第３４章
昨夜０時に消灯され、小１時間ほど星空を眺めていたのち、ロッジに戻って僕は眠りについていた。
そして明くる日の朝。
６時過ぎに目が覚めたころ、
部屋の相方が帰ってきたのである。
「ただいま〜っす・・・」
「え？もしかして外でオール？？」
「ういっす。眠いっす。。。」
高校生の彼はそのままベットで眠りについた。
自分も高校生の頃はオールとかできてたのに、
ちかごろはもっぱら翌日のことを考えて無理しないようになっている。
年かのう…。
朝からちょっとした散歩に出た。
この早い時間だと、テングザルに会える。
ちょっと余談になるが、サルってのは頭がいいなぁと思い知らされたのは、我々の荷物を漁ってきたときであった。
「ロッジのドア・窓には必ず鍵をかけてくださいね」
と言われていたものの、ちょっと油断して窓の鍵を空けっぱで外出してしまったところ、サルの侵入を許し、彼らはF澤さんの「ワンデー・アキュビュー」に目をつけ、それを目茶目茶にして去っていった。
なぜ使い捨てコンタクトなんだという理由はサルにしか分からないにしても、F澤さんはこの一件以来メガネ生活を強いられることになった。
＊
バコ国立公園を離れる時間がきた。
「日本帰ったら打ち上げやろーね」
誰かが言って、携帯番号を交換する。
この旅も、少しずつ終わりに近づいてきてるってことを感じた。
つづく。
そして明くる日の朝。
６時過ぎに目が覚めたころ、
部屋の相方が帰ってきたのである。
「ただいま〜っす・・・」
「え？もしかして外でオール？？」
「ういっす。眠いっす。。。」
高校生の彼はそのままベットで眠りについた。
自分も高校生の頃はオールとかできてたのに、
ちかごろはもっぱら翌日のことを考えて無理しないようになっている。
年かのう…。
朝からちょっとした散歩に出た。
この早い時間だと、テングザルに会える。
ちょっと余談になるが、サルってのは頭がいいなぁと思い知らされたのは、我々の荷物を漁ってきたときであった。
「ロッジのドア・窓には必ず鍵をかけてくださいね」
と言われていたものの、ちょっと油断して窓の鍵を空けっぱで外出してしまったところ、サルの侵入を許し、彼らはF澤さんの「ワンデー・アキュビュー」に目をつけ、それを目茶目茶にして去っていった。
なぜ使い捨てコンタクトなんだという理由はサルにしか分からないにしても、F澤さんはこの一件以来メガネ生活を強いられることになった。
＊
バコ国立公園を離れる時間がきた。
「日本帰ったら打ち上げやろーね」
誰かが言って、携帯番号を交換する。
この旅も、少しずつ終わりに近づいてきてるってことを感じた。
つづく。
2006年05月13日(土) 16:59:16 Modified by c037022g
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Uploaded by c037022g 2006年05月13日(土) 16:58:59
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