711 ：名無しさん＠初回限定 ：2005/07/12(火) 00:20:59 ID:dnJMjIS4
■サナララ
誰でも一生に一度だけ、どんな願いでも叶うチャンスが巡ってくる。
この『対象者』はその事実を『ナビゲーター』によって知らされる。
願いを叶えた後、今度は自らがナビゲーターとなり、次の対象者へ知らせる。
ナビを終えた後、この一連の記憶は失われる。
第三者にこの事実を知らせることは、絶対に不可能。
この『お願いシステム』は密かに、そして連綿と続いている。
そんなチャンスの巡ってきた、四組の男女の物語。
彼（女）等は不思議な体験の後、ささやかな願いを叶え、記憶を失う。
そして、少しだけ前向きに生きていけるようになるのだった。
217 名前：サナララ[sage] 投稿日：2009/04/03(金) 20:26:48 ID:69fVvKmI0
世界観は現代日本だけど、『チャンスシステム』というのが存在する。
【チャンスシステム】
人は誰でも、一生に一度だけチャンスが訪れる。
それは、ひとつだけ好きな願いを叶えてもらえるというもの。
『対象者』になった人のもとへ『ナビゲーター』が赴き、システムの説明と願い事の受理をする。
願いを叶えたら、その対象者が自動的に次のナビゲーターになり、リレーのように巡っていく。
チャンスシステムにはいくつかのルールがある。
１．[対象者は不思議な力でナビゲーターに引き寄せられる。]
例：とくに用は無いはずなのに、ナビのいる公園に足を運んでしまう。
２．[ナビゲーターは、対象者以外に認識されない特殊な状態になる。]
透明人間というよりは、ものすごく影がうすくて気にされない状態に近いとのこと。
欠席や欠勤しても何故か問題にならない。餓死もしないが、空腹感はある。
３．[お試しお願いというものがある。]
システムを信じない人や、願いを失敗する人のために、短期間だけ願いを叶えてもらえる。
お試しお願いは、本お願いを受理した時点で、効力が消える。
本お願いが受理されない場合、１週間程で期限切れになる。
４．[明らかに無理な願いはスルーされる。]
この場合、チャンス自体が取り消される。
５．[ナビを終えた時点で、全てを忘れてしまう。]
自分の願いが叶ったことや、チャンスシステムに関わることは記憶に残らない。
記録に残そうとしても、伝達しようとしても、不可能。
218 名前：サナララ[sage] 投稿日：2009/04/03(金) 20:29:14 ID:69fVvKmI0
■Story：01 のぞみ
極度の恥ずかしがりやで人見知りが激しい上、ややぽんこつな女子高生、椎名 希未（しいな のぞみ）は、
ごく普通の男子高校生、和也に、ナビゲーターとしてチャンスを届けにきた。
→BAD お願いで『ゲーム機』を選ぶと、和也はCSのラムネをプレイしてお話は終わり。
和也は悪戯心で、お試しお願いに「いっしょに」と願ったため、二人は一定距離以上離れられなくなる。
そして二人の奇妙な生活がはじまる。ベッドはひとつなので、片方がプリンス床ホテルで寝ることになる。
人と接するのが苦手なのぞみだが、離れられないことと、忘れてしまうということもあって、素直な自分を曝け出せるのぞみ。
和也も、ぽんこつなのぞみの世話を焼いているうちに、彼女を知っていき、愛しいと思うようになる。
やがて、期限が目前に迫るが、和也はのぞみのことが気がかりだった。
全てを忘れてしまえば、こうして二人でいることもできないし、
他人の視線に耐えるのが『自己記録３秒』ののぞみに戻れば、彼女の魅力が伝わる前に、人は通り過ぎ去ってしまうだろう。
お願いでのぞみの癖をなんとかしようと提案する和也だが、のぞみは拒否する。
のぞみは自分のチャンスでそれを考えなかったわけではないが、
こんな自分だから、こんな自分こそを愛して欲しいとのぞみは思っており、
チャンスなんかに頼る惨めはプライドが許さず、こんなわたしでも自分の力でと、別のことにチャンスを使った。
[＃小説版は�牘�上がりは、屋上で虹を見ることができますように�瓩般正�されてるが、本編では曖昧]
お互い好きだと気持ちを確認しあった二人は、情交を重ねる。
和也は、のぞみの可能性を自分の勝手では決められないと悩んだ末、
「（のぞみが）のぞみを幸せにしてくれる人と巡り会えるように」と願う。
