651 名前:とらいあんぐるハート1-1[sage] 投稿日:2008/11/07(金) 16:03:25 ID:aFoaAPYt0
主人公相原真一郎は高校2年生。趣味は料理。
悩みは背が低く(160台前半)、女顔、女声のため、よく性別を間違えられること。
それが嫌で空手をやっていたり、ワザと不良っぽい格好をして、ナメられないようにしている少年。
とはいえ基本は人のいい少年である。

ある日、親友の彼女である井上ななかから、「恋をしてみたらどうですか?」と言われたのをキッカケに、
ちょっとだけ恋愛に積極的になってみようと思うのでした。

ヒロイン紹介
・鷹城唯子:幼馴染その1。身長174センチ。かなりの天然ボケ。
・野々村小鳥:幼馴染その2。身長144センチ。唯子と正反対でしっかり者。
・御剣いづみ:クラスメイト。主人公とは逆で少年によく間違われる。
・綺堂さくら:後輩。病弱で他人とはあまり関わらない。
・千堂瞳:唯子が所属する部活の先輩。そのスポーツでは県下最強の選手。
・兎弓華(ト・ユンファ):中国からの留学生。眼鏡。
・春原七瀬:人気のない旧校舎に出没する。見慣れない制服を着ている。

692 名前:とらいあんぐるハート1-1[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 11:26:59 ID:C7C/4sSG0
遅れたが、とらハ1再開するぜ

唯子ルート
真一郎と唯子は小学生のころ、同じ空手道場に通っていたころからの付き合い。
唯子は護身道と呼ばれる架空の武道の部活に所属しており、次期主将と目される腕前。
真一郎は唯子の練習風景をよく護身道部に見学に訪れ、他の部員とも顔なじみ。
しかし、みんな仲良くがモットーであり、練習にも厳しさが欠け、また勝負事(試合にしろ遊びにしろ)が苦手という弱点があった。
それを指摘されながらも唯子は持ち前の天然でのんきであった。
ある時、若い女性を狙った痴漢が出ると噂され、真一郎は毎日部活で遅くなる唯子を家まで送るようになる。
しかし、ちょっと目を放した隙に唯子は痴漢に襲われてしまう。
唯子は真一郎より身体的に強いのだが、唯子は女の子として怯えて逃げ惑っていた。
痴漢をフルボッコにする真一郎。この出来事で真一郎は唯子が女の子であると意識し始める。

痴漢事件後しばらくして、唯子の誕生日がやってきた。
真一郎は唯子のバースデイプレゼントをどうしようかと考えた結果、若い女性の間で人気のフォーチューンリングなるアクセサリーにする。
リングを唯子にプレゼントするが、唯子の反応は想像と違っていた。
フォーチューンリングは男女が告白のために用いるアイテムで、真一郎はそれを知らずに贈ったのだ。
リングの意味を真一郎が知らないことに気づいた唯子は怒って帰ってしまう。

後日、リングの意味を知った真一郎は唯子と話をしようとするが、取り付く島もない。
しかもリングを突っ返されてしまう。
どうしたものかと悩む真一郎。返されたリングをよく見ると、そのリングが自分が贈ったものとは違うものだと気づく。
唯子は真一郎が贈ったリングを突き返すと見せかけて、その実自分から真一郎にリングを贈ってきたのだ。
そう、これは最後のチャンス。唯子から提示された最後の橋。

693 名前:とらいあんぐるハート1-2[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 11:28:05 ID:C7C/4sSG0
<ここで分岐>

ノーマルED
真一郎は、唯子から贈られたリングに答える形で二人は結ばれる。
そこで終了。

グッドED
真一郎は、唯子から送られたリングを「告白は男からするものだ!」と唯子に返す。
そして改めてフォーチューンリングを買い、唯子に改めて告白、二人は結ばれる。
しばしの時が流れ、二人の恋人同士としての付き合いは順調だった。
年度末、護身道部部長である千堂瞳の引退が近づいてきた。
唯子は瞳には練習、試合等含め、一度も勝ったことがない。
そこで引退の試合に、何とか一勝を挙げ、尊敬する先輩を送り出したいと思っていた。
唯子は瞳を相手にかつてない善戦を展開し技有までとるが、瞳の一本勝ちで試合は終了。
唯子は結局瞳には敵わなかった。
悔し泣きする唯子に、真一郎は寄り添うのだった。
そしてエピローグ。二人の付き合いは続いている。
真一郎は急激に背を伸ばし、唯子と同程度の身長まで伸びていた。そして二人は仲良く過ごしてED。

