武器関係の情報（試作）

クーロン

シャオヤンを更に発展させ、格闘能力及び武装増加による火力の増強を図った機体
武装増強に伴い瞬発力を高めるためアクチェーターや駆動系、推進機を大型化し強引な出力強化、頭部はメインカメラを４基にすることで性能強化を図っている。
肩部、腕部、背部ユニット、跳躍ユニット部に格納式あるいは可動式のカーボンブレードを取り付け全身刃とすることで
単なる回避行動でさえ致命的な斬撃力を孕ませ、高速移動時の機体制御翼も兼ねさせている。
背部には多連結バインダーユニットを搭載する。バインダーには小型推進機が取り付けられ、内部には太刀や銃器が収められており緊急時には盾としても用いれる。
この多連結バインダーにより多数の武装を単機で運用でき、この機体に数機分の火力を携行可能とさせている。
なお、背部にバインダーを備えるため跳躍ユニットは標準的な２基装備となっている。
＜クーロン＞は数機分の火力、シャオヤンを大きく上回る出力、索敵範囲で絶大な攻撃力を誇るが、多数の火器を運用することで操縦系は非常に複雑化し機体サイズを保つため装甲厚が犠牲にして機構を大型化しているためフレーム強度こそ上がったものの素体の防御力は低下するなどバランスは非常に悪い。
武装は引き続いて装備される腕部複合兵装に加え指部に取り付けられた格闘用カーボンエッジを固定装備、突撃銃、太刀などに加えてリニアライフルを携行する。

スペック

全長：20.7m
頭頂高：18.8m
本体重量：26ｔ
機体色：赤

武装

腕部複合兵装（45㎜バルカン+モータブレード）×２
各部カーボンエッジ（指、肩、各ユニット）
四連結バインダー×２
75㎜突撃銃×4
太刀×4
60㎜リニアライフル

GN06イリス

対GN粒子搭載機及び高性能機を撃破することを目的としたGNドライブ搭載機。脚部と胸部の計3基のドライブを搭載する。
GNドライブ搭載機はGNフィールドを持ち強力なビーム兵器を持つことから遠距離攻撃は痛打になり難いという判断から近接戦闘を主眼に置く。
スローネ系列のフレームが使用されており異様に長い腕、推進機の塊のような脚部などに特徴が表れているが各部は丸みを帯びておりより生物的な外観となっている。
本機はGN粒子兵器に対する対策として背部・脚部よりGN粒子を放出し自機周囲の粒子を制御し、粒子攻撃の拡散、ステルスフィールドの位地操作や長時間展開などが可能である。
武装はサイドバインダー内に格納されるファング、背部より伸びる粒子制御末端も兼ねる触手状のサブアーム、2振りのGNブレイド、腕部・脚部に仕込みビームサーベルを内蔵する。
なお、フェネクスシステム搭載に当たり脱出装置は粒子制御機へと換装されているためコアファイターは未搭載となっている。
多彩な機能を盛り込んでいるがその分火器管制が複雑化しており十全に機能を発揮するために複座式を取っている。

スペック

全長：22.7m
頭頂高：18.8m
本体重量：26ｔ
機体色：紅

武装

腕部・脚部ビームサーベル×4

両手両足に固定装備された武装。基本的に予備兵装だが格闘戦時の不意打ちに用いられる。

サブアーム×4

本機の特徴的な武装の一つである触手状のサブアーム。
マシンウェッブの先端にクローアームが取り付けられており柔軟に可動する。
尻尾のように自在に稼働し先端は鋏になっており中央に小口径のビーム砲が内蔵されている。
武装の保持から打撃・銃撃など多岐にわたる用途を持つ。

ファング×10

アルケーに搭載されていたものと同様。ただし直接本体に戻さなくてもフェネクスが展開した粒子領域でならば周囲から直接粒子供給が可能

GNブレイド

腕部にマウントする実体剣。刀身を展開することでGNビームガンとしても使用可能。
GNフィールド、盾等をブレイドで貫徹し刀身を展開、至近距離からのビームガンで仕留めるというのが基本的な使用方法。