和也は、自分ではきっかけを掴みようがなくて、のぞみと再び知り合うことはできなくて、
幸せにするのは自分ではないだろうと思うが、それでも和也はただのぞみの幸せだけを強く想った。
ナビを終えて全てを忘れた和也は、色々な偶然やきっかけが重なって、のぞみと知り合う。
二人で並んでやきそばパンを食べるＣＧで終了。
□おまけＨ
のぞみ先生とコスプレＨしたくなった和也は、ブルマやレオタードを着てもらってＨする。
220 名前：サナララ[sage] 投稿日：2009/04/03(金) 20:32:48 ID:69fVvKmI0
■Story：02 Sweet days, Sour days
普通の男子高校生の雄司は、幼馴染である高槻あゆみのナビゲーターとなる。
あゆみは、「ステキな恋がしたい」と本お願いするが、雄司のナビ状態もお試しお願いのキウイもそのままだった。
普通に火曜日の一日を過ごす二人だったが、何故か次の日になっても�牴侏貌��瓩里泙泙如▲襦璽彎�態にハマってしまう。
あゆみはチャンスの力で戻されたのは、製菓教室の留学話に関係しているのではないかと推測し、
外国の三ツ星パティシエに認められるよう、お菓子作りにせいをだす。雄司もあゆみを手伝う。
ループごとにお菓子の出来が上達するあゆみだったが、あゆみの推測が正しいとしたら、
あゆみは留学して、そこでステキな恋を見つけるということで、それは自分から離れてしまうってことを意味するわけで……
雄司は、あゆみと離れたくなくて、留学させないように、わざとお菓子を台無しにしてしまう。
雄司は、あゆみはいつか居場所（＝恋人）を見つけるだろうから、いつまでもこんな関係は続けられないと悟るが、
自分があゆみの居場所を作ってやりたいと、関係が変わったとしてもあゆみと一緒にいたいのだと、自分の気持ちに気付く。
そして次の日の�牴侏貌��瓩砲△罎澆髻�学校をさぼってのデートに誘う。
デート後の製菓教室で、あゆみは完成直前のお菓子をわざと床に落とす。あゆみは雄司の行動の理由に気付いていた。
部屋に帰り、雄司はあゆみに好きだと告白する。あゆみも雄司を受け入れる。
次の日、ループから抜けたことで、あゆみは自分の『本当の願い事』に気付く。そしてナビとして次の人へ幸せを伝えにいく。
全てが終わって記憶は無くなった二人だが、二人の関係は幼馴染ではなく恋人同士になっていた。
あの体験が、無意識下で二人にきっかけをつくったかもしれないが、チャンスの力ではなく、自分の力で幸せになった二人。
雄司はあゆみに言う。「これからも弁当作ってくれよな」と。二人のこれから続くであろう関係を示唆して終了。
222 名前：サナララ[sage] 投稿日：2009/04/03(金) 20:42:39 ID:69fVvKmI0
■Story：03 センチメンタル・アマレット・ネガティブ
ナビゲーターである高畑は、なかなか姿をあらわさない対象者を待ち続けていた。一週間のチャンス期限は目前だった。
いつの間にか高畑の近くに現れた、対象者の三重野 涼（みえの りょう）が声をかけてくる。
三重野は中学の時の高畑とはクラスメイトで、三重野は覚えていたが、高畑は思い出せなかった。
高畑は三重野にチャンスシステムを説明して、お試し願いを願ってもらうが、何故かお願いは叶わなかった。
三重野に別の望みを考えてもらうが、高畑の学校へ行くことや、学園ごっこを望む。
高畑は折角のチャンスを有効に使ってほしいと、高畑自身が三重野の望みに付き合う。
夜の学校で二人きりの授業をしたり、部活動をする二人。
演劇ごっこの時間、三重野はお芝居の魔法の鏡と女の子の話をする。
望むものを映し出す呪いの鏡に魅入られた女の子。女の子は鏡さえあれば他には何もいらないと思うようになる。
そんな女の子の姿を見て、鏡の中の男の子は胸が苦しくなり、女の子を救うために自ら消えてしまおうと決心する。
鏡の中の男の子は、残される女の子に、手向けの言葉を遺して笑顔のまま消える。
女の子はしばらくは泣きじゃくったが、やがて涙を拭くと、鏡に背を向け世界に向けて歩き始める。
お話を終えた三重野は、お芝居の別れの場面である鏡越しのパントマイムを再現しようと、高畑を誘う。
演劇部の次は陸上部に活動をする。
高畑の靴紐が解けていたことに三重野は、高畑の靴紐を結ぶが、それは固結びに固結びを重ねたような結びだった。
