ハドラー親衛騎団の１人。兵士(ポーン)の駒から生み出されたオリハルコン戦士。
他のメンバー同様（或いは最も）ハドラーへの忠誠心が高いが、格好の好敵手を見つけると戦闘に熱中しすぎて与えられた命令を忘れそうになる程の熱い性格。
とは言え「一対一の決闘に横槍を入れるなんて」と発言する辺り、決して無作法な戦士ではない。むしろ後期ハドラーの“一皮向けた武人ぶり”を最も顕著に受け継いでいると言って良い。

兵士の駒は最弱の筈……と考えていたヒュンケル達の思惑を裏切る程の格闘術の持ち主。アルビナスいわく「相手と距離を詰めての格闘戦なら天下無敵」らしい。
その戦闘スタイルから魔法は使えない様に思えるが、実は火炎系（メラ系）を修得しており、超熱拳（ヒートナックル）という原理が閃華裂光拳に似ている必殺技に活かしている。
（どちらの技も、特定の呪文の魔法力を拳に宿らせ、敵に叩きつけるという点が共通している）

兵士の駒には、ブロックが見せた様な特殊能力もあり、ヒムが使うのはその内の「プロモーション」。
詳細は楽しみを奪いそうなので割愛するが、これを発揮した時のヒムが一番格好良いのだ♪（おい
―…その後の、時々見せる初期ポップの様な鼻タレ小僧(？)ぶりはかなり……いや、それもまた良し（おい

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備考：チェスにおける兵士(ポーン)の特殊能力
プロモーション	敵陣の最終段に到着した際、女王・城兵・僧正・騎士の内の好きな駒に「成る」能力。最強の駒である女王に成る事が多い。
アンパッサン	自陣の下から数えて５段目に進んでいる兵士の、隣の行の兵士が２マス進んで来た時、その直後に限り５段目の兵士は進んできた兵士に向かって斜めに１マス進み、その駒を盤上から取り除ける。かなり特殊な駒の取り方。 ― こういうのは恐らく漫画で再現するのが困難だったんだろうなぁ…と勝手に予想（おい

チェス好きな方、この説明でおかしい所があったらコメントにてご指摘下さい…すみません（汗
ちなみに他のルールは意外と原作（ダイ大）に詳しく出てきますので、そちら参照（おい