「・・あ、そういえばあの2人どうなったかな。。。」

・・・もう、人の心配してやがる。
「ふたりって、山倉さんと弥生さんか?」
「そうなの。お互い、意識し合ってるはずなんだけど。」
「そんなのは、うまくいくときゃ、心配しなくてもうまくいくもんだ。
 俺らだってそうだったろ。」

「そうよね。・・・そうだったわ。」
梅子の顔がほころぶ。
こいつのこんな顔、久しぶりに見た気がする。

「まだ仕事?」
「おう。もうすぐ、一区切りつく。」
「わかった。じゃぁ、お風呂わかしておくわね。」

工場を離れようとする、背中に
「おい、梅子。・・・今晩、、覚悟しとけよ。」

ぽかんとする顔が、どんどん赤くなって
「・・・・・・・・ばか。」

へへ。。早く仕事おわらせなきゃな。

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