695 名前:とらいあんぐるハート1-2[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 16:39:45 ID:C7C/4sSG0
小鳥ルート

真一郎よ小鳥は小学校のとき、同じ塾に通っていたころからの付き合い。
真一郎と唯子と小鳥、仲良し三人組である(唯子の方が若干付き合いが長い)。
小鳥は父子家庭(母離婚)であり、小学生さながらの外見だが、家事や経済観念は主婦顔負け。
真一郎の料理好きは小鳥の影響である。

2学期終業式の下校時、小鳥と唯子が一緒に帰っている所、酔っ払い運転の車が二人に突っ込もうとしている現場に遭遇する。
咄嗟の機転(唯子は自力回避できると踏んで、小鳥をかばう)で二人を無事救出するも自分は轢かれて、冬休みを病院で過ごすことになる。
入院中小鳥は毎日真一郎の病室を訪れ、甲斐甲斐しく世話をしてくれる。
それというのも真一郎が入院したのは自分の責任と思っているからであった。
真一郎はそんな考えを否定し、小鳥が大事だからというような返答をする。
退院し冬休み明け、真一郎は小鳥に告白し、二人は付き合うようになる。

同時に、中国からの留学生弓華登場。
人見知りをして普段あまり自分からは友達を作れない小鳥だが、弓華とはあっという間に友達になる。
小鳥と弓華は交流を深め、小鳥も以前にもまして明るくなっていった。
しかし一ヶ月少々で弓華は中国へ帰国してしまう。
笑顔で見送ったが、真一郎と二人のときは泣き崩れる小鳥。
真一郎は小鳥を抱きしめ、俺はずっと一緒にいる、と言うのだった。

そしてエピローグ。
真一郎と小鳥は結婚し、双子を出産、幸せに暮らしている。

696 名前:とらいあんぐるハート1-2[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 17:26:20 ID:C7C/4sSG0
ごめん、>>695はとらいあんぐるハート1-3だ。変更し忘れた。

いづみルート
御剣いづみは、1年の時に真一郎となった。少年っぽい性格もあり気が合ったのだ。
いづみの実家は北海道にあり、なんと忍者の家系。
またそのような特殊技術保有者に対する国家資格が存在しており、いづみもそれを取得している。
ちなみにとらハシリーズにおける忍者は、少年漫画的な超人ではなく、あくまで現実世界としての忍者。
ボディガードやテロ鎮圧等にその手腕を振るっている。

真一郎といづみは気の合う友達として交友を重ねる。
その一方、いづみは今保有している資格より上級の資格を取得するべく、日々鍛錬に励んでいた。
しかし最近伸び悩み気味であり、スランプが続いていた。
そして資格試験の会場でいづみは旧友と再会する。
しかしいづみはその旧友がこなせた実技科目に失敗、それで一気に崩れて試験は不合格となってしまった。

スランプのストレスに失敗が重なり、自暴自棄になるいづみ。
真一郎はそんないづみを暖かく迎え入れる。いづみは真一郎に溜め込んだ鬱憤を吐き出していく。
いづみは今の自分に疑問を感じていた。真一郎はそんないづみをすべて受け入れた。
そして二人は結ばれる。


697 名前:とらいあんぐるハート1-5[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 17:27:46 ID:C7C/4sSG0
ごめん、さらにミスった。>>696はとらハ1-4です。申し訳ない。

またそのような特殊技術保有者に対する国家資格が存在しており、いづみもそれを取得している。
ちなみにとらハシリーズにおける忍者は、少年漫画的な超人ではなく、あくまで現実世界としての忍者。
ボディガードやテロ鎮圧等にその手腕を振るっている。

