2023年1月24日
プロ
ジャンル 青春 / ドラマ
製作国 日本
製作年 2018
公開年月日 2019/3/30
上映時間 67分
製作会社 製作・企画制作：山口情報芸術センター［YCAM］
配給
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ
音声 ステレオ
上映フォーマット
ＳＴAＦＦ
監督 三宅唱
脚本 三宅唱
プロデューサー 杉原永純
撮影 三宅唱
美術・デバイスデザイン 岩田拓朗
音楽 Hi’Spec
Hi’Spec
録音 戸根広太郎
安藤充人
整音 弥栄裕樹
照明 高原文江
編集 三宅唱
衣裳 青柳桃子
ＣＡＳＴ
伊藤帆乃花 中園うめ
安光隆太郎 シュン
栗林大輔 タケ
山崎隆正 ザキヤマ
伊藤己織
高椋優気
増田結妃
桝田七海
渡邊芽惟
渋谷圭香
河村百音
川俣実穂
福田未空
横山南
小林功弥
藤原緑
解 説
「きみの鳥はうたえる」の三宅唱が、
山口情報芸術センター主催の映画制作プロジェクト“YCAM Film Factory”で手掛けた作品。
ワークショップの進行役を務める大学1年生の中園うめは、
中学3年生のタケやシュンと共に、
森を探索することに。
出演者には、
ほぼ演技経験のない10代の中高生たちを起用している。
あ ら す じ
山口県山口市にあるアートセンター。
大学1 年生の中園うめは、
“山口のDNA図鑑”というワークショップにファシリテーター（＝進行役）として参加している。
参加者は、
これから自分たちが暮らす街の様々な場所を歩きまわり、
どんな植物が生えているのかを調べていく。
うめは、
中学3年生のタケとシュンを連れ、
“新しい種”を求めて近くの森を探索することになるが……。
7．その他
2019年4月下旬号
REVIEW 日本映画＆外国映画:「ワイルドツアー」
2019年4月上旬号
「ワイルドツアー」:ダイアローグ 三宅唱[監督]×三浦哲哉[批評]
「ワイルドツアー」:作品評
UPCOMING 新作紹介:「ワイルドツアー」
８．
プロ 
ジャンル 青春 / ドラマ
製作国 日本
製作年 2018
公開年月日 2019/3/30
上映時間 67分
製作会社 製作・企画制作：山口情報芸術センター［YCAM］
配給
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ
音声 ステレオ
上映フォーマット
ＳＴAＦＦ
監督 三宅唱
脚本 三宅唱
プロデューサー 杉原永純
撮影 三宅唱
美術・デバイスデザイン 岩田拓朗
音楽 Hi’Spec
Hi’Spec
録音 戸根広太郎
安藤充人
整音 弥栄裕樹
照明 高原文江
編集 三宅唱
衣裳 青柳桃子
ＣＡＳＴ
伊藤帆乃花 中園うめ
安光隆太郎 シュン
栗林大輔 タケ
山崎隆正 ザキヤマ
伊藤己織
高椋優気
増田結妃
桝田七海
渡邊芽惟
渋谷圭香
河村百音
川俣実穂
福田未空
横山南
小林功弥
藤原緑
解 説
「きみの鳥はうたえる」の三宅唱が、
山口情報芸術センター主催の映画制作プロジェクト“YCAM Film Factory”で手掛けた作品。
ワークショップの進行役を務める大学1年生の中園うめは、
中学3年生のタケやシュンと共に、
森を探索することに。
出演者には、
ほぼ演技経験のない10代の中高生たちを起用している。
あ ら す じ
山口県山口市にあるアートセンター。
大学1 年生の中園うめは、
“山口のDNA図鑑”というワークショップにファシリテーター（＝進行役）として参加している。
参加者は、
これから自分たちが暮らす街の様々な場所を歩きまわり、
どんな植物が生えているのかを調べていく。
うめは、
中学3年生のタケとシュンを連れ、
“新しい種”を求めて近くの森を探索することになるが……。
