一話

1

「噂には聞いていたけど永遠亭の女医さん美人だったなぁ…」
迷いの竹林の昼下がり、1人の青年が永遠亭から袋を下げて出てきた。
「勃起不全の薬って何だろう…?お医者さんとはいえあんな美人の前でちんちん出すのは恥ずかしかった…」
青年は勃起不全を患い、家の近くの医者に行き診察してもらったのだが原因がわからず、勤め先の工務店も家が完成したばかりで仕事も無かったため、はるばる迷いの森までやって来たのだ。
青年がもらった処方箋を見てみると中には風船のようなゴム製の物が3つ入っていた。
「なんだろうこれ…説明書も入ってないし。戻って聞いてみようかな」
青年は踵を返し、再び永遠亭に足を踏み入れた。

2

「あら、さっきの…。もう午前の診療時間は終わりよ?何かあったのかしら?」
青年が診療室に入ると永琳は机に向かってカルテを整理していた。数は3つ、おそらく午前中にここに訪れた患者のものだろう。
「あ、いや、このゴムの袋の使い方がわからなくて…」
「あら、お兄さん童貞だったのね」
青年は目を丸くした。確かに童貞だが、目の前の美人の口から俗な言葉が出てきたことに驚いた。
「ええ…そ、そうですが、それとこれと何の関係が?」
永琳は椅子を回転させ、足を組みかえると青年の方を向いた。白い太ももがチラリと見え、それだけで青年は顔が紅潮してしまい、永琳はニヤリと笑う。
「貴方の勃起不全の原因は、女性への恐れに似た遠慮なの。それを改善するためには女性と積極的に交わる必要があるわ」

3

「交わるって…」
「あら、知ってるでしょ?セックスよセックス」
「そ、そりゃあ知ってはいますが…そんなことをしたら子供が出来てしまうでしょう」
「だから、子供が出来ないようにするためにコンドームが必要なのよ。…うどんげ!」
永琳が声を大きくすると、廊下の方からナース服を着た鈴仙が入ってきた。
「何ですか?師匠」
「コンドームの付け方の講習よ」
鈴仙は露骨に嫌そうな顔をしたが、足は自然と青年から見て永琳の右隣へ進んだ。永琳は椅子から降りて机から1枚コンドームを取り出すとその袋を開けた。
「じゃあ、行くわよ」

4

永琳は青年に言うと、しゃがんでコンドームを口に嵌め、鈴仙のスカートを下ろした。純白のパンツが見えると永琳は鈴仙の股ぐらに1回顔を沈め、パンツを下ろした。
「あれ?薬売りさん、男だったんですか?」
青年は鈴仙の股間に生えているものに驚いた。そこにら青年の股間に生えているものとさして大きさが変わらない男性器があったのだ。
「ち、違います」
「これは私が生やしたのよ。診療終わりのセックスは格別なのよ…♡」
青年は「そうか、ちんちんってそんなに簡単に生やせるものなんだ」と理解し、永琳と鈴仙の行為に生唾を飲み込んだ。
永琳は鈴仙の肉棒に徐々にコンドームをはめながら、口の中に侵入させていく。

5

2人の少女によるコンドーム越しのフェラチオ。鈴仙は顔を美しく歪ませ、青年ははじめて生で見る性行為に心臓がバクンバクンと高鳴っている。
永琳の唇が鈴仙の肉棒の根元まで達すると永琳はジュルリと口を抜いた。ヌルヌルした唾液が糸を引き、淫靡な橋を作った。そこには肌色のゴムを被ったギンギンの肉棒があった。
「さてと、コンドームはこんな風につけるのよ」
「は、はい…」
「そして、何故コンドームで子供が出来ないかと言うと…」
永琳は鈴仙の背中に回り右手で鈴仙の肉棒をガッチリ掴み、左手で鈴仙の豊満な胸をガッシリと掴んだ。
そして乳首のある位置を人差し指でグリグリと押しつぶし、右手でギンギンに猛った肉棒をしごきはじめた。

