286 名前:みみをすませば[sage] 投稿日:2011/02/23(水) 21:34:32 ID:ouF6YQY60
公式:http://www.syakunagesoft.jp/product/mimisuma/

○登場人物
・望月徹 - 主人公。
・菊池七海 - クラスメイト。世話焼きで徹の食事を作ってくれる。
・小野寺澪 - 後輩。人嫌いだが七海だけには心を許している。
・島津晶 - 先輩。学生会副会長。実直で気配りが上手いため皆に慕われている。
・小金井茉里 - 後輩。"本土の人"である徹に興味を持ちアプローチをかけてくる。
・大神ひなた - クラスメイト。自由奔放で授業にもほとんど出ない。

○プロローグ
両親が世界旅行に出かけたため、小さい頃に暮らしたこともある
祖母が住む南星九豆島(みなみほしくずじま)で1年間生活することになった徹。
その祖母も突発的に旅行に出かけてしまい独りで暮らすことになったため、
近所の七海に助けてもらいながら生活を始めていく。
翌日には七海の友人である澪のほか、学園で茉里、晶、ひなたとも知り合う。

○重要設定
・イヤー・タイム
南星九豆島特有の不思議現象。数日に一度程度の頻度で数分間だけ発生する。
発生中は島民の全員に獣耳が付き、他人に「心の声」が聞こえてしまうが、
昔からある現象なので島民は慣れていて、その間は余計なことを考えないでいる。

・星神山とおむすび池
星神山は島にある山。その山頂にある池がおむすび池。
その池に浸かって将来を誓い合った男女は永遠に結ばれるという伝説がある。
山の中は全体が禁足地(立ち入り禁止)となっているうえ、
日常生活上で特に入るような場所ではないので、入る人はほとんどいない。
実は、おむすび池の水に濡れている間はイヤー・タイムより強力な伝心状態になるのだが、
この事実を知る人はそれほど多くない。

287 名前:みみをすませば[sage] 投稿日:2011/02/23(水) 21:35:27 ID:ouF6YQY60
○共通
徹は転校早々に遭遇したイヤー・タイムで知らずにエロい妄想をしてしまったが、
それをきっかけにクラスにも受け入れられ馴染んでいけるようになった。
女性陣と一緒に海水浴に行くなどして交流を深めていく。

徹は、澪が七海以外には心を閉ざしていることが気になっていた。
だが澪にも色々あるのだろうと、ひとまず様子を見ることに決める。
(ここで澪に積極的に関わろうとすると澪ルートへ分岐)

後日、茉里が「1回でいいから徹のエスコートでデートをしたい」と頼んできた。
引き受けたはいいがデートスポットを知らない徹は、晶に教えてもらうことになる。
晶と各所を廻り、最後に「大切な人と行くといい」と教えてくれた場所は星神山。
晶は星神山に入ったことがあり、そこで見たホタルが舞う光景に最も感動したという。
(「そこには茉里ではなく晶と一緒に行きたい」と思うと晶ルートへ分岐)

翌日には茉里とのデート。口を滑らせて前日に晶と廻ったことがばれてしまい
茉里の機嫌を損ねてしまうが、最後に星神山へ連れて行ってホタルを見せ、
「ここだけは今日初めて来た」と明かしたことで満足させることに成功する。
またデートに誘って欲しいという茉里に、徹は「そのうちな」と答えるのだった。
(ここで「そうだな」と答えると茉里ルートへ分岐)

また別のある日、イヤー・タイムのちょっとした出来事から、
七海は隠していた本心「イヤー・タイムが大嫌い」という声を徹に聞かれてしまう。
徹は自己嫌悪に陥る七海を励まし、「ただイヤー・タイムから逃げ続けるより、
無くすため積極的に行動した方が上手く行くのでは」とアドバイス。
七海は元気を取り戻すのであった。
(そのための行動に協力することを決めると七海ルートへ分岐)
(応援するだけに留めるとひなたルートへ)

288 名前:みみをすませば[sage] 投稿日:2011/02/23(水) 21:36:24 ID:ouF6YQY60
○澪
徹は澪の力になりたいと考え、距離を縮めるために積極的に話しかけていく。
鬱陶しがられながらも徐々に会話の回数は増え、
二人で海に行ったりしたものの、澪が心を開くきっかけはまだ掴めないでいた。

ある日、七海の都合が悪くなり、澪が夕食作りと宿泊をしに訪ねてきた。
悶々とする徹だったが、澪が寝言で「一人にしないで」と泣いているのを見て、
改めて澪が心を閉ざしている理由について考えを巡らす。
翌日、澪へのお礼の内容に悩む徹は結局直接要望を聞くことにするが、
徹が澪の「目を瞑って欲しい」という要求に従うと、澪が徹にキスをしてきた。

