マイコプラズマ肺炎
- 飛沫感染で家族内や職場内で多く感染する．再感染もあり，免疫は終生続くものではない．潜伏期間は約２−３週間．主な症状は，激しい乾性咳，発熱，全身倦怠感．経過中に発熱が続き，嘔吐，頭痛等がみられる場合は髄膜炎を疑う．胸部Ｘｐでは，異常陰影は肺下部に認められ，スリガラス状陰影を呈する．斑状・線状・帯状・棒状等多彩な陰影を呈する．血清抗体価の測定では，�．撻�血清で４倍以上の上昇，��単一血清で補体結合反応６４倍以上の上昇，�４崟楡峽豕絛貼姑娠�３２０倍以上の上昇．治療に関しては，テトラサイクリン系，マクロライド系の抗菌薬が有効．呼吸不全を呈する重症例では，副腎皮質ステロイド薬の併用が有効である．
2008年09月12日(金) 22:14:08 Modified by docsurf