ほんと、無事クリスマスに間に合って良かった(^^; それに尽きますな。
今回、歌詞、メロディはSTARBOW-光を超えて-並に簡単に完成したのですが、編曲にはかなり手こずりました。基本、ベースラインだけあれば曲として一応成立してしまうように作ってしまったので(^^;、あとはアクセントとしてどんな楽器をどのように配置するか、なかなか悩みました。ワンポイント的に入れるのであればいいのですが、コードのようにベースラインに重ねるとなると案外難しく。最終的にギターはともかく、エレピはかなり適当に作ってしまいました。
もう一点、一番苦労したのは、何と言ってもmp3へのエンコードです(^^; 当初128Kbpsでエンコードしたのですが、唸りのようなノイズがあまりに酷く、音量を変えたりコンプレッサーのかけ方を変えたりしたものの、効果が出ず、結局192Kbpsでエンコードするという方法に落ち着きました(^^;
実のところ、今回、音圧上げにあまり悩まされていません。先日、「音を大きくする本」という本を購入しまして、これが実践的で非常に役に立ちました。まあ平たく言えば、コンプレッサーだけではなく、イコイライザも使って不要な音を削り、ゲインを稼ぐということですが、これがかなり効果的でした。初心者の方は一読をお勧めします。
Merry X'mas for You☆
今年もやってきた 年に一度のHappy Party
ツリーを飾る イルミネーション
賑わう街路樹 人々の波
ライトアップされて輝く 見上げる電波塔
聖夜を照らす 大きなキャンドル
幸せを届けるの
今夜わたしは あなたのサンタクロース
赤鼻トナカイはいないけど
あなたの元へ まっすぐ向かうわ 足取りも軽く
そしてわたしは 心弾ませ
Merry X'mas for You ☆
天使の羽根が舞い落ちて 雪へと変わり降り積もる
白銀の街 響く鐘の音
二人を祝福してるの
今宵わたしが あなたへのプレゼント
大きな靴下用意してね
真っ赤な衣装に リボンを添えて お届けするわ
そしてあなたの 腕に飛び込む
Merry X'mas for You ☆
今年ももうすぐ 終わっていくのね
いろんなことがあったけど
来年もまた よろしくね お願いするわ
そしてわたしは あなたの胸で
Many Happy with You ☆
そしてあなたに そっと囁く
Merry X'mas for You ☆
...いやもうベタですが(^^; まあ、クリスマスですからこのくらいベタな方がいいかなと思いまして。
ちなみに、ここに出てくる「電波塔」は、東京タワーをイメージしています。最近、50周年ということで、特別なライトアップをしていますが(「ダイヤモンドヴェール」というらしいです)、その全体が青白く、先端だけ赤い姿が、キャンドルを連想させたもので。「電波塔」という言葉にしたのは、東京タワーだと字余りになるのと、固有名詞を使って後で問題になると困るので(^^;
ちょっと聴けばお分かりのとおり、今回はいろいろな曲から拝借・・・もとい、インスパイアされております。
全体的な雰囲気(バックで鈴が鳴っているところとか)としては、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」の影響を多分に受けていますが、それ以外にも細かいところでいくつか有名なクリスマス曲を元ネタとしているものがあります。まあ、クリスマス曲って親しみやすいのが一番だと思いますし(^^;
ちなみに、サビの部分(「今夜わたしは〜」あたり)も「恋人たちのクリスマス」からインスパイアされていますが、ここって、昔懐かしいゲーム「マッピー」のBGMにも似ている気がします(^^;
今回伴奏に使った楽器は以下のとおり。
- ベース・・・・ ピックベース(アンプで少し歪ませています)
- 伴奏
- その1・・ ピックギター(こちらもアンプで歪ませています)
- その2・・ エレピ
- その3・・ パイプオルガン
- その4・・ ブラスセクション(EQで低音部を削ってます)
- ワンポイント/アクセント
- その1・・ Square Ld
- その2・・ ティンカーベル(声にかぶせて強調)
- その3・・ フレンチホルン(低音部補強)
- 鈴の音・・ タンバリン(エフェクトMonoToStereoとDelayでワイド感を出しています)
- 鐘の音・・ チューブラ・ベル(同上)
- ドラムセット・・ スタンダード(スネア、ハイハット、シンバル)
