ! あひゃあぁあん!」
「内腿をくすぐられるの堪らないでしょ。足の裏も一緒にくすぐったらどうなるのかな」
敏感そうに震える内腿と足の裏へのくすぐり。
決して抗うことのできない拷問の様な責めに涙と涎を垂れ流しながら阿求は悲痛な笑い声を上げる。
そんな阿求の反応に興奮した彼らはさらにくすぐりを激しくして彼女の柔肌を指で味わうのだった。

3

「阿求ちゃんの心配をしてる場合じゃないよ。小鈴ちゃんもこれからたっぷり悶えさせてあげるんだから」
「ひぅんっ! そ、そこは・・!」
ついに私の最も大事な場所にも愛撫が開始される。
愛液が溢れる割れ目を指でツーっとなぞられ身体がびくっ!としてしまう。
「ほぅら、次から次へと愛液が溢れ出てくるよ」
「あ・・ん・・・・ああああああああ・・!」
指が膣に浅く入り込んで愛液を掻き出してくる。
どんなに恥ずかしくても流れ出る愛液は止まらず、むしろもっと弄ってと言っているかのように溢れ出てしまう。
同時に乳首への責めも続いており、確実に絶頂の時は近付いていた。
「いい・・ひぃ・・あう・・いいん・・ああ・・ああああああああ・・」
乳首を捏ね回され、割れ目を掻き混ぜられ、頭の芯が痺れていく。
やがて愛撫への嫌悪感が薄れていき、快楽へと身を委ねてしまう。
そして彼らにされるがままに絶頂へと導かれ―――――

4

「ちょっと中断するね小鈴ちゃん」
「え・・・!?」
絶頂へと到達する直前、彼らの愛撫が唐突に止まっておあずけをされた。
どうして?という私の顔を楽しそうに眺めながら、彼らはしばらく愛撫を中断する。
「どうしたの小鈴ちゃん。もしかして僕達の手で絶頂させられたかったのかな」
「・・・っ! そ、そんなわけないでしょ!」
口では否定しながらも身体の疼きはどうしようもない。
"止めないで" "もっと弄られて気持ち良くされたい"という欲求を抑え込むので内心精一杯だった。
「それじゃあ小鈴ちゃんも身体が疼いて辛そうにしてるから再開してあげるね」
「あっ・・ふあ・・・ぅんっ!」
再び愛撫が始まり、小振りな胸をむにゅっと揉まれ、割れ目をくちゅくちゅ掻き回される。
この快楽に身を委ねることが危険だと感じていても、彼らの指の動きに合わせて腰は勝手にくねって求めてしまうのだった。

5

「ひっ、きゃぁああぁああ! あぁぁあぁあぁんっ!」
「あははっ、そんな可愛い声出しちゃって。そんなに筆でくすぐられるのが気持ち良いのかな」
私が彼らの愛撫で蕩かされている時、阿求へのくすぐり責めはさらに過激なものになっていた。
指だけではなく筆での責めが行われ、甘い悲鳴が部屋に響き渡る。
「あっ、あひゃぅ! ひぃぃぃっ!」
「阿求ちゃんの乳首、勃起して苺みたいになってるよ。くすぐられてこんなになるなんて本当にいやらしい娘だね」
乳輪を筆でなぞられ弓のように背を仰け反らせる。
さらに横合いからも筆が群がってきてこれ以上ないぐらい勃起した乳首を容赦なく嬲り回す。
敏感極まりないであろう勃起乳首を毛先の細かい筆でこしょこしょくすぐられるなんて、想像するだけでも鳥肌が立つ。
「オマンコやおしっこの穴もこちょこちょしてあげるね」
「んぁっ、く・・! いひゃぁああぁあぁぁ!」
指で割り広げられた秘唇と尿道を筆でさっと刷くように刺激され、ぷしゅっと音を立てながら愛液が吹き出る。
性感帯へのくすぐり責めは確実に阿求を屈服へと追い込んでいった。

6

「もう阿求ちゃんのアソコは準備万端みたいだし挿れてあげるね」
「ふぁぁぁ・・あっ、んん! や、やめぇええぇぇえ・・・!」
全身をくすぐられて悶える阿求の割れ目から筆が離れて、代わりに肉棒があてがわれた。
上の口では拒絶する阿求だが下の口は早く挿れてと言わんばかりにひくひくと震えている。
そして―――
「ひぁっ、ぁあぁあぁぁぁぁぁあぁあぁあ!!」
「うわぁ・・阿求ちゃんの中、もうとろっとろだね。おちんちんに絡み付いてくるよ」
肉棒が割れ目を掻き分け、阿求の膣内にずぶずぶと挿入っていく。
破瓜の痛みは無いらしく完全に快楽に陶酔した様子で腰をくねらせる。
「あひっ、ふぁあんっ! だめっ、これらめぇっ! っくひぃいいぃいぃ!」
「駄目じゃないよ。今日、阿求ちゃんはくすぐられながらオマンコを掻き回されるのが大好きになるんだからね」
もちろん挿入されている間も全身へのくすぐり責めは続いており、阿求は肉棒で膣内を掻き回される快感とくすぐったさの二つの感覚に乱れ狂った。

