今日のニュース（９１２）

■２００１．９．１１同時多発テロから６年

　アメリカニューヨーク世界貿易センタービル２棟へ旅客機２機を激突させた。と同時に
　ペンタゴンにも１機激突させた。
　映像を見た瞬間は、まるで映画の１場面を見ているが如く、実感がわかなっかった。
　２機目が激突する瞬間を目の当たりにして、これはえらいことが起こったと震撼した。
　やがて南棟は崩落し、コンクリートの大きな山となった。
　犠牲者は２７４９名の多数に上った。
　改めてこの映像を見て、事の重大さを思い直すとともに、今直、世界の何処で起こるかも
　知れないテロの恐怖と、戦禍の絶えない地球を深く憂うものである。
　犠牲者の皆様のご冥福を心より祈りたい。

■９．１１エピソード

　１０日に放送された内容を紹介しよう。

　①今直、犠牲者の御家族へ、激励の手書きの手紙を書き続けている女性がいる。
　　その数２０００通をこえるという。
　　ご家族からも数多くお礼の手紙が届いているという。
　　彼女のヒューマンな心に拍手を送りたい。

　②激突されたビルに日本の銀行の支店があった。６０階である。社員は４０名。支店長は
　　当初、なにがあったかわけもわからない状況であった。地震かもしれないと思ったという。
　　しかし、上部から煙が出ているのを発見し、危険を感じ即座に社員を避難させ、自らも急い
　　で逃げた。その後ビルは崩壊し、たった５分差で難を逃れたという。
　　長の的確な判断がみんなを救った。

　③ニューヨークの親友のファイアーマンから１通のメールが日本の消防署員に届く。
　　「助けてくれ！！」という悲痛な内容。既に救助に向った８名の署員が行方不明という。
　　なんとかしたいという気持ちと即動けない現状の狭間で休暇をもらい、自費で仲間１１
　　人と共にニューヨークへ飛ぶ。しかし、現場を目にしながら、規制のため、中に入ることが
　　出来ない。休暇もあと１日という時、許可が降り、救助に当たる事ができた。
　　アメリカの１ファイヤーマンと日本の１消防署員の深い男の友情に涙した。

■空気入れたろか

　帰宅を急ぐ主婦のAさんの自転車がパンクした。みると大きな穴が開いていて空気は入らない。
　よりによってこんな日に！！とむしゃくしゃしながら自転車を押していると、「どないしたん
　空気いれたろかー」とおじさんの声。
　訳を話して丁重にお礼を言った。
　殺伐とした世の中に結構親切な人もいるとうれしくなって、気持ちの切り替えができましたとの
　声。
　こいう時代、なんでもないちょっとしたことがとても嬉しいものだ。

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2007年09月12日(水) 15:17:13 Modified by abc160409

震災神戸の片隅で・詩＆マンガ

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