真一郎といづみは気の合う友達として交友を重ねる。
その一方、いづみは今保有している資格より上級の資格を取得するべく、日々鍛錬に励んでいた。
しかし最近伸び悩み気味であり、スランプが続いていた。
そして資格試験の会場でいづみは旧友と再会する。
しかしいづみはその旧友がこなせた実技科目に失敗、それで一気に崩れて試験は不合格となってしまった。

スランプのストレスに失敗が重なり、自暴自棄になるいづみ。
真一郎はそんないづみを暖かく迎え入れる。いづみは真一郎に溜め込んだ鬱憤を吐き出していく。
いづみは今の自分に疑問を感じていた。真一郎はそんないづみをすべて受け入れた。
そして二人は結ばれる。

ちなみに、暗殺者追跡中にとらハ史上最悪のバッドエンドが存在する。

698 名前:とらいあんぐるハート1-5[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 17:33:54 ID:C7C/4sSG0
ごめん、俺は今日はちょっと疲れてるらしい…
>>695は無視してくれ。お願い…orz

結ばれた次の日、いづみは変わった。
今まで少年のような言動だったいづみが、お淑やかで女性的なそれに変わっていた。
真一郎に対する呼び名も「相川」→「真一郎様」に変化した。
いづみはこれが本当の自分だ、という。また実家にも忍者を辞めると連絡した。
無理している感じはなかったので、真一郎はいづみの変化をあっさり受け入れる。
そして二人はしばし時を過ごす。

ある日、いづみの兄(当然忍者。職業ボディガード)と偶然会う。
ガードしていた要人を狙う暗殺者の追跡中だという。
負傷していた兄を見て手伝いを申し出るいづみだが、兄はそれを拒否(忍者を抜けた妹を戦わせまいという兄心)。
兄が気になるいづみは結局首突っ込んで、その暗殺者をいづみが倒す。
これを機に、いづみは忍者に復帰。真一郎はそんないづみを心身ともに支えていく。
そしてエピローグ。
二人は結婚しており、女の子を出産。忍者を辞めているかは定かではないが、いづみは家庭に入り幸せに暮らしている。

ちなみに、暗殺者追跡中にとらハ史上最悪のバッドエンドが存在する。

続く

699 名前:とらいあんぐるハート(訂正)[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 17:36:12 ID:C7C/4sSG0
今日の俺はほんとにヤバイらしい…
>>698の安価は>>695じゃなくて>>697。
ごめんよ
o......rz

705 名前:とらいあんぐるハート1-6[sage] 投稿日:2008/11/12(水) 09:46:36 ID:lFku5rAO0
昨日はすまない。俺はどうかしていたようだ…
史上最悪のBADについて。

暗殺者追撃には真一郎も手伝いを申し出る。追撃はいづみと真一郎二人で行った。
兄はダウンしてたかどこか別の場所を探してたか。
暗殺者の潜伏先は真一郎たちの学校(これも一応理由がある)。
何かあったらすぐ呼ぶ様にと言われてたが、その呼ぶタイミングを間違えると、暗殺者の仲間×2が出てきて真一郎人質、いづみがヤられてしまう。
さらにさらに。暗殺者(女)は組織のほかのメンバーから疎まれており、主人公はその暗殺者を犯すように命令されるという。
陵辱シーンがあるのは1だけなのだ。

706 名前:とらいあんぐるハート1-6[sage] 投稿日:2008/11/12(水) 10:49:23 ID:lFku5rAO0
瞳ルート

美人の先輩で巨乳。唯子が所属する護身道部部長にして県下最強。「秒殺の女王」などと渾名される。
凛としてなんでもできる事から下級生女子に圧倒的な人気を誇る。
ある理由により男性恐怖症の気があり、浮いた話は一切聞かない。
性格はエレガントに見せかけた勝気なお転婆でわがまま。自分の思い通りにならないと気がすまないところがある。