MS-37N フェネクス改

ガンダムフレームを採用したツインリアクター搭載機の改修機。
改と銘打っているが実情は改善というより「改悪」である。
かつては高出力リアクターから得られる莫大なエネルギーによりビーム兵器を搭載していたが、現在それらを運用する設備が無いためリアクターのエネルギーを実体剣に付与しヒートソードとすることで擬似的に当時の機能を再現している。
ヒートソードはビーム以下の攻撃力な上、構造上、材質へのダメージが大きいため基本的に数分程度しか持たない。しかし、ビームと異なり質量を持つためビームサーベルやシールドと打ち合った場合、打撃によってこれを一方的に突破しうることが可能であるなど格闘時の「打合い」に威力を発揮する。
よって、本機は適切なパイロットが搭乗すれば、ビーム兵器に近い攻撃力と実体剣の打撃力を併せ持つ近接攻撃に特化したMSとして機能する。

スペック

全長：22.7m
頭頂高：18.8m
本体重量：26ｔ
機体色：青・白

武装

ヒートソード

細身かつ長い刀身のヒートソード。手足のコネクタ、計4基に接続して使用する。
接続コネクタには強力な射出装置が取付けられており、使い捨てる際にはちょっとした射撃武器として使用可能となっている。
なお、予備の刀身は後腰に鳥の羽のごとくアームにマウントされている。

ヒートナイフ

背部に2基マウントする歪曲したナイフ。
ソードとは異なり、刀身は短いもののマニピュレーターで保持するためより細かな動きができる。
歪曲した形状は相手の刀剣や盾に絡みつきやすく武器の奪取・破壊などに適している。
なお、使用時にはグリップにリアクターから伸びるコードを接続する必要があり、刀身はサイドアーマーにマウントされている。

試製ビームライフル

フェネクスがかつて使用していたものを内部データを基に現状の技術で再現したもの。
ビームの火力こそ再現できたものの、明らかに技術力が不足しているため本体の大型化やコアユニットの消耗など数々の問題を抱えている。
粒子砲ではなく陽電子砲であるため射撃時には反動が発生する。また、強力な反動と高温によりコアユニットへのダメージが発生するため一射ごとにコアのビーム発振部を換装する必要がある。ただし、コアユニットを使い捨てにする程の火力は伊達ではなくMS単機が保有する火力としては一級品。
なお、予備ユニットは腰部にマウントする。

GN08MA アルケー・ドライツェン

疑似GNドライブ搭載機アルケーのスローネ・ドライ仕様アルケー・ドライを元としたMA
形式上はスローネ（アルケー）系列ではあるがコンセプトである「高濃度粒子散布による戦場支配」を突きつめた結果、汎用なMSからより特化したMAとなっている。
装備されているGNコンデンサはより大型化された上に尾部に２基がさらに追加、大量の粒子を生成するため胸部のドライブは２連直列式となっており従来の倍以上の出力を誇る。
大量の粒子を制御するため脚部をオミットし代わりに大型クラビカルアンテナを設置、ステルスフィールド発動時に更に展開し強力な粒子制御能力を発揮する。
腕部は元々低い戦闘能力を補うため戦闘用に特化するため大型化し武装を内蔵するクローアームとなった。また、尾部には大型化したことで生まれた死角を補うためテールアームユニットが接続されている。

スペック

全長：37.7m（テール含む）
本体重量：36ｔ
機体色：深紅

武装

GNコンデンサ（フィールド発生器）

背部に装備される大容量コンデンサ及び粒子散布機構。ステルスフィールド発生時にはカバー兼クラビカルアンテナが展開し放出機構が現れる。
より強化されたステルスフィールド内ではビームが減衰し長距離通信が不可能となるだけでなくMS自体のセンサーにも影響を与え、両機との連携、ファング等の遠隔端末の操作はおろかスローネドライツェン自体をまともに捕捉することすらままならなくなる。また、高濃度粒子を散布するため環境への影響も大きい。

