フランコ・レッセル
1926年、ナポリ生まれ。マカロニ界では珍しい知性派悪役。頭も切れるが腕も立つ、『西部悪人伝』のステンゲル男爵は彼の個性が最も活かされた当たり役であろう。マカロニの悪役にありがちな野卑なところが一切無く、髪と身なりをきちんと整えた容貌と、やたらスマートな身のこなしが印象に残る。本人は乗馬は出来るが、映画では一切馬に乗ったことが無い。マカロニ悪役ではむしろ異色のキャラクターを多く演じている。実際、馬に乗ることを要求されても「イメージに合わない」と断ったこともあったとか。『豹/ジャガー』でもやはりフランコ・ネロ演じるコワルスキーと対決する腕利きの役柄であった。
そうした知性派の悪役が印象に残る彼であるが、『風来坊2』ではレストランの給仕を演じたり、『良い葬式を…サルタナが払う』ではジョージ・ウォンのカジノで働くディーラー役を演じていたりと、意外なところで端役出演もこなしており、けっこう油断がならない。身なりの整った役柄、と言う点では共通しているんですが…。
そうした中でも一番意外なのは『さすらいの一匹狼』において演じた、銀行家の役であろう。この時一緒にランキーに依頼を出すのが、やっぱり悪役俳優のピエロ・ルッリだけに何かやらかすかと思ったが、最後の最後まで善玉役で通してしまうので、ちょっと驚きであった。
『情無用のコルト』ではジャクソン役。
1985年、死去。
そうした知性派の悪役が印象に残る彼であるが、『風来坊2』ではレストランの給仕を演じたり、『良い葬式を…サルタナが払う』ではジョージ・ウォンのカジノで働くディーラー役を演じていたりと、意外なところで端役出演もこなしており、けっこう油断がならない。身なりの整った役柄、と言う点では共通しているんですが…。
そうした中でも一番意外なのは『さすらいの一匹狼』において演じた、銀行家の役であろう。この時一緒にランキーに依頼を出すのが、やっぱり悪役俳優のピエロ・ルッリだけに何かやらかすかと思ったが、最後の最後まで善玉役で通してしまうので、ちょっと驚きであった。
『情無用のコルト』ではジャクソン役。
1985年、死去。
2006年07月27日(木) 00:21:05 Modified by banjoe2006
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