真一郎は親友と悪ふざけをしている時、誤って学校の階段から転落する。瞳はその真一郎を助けてくれたのだ。
巨乳に顔をうずめるという実にお決まりパターンだが、
助けたのが男だとわかると瞳は悲鳴を上げて真一郎を投げ飛ばし、結果的に階段から落ちるよりダメージを食う。
今まで唯子が所属する部活の(厳しい)先輩という認識しかなかったが、これで話すキッカケができたのだった。
それから話をするようになり、また親しい知人達から「雰囲気が似てる」と指摘され、姉弟ではないかという噂が流れる。
それで真一郎は「お姉ちゃん」などとふざけてじゃれつくようにもなる。

話がそれるが、前述の通り瞳は男性恐怖症である。
しかし真一郎はその女の子に見間違うルックスのため、防壁が発動しなかった。
そんなわけで真一郎は、瞳ファンの女子に睨まれつつも、いともあっさり瞳と親交を深めていく。
そんで、デートだなんだをこなしていき、真一郎から告白。成功。性交。
ちなみに告白OKのときの「浮気したらコロすわよ」という発言はとらハファンの間では名言。

それで特に目立ったイベントが起こることなく終了。
強いて言えば、千堂瞳ファンクラブと相川真一郎後援会(両方非公認FC)の前で付き合ってることを打ち明けたり、
瞳が高校3年間公式戦無敗を貫いたとか、その程度。
非常に印象の薄いシナリオですた。

エピローグでは、まだ選手として十分やっていけるが、早めに引退。
そして指導者として後進を育てる方向に行く事が語られる。
当然、真一郎とは続いている。

707 名前:とらいあんぐるハート1-8[sage] 投稿日:2008/11/12(水) 15:39:20 ID:lFku5rAO0
ごめん、またやった。>>706は1-7だ…
書き忘れたけど、瞳が男性恐怖症の理由は、1では結局明かされない。
2(年代的に1の1年前)でも瞳は登場。瞳は2の主人公耕介の幼馴染であ、昔付き合っていた。
で、若さを暴走させた耕介が半ば強引に瞳に迫り、それが原因で男性恐怖症に。
ちなみに、迫ったには迫ったが瞳が耕介を投げ飛ばして未遂。以降疎遠に。
さらにさらに、瞳は非処女で、上記の2での登場時に耕介の仲直り、付き合うまではいかないもののヤっちゃったという設定。


さくらルート

物静かで他人とはあまり関わらないさくら。また身体が弱く、よく貧血で倒れている。
真一郎と出会ったのも、彼の目の前で貧血で倒れたからだった。
保健室に連れて行き介抱する真一郎。それで顔見知りになって話すようになる。
真一郎は度々さくらと会い、徐々に親交を深めていく。
他人とはあまり関わらないが、動物には優しい笑顔を見せたりするさくらに真一郎は徐々に惹かれていく。
思い切ってデートに誘ってみたらなんとOK。そして二人は恋人関係に。

付き合いだしてしばらくして、とんでもない事が発覚する。
付き合いだしてから度々真一郎の自室でH、そのまま泊まるということを繰り返していた。
それは寝ぼけているときに発覚した。さくらには耳と尻尾が生えていた。
猫系の耳と尻尾ではなく犬系、わっちみたいな感じだ。
そして寝ぼけながら真一郎の首筋に噛み付いて血を吸っていたのだ!!
驚いてさくらを起こす真一郎。真一郎に秘密がバレたさくらは常人離れした足の速さで逃げてしまう。
なんとかさくらを見つけて連れ帰る真一郎。
事情を聞くと、彼女はいわゆる吸血鬼と人狼のハーフであるという。まさにわっち。
人狼の血で耳と尻尾(と発情期)があり、吸血鬼の血で血を欲する。
吸血衝動は意思で押さえ込んでいるが、そのせいで成長が遅れている、とも。
さて、そんな事実を告白し拒絶されることを恐れるさくらとは裏腹に、「さくらはさくら」とあっさり受け入れ愛情を示す真一郎。
感極まった二人はそのまま……。


708 名前:とらいあんぐるハート1-9[sage] 投稿日:2008/11/12(水) 15:58:10 ID:lFku5rAO0
真一郎がさくらの全てを受け入れしばらくして、高校にある男が編入してくる。
氷室遊という少年で抜群の美男子。たちまち女生徒たちの噂の的になる。
その一方、女生徒の間で貧血が多発。自他共に認める健康優良児唯子すら貧血になってしまう。
さくらが遊と会っているのを見て、
さくらが小鳥(さくらと小鳥は数少ない友人関係)の首筋に手を回している現場を目撃、
そして途端に付き合いが悪くなったさくらに真一郎は邪推する。
とうとう喧嘩してしまう。

