359 名前:おさこん[sage] 投稿日:2013/02/09(土) 22:11:02.52 ID:whM5y3EN0 [4/12]
(登場人物)
守時馳雄:主人公。3人の幼なじみを持っており、それぞれを大切な友人と思っている。
足原菜穂:馳雄の家とは隣家同士の馳雄の従妹。馳雄を兄のように慕っている。
白金せれな:日本有数の資産家のお嬢様。かといって高飛車にはならず、幼なじみグループで仲よくしている。
蒔枝璃緒:人気上昇中のグラビアアイドル。学内にもファンが多く、登校するとちょっとした騒ぎになることも。

(プロローグ)
ある朝、馳雄は昔の出来事の夢を見る。
よく公園で遊んでいた3人の幼なじみ。彼女たちに同時にプロポーズを受けたのだ。
なぜ唐突にこんな夢を見たのだろうか。そう思いつつも、いつものように起きて学校へ行く馳雄。
幼なじみ3人ともまだ仲よくしており、充実した毎日であるが、この日は3人全員が用事があると言う。
さみしさを覚えつつも、一人で帰宅した馳雄。翌日は馳雄の誕生日であったが、3人は欠席。
揃いも揃ってどうしたのだろうと思いつつ家に帰ると、家には大きな箱が3つ。
何だろうと開けてみると、中から3人の幼なじみが飛び出してきた。

話を聞くと、10年前、公園でプロポーズをした際、馳雄は「大人になってから」と答えていたのだ。
まさかあんな子供の頃の口約束を本気にしていたとは。驚く馳雄だったが、3人の気持ちは真剣そのもの。
「みんなのことは好きだから選ぶことは出来ない」「近すぎて友達としか見れない」
そう考えた馳雄は、1か月だけ時間がほしいと答える。
そして、3人の幼馴染たちは、1か月にわたる結婚活動を始めるのだった。

360 名前:おさこん[sage] 投稿日:2013/02/09(土) 22:11:47.09 ID:whM5y3EN0 [5/12]
(菜穂ルート)
その後も、部活動で試作した料理の試食を任されるなど菜穂との交流を深める馳雄だったが、
ある日、先に帰っていた菜穂に隠していた妹もののアダルト雑誌を目撃されてしまう。
嫌われたかと覚悟する馳雄だったが、菜穂は「お兄ちゃんと同じ気持ちでうれしい」と言い、馳雄に対する想いを告げる。
さらに後日、馳雄は自分の気持ちを確信できずモヤモヤしていたが、菜穂に半ば誘導される形で一線を越えてしまう。

それから数日、菜穂の母の歌穂が馳雄を訪ね、出かけるので菜穂を泊めて欲しいとお願いしてくる。
歌穂はすっかり菜穂が選ばれたものと確信しており、菜穂に対して誘惑術をけしかける。
その姿は裸エプロンで、結局我慢できずに二人は体を重ねるのであった。

そして約束の日、馳雄は3人を呼び出し、菜穂を選んだことを告げる。
せれなと璃緒は落胆した表情を見せるも、菜穂を祝福し、馳雄はけじめをつけることが出来た。
その後、せれなと璃緒と別れ二人が家へ戻ると、両親が結果報告を待っていた。
菜穂を選んだことを告げると、両家の両親はヒートアップ。そのまま婚約パーティが開かれることとなった。
二人は困惑しながらも、心から結ばれた幸せをかみしめるのだった。

エピローグ
それから半年。二人は結婚式を迎えていた。
本来は二人が学校を出てからの予定だったのだが、両親たちの方が待ちきれなくなり、
式場の手配、招待状の送付などを行ってしまっていたのだ。
馳雄は話を聞いて驚くも、結婚そのものに対する反対はなかったため、そのままの日程で式を挙行することに。
結婚を迎え呼び方も変わり、二人はさらにラブラブ度を増すのであった。(おわり)

362 名前:おさこん[sage] 投稿日:2013/02/09(土) 22:21:56.75 ID:whM5y3EN0 [6/12]
(せれなルート)
放課後、せれなと過ごすことにした馳雄は、せれなに自宅に招待される。
両親に挨拶をし、せれなの部屋に通された馳雄だったが、ここでせれなにキスを要求される。
そのまま唇を重ねた二人だが、せれなの一途な想いを感じた馳雄は、せれなを意識するようになる。
さらに後日、せれなの部活の様子を見に行った馳雄は他の部員に歓声を浴びるが、
それに嫉妬したせれなに半ば強要される形で、二人は一線を越えてしまう。
それ以降、二人は街で行動を共にする機会が増えるが、そのたびにお互いを意識するのだった。

そして迎えた約束の日、馳雄はせれなを選んだことを3人に告げる。
菜穂と璃緒の二人は祝福してくれたが、確実に3人の関係は変わっていく。
それに対して一抹のさみしさを覚えるが、男としてのけじめをつけた以上仕方のないこと。
そう思いながら、二人はせれなの家へと向かった。

