民事訴訟法�機…寮萓�
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ayakixxx0152 2007年03月09日(金) 03:46:03履歴
１．出題年度 ２００６年度秋学期
２．科目名 民事訴訟法�毅�
３．担当教員名 栂 善夫先生
４．問題文
次の二問中一問を選択して答えなさい。
第一問
ＸはＹに対し、売買契約にもとづき不動産の所有権移転登記手続を求めて訴えを提起した。Ｙは、民法九〇条による無効の主張はしていないが、同条違反に該当する事実の陳述はなされていた。第一審は、Ｘ・Ｙ間の売買契約は公序良俗に反して無効であるとした。
Ｘは、当事者の主張しない事実を認定したのは、弁論主義に反するとして控訴した。このＸの主張は理由があるか。
（参考・民法九〇条「公の秩序又は善良の風俗に反する事項を目的とする法律行為は、無効とする。」）
第二問
ＸのＹに対する家屋収去土地明渡請求訴訟において、Ｘ・Ｙ間に係争土地を売り渡す旨の訴訟上の和解が成立した。しかｈし、Ｙが代金を支払わなかったので、Ｘは、右和解を解除して、期日指定の申立てをした。裁判所は、この期日指定の申立てに基づいて期日を指定すべきか。Ｘが、右和解を、Ｙの詐欺により締結されたものであるとして、期日指定を申立てた場合であればどうか。
１．出題年度 2005年秋学期
２．科目名 民事訴訟法�毅�
３．担当教員名 栂善夫先生
４．問題文 【60分/六法使用不可】
次の二問中一問を選択して答えなさい。
第一問
Ｘは、老後の扶養を引き受けるとの言葉を信じて同居者Ｙに財産を譲る旨の遺言書を公正証書を持って作成した。ところが、その後、ＹのＸに対する態度が変わり、虐待するようになったので、遺言を取り消したが、Ｙは、取消しは無効だというので、心配になったＸは、遺言無効確認の訴えを提起した。この訴えは適法か。
第二問
判決の送達が、受領権限のない者に対してなされた等、送達が不適法である場合、この訴訟行為の瑕疵は、責問権の放棄･喪失によって治癒することができるか。
〔参考…民事訴訟法90条「当事者が訴訟手続に関する規定の違反を知り、又は知ることができた場合において、遅滞なく異議を述べないときは、これを述べる権利を失う。ただし、放棄することができないものについては、この限りでない」〕
１．出題年度 2004年 後期
２．科目名 民事訴訟法�毅�
３．担当教員名 栂善夫先生
４．問題文
次の二問中一問を選択して答えなさい。
第一問
Ｘは、Ｙに対し、200万円の請負代金の支払いを求めて訴えを提起し、Ｙは、右請負代金債権の成立を争うとともに、Ｘに対する100万円の売買代金債権を自働債権として、Ｘの右請負代金債権と相殺する旨の訴訟上の相殺の抗弁を提出した。Ｙが右訴訟において相殺の抗弁を提出した後、判決がされるまでの間に、Ｘを被告として右売買代金の支払いを求める別訴を提起した場合、裁判所は、この別訴をどのように取り扱うべきか。
第二問
ＸはＹに数回にわたって合計100万円を貸し付け、Ｙに右債務を承認させた上、右金額を一口の貸金として準消費貸借契約を締結したが、Ｙが弁済を怠ったので、弁済を求めて訴えを提起した。これに対して、Ｙは準消費貸借契約により生じたとされる100万円の旧債務の内容が不透明であるとして請求を争った。旧債務の存在もしくは不存在の事実については、いずれの当事者が証明責任を負うか。
参考：民法第588条「消費貸借ニ因ラスシテ金銭其他ノ物ヲ給付スル義務ヲ負フ者アル場合ニ於テ当事者カ其物ヲ以テ消費貸借ノ目的ト為スコトヲ約シタルトキハ消費貸借ハ之ニ因リテ成立シタルモノト看做ス」
2003
次のニ問中一問を選択して答えなさい。
第一問
原告の請求が、現在の請求の趣旨または原因に基づく限りでは理由がないが、その訴訟の経過やすでに明らかになった訴訟資料、証拠資料からみて、別個の法律構成に基づく事実関係が主張されるならば、原告の請求を認容することができ、当事者間における紛争の根本的な解決が期待できる場合、裁判所は、その主張の趣旨とするところを釈明することができるか。
第二問
Ｘは、ＹのＸに対する売掛金債務の支払いを求めて訴えを提起し、勝訴した。Ｘ勝訴の判決が確定した後に、Ｙは、右訴訟の口頭弁論終結時までに行使が可能であった形成権を行使して、Ｘの請求権不存在を主張することができるか。