腕部クローアーム

MSを捕縛できるほど巨大なクローアーム。先端の爪部分はGNブレイドとなっておりGNフィールドを突破して機体を裁断できる。

クローアーム内蔵粒子放出機構

アームを高濃度粒子で覆うことで対ビーム防御能力を向上させる一種の対ビームシールド。

クロー内蔵ビーム・カノン

クロー手首部分に装備されたビーム砲。連射性を重視した射撃装備ではあるが粒子放出機構と併用することで高濃度粒子砲として機能し長射程・高威力の砲撃が可能。

腰部搭載ビーム・ガン

腰部に搭載された自衛・牽制用のビームガン。実は腰部に折り畳まれている補助腕に接続されているためフレキシブルな射角を持つ。

テールアーム

ビーム砲1門を内蔵するテールアーム。MA化したため生まれた死角を砲撃・打撃で補うほか、機体の固定などアンカー的な使用もされる。

MS09A D-ブラスト

強襲による部隊突破・撃破を単機で可能とさせることを目的とした機体。
ヴォワチュール・リュミエールを転用した高推力スラスターによる超加速と大出力火器を併用することで、迎撃を最小限に抑えつつ短時間での制圧を行うというもの。
前述の高推力スラスターは、光波推進システムであり、燃焼による加速ではなくビーム放出によって推力を得ている。そのため従来のような推進剤が不要で機体出力の許す限り加速が可能。また、単純な加速性能だけでなくスラスター同士の干渉、即ち出力されたビームが干渉することで生まれる反発力によって高い運動性も発揮する。
なお、急激な機動による間接や内部フレームへのダメージを軽減するため、外装ではなく内部フレームにＰＳ装甲が使用されている。
ＰＳ装甲、光波推進器、大出力火器の運用に必要なエネルギーを捻出するため核動力が採用されている。
単機突入という圧倒的不利な環境に対する回答ととして、ミラージュコロイドを利用したステルス機能を有する。
ただし、従来のようなコロイドで機体を包み、センサーを透過させる運用は、超加速を行う本機には不可能であるため、ミラージュコロイドによる擬態能力と全身の廃熱ダクトからの熱を利用しセンサーに有感な「残像」を作り出し、被弾率を低下させるというもの。
非常に特異なステルス能力と機動に加え、扱いの難しいバスターソードや大型火砲を運用するためパイロットには多大な負担が要求されるじゃじゃ馬的な機体として仕上がっている。

スペック

全長：21.7m
本体重量：28ｔ
機体色：紅
動力：核融合
装甲：ＰＳ装甲
主推進機：光波スラスター（光の翼）

武装

掌部ビーム砲「パルマ・フィオキーナ」

両掌に内蔵された小口径ビーム砲。小口径であるが、ジェネレーター直結型であるため大出力を誇る。
専用の支援システムによって単純なビーム照射の他、広範囲攻撃重視の散弾、突破力重視の槍と言った形態をとることができる。

腕部パルマフィオキーナ支援システム

腕部に内蔵されたビーム誘導装置。所謂、ゲッシュマイディッヒ・パンツァーであり、掌部ビーム砲の使用に併せて起動することで、ビームの収束・拡散を行い、その運用を支援する。
また、単独で使用することでビームを湾曲させる対ビーム・バリヤーとしての運用も可能。

高出力ＥＣＭユニット「妖精の悪戯」

対ビット、ドラグーン装備。
強力なECM発生装置。発動時は頭部パーツの一部が展開する。
機体の周囲に対し、偽の機体情報を発信することで照準、火器管制をかく乱する。
MSのような有人機に対してはパイロットによる補正があるためさほどでもないが、無人端末であるビットなどには高い影響力を持つ。

対艦刀

長大な実体剣。装甲を切り裂くことに特化しており、シールドごと機体を切り裂くことも可能。
刀身の一部から出力方向に加速されたビームサーベルを出力させることで、ビーム・実体剣を使い分けることができる。
また、専用の鞘には電磁加速装置が搭載されており、抜刀の際、加速することで「居合い」を可能とさせる。

対艦・対ＭＳビーム・ランチャー

長射程、大火力の折り畳み式ビーム砲。後部にはサブジェネレーターと冷却機を備えるため高速移動時でも機体出力に影響を与えない。
バレルを折り畳むことでビームの収束を意図的に低下させ散弾とすることができる。
また、バレルと後部ジェネレーターを展開し、長距離砲撃モードへと移行する。

