「ウルトラマンA：第18話本編」より

大鳩超獣
ブラックピジョン

【INDEX】

・データ ・プロフィール ・ストーリー ・小ネタ ・アイテム

◆Data

呼称：	ブラックピジョン【BLACK PIGEON】
登場作品：	ウルトラマンA(1972) 第18話『鳩を返せ！』
別名：	大鳩超獣
身長：	57m
体重：	4万3千t
出身地：	異次元
分類：	異次元怪獣、超獣、
共演怪獣：	ヤプール人、ウルトラマンエース

◇演：図師勲
◇デザイン：

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ホタルンガ、鬼女	←第18話→	キングカッパー、アンドロイド夫婦

◆Profile

　鳩が持っている帰巣本能に目をつけたヤプール人が、宇宙怪獣に鳩の脳髄を合成して造り上げた超獣。その出自故、元の鳩「小次郎」の飼い主である三郎少年の笛の音に反応する。
　口から火炎や毒液「バードホワイトバブル」を吐く。腹部の角のミサイルは、一度刺されると抜けなくなる。腹部で敵の光線を吸収し撃ち返す。翼を羽ばたかせて風速60mの強風を起こすことができる。嘴は一撃でライオンを貫く。爪は鋼鉄よりも硬く、右手はドリルになる。キック力はダイナマイト50発分、新幹線を100m先まで蹴り飛ばせる。背鰭は垂直翼の役割を果たす。
大気中の熱等を吸収できる頭の鶏冠や、背中のエネルギー貯蔵庫が弱点。
ウルトラマンエースを苦しめたが、最期は三郎が吹いた笛の音に気を取られた隙に後頭部へダイヤ光線を浴び、死亡した。

◆Story

　ある日、定期パトロール中の北斗隊員と南隊員は三郎少年と小次郎と名付けられた伝書鳩と出会う。三郎の話を聞いてみると母親が鳩の糞から病気を移されるのを嫌って追い出されたという。TAC基地に戻ると梶隊員が監視用の無人飛行機の回収方法で悩んでいるという。ここで北斗は鳩の帰巣本能を参考にしてはどうかと。この提案は受け入れられ三郎から小次郎を借りて実験を行うTAC。しかし鳩は実験のやり取りを盗み聞きしていたヤプールに捕えられ北斗の前で行方不明に…。ヤプールの狙いは鳩を超獣化し、その帰巣本能を利用してTAC基地を攻撃させることだったのだ。行方不明になった小次郎を呼び出そうと必死で鳩笛を吹く三郎。だが、そこに現れたの小次郎の脳髄を移植された超獣… 大鳩超獣ブラックピジョンであった。直ちに出動するタックファルコン、タックスペース。だがブラックピジョンは攻撃を開始してほどなく姿を消す。勝手に人間世界に現れたブラックピジョンに慌てたヤプールが撤退させたのだ。基地に戻ってきた北斗は南の話からブラックピジョン＝小次郎であると確信。また三郎が鳩笛をふくとブラックピジョンが出現すると睨んだ北斗と南は三郎を探す。しかし、既に遅くブラックピジョンは三郎の前に出現。ここに至ってヤプールも計画を変更しこの場でのTAC殲滅に切り替えてブラックピジョンに攻撃命令を下し出動したTAC機も全機撃墜。ついに北斗と南はウルトラマンエースに変身する。しかしブラックピジョンは高い戦闘能力でエースを圧倒、必殺のメタリウム光線を吸収して撃ち返す有様。万事休すか・・・

◆Trivia

• 鳴き声は実際の鳩の鳴き声が使用されているが、一部はラドンの鳴き声が使用されている。

• ヤプールは「光線を吐け!!」と命令していることから光線を使用できると思われるが使用せず、命令の直後、火炎を吐いている。

なお、この回のヤプールは命令を無視して暴れるブラックピジョンに動揺したり、エースが圧倒されて狂喜しハイテンションになる様子が見られる。

• 劇中でブラックピジョンが破壊した建設中の建物には「井口建設」と書いてある。

• 内山まもるの漫画版『ウルトラマンA』では基本的な流れはTV版と同じだが、最期は鳩の小次郎が無事に生還した点が異なる。

• 漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では失敗作で善悪の判断ができるが故にヤプール軍の命令に従わない超獣となっており、処刑されかけたところをタロウに助けられて仲間となる。

◆Item

• X-PLUS 大怪獣シリーズ ブラックピジョン
• 地球防衛軍秘密基地本部 超獣コレクション 大鳩超獣ブラックピジョン
• マーミット 怪獣天国 ブラックピジョン
• マーミット 怪獣天国 ブラックピジョン 2期
• マーミット 怪獣天国 ブラックピジョン スーパーフェスティバル
• マーミット 怪獣天国 ブラックピジョン ウルトラ福袋

ガシャ

• ポピー ウルトラ怪獣消しゴム

ガレージキット

• 造型工房キトラ ブラックピジョン

写真
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