２００２
民事訴訟法�毅叩，箸�先生
次のニ問中一問を選択して答えなさい。
第一問
原告の請求が、現在の請求の趣旨または原因に基づく限りでは理由がないが、その訴訟の経過やすでに明らかになった訴訟資料、証拠資料からみて、別個の法律構成に基づく事実関係が主張されるならば、原告の請求を認容することができ、当事者間における紛争の根本的な解決が期待できる場合、裁判所は、その主張の趣旨とするところを釈明することができるか。
第二問
Ｘは、ＹのＸに対する売掛金債務の支払いを求めて訴えを提起し、勝訴した。Ｘ勝訴の判決が確定した後に、Ｙは、右訴訟の口頭弁論終結時までに行使が可能であった形成権を行使して、Ｘの請求権不存在を主張することができるか。
２００１
栂善夫 先生の民事訴訟法Ｃ-
次の二問中一問を選択して答えなさい
第一問
Ｘは、Ｙの不法行為により、１０００万円の損害が生じたとして、
その一部である５００万円の支払いを求める損害賠償請求の訴えを提起し、
勝訴判決を得た。この判決確定後、残額５００万円について訴求してきた場合、
裁判所はどうすべきか。
第二問
相殺権を訴訟以前あるいは裁判外で行使することなく、
いきなり口頭弁論において行使したところ、
時機に後れた攻撃防御法として却下されてしまった。
この場合、相殺の私法上の効果はどうなるか。
２０００年度学年末試験
次の二問中一問を選択して答えなさい。
１．Ｘは平成１２年１２月１２日にＹとの間でＸ所有の車を代金１００万円で売る契約を締結したと主張して、Ｙに対して右代金１００万円の支払いを求めて訴えを提起した。Ｙは、はじめ、Ｘとの売買契約の締結を認める旨、陳述していたが、後になってＸとの売買契約の締結を否定し、以前の陳述は思い違いをしていたものであるからこれを撤回すると主張した。これに対してＸは意義を述べている
裁判所はどう処置すべきか。
２．判決の成立過程において、原告が、被告の権利を害する意図のもとに作為または不作為によって被告が訴訟手続きに関与することを妨げ、あるいは虚偽の事実を主張して裁判所を欺罔する等の不正な行為を行い、その結果本来有りうべからざる内容の確定判決を取得した場合、被告は、判決の当然無効を主張して再審の訴えにより判決を取り消すことなく、いきなり損害賠償や不当利得の返還を請求できるか。
１９９９年度学年末試験
次の二問中一問を選択して答えなさい。
１．裁判所は、「過失」「正当事由」「権利濫用」「公序良俗違反」について、当事者の主張がなくても職権で取り上げて判断することができるか。
２．Ｘは、Ｙに対し、自分自身の必要性から賃貸建物の明渡しを求めたところ、Ｙがこれに応じなかったので、Ｘは、正当事由に基づく賃貸借契約の解約告知を主張し、さらに正当事由の補強条件として、三〇〇万円の立退料を提供することにより、その支払いと引換えに建物の明け渡しを求めたところ、裁判所は、五〇〇万円の立退料の支払と引換えに建物の明渡しを命じた。このような引換え給付裁判をすることは許されるか。
１９９８年度学年末試験
債務不履行に基づく損害賠償請求訴訟における債務者の責に帰すべき事由を構成する事実は、いずれの当事者が証明責任を負うか。
[参考…民法４１５条[債務者カソノ責務ノ本旨ニ従ヒタル履行ヲ為ササルトキハ債務者ハ其損害ノ賠償ヲ請求スルコトヲ得債務者ノ責ニ帰スヘキ事由ニ因リテ履行ヲ為スコト能ハサルニ至リタルトキ亦同シ」]
Ｘは、前訴で売買契約の成立を主張して勝訴し、売買代金を獲得している。
右判決確定後、善訴被告Ｙが、右売買契約の目的物の引渡しを請求したところ、Ｘは、右売買契約の成立を否定して目的物の引渡しを拒んだ。
この場合に考えられるＹの救済方法について述べなさい。
民事訴訟法�機敖寮萓検�
１９９７年度学年末試験
次の二問中、一問を選択して答えなさい。
１．無断転貸に基づく家屋明渡請求訴訟において、被告が、転貸後も従来通り賃料の収受がなされていた事実を主張し、原告が、これを認める旨の陳述をした場合、この陳述は、裁判所を拘束するか。
２．家屋収去土地明渡請求訴訟により、家屋を収去し、その敷地たる土地を明け渡すべき義務のある者から家屋を譲り受け、その敷地たる土地を占有する者は、右家屋収去土地明渡請求訴訟の判決の効力を受けるか。
