外国法総論（中国公法）

１．出題年度　　　2006年度春学期
２．科目名　　　　外国法総論（中国公法）
３．担当教員名　　小口　彦太先生
４．問題文

一以下の事件についての上海中級法院の判決を論評し、あわせて現行刑法3条前段の文言について思うところを述べよ。

事件の概要　（方徳正案）
関係法規

二以下の文章の空欄に適切な用語を入れよ。
（１）各法院には院長を中心に、副院長、各裁判廷の廷長などで構成される（イ）が設けられ、重大な事件等の討議がなされる。
（２）中国の犯罪概念において、（ロ）が前法律的、社会的実体概念であるのと同様、日本刑法の違法性も超法規的概念とされている。
（３）（ハ）手続は日本の再審手続に相当するが、中国の（ハ）は刑事事件において被告人に不利な方向でも作用する。
（４）違憲立法審査権に相当する（ニ）は中国では（ホ）およびその常務委員会に属する。

※なお、省略してしまいましたが、実際の試験問題においては事件の概要及び関連法規はすべて載っています。　　

１．2003年度　後期
２．外国法総論（中国法）
３．小口彦太先生

以下の二問中一問を選択して論述せよ。

一、比較法的視点より中国現行憲法の特色を体系的に論述せよ。

二、1997年刑法典と1979年刑法典は犯罪概念について根本的転換が認められると言われる。その意味するところを論述せよ。

２００２

外国法総論　中国法　小口彦太

一、次の（１）（２）いずれかの問いに答えよ。
（１）中華人民共和国の成立以来近年に至るまでの立法の流れを概括的に述べよ。
（２）中国における裁判の独立の内容と現代の問題点について知るところを述べよ。

ニ、次の用語を簡単に説明せよ（全問必問）
（イ）違法性（中国刑法上の）
（ロ）司法解釈

２００１

外国法総論（中国法）　（小口先生）

以下の問に答えよ。

一、以下の二問中一問に答えよ。
　　（１）中国において立法法という法律が制定されなければならなかった
　　　　　理由について述べよ。
　　（２）最近の中国における民事立法の動向について知るところを述べよ。

二、以下の語句を簡単に説明せよ（全問必答）。
　　（１）管制
　　（２）司法解釈