４連ビームガン

クロスボウ状のパーツに４基のビームガンを備えた拡散ビーム砲の一種。腕部に装着可能。
連射可能だが一定の使用回数に達するとオーバーヒートするため弓部分のパーツを交換する必要がある。

ビーム・クォース

実体盾の裏に装備された錨状のアンカー
名前のとおりビームサーベルを発信可能で、アンカーとしてだけでなくビームを発信しツインブレードとしても使用可能。

MS10A エターナル-F

MS11A トゥルー-J

ＭＢＦＸ－００アナザー・ミラージュ

アストレイ・ミラージュフレームの別生産形態。
本家ミラージュフレームが対ブルーフレームに特化したのとは対照的に汎用な調整が施された仕様となっている。
コマンダーモード（通常形態）からグラディエーターモード（格闘形態）への変形機能も追加されており、頭部が180度回転し後頭部の第2の顔が出現し変形後はまるで全身に刃物を装備した鬼のような姿となる。
装甲は、ヴァリアブルフェイズシフト装甲に変更され近接格闘時の打撃による反動・強引な運動から機体自身を保護する。頭部には新たに3基のアンテナが装備されている。このアンテナは、額に1本、後頭部に2本のブレードアンテナが配されており、前方の1基は、主に指揮官機としての通信機能の為に使用。後方の2基はグラディエーターモードにおいて近接戦でのセンサーが強化され、自機の周辺に散布したミラージュコロイドの動きを把握することで、散布したエリア内の物体の動きを感知するミラージュコロイドセンサーアンテナとなっているが、遠距離の情報収集能力がオミットされるという欠点もある。
ＶＰＳ装甲、五連ビーム砲など消費の激しい装備が施されているため稼働時間は短い。この点を補うため主武装のトリケロスⅢにはマガノイクタチが装備されている。

スペック

全長：22.7m
頭頂高：18.8m
本体重量：26ｔ
機体色：紅

武装

胸部バルカン砲×１

頭部にセンサーが追加されたため、胸部へと移動した。口径に変更はないが装弾数が上昇した。反面、射撃角度の自由度が失われた。

腰部ビームサーベル×６

背部には新規武装が装着されるため腰部に変更された。投擲に用いられることを想定しサイドアーマー上部に１基、裏面に２基、計６基を装備する。

右肩部レールガン

バックパック右側に折りたたまれている短銃身のレールガン。アームによって保持されており広い射撃角度を持つ。
小型化に伴って冷却機能にシワ寄せがきており、一射ごとに数秒間の冷却が必要となっている。
また、装弾数も少ないため従来のレールガンのような弾幕展開などはできない。

対装甲刀

左肩に担架される日本刀型の実剣。耐久性こそ高くないものの鋭利かつ軽量でありＰＳ装甲でなければ十二分な破壊力を有する。
対ビームコーティングが施されておりビームサーベルを一方的に突破しつつ攻撃が可能。
さらに鞘の電磁加速装置を用いることで「居合」を再現しており、奇襲等に効果を発揮する。

攻盾兵装トリケロスⅢ

ブリッツに装備されていたものの発展型。本機の主武装。
先端部のビーム砲、クローアーム、シールドからなる万能兵器であり、通常時は盾として運用されるが、格闘戦時には腕を覆うような大型クローを形成する。
また、マガノイクタチも搭載されており、捕縛した機体からエネルギーを吸い上げ戦場において自給することで稼働時間を延長させることもできる。

五連装ビームライフル

標準的なビームライフルを単純に五基並列に繋ぎ合わせたもの。
単純ながら、５条のビーム弾幕による火力は伊達ではなく並の対ビームシールドでは受けきれない。
その分、エネルギー消費も大きいが腕部に装着することで取り回しと引き換えに、より安定的に運用可能。