ある日の夜遅く、唯子の家から電話が入り、唯子がまだ帰宅していないから知らないか、と聞かれる。
探しに出る真一郎、とりあえず学校に来て、そこで瞳と会う。
瞳と一緒に唯子を探す真一郎。すると体育館でさくらと遊がにらみ合ってる現場を見つける。
そして遊の後ろには唯子他大勢の女子の姿があった。
会話から、遊もさくらと同じ吸血鬼であり、女子の間で多発する貧血は全部遊の仕業。
さくらはそれを止めようとしていたのだ。
場に乱入する真一郎と瞳、しかし遊の催眠術で操られた女生徒達に手が出せず、さくらも含め全員捕らえられてしまう。
さくらのお気に入りということで、手始めに真一郎を血祭りに上げようとする遊だが、それを操られた唯子が止める。
唯子は言う。ずっと真一郎が好きだった、と。
一興を思いついたという遊は、唯子に真一郎を抱いてさくらから引き離せ、と命じる。
真一郎は唯一動く口で唯子の説得を試みる。


709 名前:とらいあんぐるハート1-10[sage] 投稿日:2008/11/12(水) 15:59:17 ID:lFku5rAO0

<ここで分岐>
Badエンド
唯子の説得を間違えると、真一郎は唯子にヤられる。
そしてキレるさくら。あっという間に遊をぶっ殺す。
そして真一郎たちはさくらに関することを含め、全てを忘れてしまう。

Goodエンド
説得とは名ばかり、唯子にむしろ罵声を浴びせる真一郎。
「この、バカ唯子!」から始まり「小鳥と二人で唯子をのけ者にする」だなんだのを並び立てる。
こうかはばつぐんだ!!怯む唯子にとどめとばかりに最後の一言「お前とは口をきいてやらん!!」
最大級の衝撃が唯子を襲い、催眠術から覚める唯子。あまりにアホらしさに呆然とする遊。
その隙にさくらが呪縛から逃れる。そして他の催眠術に操れれた女生徒を解放する。
うろたえる遊。そして遊はボコられて、すごすごと退散するのだった。

真一郎とさくらはお互い誤解をしていた事もあり、あっという間に燃え上がるwwww
そしてお互い、今度こそずっと一緒にいると誓い合うのだった。

エピローグ
ある時、美しく成長したさくらは老人を連れて散歩をしていた。その老人こそ真一郎であった。
真一郎とさくらはそもそも寿命が違った。真一郎は老いたがさくらは未だに若々しい。
そしてさくらは「おじいさんと仲が良くていいですね」等と言われると、ためらわずにこう答える。
「妻です」と。
END

さくらはとらハシリーズ通して、トップクラスの人気を誇ります。
それゆえちょっとばかり長文になってしまいやした。
ちなみに遊とさくらは異母姉弟という設定。

714 名前:とらいあんぐるハート1-11[sage] 投稿日:2008/11/13(木) 09:18:22 ID:y/0WnHVd0
さてとらハ1もいよいよ大詰めだ。

弓華ルート
三学期になって中国からの留学生がやってきた。名前は兎弓華(ト・ユンファ)。
席が隣になった事から友達付き合いをすることになる。
日本語がうまくしゃべれずオドオドとしている弓華、真一郎はそんなこと一切気にせず仲良くなっていく。
眼鏡をかけて穏やかな、そして笑うとかわいい普通の女の子。
しかし気になることがあった。弓華の左手の甲にはいつも包帯が巻かれていた。
ふとした拍子に包帯がほどけ、真一郎は包帯の下を見てしまう。そこには青い龍の刺青があった。

ある下校時に真一郎は妙な物音を聞き、気になって行ってみると、人とぶつかる。
それは、眼鏡をはずし、アーミーベストを着て、普段からは想像も付かない険しい顔をした弓華だった。
弓華と思われる女は顔を見られると、すぐに真一郎の前から立ち去る。
その後すぐ、彼女を追っていると思われる人物が、やってくるのだった。