三重野は、これでもう解けないから、いくら走っても大丈夫だと言う。
期限切れである夜明けの直前、三重野は屋上で真実を語る。
今の自分は、高畑のお願いのおかげで、生き霊のようなものとしてここに居るのであり、
本当の自分は病院で既に死んでいるから、『一生に一度』のチャンスを叶える資格はないのだと。
時間がきて、フェンス越しに別れを迎える二人。それはお芝居の一場面のようだった。
三重野は、高畑へ手向けの言葉を遺し、笑顔でスタートを切る号令を口にする。
全てを忘れた高畑は、無茶苦茶に結ばれた靴紐を見て、誰かの言葉を思い出す。
その言葉は、高畑の背中を押して、前へと衝き動かすのだった。
223 名前：サナララ[sage] 投稿日：2009/04/03(金) 20:46:41 ID:69fVvKmI0
■Story：04 “Summer Holiday”
お試しお願いだけ叶えて、本お願いを受理しないことによって、ナビを続けて半年の男、芳沢 洋一（よしざわ よういち）。
彼は、ナビゲーターの特権が気に入り、この�猯�技�瓩砲茲辰謄▲Ε肇疋�引きこもり生活をやりたい放題に生きていた。
次の対象者である矢神 由梨子（やがみ ゆりこ）は、冗談だと思って「みんな居なくなれ」とお試しお願いする。
その結果、世界から二人以外の人が消える。二人は期限がくるまで誰もいない世界で遊ぶことに決める。
由梨子と一緒に過ごすうちに、洋一は今の自分の虚しさに気付いていく。
二人はプールの壁に絵を描くことにする。チャンス期間に絵は完成しないが、絵を描き始めたという事実は残る。
二人は、記憶は消され目印を残すのも不可能という、再会を望んだとしても叶わないであろう、残酷なシステムを嘆く。
由梨子は二人でまた絵が描けるかもしれないからと、刷毛を望む。洋一は奇跡を願いながら、ナビの役目を終える。
全てを忘れた洋一は、プールの壁の未完成の絵が何故か気になって、絵を完成させる作業を買って出るが、
彼にはどうしても、その絵の海の色である、エメラルドグリーンを再現することができなかった。
ナビが終わって洋一の前に現れた由梨子に、洋一は色のことを尋ねるが、やはり記憶からは消えていた。
しかし、塗料のトレイに書かれた『サナララ』の文字を目にしたとき、二人の口から自然に言葉がついてでる。
それは、それぞれは不揃いで、すべてが合わさって初めて意味をなすもので……
絵は二人の手で完成されて、その証にイニシャルである『Ｙ．Ｙ』が二人の分サインされていた。
□おまけＨ
しゃっくりが止らなくなった由梨子に、洋一はしゃっくりを止める薬として象コロリを渡す。
象コロリの効果で由梨子さんは大変なことに！
224 名前：サナララ[sage] 投稿日：2009/04/03(金) 20:49:38 ID:69fVvKmI0
■サナララショートストーリー
普通の女子高生、樋口 実果（ひぐち みか）は、
お願いで「自分を好きになってくれる可能性のある人が次の対象者に選ばれますように」と願った。
そして次の対象者には、彼女の意中の人である沢野が選ばれた。
樋口は、沢野が「魔法少女が好き」と言ったので、魔法少女のコスチュームを自作し、
チャンスシステムの不思議な力を魔法ということにして、『引き寄せられる力』を利用して沢野と一緒にいることにする。
ハト好きの沢野は、ケガをしたハトの治療のために、
誰にも気にされなくなっている樋口に、ハトを捕まえるのを手伝ってもらう。
沢野は一緒にいるうちに樋口が好きになって、「こいつの頑張りを後押ししてやってください」とお願いする。
樋口は沢野に告白する。
□おまけＨ
沢野は樋口に魔法少女のコスプレをさせてＨする。
■ウィルソン＆マメットの女の子
自分に似たマメットと、理想の男の子のウィルソン、ふたつの人形を持った女の子は、
不思議な強制力に振り回されて、世界中を飛び回る。
最後にウィルソン似の男の子と出会う。
225 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/04/03(金) 21:02:33 ID:69fVvKmI0
サナララ、以上で終了です。
『のぞみ先生との再会まで』、『三重野の言葉』、『サナララとは』。
このへんは書ききれなかったんで、補完を待つか、本編をプレイしてください。