脚部３連ブレード

3枚の短刃が1組になっている。蹴撃に使用される他、格闘時の機体の安定性を高める効果もある。

指部ネイルブレード

緊急時用の装備。指部の装甲化により抜き手が使用可能。

ＭＢＦＸ－００Ⅱ　アナザー・ミラージュ　フェイズ２

アナザーミラージュの強化形態。急場凌ぎの仕様だったフェイズ１の稼働データより機体本体の強化が図られている。
格闘戦に適合させるため、フレームのPS装甲化による機体耐久性の強化を、内装の単純化、四肢へ強化ユニット「パワーシリンダー」の搭載など機体本体の出力・耐久力の強化が図られている。また、ミラージュコロイドセンサは強化に伴いバックパックの大型センサとして搭載されるようになった。更にパワーシリンダーによって得られた強力な出力をフルに生かすべく四足歩行形態への可変が採用されている。
四足歩行形態では強化された四肢全てを機動に割り当てることで俊敏な機動が可能となる他、全高・投影面積の低下による被弾面積の低下、敵機の死角を突いた攻撃が可能となるなどのメリットが得られる。
反面、内装の単純化によりCE72以降のモビルスーツのほぼ共通装備である頭部・胸部の対空機銃とパワー供給用掌部コネクタがオミットされており、本体の動力に依存する携行式ビーム兵器へのパワー供給ができなくなっており武装面では弱体化してしまっている。
機体の強化が優先されたため四肢のネイルブレイド、サーベルファング、対装甲刀、突撃銃とフェイズ1に比べ専用装備は少なく最低限度のものに留まっている。

スペック

全長：22.7m
頭頂高：18.8m
本体重量：23ｔ
機体色：紅

武装

ネイル・ブレイド

脚部・指部に装備された鉤爪。
フェイズ１では緊急時用の物として装備されていたが、フェイズ２では近接戦闘における主力となった。
変更点としてはブレードの大型化、耐久性の強化で貫手でMSを撃破することも可能。

サーベルファング

4足歩行形態の頭部ユニットに装着されたビームサーベル。
固定式で取り回しは悪いが、その分出力が高い。

対装甲刀

唯一、継続して使用されている戦用装備。左肩に担架される日本刀型の実剣。耐久性こそ高くないものの鋭利かつ軽量でありＰＳ装甲でなければ十二分な破壊力を有する。
対ビームコーティングが施されておりビームサーベルを一方的に突破しつつ攻撃が可能。
さらに鞘の電磁加速装置を用いることで「居合」を再現しており、奇襲等に効果を発揮する。

突撃銃

ジンに装備されているものと同一のもの。
火力の不足を補うために調達された装備。

ＭＢＦＸ－００Ⅲ　アナザー・ミラージュ　フェイズ3

アナザーミラージュの強化形態。フェイズ２の脆弱な武装の追加・強化が主な改修点
機体本体の改修点は肘部にパワー供給用コネクタを増設した点とバックパックの重装化のみであり基本的に機体の出力等に変化はない。
バックパックは四足歩行形態では頭部を構成するのみならず、折り畳まれた伸縮アームを展開し口吻部クローユニットによる捕縛、同軸のビーム砲による確実な撃破能力が追加されておりフレキシブル・アームによって四足歩行形態時の死角のフォローや人型形態時の奇襲などに使用される。
追加装備としてトリケロスⅣを装備している。トリケロス系統の武装は協力ではあるものの大型で取り回しに難があった。この点をトリケロスⅣでは小型化によって克服した。
肘部分からのパワー供給が可能となったため小口径のビーム砲が3基と折り畳み式のヒートソードが装備されておりフェイズ１の大火力を取り戻している。

スペック

全長：22.7m
頭頂高：18.8m
本体重量：26ｔ
機体色：紅

武装

ネイル・ブレイド

脚部・指部に装備された鉤爪。
仕様はフェイズ2と同一。

ビーム・ダガー

腰部に３基ずつ装備されている投擲用ビーム・ダガー。
パワー供給ができないためパワーセル方式が採用されており、長時間の使用はできない。

トリケロスⅣ

小型シールドの裏面に3連ビーム砲とヒートソードを格納する複合兵装。
ビーム砲は小口径であるものの、両腕で計６門装備しており一斉射撃の威力は通常のシールドでは幾度と耐えられない。
ヒートソードは単純に威力が高いことに加え、蒸発の際の気化熱でビームを無効化する対ビーム処理に対し、ビームに比べては長時間同じ場所を熱することで対ビーム処理の劣化もしくは突破が可能である。