6

「あっ♡だめですぅししょぉ♡おちんぽそんなにしごかないでぇぇえ♡」
「あら、だめよ鈴仙。貴女も医学の道を歩むなら患者のために身体をはらないと…!」
永琳は敏感な亀頭をコンドーム越しに親指でこすり、鈴仙は悩ましげな声をあげる。
「んぅ♡先っぽがぁぁ♡」
永琳は鈴仙の首筋を舐めながら、鈴仙の肉棒を根元から雁首までガッシガッシとしごく。
「し、ししょ♡そんなにしごいたらぁぁ♡出ちゃう♡出ちゃいますぅぅううう♡」
「あら、鈴仙。殿方の前だからって遠慮しなくていいわよ♡貴女のふたなりちんぽから妊娠確実の濃厚ザーメン出しちゃいなさい♡…じゅるる♡」
永琳は鈴仙の後ろ髪に唇をかるく触れさせて囁いた。最後に舌で髪をかき分け、うなじを舐めまわした。

7

「あっいやぁ♡出るっ♡出ちゃいますぅぅぅぅぅうううううう♡」
ビュルルルルルルルルルルルルルルルルル!
鈴仙がつけたコンドームの精液溜まりに瞬く間に精液が溜まり、射精が終わるころには野球ボールくらいの球が出来ていた。
「ふぅ…じゃあ、鈴仙、後処理よろしく」
鈴仙はまだ射精の余韻に浸っているのかぼーっとして精液の重さで外れそうなコンドームを必死におさえている。
「という感じで女の子の中に精液は出ないわけ。使い方は簡単でしょ?」
「あの…先生、その…俺は勃起不全でここに来てるんですよ。コンドームって勃起してなきゃ付けれないんじゃ…?それに俺には嫁さんどころか彼女もいません。一体どうやって…?」

8

すると永琳は机に腰掛けて説明をしはじめた。
「そのコンドームには媚薬と小さな突起が付いていてね、男性器のツボを押して無理やりにでも勃起させるの。柔らかい内に入れると媚薬が効いて、突起が勃起を促すという仕組みよ」
「な、なるほど…!でも肝心の女の子が…」
「レイプよ」
「えっ?」
「強姦よ」
「はっ?」
「うーん、手篭めにするってことよ」
「いやいや、言葉の意味がわからないんじゃなくて…。同意も無しに女の子とそんなことするなんて犯罪じゃないですか!」

9

「じゃあ、同意があればいいのね?」
「そうですよ!」
「このコンドームには女性の本能を揺り動かす匂いがついているのよ。匂いというのは記憶を呼び起こすのに1番手っ取り早い方法なの。このコンドームの匂いをかがせればどんな女の子だって…」
青年は目の前で説明を続ける医者を訝しみの目で見ていた。
(そもそも、そんなんで女の子とエッチ出来たら苦労はしないし、さっきはレイプだとか言ってたけど、和姦じゃん!もしかして先生、俺を童貞だとか思ってからかっているな…?よし…物は試しだ…)
青年は処方箋の袋の中から1枚の白いコンドームを取り出し、袋を開けて永琳に突きつけた。青年の鼻にもふわっといい匂いが漂ってきたがとても催淫効果があるとは思えない。

10

だが、永琳はそのコンドームを突きつけられた瞬間に目をとろけさせ、鼻をヒクヒクさせている。
「へ、へぇ…、私で試そうだなんていい根性ね…♡」
その声は今までの凛と舌で物ではなく、甘さを含んで震えていた。
「い、いいわよ…♡ほら、早くぶち込みなさい…♡」
永琳はパンツから左足を抜き、右太ももに引っ掛けてスカートを腰までたくし上げて尻を突き出し机に手をついた。
永琳の熟れた果実は芳しいにおいを出しながら、その果汁を太ももに垂らしている。
「せ、先生…⁉」
まさか本当に発情するとは思っていなかった青年はうろたえた。だが、永琳の物欲しげな視線に男の本能が爆発し、股引をおろして肉棒を取り出しコンドームを装着した。