個人的には、やはり本編をプレイしてその目で確かめてほしいです。
229 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/04/04(土) 02:11:45 ID:CCBLNMd70
＞お試しお願いのキウイ
何故だかこれが気になってしょうがない
230 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/04/04(土) 18:55:46 ID:e0M3cW3T0
＞＞229
2章のヒロインはキウイが大好き
ためしに頼んで見たらキウイいっぱい！ってだけだったと思う
■サナララ
誰でも一生に一度だけ、どんな願いでも叶うチャンスが巡ってくる。
この『対象者』はその事実を『ナビゲーター』によって知らされる。
願いを叶えた後、今度は自らがナビゲーターとなり、次の対象者へ知らせる。
ナビを終えた後、この一連の記憶は失われる。
第三者にこの事実を知らせることは、絶対に不可能。
この『お願いシステム』は密かに、そして連綿と続いている。
そんなチャンスの巡ってきた、四組の男女の物語。
彼（女）等は不思議な体験の後、ささやかな願いを叶え、記憶を失う。
そして、少しだけ前向きに生きていけるようになるのだった。
217 名前：サナララ[sage] 投稿日：2009/04/03(金) 20:26:48 ID:69fVvKmI0
世界観は現代日本だけど、『チャンスシステム』というのが存在する。
【チャンスシステム】
人は誰でも、一生に一度だけチャンスが訪れる。
それは、ひとつだけ好きな願いを叶えてもらえるというもの。
『対象者』になった人のもとへ『ナビゲーター』が赴き、システムの説明と願い事の受理をする。
願いを叶えたら、その対象者が自動的に次のナビゲーターになり、リレーのように巡っていく。
チャンスシステムにはいくつかのルールがある。
１．[対象者は不思議な力でナビゲーターに引き寄せられる。]
例：とくに用は無いはずなのに、ナビのいる公園に足を運んでしまう。
２．[ナビゲーターは、対象者以外に認識されない特殊な状態になる。]
透明人間というよりは、ものすごく影がうすくて気にされない状態に近いとのこと。
欠席や欠勤しても何故か問題にならない。餓死もしないが、空腹感はある。
３．[お試しお願いというものがある。]
システムを信じない人や、願いを失敗する人のために、短期間だけ願いを叶えてもらえる。
お試しお願いは、本お願いを受理した時点で、効力が消える。
本お願いが受理されない場合、１週間程で期限切れになる。
４．[明らかに無理な願いはスルーされる。]
この場合、チャンス自体が取り消される。
５．[ナビを終えた時点で、全てを忘れてしまう。]
自分の願いが叶ったことや、チャンスシステムに関わることは記憶に残らない。
記録に残そうとしても、伝達しようとしても、不可能。
218 名前：サナララ[sage] 投稿日：2009/04/03(金) 20:29:14 ID:69fVvKmI0
■Story：01 のぞみ
極度の恥ずかしがりやで人見知りが激しい上、ややぽんこつな女子高生、椎名 希未（しいな のぞみ）は、
ごく普通の男子高校生、和也に、ナビゲーターとしてチャンスを届けにきた。
→BAD お願いで『ゲーム機』を選ぶと、和也はCSのラムネをプレイしてお話は終わり。
和也は悪戯心で、お試しお願いに「いっしょに」と願ったため、二人は一定距離以上離れられなくなる。
そして二人の奇妙な生活がはじまる。ベッドはひとつなので、片方がプリンス床ホテルで寝ることになる。
人と接するのが苦手なのぞみだが、離れられないことと、忘れてしまうということもあって、素直な自分を曝け出せるのぞみ。
和也も、ぽんこつなのぞみの世話を焼いているうちに、彼女を知っていき、愛しいと思うようになる。
やがて、期限が目前に迫るが、和也はのぞみのことが気がかりだった。
全てを忘れてしまえば、こうして二人でいることもできないし、
他人の視線に耐えるのが『自己記録３秒』ののぞみに戻れば、彼女の魅力が伝わる前に、人は通り過ぎ去ってしまうだろう。
お願いでのぞみの癖をなんとかしようと提案する和也だが、のぞみは拒否する。
のぞみは自分のチャンスでそれを考えなかったわけではないが、