バックパック・クローユニット

四足歩行形態時に大型の顎を形成する。折り畳まれたフレキシブル・アームと相まって広い稼働域を持つ。
また、クロー中央にはビーム砲が内蔵されており零距離射撃により確実な撃破能力を持つ。
未使用時のトリケロスⅣはバックパックに懸架される。

対装甲刀

ＭＢＦＸ－００Ⅳ　アナザー・ミラージュ　フェイズ4

アナザーミラージュの強化最終形態。フェイズ3の時点で開発計画は完了していたが、残った本機を専用仕様とすることで能力限界に挑戦した仕様。変更点は機体の反応速度の向上、パワー供給方式の変更と武装の強化。
ミラージュコロイド・センサーと操作系のマッチング向上を行うことで反応速度の強化がなされているほか、トリケロスⅤはドラグーンの機能が追加されておりネイルブレイド、クローユニットとの同時攻撃が可能となった。また、武装へのパワー供給もマガノイクタチを応用したコロイドによる疑似接続方式が採用されたためフェイズ３で採用されたコネクタは再びオミットされた。
バックパックはマガノイクタチとパワーパックの追加により大型化しており四足歩行形態ではユニット位置が下降することで、蜘蛛のような外観を形成する。

スペック

全長：22.7m
頭頂高：18.8m
本体重量：26ｔ
機体色：紅

武装

ネイル・ブレイド

脚部・指部に装備された鉤爪。
仕様はフェイズ2と同一。

ビーム・ダガー

腰部に３基ずつ装備されている投擲用ビーム・ダガー。
パワー供給ができないためパワーセル方式が採用されており、長時間の使用はできない。

トリケロスⅤ

小型シールドの裏面に3連ビーム砲とヒートソードを格納する複合兵装。
ドラグーン化にともない推進機が追加され突進能力の付加と自立飛行が可能となった。反面、それによって装甲厚が犠牲となっており耐久性が低下している。

バックパック・クローユニット

四足歩行形態時に大型の顎を形成する。折り畳まれたフレキシブル・アームと相まって広い稼働域を持つ。
また、クロー中央にはビーム砲が内蔵されており零距離射撃により確実な撃破能力を持つ。
フェイズ４ではマガノイクタチが搭載されており武装へのパワー供給ユニットも兼ねている。マガノイクタチはパワー供給に特化された仕様であるため吸収能力は低い。
未使用時のトリケロスはバックパックに懸架される。

対装甲刀

ＭＢＦＸ－０２　アナザー・ブルー　

アストレイブルーフレームの別生産形態。
機体本体の方向性としてはブルーフレーム・セカンドと同じく汎用・近接仕様だが、爪先の隠しナイフのビームサーベルへの変更。フィンスラスターの仕様変更などが行われている。
前者は実体剣に比べ動作性・安定性が犠牲となったものの、攻撃力・リーチで優っており奇襲装備としては非常に有用。後者は、巡航用ブースターと加速用スラスターを併用することで瞬発力と高速飛行を可能としており、燃料を使い切った際はパージが可能。
また、機体各所に制動・加速スラスタを増設しており、従来機以上に瞬発力に優れた機体として仕上がっている。
反面、多数のスラスタ設置に伴い、装甲及び骨格に水素吸蔵合金を使用したことによる水素脆化によって、戦闘を繰り返すごとに機体強度が低下していくなど消耗が激しく防御力とメンテナンス面で問題を抱える。

スペック

全長：22.7m
頭頂高：18.8m
本体重量：21ｔ
機体色：青

武装

75mm対空防護機銃

頭部オプションとして装備される外付け機銃。従来のような弾幕をばら撒く武器ではなく、頭部センサーと連動して精密な狙撃を行うためＣＥ後期の対空機銃と比較して口径は大きめ。

対装甲ナイフ

小型の物が2基、大型の物が1基搭載される。
どれも対ビームコーティングがなされており、ビームサーベルなどのビーム兵器を切り裂くことが可能

爪先部ビームナイフ・踵部実体ナイフ

つま先とかかとに内蔵されたナイフ。前者はビームであるため専ら攻撃用、後者は攻撃のほか機体制動・固定に使用される。

ビーム・ブレイガン

対ＭＳ戦に重きを置いたビームガン。射程・連射速度こそライフルに及ばないが、機体本体から電力をドライブする方式であるため小型で取り回しがよく、バレル下部にはグレネードなどのオプションの装備が可能。
さらにグリップエンドにビームサーベルを内蔵しているため格闘戦も可能。