キスの真意が分からない徹。一方、澪は徹を避け始めるようになる。
一方的に海で会う約束をしたうえで一日中澪を待ち続けた徹に、
澪が「つまらない私に、何故構うのですか?」と訊ねると、
待ち続けるうちに自分の気持ちを整理した徹は「澪が好きだから」と答える。
澪は「私は心を開くことができない」「心に欠陥がある」と打ち明けるが、
徹が「それは欠陥ではなく個性だ」「ちょっと不器用なだけ」と励ますと、
本心では自分を認めて欲しかった澪は涙する。そして二人は恋人同士となった。

それから二人でイチャイチャしながらの生活が始まったが、
まもなく徹の両親の旅行が終わったと連絡が入り、徹も家に帰ることになる。
澪に言い出せず先に七海に相談するが、そのことに澪はショックを受ける。
結局澪に避けられたまま島を出る当日、澪の「行ってほしくない」という
強い心の声を耳にした徹は、星神山のおむすび池で澪を見つける。
そして、互いの思いを確かめ合い、ずっと離れないことを誓い合った。

おむすび池の伝心の力でその一部始終が島中に聞こえたこともあって、
二人は皆に冷やかされながらも祝福されて幸せに暮らしたのだった。

289 名前:みみをすませば[sage] 投稿日:2011/02/23(水) 21:37:15 ID:ouF6YQY60
○晶
七海が徹の食事を作らなくなり、代わりに晶が毎日徹の世話に来るようになった。
そのお礼も兼ねて、休みの日に二人で出かけて楽しい時間を過ごした最後、
偶然合った茉里に「デートでしょ?」と訊かれたことをきっかけに、
晶は徹に抱いていた気持ちが恋愛感情であったと自覚する。
晶はそのまま徹に告白したが、徹からの返事は一旦保留ということになる。

翌日には全校に話が広まっており、嘘や隠し事をしない晶は正直に事実を説明。
さらに堂々と徹への愛を語り、気持ちを行動に移していく。
数日後には晶は徹をおむすび池に連れて行き、「永遠にお前と共にいたい」
「だからここで契りを交わしたい、その覚悟もできている」と改めて告白。
だが徹は、そのストレートな愛情を自分が受け止められるのか不安に感じていた。
真剣に考えて結論を出したいと言い、一日だけ保留にさせてもらう。

悩む徹を見たひなたは、「もう答えは出ているんじゃない?」とコメント。
自分の気持ちに素直に考えた徹は「晶と別れるなんて考えられない」との結論に至る。
翌日に晶をデートへと誘い、その最後に向かった星神山のホタルが舞う中で
返事も兼ねて徹から晶に告白して、二人は正式に恋人同士となる。

正式に恋人になっていなかったことに驚かれつつも、皆に祝福される二人。
1年後には島を出る徹に合わせて晶は卒業後に本土の大学へ進学することに決め、
徹も同じ大学に進学。その後も二人はずっと一緒に暮らしていったのだった。

290 名前:みみをすませば[sage] 投稿日:2011/02/23(水) 21:38:08 ID:ouF6YQY60
○茉里
茉里のスキンシップはより頻繁で積極的になっていたが、
一方で茉里は、徹が本当に自分を好きになってくれるか不安を感じていた。
だが、イヤー・タイムにより徹が異性として見てくれていることを知り、
徹に対して正式に告白。徹もそれを受け、二人は恋人同士となる。

茉里が徹の家に泊まるなどしてイチャイチャと過ごしてく二人。
だが、徹が1年後に島を出て行くことを偶然知った茉里は、
そのことに対して平然としている徹に不審を抱き、徹を避けるようになる。
実は茉里は、本土に興味があるような普段の言動とは裏腹に
自分が島を出ることを全く想定しておらず、
「徹と一緒に島を出る」という選択肢を無意識に除外して
「徹が島を出る = 茉里と別れる」と解釈していたのだった。

そんなすれ違いの中、突然徹に祖母が怪我をして入院したとの連絡が入り、
茉里と会うこともなく翌日の船で徹は島を去ってしまう。
徹が島を出てしまったことを事後に知った茉里は、
徹を失った喪失感と悲しみ、そして後悔で泣き続ける。

それからの茉里は無気力になりながらも元気な姿を演じ続けていた。
そして迎えた2学期初日、茉里はイヤー・タイムで徹の声を耳にする。
ちょうど船を下りたばかりの徹と再会し、
二人は互いに「離れているなんて耐えられない、ずっと一緒にいたい」と告白。
1年後のことは分からないが、一緒なら乗り越えられる。そう確信する二人であった。