7．その他
2019年4月下旬号
REVIEW 日本映画＆外国映画:「ワイルドツアー」
2019年4月上旬号
「ワイルドツアー」:ダイアローグ 三宅唱[監督]×三浦哲哉[批評]
「ワイルドツアー」:作品評
UPCOMING 新作紹介:「ワイルドツアー」
８．
惹きつける映像
山口県のYCAMという施設を舞台に、中学生とボランテイア大学生により地元の自然、
環境に向かい、一人一人が研究者として、フィールドワークを行う。
その施設PRを兼ねたドキュメンタリー映画と思えるような導入部から、徐々に野外
に飛び出し、それぞれの出演者が撮った映像が組み合わさり、中学生の爽やかな俊敏
な動きと自由奔放な心模様を映していく。
後半には、それぞれの大学生ヤマザキ、うめ、中学生のシュン、タケによる好きな
異性への告白シーンが描かれ、すべてすれ違うといういたずらをしたような結果なが
ら、「後悔しないためにも告白したほうが良い」と大阪へ引っ越す女子中学生の言葉
が、思春期にもやもやしている者たちへの力強いメッセージを残す。
そして、最後には色彩豊かな植物群への探検をきっかけに、自分の生き方を、何を
したいかのステップを踏んで歩きだす4人がいる。うめはアメリカにある同様の施設
に研究員として働き、高校生になったタケは、ギターケースを持ち、新たな興味の世
界へと。
エンドロールの映像は、撮影スタッフやキャストのスナップ映像、学術ともいえる
植物名と記録映像という具合で、制作者への配慮なのかもしれないが、一つの映画と
して、若い俳優を生き生きと描き出し、次の展開や台詞を気にかけさせる演出法と投
入されたスマホ映像をいかした手法など、学術的な要素を含みながらも飽きさせず、
惹きつけた。
出演した俳優4人の魅力的な演技を含めて、三宅唱監督にかかれば、どのような素
材であっても観る者を釘付けにするのかと、ハラハラドキドキの密な自然や建物の屋
根を歩くフラッシュシーン挿入等、納得させる作品である。
山口県のYCAMという施設を舞台に、中学生とボランテイア大学生により地元の自然、
環境に向かい、一人一人が研究者として、フィールドワークを行う。
その施設PRを兼ねたドキュメンタリー映画と思えるような導入部から、徐々に野外
に飛び出し、それぞれの出演者が撮った映像が組み合わさり、中学生の爽やかな俊敏
な動きと自由奔放な心模様を映していく。
後半には、それぞれの大学生ヤマザキ、うめ、中学生のシュン、タケによる好きな
異性への告白シーンが描かれ、すべてすれ違うといういたずらをしたような結果なが
ら、「後悔しないためにも告白したほうが良い」と大阪へ引っ越す女子中学生の言葉
が、思春期にもやもやしている者たちへの力強いメッセージを残す。
そして、最後には色彩豊かな植物群への探検をきっかけに、自分の生き方を、何を
したいかのステップを踏んで歩きだす4人がいる。うめはアメリカにある同様の施設
に研究員として働き、高校生になったタケは、ギターケースを持ち、新たな興味の世
界へと。
エンドロールの映像は、撮影スタッフやキャストのスナップ映像、学術ともいえる
植物名と記録映像という具合で、制作者への配慮なのかもしれないが、一つの映画と
して、若い俳優を生き生きと描き出し、次の展開や台詞を気にかけさせる演出法と投
入されたスマホ映像をいかした手法など、学術的な要素を含みながらも飽きさせず、
惹きつけた。
出演した俳優4人の魅力的な演技を含めて、三宅唱監督にかかれば、どのような素
材であっても観る者を釘付けにするのかと、ハラハラドキドキの密な自然や建物の屋
根を歩くフラッシュシーン挿入等、納得させる作品である。
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