ぐちゅ…ぴちゃっ‥じゅるる…

いつもこの音を聞くたび恥ずかしい‥
私の立てる音、ノブが立てる音‥

うっとりと私の乳首を頬張るノブが与えてくれる喜びに息を上げるしかない私を見上げ
ノブはいつも優しく鎖骨辺りをトントンとイイコイイコしてくれる‥

恥ずかしい・・・いつまで経っても慣れないこの音‥でも辞めないでねノブ…

胸を離れたノブが優しく熱い目で真上から私を見下ろしているわ‥
私の旦那さんはなんてかっこいいんだろう‥

隣の部屋の子ども達に聞こえないように、またノブが小さな声で呟いているわ‥

「梅子‥我慢しないでもっと聞かせて」
恥ずかしくて手のひらで顔を覆った私を見下ろしたノブがひとつ溜息をついた‥

「ふぅ。これだからなぁ‥」
呆れたような声色は優しいけれど、そう言った時のノブがどうなるのか
長い付き合いの私は知っているわ‥

「そうやってる時の梅子がどんだけ可愛いかお前気付いてないよな。」
ノブはそう言うと大きな手で私の身体のラインをこうして撫で
いつものように濡れたソコにたどり着いて‥

ヌチュ‥クチュッ
「んっ・・・!」
ほら‥私の身体はビクンビクンと跳ねてしまうの‥

「ほらどんどん溢れてくるよ梅子…」
ピチャ‥グチュッ‥グチュッ‥

「んっ、はぁぁっ‥っぅはあぁ‥」
入り口で弄んでいたノブの長い指先が、中に向かって絡みながら‥まるでネジのように入って来るわ‥
どこをどうすれば私が声を上げるのか、ノブは知り尽くしている‥
いつものように知りつくした手が、私の背中を何度も跳ね上げる
「はぁん、んんんっ、ふぅぅっぅん・・・っ、あっ!」
くちゅっ ぐちゅ・・ぐちゅ、くちゅくちゅ

3本の長い指は自在に動いてそこかしこをかき混ぜる‥
私は自分を見失いそうで怖くなるのよノブ‥

「梅子、凄い。締まって指が食いちぎられそうだ。」

背の高いノブは私の身体の上を自在に動き回り、一番敏感な所を舐めていたかと思うと、一瞬で耳元へ囁きに訪れる‥こんな風に‥

「いつでもお前が欲しい。お前は?お前はいつも俺が欲しいか?」

頬や耳にキスを降らせながらノブが今日も甘えているわ‥
痛いほど勃っている乳首を摘まれて甘い痛みと強い快感が全身を貫く‥
「あんっ、はうん!っ‥わからないの?」

手足の力が抜ける代わりに全ての神経がノブから伝わる快感に集中しているって言うのに…
これほどなのに‥ノブに伝わって無いのかな…

「わからねぇよ。はっきり言わなきゃわからねぇ‥」
「ぅうっん‥」

親指一本で私の乳首を左右に弾き続けるノブ‥

「はっきりなんて…んんっ‥恥ずか‥し‥っいわ‥」
「聞きてぇんだ、どうなのかをさ。」

胸から伝わる電流で痺れて私は金縛りにあったように指一本さえ動かすことができないと言うのに‥
これ以上どんな言葉が言えると言うんだろう‥
「ぁあぁぁん」
ヌチュッ

私が立てる水音とノブが出させる私の吐息が、静まり返った部屋にずっと響く‥
ノブの嬉しそうな笑む吐息が耳許でくすぐったい‥

「あっ…ぅんっはあっ、あっ‥」

首筋を唇でくすぐられ、左手で乳首を摘まれ、右手は水音を立てる秘所を弄んでいる‥
太股には固いモノがノブの熱を伝えてくる‥

「聞いてくれたら‥答えるから…だから‥んっ!はぁ‥」
私はやっとそれだけを伝えたけど‥
ノブがいつもあんなに…あんな風に言うなんてできっこないわ‥

だって…ノブの手は、唇は、固いモノは、私から言葉を奪って声にならない声しか上げさせてくれないじゃない‥

「どこがイイ?」

耳もとで囁き首筋にキスの雨を降らし続けるノブ‥
左手が胸や脇腹、お臍の辺りを優しく這っているわ。

内腿を撫で上げた指先は入り口で遊びさっきからもっと激しく水音を立てている‥

ノブ‥ノブ‥スゴクキモチイイ‥ソコ…ソコガイイ…オカシクナリソウナホド‥
「ふぅぅんんっはぁぁっんんんっうぅぅぅっ」

「梅子?ん?」
子供に聞くような優しい声が聞こえる‥

「んんっああんっ」
胸が‥胸がドキドキする‥

「そこ。今のトコ。ノブ‥ノブ‥すごく‥んんっ‥気持ちいいよ。あんっ‥おかしくなりそうな程‥」

「ここか?こういうのはどうだ?」
ノブは入れた指を私の中で折るように、今度は広げるように中をかき回している

「ぁぁっ!んんんっ!」

まるで新幹線の部品を作っている時みたいに、ノブは私のことも思考錯誤を繰り返す‥

ヤメナイデ‥モット‥

「梅子‥今ちょっと面白いもんを作ってるんだ。今度出来上がったら試させてもらうから協力してくれよな。」

ノブッタラ‥ナニヲイッテイルノ?

「あああんっ!!」

――終――

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