ナックル・シールド

重量が嵩まず、邪魔にならない小型シールド。緊急時には腕部との接続具の一部が可変しナックルガードを形成し、打撃を行える。

電磁投射式重機関砲

従来の中隊支援用ヘヴィ・マシンガンをレールガン化したもの。
通常時は単射モードで使用されるがベルト給弾装備を施すことで毎分数千発もの連射速度で砲撃を行え、ＰＳ装甲ですらただではすまない。
反面、バレルが完全に消耗するため予備バレルの携行が必須となる。

大口径バズーカ

標準的なバズーカ。特筆すべき点はないが製造元を隠匿するためかやたら没個性な外観。

フライトユニット

バックパックに装備される高機動ブースター。
ブースターユニットと予備バッテリーから構成され航続距離と稼働時間を延長する。
ウェイポンラックも兼ねており任意の装備を接続できる。

ＭＢＦＸ－01　ゴールドフレーム天ギナ　

アストレイゴールドフレーム天の別生産形態。
天ミナがMSの無力化に特化した仕様であるのに対し、マガノイクタチによる装甲を無視した攻撃など確実な撃破能力を生かした対MS駆逐機としてまとめられている。アナザーミラージュと同じく内部フレームのPS装甲化、Eカーボンの採用によるプロペラント設備の省力による軽量化、腰部にテールブースターを追加し強襲能力の強化が図られている。また、テールブースターはマガノイクタチで回収したエネルギーを貯蔵するための予備バッテリーが内蔵されている。

スペック

全長：22.7m
頭頂高：18.8m
本体重量：21ｔ
機体色：黒・金

武装

マガノイクタチ

コロイド技術を応用した試作非殺兵器。背部に装備された翼状のデバイスを敵機に接触させ、敵機内に送り込んだコロイド粒子によって敵機と自機を擬似的に連結。バッテリーを強制放電させ自機のエネルギーとして吸収できる。自機の周辺にコロイドを展開し、そのエリアに踏み込んだ敵機全てを対象にバッテリーを強制放電させる。本機ではより動的運用を求めた結果、背部より取り外しマニピュレーターで保持することで打撃武器としても使用できるようになった。また、エリア展開ではロスが大きく、確実に目標を機能停止できないこともあるため、直接接触することでより確実に目標を破壊できる。

マガノシラホコ

マガノイクタチに付属する射出武器で、鋭利な槍の穂先を射出する。先端がフェイズシフト装甲で出来ており、射出時にフェイズシフトし強固になる為、通常のシールドなど簡単に貫くことができる。またワイヤーで本体と繋がれている為、対象を捕縛しマガノイクタチを直撃させる補助兵器としても使用される。

クローアーム

背部に計4基搭載される触手状の補助アームユニット。
先端にはハサミ状のクローとビーム砲1門を備える。自在な可動により機体の死角をカバーする他、捕えた機体を無理矢理コロイドエリアに引き込むことなどに使用される。

腕部大型ヒートブレード

肘から延びる大型のブレード。取回しの悪いトリケロスに変わって装備された格闘用装備で先端部がヒート化することで機体を溶断する。

ビームライフル

トリケロスに変わって装備された射撃武装。アストレイシリーズに採用されているビームライフルと大差はないが、同軸のグレネードランチャーがビームサーベルに変更されている。