自宅に戻り、あれは本当に弓華だったのか、と自問する真一郎。
そこに深夜の来客があった。弓華である。彼女にとって日本の一般家庭のセキュリティなんぞないも同然。
弓華は言う。真一郎を殺しにきた、と。
彼女は語る。弓華という名は偽名。自分は泊龍(パクリュウ)、中国の非合法犯罪組織の暗殺者だと。
物心付いたときから人を殺しはじめ、そればかり訓練させられてきた、と。
日本に来たのも暗殺の仕事からで、留学生の身分も隠れ蓑でしかない、と。
そして顔を見られた真一郎も殺さなきゃならないと。

715 名前:とらいあんぐるハート1-12[sage] 投稿日:2008/11/13(木) 09:45:33 ID:y/0WnHVd0
さて、暗殺者がわざわざそんなことを宣言しにくるあたり、真一郎が気に入ってる証拠である。
留学生は確かに偽装だったが、産まれて始めての穏やかで楽しい時間だった。
それを知ってか知らずか、真一郎は抵抗する事無く泊龍に身を委ねる。

死んだ、と思ったが、気絶させられた真一郎は、学校にいた。泊龍が運んだようだ。
彼女の姿は近くにはない。拘束されている真一郎を助けに来たのは忍者の家系の御剣いづみだった。
ちなみに、弓華を追ってきた人物っていうのはいづみ兄である。
そしていづみ兄が泊龍を捕縛。裏世界のルールで裁くため、御剣一家が泊龍を拘留する。
最後に一目と泊龍と面会を許される真一郎。彼女は両腕に手錠を嵌められていたが、いともあっさり外して真一郎を連れ出す。
二人が向かった先は学校、泊龍いや弓華は在学中よく屋上で空を眺めていた。
屋上に行く二人。最後の逢瀬、ヤっちまう。
事の後、弓華は服を着ると、止める間もなく屋上から飛び降りる。
慌てる真一郎だが、彼女には屋上すら平気で飛び降りれる高さであった。
弓華は真一郎に手を振っていた、涙を流しながら。さようなら、と。
エピローグ
何年かが過ぎて。
大学生だったか社会人だったか忘れたが、真一郎はある女性とすれ違う。
彼女は真一郎に見覚えがあるようだった。言わずともがな、弓華である。彼女は子供をつれていた。
しかし真一郎にはそれが弓華だということはわからなかった。

ちなみに。
いづみルートで出てくる暗殺者も弓華である。
いづみのときはバラしたくなかったから色々はしょったが、お互いの生まれとかもあって結構アツイバトルを展開してくれる。
またいづみルートだと、御剣一家に拘留されるのは同じだが、なんと保護観察処分が適用。
組織を抜けて、いづみの良きライバルとして登場する。
そして保護観察処分に尽力したといういづみ兄と結婚、場合によっては真一郎の義姉になるという数奇な展開。

あと組織は3では「龍(ロン)」と名付けられ、3の主人公一家にも因縁がある。
そして3の時代では弓華は龍を潰す為の非合法ギリギリの武装集団に所属しているという。

716 名前:とらいあんぐるハート1-13[sage] 投稿日:2008/11/13(木) 10:15:05 ID:y/0WnHVd0
七瀬ルート

偶然、近々取り壊される予定の旧校舎に行った真一郎は、そこで一人の女生徒と出会う。
彼女は春原七瀬(すのはらではなく、はるはら)。スプリングフィールド七瀬。
彼女は見慣れない黒いセーラー服を着ていた。
真一郎たちが通う風芽丘学園は、制服が一種類ではなく複数種類の中から個人の自由で選べるという有り得ないモノ。
というわけで、ヒロインたちはみんな学校の制服が違うのだ。
十人十色の制服だが黒いセーラー服はほとんど見なかった。
とはいえ、明るくノリの良い性格の七瀬。二人は仲良くなった。