291 名前:みみをすませば[sage] 投稿日:2011/02/23(水) 21:39:04 ID:ouF6YQY60
○七海
一緒にイヤー・タイムの調査を続け、より徹に信頼を寄せるようになった七海は、
徹にイヤー・タイムを嫌うようになった最初の原因を明かす。
それは、小さい頃イヤータイムのせいでトイレを我慢していることがばれてしまい、
一人の男の子にそのことでからかわれたためなのだという。
徹はそれを聞き憤るが、ふとその男の子が自分だったことを思い出してしまう。
七海との仲を壊したくない徹は隠すことに決め、イヤー・タイムを警戒する。

後日、二人は晶の助言で禁足地になっている星神山の調査に向かう。
二人が躓いておむすび池に落ち濡れてしまうと、突然獣耳が出現。
同時に強力な伝心状態となり、徹は隠していたことを知られてしまう。
ショックを受けた七海は徹を拒絶し、以降七海は徹を避け続けるようになる。

実は七海は母子家庭。父親はかつて家族に隠れて浮気をしており、
それがイヤー・タイムでばれたために現在は離婚している。
この件以来、七海は周囲の人が自分に隠し事をしてないか不安に思うようになり、
またこれもイヤー・タイムを嫌う原因の一つになっていた。
徹を拒絶した理由は、隠し事の内容ではなく、隠し事をしていたことそのものだったのだ。

ひなたの「イヤー・タイムは心を繋ぐだけのもの、伝えるべき心は人の中にある」
という助言に奮い立った徹は、最後のチャンスとして七海に頼み込み、
二人でおむすび池に浸かる。
そして嘘偽りない自分の気持ちとして、七海が好きであること、
七海との関係を崩したくなかったからこそ隠ししていたことを告白。
本心では徹と離れたくないと思っていた七海も気持ちを晒し、二人は結ばれる。

その後、徹は両親が帰ったあとも南星九豆島に残ることに決め、
七海と二人でラブラブな生活を送り、ついには結婚したのだった。

292 名前:みみをすませば[sage] 投稿日:2011/02/23(水) 21:40:07 ID:ouF6YQY60
○ひなた
七海の件で深刻になりかけていた徹に、ひなたは一緒に遊ぼうと持ちかけてきた。
翌日の放課後、ある意味で野生児同然のひなたに引っ張り回されるが、
ひなたは面倒がらずに最後まで遊びに付き合ってくれた徹に興味を持ち、
一方で徹もひなたと遊ぶことに抵抗を感じていない自分に驚いていた。

休みには、星神山に日常的に出入りするひなたに付き合って山で遊ぶことに。
その最後、徹はおむすび池に案内され二人でイヤー・タイム状態となる。
ひなたは言う。「七海や澪みたいに殻に閉じこもって臆病なのはつまらない。」
「徹やあきらのように裏表なく正直に伝え合う方がずっとキモチイイ。」
それからもひなたは自分の思うままに行動し、徹への好意を隠そうともしない。
多少紆余曲折ありながらも、徹も受け入れて二人は恋人同士となる。

だが、学校で発生したイヤー・タイム中の七海の心の声により、
七海が最近徹と仲がいいひなたに妬いていることが分かってしまう。
ひなたは「表面を取り繕って逃げるより、はっきり私に言うべき」と言うが、
七海は皆に嫌われることへの恐怖と自己嫌悪により逃げ出してしまう。
ひなたは、父は遠洋漁業の漁師、母も仕事で、家でほとんど独りであった。
昔は寂しさで塞ぎ込むことも多かったが、ある時に入ったおむすび池で
偶然届いた父の一生懸命働く声を聞き、心を開くことの良さを知ることになる。
そんな過去から、ひなたは今の七海を昔の自分と重ねていたのだった。

日曜、徹とひなたはデートをして、その最後に星神山に入る。
七海にきついことを言って徹に嫌われていないか、
七海が本当に徹に気持ちを告げたら徹は七海を選ぶのではないか、
不安に思っていたひなたに徹は改めて告白し、思いを確かめ合う。

その後、七海は自分に正直になることをひなたに宣言、
二人は仲良いライバル関係になったのだった。

306 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2011/02/28(月) 17:15:54.22 ID:B8ynEU/+O
>>285


みみすまってヒロイン一人に一回ずつイヤータイム中のHシーンがあって
ヒロインがオナニーより気持ち良いとか思ってたり
「したいなら激しくしても良いよ」って言ってる心の中では(激しくしてほしい)って思ってるのが
だだもれになってて面白いよね

>>288
澪がことさらにキスの後避けはじめた理由ってちゃんと述べられてなかったけど、
あれって多分「どうして昨日キスしたの」への返事にイヤータイム使って心で伝えようとしたが、
上手くできなかったからってことだろうね

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