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作業グループ(複数シートの同時操作)

例えば同じ様式の複数シートからなるエクセルファイルにおいて全てのシートに対して同じ作業をしたい時など,複数のシートに対して同じ操作をするときの便利な方法.

例えば以下のような10枚のシートからなるエクセルファイルで,「Sheet3」〜「Sheet6」と「Sheet8」に同じ操作をしたいとする.

  • 作業グループの選択
「Sheet3」〜「Sheet6」と「Sheet8」を作業グループにする.
「Sheet3」〜「Sheet6」のように連続している場合は,選択したいシートの中で先頭か最後のうちどちらかを選択し,Shiftを押しながら他方をクリックすればよい.
また,「Sheet8」のように不連続な場合はCtrlを押しながら「Sheet8」をクリックする.
別に連続しているときでもCtrlを押しながら1つずつ選択するのもOK.


するとこんな風に[作業グループ]と表示される.

  • 操作
好きに操作する.
例えば「Sheet3」のA1のセルに123と書くと,「Sheet4」〜「Sheet6」と「Sheet8」のA1にも123と入力される.
  • 作業グループの解除
今回のようにファイルの全シートを作業グループにしていない場合は,作業グループに含まれないシートを選択すれば解除される.
また,全シートが作業グループになっている場合は,右クリックをして「作業グループ解除(U)」をクリックするか,先頭(シート名の下線が実線のもの)以外のシートを選択すれば解除される.
(よって,全シート選択時は表示シートの切替が出来ない.全シート選択でないときは作業グループに選択されたシートを選択すれば表示が切り替わる.)


ショートカットキー

ショートカットキーどうなるか備考
Shift + ↑↓→←選択範囲操作選択範囲を矢印方向に拡大・縮小できる.
Ctrl + ↑↓→←端のセルまで移動続けて記入されたセルの端,もしくはシートの端のセルまで移動.
例えばA1〜A3とA5〜A7に数字が記入され,A1がアクティブであれば,Ctrl+↓を押すごとにA3,A5,A7,A65536(シート下端)と移動する.
Shift + Ctrl + ↑↓→←端のセルまで選択範囲操作上の2つの組み合わせと思えばOK
「Ctrl + ↑↓→←」で移動するところまで選択範囲を操作
(範囲選択の上で)Ctrl + R右にコピー各行左端の書式をコピー
RightのR?
(範囲選択の上で)Ctrl + D下にコピー各列上端の書式をコピー
DownのD?
Ctrl + PageDown一つ右のシートへ切り替え
Ctrl + PageUp一つ左のシートへ切り替え

例えば,下図のように数値が入力されていたとする.

E列に各行のA列からD列までの合計を入力したいとすると,まず,E1にA1〜E1の合計を計算する数式を入力.


その後,下の行でも同様の計算をさせるために,,,
  1. E1をアクティブなセルにし,右下の■をダブルクリック.
    これにより,1つ左の列と同じ行までE1の書式が下にコピーされる.
  2. コピーしたい範囲を選択し,「Ctrl + D」で下にコピー.
    範囲選択の方法は
    1. マウスでドラッグ.
    2. D列で「Ctrl + ↓」で入力範囲の最下まで行き,一つ右に移動.
      そこから「Ctrl + Shift + ↑」で範囲選択.
量が多いときは太字の方法が便利.


グラフ作成の効率化

グラフを作成する流れとして,通常は
「グラフウィザード」→「グラフの種類」の選択・・・
となるが,いちいち該当箇所をクリックする必要があり面倒である.
そこでグラフをより少ない手数で作成する方法を述べる.

  • 新しいシートにグラフを描く場合
    描写範囲を選択した上で「F11」を押す.
    これで「標準グラフ(*)」に指定されたグラフの種類で描写が行われる.
  • 現在作業中のシート状にグラフを描く場合
    • 初期設定
      「ツール(T)」→「ユーザー設定(C)...」→「コマンド」タブ
        →「分類」の「グラフ作成」→「標準グラフ」をツールバー上にドラッグ
        →ドラッグしたコマンドを右クリックして「名前(N)」を「標準グラフ(&G)」等にする→「閉じる」
    • 操作方法
      描写範囲を選択した上で追加したアイコンをクリック.もしくはアイコンをクリックする代わりに(今回の場合は)「Alt+G」を押す.
      これで「標準グラフ(*)」に指定されたグラフの種類で描写が行われる.
      設定時に「名前(N)」を変更せずに「標準グラフ(&D)」とすると,「データ(D)」と重複するために「Alt+D」では一発で描写はしない.

(*)標準グラフ
初期設定では縦棒グラフ.
変更するには標準グラフにしたいグラフの種類でグラフを作成し,
 グラフ上で右クリック→「グラフの種類(Y)...」→「標準グラフに設定(E)」
とすればよい.

(**)補足
ツールバーに追加するものを「標準グラフ」でなく「散布図」等にすればそれを追加することが出来る.
必要に応じて必要なものを追加すればキーボード操作のみで状況に応じたグラフを追加できる.


参考までに関わりのありそうな商品

このページへのコメント

篁ャ蕁障^^с鐚常湿 ≪ 95 http://www.kfsmtv.net/Airmax/airmax95.html

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Posted by ≪ 95 2013年07月26日(金) 19:53:24 返信

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