それ以来真一郎は度々旧校舎を訪れるようになる。彼女とは決まって旧校舎で会っていた。
そのうち二人は恋人関係に。それを機に真一郎に異常が出始める。
初めはダルいとかそういった軽いものだったが、そのうち目に見えるほど衰弱していく。
最初に気づいたのは小鳥、そして後に誰が見ても明らかにおかしいレベルにまでなってしまう。

真一郎が心配な小鳥。これは何かあるに違いない、と思って真一郎を尾行する小鳥。
運動音痴の小鳥の尾行すら気づかないくらい衰弱している真一郎。
旧校舎に向かった真一郎、そこで小鳥は見た。
真一郎がある女生徒、つまり七瀬とヤっているところを。
とんでもないものを見てしまったと思う小鳥だが、だが何かがおかしい。
そして気づいたのだ。
その事実に気づいた小鳥はどうしたらいいかわからない。
そこに現れたのが小鳥の数少ない友人、綺堂さくらである。

717 名前:とらいあんぐるハート1-14[sage] 投稿日:2008/11/13(木) 10:50:08 ID:y/0WnHVd0
書き忘れた……細かい点を忘れ気味…
恋人同士になるときに明かされるのだが、七瀬は生きている人間ではなく、幽霊だと。
彼女は確か25年くらい前に誤って死んでしまった生徒、青春の入り口での無念の死。
その執着で現世にしがみ付く旧校舎の地縛霊だった。
真一郎はそんな告白をあっさり受け入れるのだった。

心身に異常を来たしてるのは明らかであるが、七瀬から離れられない真一郎。
そして小鳥の相談を受けたさくらが動く。

さくらは状況を看破する。
死んでいる彼女が現世に留まるには莫大なエネルギーが必要であり、それが好きな人とセックスするともなれば……という感じ。
このままでは真一郎の命にかかわる。
さくらは七瀬に接触、説得を試みる。素直に成仏するならば手荒な真似はしない、と。

一方、真一郎は小鳥が押し留めていた。ほとんど麻薬中毒者バリにジャンクってる真一郎。
真一郎を思う小鳥は言う。わたしを抱いていいから、だから行かないでと。
その言葉で真一郎は冷静さを取り戻し、小鳥を説得して自分も旧校舎に向かう。

真一郎が旧校舎に着く頃には七瀬とさくらは一触即発状態だった。
七瀬はさくらの説得を拒否、暴れて邪魔するさくらを追い払おうとする。
しかしさくらは身体は小さくても、いろんな意味でとらハ1最強の存在。
七瀬を強制除霊……される寸前に真一郎は乱入する。

真一郎は言う。七瀬が望むなら一緒に逝く、と。
止めるさくらだが、真一郎は本気だった。
そんな真一郎の愛を受けて、七瀬は心が満たされる。そして自分から成仏する事を決めるのだった。
そして生まれ変わって、また恋をする。そう言って七瀬は逝った。

718 名前:とらいあんぐるハート1-15[sage] 投稿日:2008/11/13(木) 10:50:56 ID:y/0WnHVd0
エピローグ
数年後、これまた大学生だか社会人だか忘れたが、真一郎は一人の女の子に声をかけられる。
見るからに小学生。どこの子だ、と思うがどこかで見覚えがある。
それは生まれ変わった七瀬であった。
そして真一郎は七瀬と手をつないで歩き出す。
そして真一郎は警察に声をかけられるwwww(本当)


ちなみに。
本編では七瀬とさくらは険悪そうだが(実際七瀬はさくらを怖がっていた)、
後のシリーズ作などでは、良好な関係を気付いている。
さくらならある程度エネルギー吸われても平気だし、自覚あるから加減も利く。
真一郎→(血を提供)→さくら→(エネルギー提供)→七瀬という食物連鎖が成立している。
また、さくらと七瀬で、とらハシリーズ最終作、123DVDパックのおまけシナリオで、
メインヒロインである唯子&小鳥を抑えてダブルヒロインに起用されている。

最後に
七瀬は3で、主人公の妹、後にスピンオフの主人公に抜擢されるなのはの原型キャラだったりする。
その証拠(?)に転生した七瀬は名札を付けており、そこには「高町」とされている。

さて、これにてとらハ1完了!
乙ーー

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