芸術論Ⅰ(現代芸術の問い(トラウマ・証言・表象)講義)

１．２００４年度春学期
２．芸術論Ⅰ（Ｄ）「現代芸術の問い～トラウマ・証言・表象」講義
３．守中　高明先生
４．【持ち込み不可】【６０分】

○２０世紀の戦争によってトラウマを負った人々の証言をどのように受けとめたか、クロード・ランズマン『ショアー』、ビョン・ヨンジュ『ナヌムの家』、ジャン＝リュック・ゴダールほか『ヴェトナムから遠くはなれて』を参照しつつ、以下の設問のうちから、一問を選び、解答しなさい。（解答用紙には、学年・学籍番号・氏名を明記すること。また、設問の番号を明記すること）。

問題１．戦死者の記憶とナショナリズムとの関係について論じなさい。

問題２．第三世代（以後）の戦後責任について論じなさい。

問題３．強制収容所からの生還者たちの心的構造について論じなさい。

問題４．戦時下における国民の自己表象について論じなさい。

問題５．共同体と単独者との関係について論じなさい。