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脳死移植臓器摘出医
日本移植学会理事長にも就任していたこともあった。

1964年千葉大学医学部卒業。1969年千葉大学大学院修了。千葉大学医学部第２外科副手。1972年にアメリカ合衆国のコロラド大学移植外科リサーチ・テクニカルフェローに就任する。1975年筑波大学臨床医学系外科(消化器)講師となる。1983年筑波大学助教授。1984年、脳死移植手術を実施する。1992年筑波大学教授となる。2002年労働福祉事業団千葉労災病院長。日本移植学会理事長、日本移植学会編集委員長(前)、Trans‐plantatio Japonica Editor in Chief(前)、日本生物臓器保存学会評議員、日本再生医療学会評議員、日本外科学会評議員、日本臨床外科学会評議員、日本肝胆膵外科学会評議員、日本大腸肛門学会評議員、日本血管外科学会評議員

1983年９月、岩崎洋治筑波大学教授の責任の下で、脳死膵腎移植が実施される。ドナーとされていたのは、直前においては夫の顔も認識できなかった精神障害者であった。臓器提供を受ける側にも、本来は「３年透析を受けた患者の４年生きられる確率は89％」とするところ、「４年生きる確率は２割きる」など生存率で虚偽の説明を行ったとされ、手術後１年ぐらいで死亡している。「臓器の移植に関する法律」制定以前の状況での、この行為について、阿部知子と本田勝紀より、殺人罪で告発されるが、不起訴処分となる。

登場サイト
病院の精神は、精力善用と自他共栄である−対談者・深尾立

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