２．科目名 民事訴訟法�毅�
３．担当教員名 栂 善夫先生
４．問題文
次の二問中一問を選択して答えなさい。
第一問
ＸはＹに対し、売買契約にもとづき不動産の所有権移転登記手続を求めて訴えを提起した。Ｙは、民法九〇条による無効の主張はしていないが、同条違反に該当する事実の陳述はなされていた。第一審は、Ｘ・Ｙ間の売買契約は公序良俗に反して無効であるとした。
Ｘは、当事者の主張しない事実を認定したのは、弁論主義に反するとして控訴した。このＸの主張は理由があるか。
（参考・民法九〇条「公の秩序又は善良の風俗に反する事項を目的とする法律行為は、無効とする。」）
第二問
ＸのＹに対する家屋収去土地明渡請求訴訟において、Ｘ・Ｙ間に係争土地を売り渡す旨の訴訟上の和解が成立した。しかｈし、Ｙが代金を支払わなかったので、Ｘは、右和解を解除して、期日指定の申立てをした。裁判所は、この期日指定の申立てに基づいて期日を指定すべきか。Ｘが、右和解を、Ｙの詐欺により締結されたものであるとして、期日指定を申立てた場合であればどうか。
１．出題年度 2005年秋学期
２．科目名 民事訴訟法�毅�
３．担当教員名 栂善夫先生
４．問題文 【60分/六法使用不可】
次の二問中一問を選択して答えなさい。
第一問
Ｘは、老後の扶養を引き受けるとの言葉を信じて同居者Ｙに財産を譲る旨の遺言書を公正証書を持って作成した。ところが、その後、ＹのＸに対する態度が変わり、虐待するようになったので、遺言を取り消したが、Ｙは、取消しは無効だというので、心配になったＸは、遺言無効確認の訴えを提起した。この訴えは適法か。
第二問
判決の送達が、受領権限のない者に対してなされた等、送達が不適法である場合、この訴訟行為の瑕疵は、責問権の放棄･喪失によって治癒することができるか。
〔参考…民事訴訟法90条「当事者が訴訟手続に関する規定の違反を知り、又は知ることができた場合において、遅滞なく異議を述べないときは、これを述べる権利を失う。ただし、放棄することができないものについては、この限りでない」〕
１．出題年度 2004年 後期
２．科目名 民事訴訟法�毅�
３．担当教員名 栂善夫先生
４．問題文
次の二問中一問を選択して答えなさい。
第一問
Ｘは、Ｙに対し、200万円の請負代金の支払いを求めて訴えを提起し、Ｙは、右請負代金債権の成立を争うとともに、Ｘに対する100万円の売買代金債権を自働債権として、Ｘの右請負代金債権と相殺する旨の訴訟上の相殺の抗弁を提出した。Ｙが右訴訟において相殺の抗弁を提出した後、判決がされるまでの間に、Ｘを被告として右売買代金の支払いを求める別訴を提起した場合、裁判所は、この別訴をどのように取り扱うべきか。
第二問
ＸはＹに数回にわたって合計100万円を貸し付け、Ｙに右債務を承認させた上、右金額を一口の貸金として準消費貸借契約を締結したが、Ｙが弁済を怠ったので、弁済を求めて訴えを提起した。これに対して、Ｙは準消費貸借契約により生じたとされる100万円の旧債務の内容が不透明であるとして請求を争った。旧債務の存在もしくは不存在の事実については、いずれの当事者が証明責任を負うか。
参考：民法第588条「消費貸借ニ因ラスシテ金銭其他ノ物ヲ給付スル義務ヲ負フ者アル場合ニ於テ当事者カ其物ヲ以テ消費貸借ノ目的ト為スコトヲ約シタルトキハ消費貸借ハ之ニ因リテ成立シタルモノト看做ス」
2003
次のニ問中一問を選択して答えなさい。
第一問
原告の請求が、現在の請求の趣旨または原因に基づく限りでは理由がないが、その訴訟の経過やすでに明らかになった訴訟資料、証拠資料からみて、別個の法律構成に基づく事実関係が主張されるならば、原告の請求を認容することができ、当事者間における紛争の根本的な解決が期待できる場合、裁判所は、その主張の趣旨とするところを釈明することができるか。
第二問
Ｘは、ＹのＸに対する売掛金債務の支払いを求めて訴えを提起し、勝訴した。Ｘ勝訴の判決が確定した後に、Ｙは、右訴訟の口頭弁論終結時までに行使が可能であった形成権を行使して、Ｘの請求権不存在を主張することができるか。
２００２
民事訴訟法�毅叩，箸�先生
次のニ問中一問を選択して答えなさい。
第一問