こんな自分だから、こんな自分こそを愛して欲しいとのぞみは思っており、
チャンスなんかに頼る惨めはプライドが許さず、こんなわたしでも自分の力でと、別のことにチャンスを使った。
[＃小説版は�牘�上がりは、屋上で虹を見ることができますように�瓩般正�されてるが、本編では曖昧]
お互い好きだと気持ちを確認しあった二人は、情交を重ねる。
和也は、のぞみの可能性を自分の勝手では決められないと悩んだ末、
「（のぞみが）のぞみを幸せにしてくれる人と巡り会えるように」と願う。
和也は、自分ではきっかけを掴みようがなくて、のぞみと再び知り合うことはできなくて、
幸せにするのは自分ではないだろうと思うが、それでも和也はただのぞみの幸せだけを強く想った。
ナビを終えて全てを忘れた和也は、色々な偶然やきっかけが重なって、のぞみと知り合う。
二人で並んでやきそばパンを食べるＣＧで終了。
□おまけＨ
のぞみ先生とコスプレＨしたくなった和也は、ブルマやレオタードを着てもらってＨする。
220 名前：サナララ[sage] 投稿日：2009/04/03(金) 20:32:48 ID:69fVvKmI0
■Story：02 Sweet days, Sour days
普通の男子高校生の雄司は、幼馴染である高槻あゆみのナビゲーターとなる。
あゆみは、「ステキな恋がしたい」と本お願いするが、雄司のナビ状態もお試しお願いのキウイもそのままだった。
普通に火曜日の一日を過ごす二人だったが、何故か次の日になっても�牴侏貌��瓩里泙泙如▲襦璽彎�態にハマってしまう。
あゆみはチャンスの力で戻されたのは、製菓教室の留学話に関係しているのではないかと推測し、
外国の三ツ星パティシエに認められるよう、お菓子作りにせいをだす。雄司もあゆみを手伝う。
ループごとにお菓子の出来が上達するあゆみだったが、あゆみの推測が正しいとしたら、
あゆみは留学して、そこでステキな恋を見つけるということで、それは自分から離れてしまうってことを意味するわけで……
雄司は、あゆみと離れたくなくて、留学させないように、わざとお菓子を台無しにしてしまう。
雄司は、あゆみはいつか居場所（＝恋人）を見つけるだろうから、いつまでもこんな関係は続けられないと悟るが、
自分があゆみの居場所を作ってやりたいと、関係が変わったとしてもあゆみと一緒にいたいのだと、自分の気持ちに気付く。
そして次の日の�牴侏貌��瓩砲△罎澆髻�学校をさぼってのデートに誘う。
デート後の製菓教室で、あゆみは完成直前のお菓子をわざと床に落とす。あゆみは雄司の行動の理由に気付いていた。
部屋に帰り、雄司はあゆみに好きだと告白する。あゆみも雄司を受け入れる。
次の日、ループから抜けたことで、あゆみは自分の『本当の願い事』に気付く。そしてナビとして次の人へ幸せを伝えにいく。
全てが終わって記憶は無くなった二人だが、二人の関係は幼馴染ではなく恋人同士になっていた。
あの体験が、無意識下で二人にきっかけをつくったかもしれないが、チャンスの力ではなく、自分の力で幸せになった二人。
雄司はあゆみに言う。「これからも弁当作ってくれよな」と。二人のこれから続くであろう関係を示唆して終了。
222 名前：サナララ[sage] 投稿日：2009/04/03(金) 20:42:39 ID:69fVvKmI0
■Story：03 センチメンタル・アマレット・ネガティブ
ナビゲーターである高畑は、なかなか姿をあらわさない対象者を待ち続けていた。一週間のチャンス期限は目前だった。
いつの間にか高畑の近くに現れた、対象者の三重野 涼（みえの りょう）が声をかけてくる。
三重野は中学の時の高畑とはクラスメイトで、三重野は覚えていたが、高畑は思い出せなかった。
高畑は三重野にチャンスシステムを説明して、お試し願いを願ってもらうが、何故かお願いは叶わなかった。
三重野に別の望みを考えてもらうが、高畑の学校へ行くことや、学園ごっこを望む。
高畑は折角のチャンスを有効に使ってほしいと、高畑自身が三重野の望みに付き合う。
夜の学校で二人きりの授業をしたり、部活動をする二人。
演劇ごっこの時間、三重野はお芝居の魔法の鏡と女の子の話をする。
望むものを映し出す呪いの鏡に魅入られた女の子。女の子は鏡さえあれば他には何もいらないと思うようになる。