7

「っ、んひいぃぃいぃぃぃぃっ! ぅあああぁぁあん!」
「軽く腰を動かしただけなのに絶頂しちゃったんだ。やっぱり阿求ちゃんはくすぐられて気持ち良くなっちゃう変態娘なんだね」
指が汗でぐっしょりと湿った腋に円を描き、捩れた腰を揉みくすぐり、がくがくと痙攣している脚を撫で回す。
筆は息を吹きかけるだけで発狂してしまいそうなほど勃起した乳首に群がり容赦なく嬲る。
そんな身の毛もよだつようなくすぐり責めに気が狂うほどに乱れる阿求を妖怪の肉棒がさらに責めたてる。
腰を回すように動かしながらじっくりと淫壷を掻き回し、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てながら強制的に絶頂へと導く。
「くるひぃのにぃぃ・・くすぐられながらおかされるのくるひぃのにぃ・・・きもひいいよぉぉおぉ! ぁっ、あぁぁぁぁぁぁああぁ!!」
「これからはずっと僕達がくすぐり犯してあげるから喜んでね阿求ちゃん」
もはや呂律も回らない阿求を好きなように弄び続ける妖怪達。
くすぐり責めによって蕩けきった阿求の身体は絶頂を繰り返し、肉棒と膣との結合部から淫らに愛液を垂れ流した。

8

「う・・くうぅぅううぅ・・・! んっ、あぁんっ・・!」
「たくさん絶頂させてもらってる阿求ちゃんが羨ましいでしょ、小鈴ちゃん」
阿求が何度もくすぐり絶頂させられている間、私は絶頂へ達しそうになる度に寸止めを繰り返され生殺しにされていた。
嬲られ続けながらも一度も絶頂を許されていない身体には快楽が蓄積されていき、何かの弾みで爆弾のように爆発しそうだった。
「”私のオマンコを皆さんのおちんぽで掻き混ぜてください”って言えば僕達のおちんちんで好きなだけ絶頂させてあげるよ」
「言えるわけ・・ひぁっ・・・ないでしょう・・っ! 馬鹿にしないで・・ふあぅっ!」
身体は今すぐにでも妖怪達の肉棒で膣を滅茶苦茶に掻き混ぜられたいと渇望していたが、女としての意地で必死に耐える。
この状態で絶頂を味わってしまえば二度と戻れなくなると本能が訴えている。
「小鈴ちゃんは結構意地っ張りなんだね。だったら素直になるまで焦らし続けてあげるね」
「あひぃっ・・ひ・・ひぁああぁあ!」
しかし、胸を揉まれながら乳首を捏ね回され、割れ目をそっと優しく撫でられ、快楽を溜め込んだ身体は火が付いたように疼いてしまう。

9

「あっ、今イッちゃいそうになったね。小鈴ちゃんが自分から求めるまで絶頂はお預けだよ」
「だ、誰が自分からなんて・・・!」

「素直になれば好きなだけ絶頂させてあげるのにな〜」
「絶対に・・絶対にあなた達に屈したりしないんだから・・・!」
―――
「イキそうだからお休みしようか」
「っ! ぅ・・ぅぁぁあ・・・!」
―――――
「また休憩入れるからね小鈴ちゃん」
「〜〜〜〜〜!!」
絶頂に達するタイミングを見計らって愛撫は中断され、そしてまた再開される。
何度も何度も何度も何度も絶頂近くまで押し上げられ、何度も何度も何度も何度も寸止めという繰り返し。
―――――――もう、限界だった。