今回は、どの楽器についてもEQでいらない音をだいぶ削っています。その分、音もはっきりし、各楽器の役割も明確になりました(さらにゲインも稼げて言うことなし)。
ベースもギターもアンプで音を歪ませていますが、Cubase4の場合、標準でトラックプリセットという機能があり、名前を選択するだけで、エフェクトやEQを自動的にセットしてくれるので、いろいろ調整を試行錯誤しなくて済み、初心者には非常に便利です。今回、ベースは、Dirty Rock Bass_ceをベースに、AmpSimulatorをBassamp Vintageにセットしています。ギターについては、いろいろ調整したのですが、最終的には、AmpSimulatorでBlackmoreのプリセットを設定するのみとしました。
打楽器系については、今まではセットとして1つのトラックにすべて書き込んでいたのですが、今回は、スネア、ハイハット、シンバルに分け、それぞれ別のトラックに書き込んでいます。これでそれぞれEQやエフェクトをかけ、個別に音作りをしています。
本当は、パイプオルガンの部分は、ミクのコーラスにするつもりだったのですが、コーラスを付けている余裕がなく断念。
今回、歌についてはかなり手抜きしています。STARBOW-光を超えて-同様、基本はコンプレッサーに頼り、DYNの調整はざっくりで済ませています。アクセントとビブラートはきちんと設定していますが、それ以外はBRIとOPEで声質を少しだけ調整しているのみです。
強いてあげれば、ちょっと工夫したのは「サンタクロース」の「ス」でしょうか。そのままだと「su」と母音まで発音して間が抜けた感じになるので、DYNを一気に0にして、「u」が聞こえないようにして「s」だけの音にしています。
DAW上では、前述のとおり、コンプレッサーを強めにかけ、音量の乱高下を抑えています。そのほかにかませているエフェクトは、
- Gsnap(音程調節用、フリー)
- SPITFISH(ディエッサー、フリー)
- MonoToStereo(プリセットはFat Lead Vocals)
- RoomWorks SE(プリセットはChurch(クリスマスなので(^^;)ただし、Mixは若干弱めにしています)
といったところ。
今回、最後のところで囁き声を出しています。これは、ふと思いついてやったのですが、結構それらしく仕上がりました。
まず、囁いている質感(息の感じ)を出すために、VOCALOID Editor上で、BREを60くらいに設定しています。
そして、近くで囁いている感じを出すために、2つのトラックに同じ声のWAVデータを貼り付け、それぞれパンを左端と右端に振っています。ただ、それだけだと両方の音が合わさり前からの声として聞こえてしまうため、両方の声にMonoToStereo(プリセットはRoom Snare。あまり声質が変わらないので)をインサートして音を揺さぶることで、単純に前からではなく、耳の近くから囁く声として聞こえるようにしています。さらに、Delayをかけて、少し音の広がりを作っています。RoomWorks SEだと、響きすぎて掠れ声が丸くなってしまうので、あえてDelayのみとしました。
今回、動画はかなり適当ですが、一応動きます(^^;
工夫したのは、間奏の際の雪でしょうか。基本的には、雨上がり↑あおぞらでも使った「泡」のエフェクトですが、色を白にして、反射を調節し、上から下へ移動させるようにしたところ、それらしくなりました。
あとは、モノクロから徐々に色が付いていくシーンですが、これはくれない慕情の時に使用したクロスフェードの手法で、モノクロ画像とカラー画像を重ねて繋いでいるだけです。
今回は、MediaCoderが正常終了しないという(前にもあった)不具合にも遭遇しましたが、一応変換できたのでよしとします。
(08/12/22)再生数200超えました。
(08/12/22)350超えました。
(08/12/23)400超えました。もう頭打ちですかね(^^;
(08/12/27)再生数前作超えました。
(09/01/02)再生数500超えました。もう期待していなかっただけに嬉しいです。ありがとうございます。
(09/02/23)再生数600超えました。皆様、ありがとうございます。
ショートバージョンはこちらMerry X'mas for You☆(Short Ver.)
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