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堀江氏 事務所開きもTシャツ姿

堀江氏 事務所開きもTシャツ姿
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2005/08/26/...

Tシャツ姿での事務所開きでスタッフと気勢を上げる堀江氏


 広島6区から無所属で出馬を予定しているライブドアの堀江貴文社長が25日、広島県尾道市内で事務所開きを行った。スタッフらとともに「改革」と書かれたTシャツ姿で「きょうから改革を始めるぞ!」と気合を入れた。

 自らデザインした黒のTシャツ姿で登場した堀江氏。胸元には白字で「改革」と書かれており、同じTシャツを着たスタッフ約20人と「きょうから改革だ!」と声を上げながらハイタッチ。「日本はのっぴきならないところにきている。みんなの力で閉塞(へいそく)感を突破する」と語気を強めた。

 事務所はJR尾道駅前にある雑居ビルの1、2階部分。市内で最も人の往来が多い好立地。「市民の視線を意識した目立つ場所」(堀江選対)という理由で選ばれた。堀江陣営にとって事務所と呼べるのは、これが1カ所目。「これから必要に応じて増やしていく」としているが、ライバル候補は選挙区内に選対事務所を多数構えており、出遅れ感は否めない。

 国民新党の亀井静香氏は、6カ所の常設事務所に加え10カ所の選対事務所を開設済み。同氏の後援会幹部は「あそこ(堀江氏)は有名人だからやり方が違う。歩くだけで人が集まるので事務所を多く構える必要がない」と皮肉った。民主党の佐藤公治氏は尾道市内だけで11カ所の事務所、連絡所を設置。三好市や府中市といった県北部を含め、計15カ所態勢で選挙戦に臨む。

 また、堀江陣営は選挙スタッフの数も少ない。現在、休職中のライブドア社員と地元の有力企業で集票力のある常石造船の社員ら約50人が参加。同社は宮沢喜一元首相の支援企業で、会長の長女は仕事を通じての堀江氏の知り合い。堀江陣営のために有力なバックアップ態勢をとっているが、亀井陣営は「地盤である庄原市だけで約200人。トータルで1000人以上」(関係者)と言われており、差は歴然だ。

 尾道市の有権者数は約9万5000人で、6区全体の約3割を占める大票田。堀江氏は25日に「せっかくのご縁なので」と、同市に住民票を移したことを明らかにした。この小規模事務所を拠点に、どれだけ有権者にアピールできるかが焦点となりそうだ。 【“郵政解散”衆院選】
[ 2005年08月26日付 紙面記事 ]
2005年08月28日(日) 14:55:40 Modified by deepforest




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