11

「うぉう⁉」
陰部がカッと熱くなり、全身の血液が送られてくるのがわかった。内側の突起が自分のウィークポイントを刺激し、香ってくるにおいが青年の身体に興奮とリラックスを同居させた。
青年は永琳の白い尻を手を置いた。青年の肉棒は天を向き、先っぽが永琳の秘裂に当たっている。
(なんだよこれ…。お尻がしっとりとして手に吸い付いてくる…。柔らかいし、なんかいい匂いもしそうだ。女の子の身体ってこんなにすげえのかよ!)
沢庵のように柔らかくシワシワだった青年の肉は、今や血管が浮き出し鋼のように硬い肉槍となっていた。
「ねぇ…早くして…♡」
永琳は尻の肉をピクピクとひくつかせて、青年を誘った。青年が逡巡している内に、永琳の秘裂からは淫蜜が止めどなく溢れ出している。

12

「行きますよ……んっ…うぉお⁉」
青年は根元まで一気に突っ込んだ。前戯も何もない童貞丸出しの挿入。だが、永琳の膣肉はその童貞を熱く優しく受け入れ、やっと来た男の肉を味わおうと涎を溢れさせる。
「こ、これが女の子の中…んっ、や、やばいもう出ちゃいそうだ…」
「あらあら、童貞くんは早漏くんでもあったのね…♡じゃあ、早漏の治療もしなくしちゃ………あっ♡あっ♡だめぇ♡急に激しくっううっ♡」
「そ、早漏じゃないですよ!くそっ!この淫乱女医め!」
青年は慣れてきた腰の動きを速めて永琳の腰を穿つ。
「んっ♡いいわ♡童貞のくせにいいの持ってるじゃないっ♡」

13

青年はさらに腰を動きをはやめた。日頃の大工仕事で足腰には自信がある。しかし、はじめての女の肉に早くも限界が来ていた。
「うっ出る!先生、出そうです!」
「良いわよ♡1番奥で熱くてドロドロのをいっぱい出しなさいっ♡」
青年は射精を必死に我慢して腰を振った。柔らかい膣の中でちょっとだけかたい部分の子宮口を重点的に突かれ、永琳の膝はガクガクと笑った。
「ううっ出るっ!」
青年はコンドーム越しに亀頭を子宮口に押し付け、溜まるに溜まった肉欲を解放した。
ドピュルルルル!ドピュ!ビュルルル!
「ああああああああああああああぁん♡」
永琳は膣と膝を激しく痙攣させ、背中を反りながら男の激しい精を受け止めた。膣内ではコンドームが膨れ上がり、青年の肉棒を押し返す程だった。

14

青年が永琳から肉棒を引き抜くと、ミチミチに詰まったコンドームがぢゅぽんっと音を立てて抜けた。
「あっ」
重たくなったコンドームはそのまま床に落ち、水風船が割れるかのように精液を撒き散らした。雄のにおいが診察室に立ちこみ、青年はなんだか恥ずかしくなって股引に肉棒をしまった。
「あーあ、精力回復にいただこうと思っていたのに♡」
永琳はいつの間にか服を整え机に座っていた。だが、息は整っておらず顔はまだ紅潮している。
「し、ししょぉ…」
青年の永琳はその声に鈴仙の方を向いた。存在を完全に忘れていた2人は、鈴仙の股間の異変に目を丸くした。

15

「お二人がえっち過ぎて…私、何回もオナニーしちゃったんです…♡そしたら、こんなことに…♡」
野球ボール程だった精液溜まりが、ソフトボール程になっていて鈴仙は必死にコンドームをおさえていた。
「ナイスよ、うどんげ!」
永琳はしゃがんで果実を食べるかのようにそのソフトボールにかぶりつき、歯で穴を開けそこからジュルジュルと精液をのみはじめた。
「んっ♡濃い…♡」
永琳は息継ぎの時に口を離し笑顔でそう言った。やがて飲み終わると立ち上がって、青年の方を向き、こう言った。
「と、まぁこのようにこのコンドームを使っている間は任意の女の子を発情させられるわ。後、2枚どの女の子にするかは貴方しだいよ♡」
「あ、あの…今の分の1枚サービスとかは…?」
「無いわよ」
「そんなに上手くいかないか」と青年はお礼を言って永遠亭を後にした。