MSN-05 高機動型シナンジュ＜アクティビティ＞

未知の部分を多いサイコフレームが採用できなかった場合のセカンドプラン機。純粋に機体の軽量化と推進器の多数配置、マグネットコーティング等による反応性・追従性向上させたことで、ハイスペック機ながら既存のバイオセンサーやサイコフレーム搭載機のような不安定さのない堅実な機体として完成している。
枯れた技術で驚異的な性能を発揮するNT専用機に対抗するため、内臓武装を一切廃止し内部骨格の強度を確保しつつ、一部フレームを露出させるなど装甲削減による軽量化・駆動部分の拡大を行った上で、間接部の磁化吸引・反発による駆動速度向上によって、（操作性はともかくとして）NT専用機に対抗しうる機動力を確保している。
また、全身に推進器を配置するに当たって内部構造を圧迫するプロペラントを廃止し、装甲及びフレーム自体に燃料を浸透貯蔵させることでパイプライン等を省略しメンテナンス性を向上させつつ、軽量化を図っている。反面、装甲そのものがプロペラントを兼用しているため一部装甲が脱落するだけで航続距離などに支障が出てしまうなど被弾による機能低下リスクが跳ね上がってしまっている。
武装は大型シールド、ビームライフル、ビームサーベル、腕部装着型の３連バルカン砲とクローとやや近接戦闘よりではあるが、非常にオーソドックスな装備を持つ。ただし、内部機構を極力廃しエネルギー供給コネクタすら持たない本機ではビーム兵器へのエネルギーを供給できない。そのため腰部にサブジェネレーターユニットを装備し、これをビーム兵器に有線接続することでエネルギーを供給する。このため使用するビーム兵器はジェネレーター直結型の特性を持ち、取り回しはやや悪いものの安定して高出力のビームを放出可能となっている。

スペック

全長：22.7m
本体重量：18ｔ
機体色：黒・青

武装

大型シールド

対ビームコートが施されたシールド。防御用装備というより武装運搬用のキャリアとしての側面が強く、裏面にグレネードガン、対艦ミサイル、予備Eパックなどをマウント可能。

テールユニット（ビームライフル・ビームサーベル）

通常時は腰部テールユニットに格納されているビーム兵器群。
使用時には補助アームを介してマニュピュレーターに装備される。
どちらも通常のものよりも大型で、対艦、対MA装備としても十分に通用する。

シミターブレード

腕部装着型の実体刃。通常時は折りたたまれているが、使用時は腕を覆うように展開する。

３連バルカン砲

腕部装着型の３連バルカン砲。かつてB3グフが装備していたものと同系統の装備だが、小口径化による装弾数の増加、集弾率の向上で打撃力強化といった改良がされている。

対NT最終装備＜メリクリウス＞

瞬発力に優れる本機であるが、航続距離はその皺寄せとして短い。また、装備しているビーム兵器も高出力とはいえ、装備数も少なく火力不足が目立つ。
この点をカバーすべくMSに着せる外骨格として製作されたのが本装備である。機体そのものを覆うほど巨大なユニットで包み、機動力と火力の充実化を図っている。
肩部、腰部に独自にジェネレ－ターを備え、Ｉフィールド、大型アームに内蔵された４連メガ粒子砲など大出力ジェネレーターにものを言わせた装備を持つ。
本機独自のシステムとしてＩフィールドによるビーム誘導によってビームバリアを形成し、デブリから機体を防護し高速加速能力を遺憾なく発揮することができる。ただし、デブリや小火器程度ならば焼き払えるが、その程度の防御力しか持ち合わせない。むしろこの機能はビームバリアによる「絞り」によって推力ベクトルを制御し、変形を伴わず大推力と敏捷性を兼ね備えた機動を可能とさせる点にある。無論、推力偏向をほぼマニュアルで行わねばならないこのシステムはパイロットへの負担が大きい。この技術はクスィーに装備されるビームバリアの近縁種的な装備ではあるが、機体出力とパイロットの技量に拠ることでより機動に特化した装備となっている。

武装

４連メガ粒子砲

アームに接続された主力装備。大出力の砲門を４つ束ねており、一斉射撃時の超火力と各砲門を独立させての掃討射撃を使い分けることができる。

ウェポン・コンテナ

ユニット背部に装備されるＭＳ用武装を収納したコンテナ。

Ｉフィールド

両腰に装備された対ビーム兵器。本機ではビームバリア形成の際にも使用される。

隠し腕

装甲裏に隠されたクローアーム。肩部に２基、フロントスカートに２基、背面装甲に２基の計６基装備する。
クロー中央にはビームガン兼サーベルが内蔵されており、割りと目立つ運用をされる。
ビームバリアは隠し腕から伸びたビームサーベルをＩフィールドにより制御し形成されている。

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