10

「私の・・を・・・で・・掻き混ぜ・・ください・・・」
「ん〜、何て言ったのかな? もっと大きな声じゃないと駄目だよ」
「・・・私の・・オマンコを・・! 皆さんのおちんぽで・・・掻き混ぜてくださぁい!」
ついに私は屈服の言葉を口にしてしまった。
焦らされ続けて狂うほどに疼いた身体を彼らの肉棒で慰めてほしいと恥も外見もかなぐり捨てて宣言する。
「よく言えました。それじゃあ望み通り僕達のおちんちんで小鈴ちゃんのひくついたオマンコをたっぷり掻き回してあげるよ」
「挿れて・・! はやく・・あなた達のおちんぽ挿入れてぇっ!」
私の割れ目は妖怪の肉棒を迎え入れようと自らくぱぁっと口を開く。
それに応えるように妖怪の一人が入り口に肉棒の先端をあてがう。
「あ。あぁああぁああぁあ、っあはぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁあぁぁああぁぁあああ!!」
「小鈴ちゃん、挿れただけで絶頂しちゃったね。これで中を掻き混ぜてあげたらどんな風に喘ぐのか楽しみだなぁ」
身体に肉棒が挿入り込んだ瞬間、焦らしに焦らされて限界まで溜め込まれた快楽が一気に弾けた。
まるで濁流の様な快楽が理性を飲み込み流し去っていく。

11

「あひっひいぃいぃぃいぃ! うぁああん! す、すごいぃぃっ、すごいのぉおぉおぉ!!」
「そんなに腰振っちゃっていやらしい娘だね小鈴ちゃんは。今まで焦らした分、絶頂の快感もすごいでしょ」
肉棒が膣内で肉襞を絡め取りながら前後運動する度に絶頂に到達する。
絶頂感が引く前に次の絶頂がやってきて残った理性の欠片も溶かしていった。
「んぅっ、んぁぅぅうう・・! はふ・・あっ、あぁあぁあぁぁん!」
「僕のおちんちんの先っぽが小鈴ちゃんのざらざらしたGスポットに当たってるよ〜」
妖怪は小刻みに腰を動かして膣の上部にあるざらざらした部分を集中的に責めてくる。
そこを肉棒の先端で擦り上げられると鮮烈な快楽が全身に広がって、私は犯される悦びに打ちひしがれる。
「はぁっ・・んくうぅん! す、好き・・・あなた達に犯されるの好きぃ!」
「すっかり素直になったね小鈴ちゃん。御褒美に全身を犯してあげる」
他の妖怪達も肉棒を勃起させて私の身体に擦り付け始める。
髪に、顔に、首に、肩に、腕に、胸に、腰に、腹に、脚に。
熱くて硬くて・・・脈打った肉棒が擦り付けられた。

12

「ひぁ、あぁあぁあぁぁっ! い、いいっ、いいぃっ!」
「もう身体中がオマンコみたいに敏感になってるね。どこにおちんちんを擦り付けても絶頂させられるよ」
凌辱によって弄ばれた身体はもはや全身が性感帯となってしまうほどに感度を増していた。
身体中を彼らの肉棒で犯され、常に絶頂の状態を保たれる。
そして終わりの見えない絶頂の中、その時はやって来た。
「出すよっ、小鈴ちゃん! 全身を精液で綺麗に飾ってあげるからね!」
「はひぃぃ! きてぇっ、中も外もあなた達の精液で汚してくださいぃ!! っ、ぁああぁあぁぁぁああぁぁあぁあぁあ!!」
膣を掻き回す肉棒から私の子宮へと精液が注ぎ込まれ、同時に身体中に擦り付けられている肉棒も射精して私の内側と外側を汚す。
熱く粘ついた精液が子宮を満たしていく快楽と全身を汚した精液の濃厚過ぎる匂い。
私はそれらの感覚に陶然としながら意識を手放した。

13

「んん、あぁぁ! はぁ、んっ、んんっ! ひゃぁあぁぁあぁぁぁぁああぁ!!」
「は、はひっ、ひぃぃいいぃいいぃっ! くひぃいいいぃぃいぃいぃぅっ!!」
「僕達の術で邪魔が入らないようにしておいたから二人とも安心してよがり狂っていいよ」
あれからどれぐらいの時間が経ったのか。私と阿求は今も妖怪達による凌辱を受け続けていた。
何らかの力で部屋の外と遮断されているらしく、一向に家の人が様子を見に来る気配は無い。
いや、そもそも私達が今いる此処は鈴奈庵なのか・・・。
だけどそんなことはどうでも良かった。彼らに犯してもらえる悦びに比べれば些細なことだ。
「あはぁんっ! あっ、はぁ、ひあぁぁあぁあぁぁあんっ!!」
「小鈴ちゃんの身体、精液で真っ白だよ。オマンコからも泡立った精液が溢れてる」
「あひゃぁああぁあっっ! ひっ、ひぐぅう! きゃぅぅううぅうぅう!!」
「全身をくすぐられながら子宮の入り口を擦り回されるの良いでしょ、くすぐり中毒の阿求ちゃん」
この快楽さえあれば他には何もいらない。
性奴隷に堕ちた私と阿求は彼らから与えられる快楽を無心に貪り続ける。
きっと、これからも一生―――。

END

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