二話

1

青年は竹林から帰り里に続く畦道を、2枚のコンドームを見ながら歩いていた。
「うーん、誰に使おう…あっ!竹林の案内をしてくれるあの白髪の女の子可愛かったな…」
ふと、青年が前を見ると里の寺子屋の教師である上白沢慧音が歩いていた。
「あ、慧音先生だ。久しぶりに見たけどやっぱり綺麗だな…」
青年も働く前は寺子屋に通い読み書きそろばんを教わっていた。その時は大人に見えた彼女も、今は可憐な少女に見え、青年は「俺も歳をとったなぁ」と落胆する。
青年はその可憐な後ろ姿に本能が動き、コンドームの袋を1枚開けた。そして、ゆっくり慧音の背後に忍び寄ると声をかけた。
「あ、慧音先生じゃないですか?お久しぶりです!」
「おお…確かお前は大工になった…」
「そうです!慧音先生、これ、なんだかわかりますか?永遠亭でもらったんですけど使い方がわからなくて…」
青年はコンドームを慧音に見せつけた。
慧音は右手でギュッと自らの股間を押さえつけて、目を潤ませ、唇を戦慄かせた。

2

「そ、それはな…男女が営みの時に使うんだ。いくら愛し合う者同士といっても子供を作るのにも時期というものがあるからな」
「へー、つまりは妊娠しないために使うんですね。…でも、これ、風船みたいな形じゃないですか。どうやって使うんですか?」
慧音は青年の問いに足を内股にして、右手で股間をギューッと抑え、周りを見渡した。
田んぼの向こうに農具の倉庫であろう小さなあばら家があり、慧音はそこを指差した。
「と、とりあえず教えてやるから、あの小屋にいこう」
慧音はヨタヨタと小さな歩幅の内股で歩き出した。青年はその後ろ姿を見てハッと我に返った。
「あれ?俺、女性に遠慮しなくなってる…!」
それが永琳の治療の賜物かはさておき、青年は胸を高鳴らしてあばら家に向かった。

3

2人があばら家に入ると慧音は全裸になって棚に服を置いた。1番上に置かれたパンツはクロッチの部分がシミになって壁の隙間から入ってくる光でテラテラと光っている。
「さぁ、久しぶりの授業だぞ。まずはちんぽを出すんだ」
青年は股引を抜いて下半身を裸にした。青年の性器は慧音の全裸を見ても小さいままで、先っぽからは先走りが細い糸を垂らしていた。
「これはちんぽに付けて使うんだ。まずは口で濡らして付けやすくするぞ」
慧音はしゃがみ手を使わないで、大きく口を開けて青年の性器を根元まで口に入れた。舌を動かし、一通り舐め尽くすと、頬を軽くへこませて吸い付きながら唇を前後に動かしはじめた。
寺子屋の生徒だった時に憧れた女性が、今、目の前で自らの性器をしゃぶっていることに青年は興奮し少しだが、性器が硬く大きくなった。

4

慧音は時おり、髪が口に入らないように耳の後ろに掻き上げた。そこから見える顔は10代の少女の顔であり、青年は未成年を犯すような背徳感に頭がクラクラし、また性器が硬く大きくなった。
「じゅるっ…。んー、お前のちんぽはなかなか大きくならないな…」
「勃起不全の治療で永遠亭にいったので…」
「そうだったのか…じゃあ、これは無理矢理付けるしかないな…」
慧音は青年からコンドームを受け取り、両手を使ってコンドームに性器をねじ込んだ。すると、ムクムクと性器は硬く大きくなり慧音の眼前には肉の塔が雄々しくそびえ立った。
慧音は青年の腰に手を回して抱きつき、青年の硬くなった性器に頬ずりをした。
「せ、先生っ⁉」
「私はなぁ…♡お前がこんなにたくましく育ってくれて嬉しいぞ…♡」
慧音は頬ずりしながら、コンドームが被ってない根本と陰嚢を舌の先でレロレロとなめた。

5

慧音が頬ずりする度に前髪が亀頭に触れて、慧音の白い美しい髪に自らの1番穢れた部分が当たっていることに青年の尻の奥はギュンッと熱くなる。
慧音が「はぁ…はぁっ…」と荒い息のまま立ち上がり、壁に手を付けて尻を突き出した。そのまま右手を太もも越しに股間に運び、膣口をグジュグジュと言わせながら青年を誘った。
「次は、実践だ。お前のちんぽで私のまんこを思いっきりついて、そして思いっきり射精しろ…。その時、このゴムの袋の意味がわかる」
青年は慧音に近づいて亀頭を慧音の秘裂にあてがって、腰を両手でつかんだ。
「じゃあ、慧音先生の言葉どおり思いっきりいきますよ…」
「ああ…早く来い…♡」