到着すると、二人はホールのステージへと案内される。
なんとこの場で、馳雄のお披露目と二人の婚約のパーティを開催すると言うのだ。
せれなの誕生会などに参加したことはあった馳雄だが、こうして主賓になるのは初めての経験。
突然のことに戸惑う馳雄だったが、なんとかパーティを乗り切った。
終了後、羽を伸ばす馳雄のもとにせれながやってくる。しかしその表情は暗い。
突然のパーティで、馳雄に無理をさせたのではないか、自分は婚約者失格だ、と言うのだ。
だが馳雄は、そんなことでせれなとの生活を手放す気はないと答え、二人は固い絆で結ばれることとなった。

エピローグ
その後、馳雄は大学に進学を果たし、白金グループの手筈で関連会社への就職も決定、
帝王学を学びながら、在学中の披露宴を挙げるなど忙しい毎日を送ることになる。
その忙しさは就職後も変わらなかったが、その横には常にせれながいた。
どれだけ大変な毎日でも、二人でなら乗り越えられる。そういう思いを胸に、馳雄はせれなとの日常を過ごすのだった。(おわり)

363 名前:おさこん[sage] 投稿日:2013/02/09(土) 22:22:30.32 ID:whM5y3EN0 [7/12]
(璃緒ルート)
あの日以来、久しく璃緒と話をしていなかったと感じる馳雄は、この日璃緒と行動を共にすることに。
ところが、待ち合わせ場所の校門では、璃緒のファンの男子生徒が璃緒を取り囲んでいた。
それだけならと傍観していた馳雄だったが、男子生徒達が暴走し始めたのを見て一転、
駆けつけた親友にして璃緒の最大のファンでもある鞍馬とともに騒動を止めることに。
最終的には騒動を聞きつけた教師により事態は収拾するが、結局ゆっくり話をするどころではなくなってしまった。

後日、学校の近くで撮影があった璃緒は、馳雄を招くことに。
先日の件以来馳雄に対する気持ちが高ぶるばかりだった璃緒は、ここであわやという雰囲気にまで達する。
この日はこれで終わったものの、後日ついに一線を越えてしまうことに。
それから数日、馳雄の家に遊びに来た璃緒は、馳雄が自分のグラビアが掲載されている雑誌を購入しているのを見つける。
馳雄はこれで欲求を満たしていることを告白するが、璃緒は「写真なんかより本物を見て欲しい」と、
馳雄に対する気持ちを吐露。二人は、お互いの気持ちを知ることになる。

364 名前:おさこん[sage] 投稿日:2013/02/09(土) 22:23:37.01 ID:whM5y3EN0 [8/12]
そして約束の日、馳雄は璃緒を選び、気持ちを通じ合わせる。
菜穂とせれなもさみしげながらも祝福し、これで一安心と思いきや、璃緒はさらなる問題を抱えていた。
公園から事務所に直行した璃緒は、その場でアイドル引退を宣言。
実は、璃緒はアイドルデビューの際、馳雄が自分を選んだ場合引退するとの契約を結んでいたのだ。
しかし璃緒はすでにトップアイドル。収益源を手放したくない事務所は必死に引き止め、
「結婚後は新妻アイドルとして売り出そうよ」というプランを掲示し、ひとまずは話が保留となった。

エピローグ
数年後、二人はあるホテルの一室にいた。
結局、璃緒は芸能界を引退することはなく、それどころか馳雄までもが芸能界入りするに至っていた。
璃緒を引き留めるための策だったのだろうか、しかしそれが良い方向に進み、
いまや璃緒と並んで事務所を支える人気タレントの仲間入りを果たしていた。

しかし璃緒は、「それが故にファンや若手女優からちやほやされている」と嫉妬が絶えない。
だが、それは馳雄にとっても同じこと。今もなお璃緒は人気で、もしものことがあったらと心配でならないのだ。
そうお互いの気持ちを吐露した二人は、「他の人に靡くなどあり得ない」と互いの気持ちを再確認。
何年経っても、子供が生まれても、永遠の別れが来るその時まで二人は一緒。そう心に誓うのであった。(終わり)

(ハーレムエンド)
結局、1か月と言う時間がたっても誰を選ぶか決められなかった馳雄。
とりあえず3人を呼び出しては見たものの、結論が出せない馳雄は決めかねていることを告白。
呆れ顔の菜穂とせれなに対し、璃緒は予想通りと言う反応を示す。
これではらちが明かないと判断したせれなが延長戦を提案すると、璃緒が「その必要はない」と発言。
どういうことかと問えば、「誰も選べないと言うことは、つまり3人全員をものにしたいがためだ」との理論を述べる。
そして、「全員がお嫁さんになればよい」と、ハーレムを提案してきたのだ。
これには馳雄を含め全員が驚くが、次第に菜穂が、そして最終的にはせれなもこの提案に同意することとなった。
こうして、4人はインモラルながらも幸せ?な生活を送ることになった。(おわり

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