地球を侵略しに現れた『蟲』と呼ばれる知的生命体との戦争後の世界を舞台にしたアクションマンガ。人類は『蟲』との戦いに勝利したものの、『蟲』の死骸から発生するウィルスにより、男性(とオス)が太陽光を浴びることが出来なくなってしまったため、地下で生活しているという設定。文明も崩壊している。
本作品の主要な敵組織は、糞蝮学園という名の臓器売買組織であり、無理やり男性を拉致し、解体し売買している。また、全員が女性によって構成されている。
主人公は元は糞蝮学園の幹部”臓器姫”の1人B・B
*1であり、自分の体液(血液や汗)を、他人の体液と接触させ爆発を起こす能力を持っている。
本記事では、糞蝮学園の戦闘員にあたる学園兵について解説する(以下、作品のネタバレが含まれる)。
クリックで開く
糞蝮学園を作ったのは「学園長」を名乗る研究者である。人類は蟲との戦いの後、地上で生活できない男性の脳みそだけを女性の体に移すという計画を立て、クローン人間を作ったが最終的に計画は失敗した。
「学園長」は、これに目をつけて、クローンたちを再利用して地上を支配するための組織を作った。これが糞蝮学園である。学園の名前はクローンの素体になった5人の少女(工藤、園部、間中、村田、清水)の頭文字から取られている。
ちなみに、糞蝮学園の構成員は最下層の兵隊がクローン兵、班長クラスが自ら学園に志願した悪党たちとなっている。また、学園長は物語の終盤に幹部であるSSによって殺されている。
以下、個別の記事がない、糞蝮学園の構成員について説明する。