6

ズリュリュッ!
青年は慧音の身体を全部壁に叩きつけるかのような勢いで慧音の膣に自らの陰茎をぶちこんだ。
「ああああぁぁぁっ♡」
慧音は強すぎた雄の衝動をこらえ切れず、肺からは快感の叫びと共に空気が全部吐き出されて、壁に突いた手の指先は壁を引っ掻いた。
「ああっ♡だめだっ♡そんなに激しくするっなっあああああ♡」
青年は大工仕事で鍛えた足腰の筋肉をフルに活かして慧音を真面目な教師から、性狂いの獣へと堕としていく。
パァンッパァンッと腰の肉がぶつかり合う音があばら家に響き、慧音が手をついている壁は青年のあまりの馬力にギシギシと音を立てていた。

7

「慧音先生、そろそろいきますよ…!」
「出すなっ♡今出されたら♡おかしくなるぅぅぅ♡」
「たまにはおかしくなっちゃいましょうよ」
青年は左手を伸ばし、慧音の左乳首をひねった。「うぐぅっ♡」と慧音は声を漏らし、膣の締まりがキツくなる。
青年は腰の振りをはやめ、キツくなった膣を亀頭でこじ開けてカリ首でひっかく。慧音の膣のひだはその動きで濃度の高い愛液を分泌し、陰茎の動きをよりスムーズにしていく。
「あっ♡イグッ♡だめえっ♡イっちゃうよぉぉ♡」
「一緒にイッちゃいましょう、先生」

8

青年は亀頭が出るか出ないかのギリギリまで腰を引き、そして一気に慧音の腰に叩きつけた。
ドピュッ!ドピュルルルル!ビュルルル!
「イグゥゥゥゥウウウウウウウ♡」
コンドームの中で精液の奔流が起き、その熱い流れはコンドーム越しに慧音の子宮口を快感の熱で焦がした。慧音の子宮と膣は激しく痙攣しながら、出ていない精液を探してキュウキュウと青年の陰茎に絡みついた。
青年が腰をゆっくり引き抜くと慧音は「あっ…ああ……♡」と声を漏らして、指が壁を引っ掻いた。ぽっかりと開いた膣はぱくぱくとうごいて快感の残滓に酔っている。その上のアナルもヒクヒクと動き、青年はあることを思いついた。
コンドームを陰茎から外して、慧音の汗ばんだ尻で陰茎の精液を拭い股引を穿いて中にしまった。

9

そして、コンドームを人差し指に逆に嵌め、指はコンドーム越しに精液まみれになった。その指を慧音のアナルにあてがうと、精液の滑りを利用して一気に根元までぶちこんだ。
「お゛っ♡お゛お゛っ♡」
秘裂から潮が吹いて、清廉で真面目ないつものイメージからは到底想像出来ない汚い声が慧音の口からもれる。青年は指から伝わる暖かさに股引の中で陰茎が硬くなるのがわかった。
しかし、青年は指だけを器用に抜くと、今度はコンドームに舌を入れてアナルをかき回した。
「あ…、あ……」
慧音は自分の肛門で何が起こっているのか感触でわかったのだろう。自分の1番汚いところを舐められて恥ずかしさで頭がおかしくなりそうになる。

10

コンドームについていた慧音の愛液とアナルの温度を堪能した青年は舌を抜いた。
そして、膝をガクつかせる慧音をなんとか立たせ向き合わせて言った。
「先生のおかげでこの使い方がわかりました。ありがとうございます!」
「あ……ああっ、うん、何、礼には及ばないぞ…………♡」
慧音はまだぽーーっとしているのか恥ずかしいのか、陰毛を手で弄りながら言った。
「じゃあ、俺はこれで」
青年はポケットの中で最後のコンドームを握りしめ、田んぼのあぜ道へと向かっていったのだった。

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