原告の請求が、現在の請求の趣旨または原因に基づく限りでは理由がないが、その訴訟の経過やすでに明らかになった訴訟資料、証拠資料からみて、別個の法律構成に基づく事実関係が主張されるならば、原告の請求を認容することができ、当事者間における紛争の根本的な解決が期待できる場合、裁判所は、その主張の趣旨とするところを釈明することができるか。
第二問
Ｘは、ＹのＸに対する売掛金債務の支払いを求めて訴えを提起し、勝訴した。Ｘ勝訴の判決が確定した後に、Ｙは、右訴訟の口頭弁論終結時までに行使が可能であった形成権を行使して、Ｘの請求権不存在を主張することができるか。
２００１
栂善夫 先生の民事訴訟法Ｃ-
次の二問中一問を選択して答えなさい
第一問
Ｘは、Ｙの不法行為により、１０００万円の損害が生じたとして、
その一部である５００万円の支払いを求める損害賠償請求の訴えを提起し、
勝訴判決を得た。この判決確定後、残額５００万円について訴求してきた場合、
裁判所はどうすべきか。
第二問
相殺権を訴訟以前あるいは裁判外で行使することなく、
いきなり口頭弁論において行使したところ、
時機に後れた攻撃防御法として却下されてしまった。
この場合、相殺の私法上の効果はどうなるか。
２０００年度学年末試験
次の二問中一問を選択して答えなさい。
１．Ｘは平成１２年１２月１２日にＹとの間でＸ所有の車を代金１００万円で売る契約を締結したと主張して、Ｙに対して右代金１００万円の支払いを求めて訴えを提起した。Ｙは、はじめ、Ｘとの売買契約の締結を認める旨、陳述していたが、後になってＸとの売買契約の締結を否定し、以前の陳述は思い違いをしていたものであるからこれを撤回すると主張した。これに対してＸは意義を述べている
裁判所はどう処置すべきか。
２．判決の成立過程において、原告が、被告の権利を害する意図のもとに作為または不作為によって被告が訴訟手続きに関与することを妨げ、あるいは虚偽の事実を主張して裁判所を欺罔する等の不正な行為を行い、その結果本来有りうべからざる内容の確定判決を取得した場合、被告は、判決の当然無効を主張して再審の訴えにより判決を取り消すことなく、いきなり損害賠償や不当利得の返還を請求できるか。
１９９９年度学年末試験
次の二問中一問を選択して答えなさい。
１．裁判所は、「過失」「正当事由」「権利濫用」「公序良俗違反」について、当事者の主張がなくても職権で取り上げて判断することができるか。
２．Ｘは、Ｙに対し、自分自身の必要性から賃貸建物の明渡しを求めたところ、Ｙがこれに応じなかったので、Ｘは、正当事由に基づく賃貸借契約の解約告知を主張し、さらに正当事由の補強条件として、三〇〇万円の立退料を提供することにより、その支払いと引換えに建物の明け渡しを求めたところ、裁判所は、五〇〇万円の立退料の支払と引換えに建物の明渡しを命じた。このような引換え給付裁判をすることは許されるか。
１９９８年度学年末試験
債務不履行に基づく損害賠償請求訴訟における債務者の責に帰すべき事由を構成する事実は、いずれの当事者が証明責任を負うか。
[参考…民法４１５条[債務者カソノ責務ノ本旨ニ従ヒタル履行ヲ為ササルトキハ債務者ハ其損害ノ賠償ヲ請求スルコトヲ得債務者ノ責ニ帰スヘキ事由ニ因リテ履行ヲ為スコト能ハサルニ至リタルトキ亦同シ」]
Ｘは、前訴で売買契約の成立を主張して勝訴し、売買代金を獲得している。
右判決確定後、善訴被告Ｙが、右売買契約の目的物の引渡しを請求したところ、Ｘは、右売買契約の成立を否定して目的物の引渡しを拒んだ。
この場合に考えられるＹの救済方法について述べなさい。
民事訴訟法�機敖寮萓検�
１９９７年度学年末試験
次の二問中、一問を選択して答えなさい。
１．無断転貸に基づく家屋明渡請求訴訟において、被告が、転貸後も従来通り賃料の収受がなされていた事実を主張し、原告が、これを認める旨の陳述をした場合、この陳述は、裁判所を拘束するか。
２．家屋収去土地明渡請求訴訟により、家屋を収去し、その敷地たる土地を明け渡すべき義務のある者から家屋を譲り受け、その敷地たる土地を占有する者は、右家屋収去土地明渡請求訴訟の判決の効力を受けるか。
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