そんな女の子の姿を見て、鏡の中の男の子は胸が苦しくなり、女の子を救うために自ら消えてしまおうと決心する。
鏡の中の男の子は、残される女の子に、手向けの言葉を遺して笑顔のまま消える。
女の子はしばらくは泣きじゃくったが、やがて涙を拭くと、鏡に背を向け世界に向けて歩き始める。
お話を終えた三重野は、お芝居の別れの場面である鏡越しのパントマイムを再現しようと、高畑を誘う。
演劇部の次は陸上部に活動をする。
高畑の靴紐が解けていたことに三重野は、高畑の靴紐を結ぶが、それは固結びに固結びを重ねたような結びだった。
三重野は、これでもう解けないから、いくら走っても大丈夫だと言う。
期限切れである夜明けの直前、三重野は屋上で真実を語る。
今の自分は、高畑のお願いのおかげで、生き霊のようなものとしてここに居るのであり、
本当の自分は病院で既に死んでいるから、『一生に一度』のチャンスを叶える資格はないのだと。
時間がきて、フェンス越しに別れを迎える二人。それはお芝居の一場面のようだった。
三重野は、高畑へ手向けの言葉を遺し、笑顔でスタートを切る号令を口にする。
全てを忘れた高畑は、無茶苦茶に結ばれた靴紐を見て、誰かの言葉を思い出す。
その言葉は、高畑の背中を押して、前へと衝き動かすのだった。
223 名前：サナララ[sage] 投稿日：2009/04/03(金) 20:46:41 ID:69fVvKmI0
■Story：04 “Summer Holiday”
お試しお願いだけ叶えて、本お願いを受理しないことによって、ナビを続けて半年の男、芳沢 洋一（よしざわ よういち）。
彼は、ナビゲーターの特権が気に入り、この�猯�技�瓩砲茲辰謄▲Ε肇疋�引きこもり生活をやりたい放題に生きていた。
次の対象者である矢神 由梨子（やがみ ゆりこ）は、冗談だと思って「みんな居なくなれ」とお試しお願いする。
その結果、世界から二人以外の人が消える。二人は期限がくるまで誰もいない世界で遊ぶことに決める。
由梨子と一緒に過ごすうちに、洋一は今の自分の虚しさに気付いていく。
二人はプールの壁に絵を描くことにする。チャンス期間に絵は完成しないが、絵を描き始めたという事実は残る。
二人は、記憶は消され目印を残すのも不可能という、再会を望んだとしても叶わないであろう、残酷なシステムを嘆く。
由梨子は二人でまた絵が描けるかもしれないからと、刷毛を望む。洋一は奇跡を願いながら、ナビの役目を終える。
全てを忘れた洋一は、プールの壁の未完成の絵が何故か気になって、絵を完成させる作業を買って出るが、
彼にはどうしても、その絵の海の色である、エメラルドグリーンを再現することができなかった。
ナビが終わって洋一の前に現れた由梨子に、洋一は色のことを尋ねるが、やはり記憶からは消えていた。
しかし、塗料のトレイに書かれた『サナララ』の文字を目にしたとき、二人の口から自然に言葉がついてでる。
それは、それぞれは不揃いで、すべてが合わさって初めて意味をなすもので……
絵は二人の手で完成されて、その証にイニシャルである『Ｙ．Ｙ』が二人の分サインされていた。
□おまけＨ
しゃっくりが止らなくなった由梨子に、洋一はしゃっくりを止める薬として象コロリを渡す。
象コロリの効果で由梨子さんは大変なことに！
224 名前：サナララ[sage] 投稿日：2009/04/03(金) 20:49:38 ID:69fVvKmI0
■サナララショートストーリー
普通の女子高生、樋口 実果（ひぐち みか）は、
お願いで「自分を好きになってくれる可能性のある人が次の対象者に選ばれますように」と願った。
そして次の対象者には、彼女の意中の人である沢野が選ばれた。
樋口は、沢野が「魔法少女が好き」と言ったので、魔法少女のコスチュームを自作し、
チャンスシステムの不思議な力を魔法ということにして、『引き寄せられる力』を利用して沢野と一緒にいることにする。
ハト好きの沢野は、ケガをしたハトの治療のために、
誰にも気にされなくなっている樋口に、ハトを捕まえるのを手伝ってもらう。
沢野は一緒にいるうちに樋口が好きになって、「こいつの頑張りを後押ししてやってください」とお願いする。
樋口は沢野に告白する。
□おまけＨ
沢野は樋口に魔法少女のコスプレをさせてＨする。
■ウィルソン＆マメットの女の子
自分に似たマメットと、理想の男の子のウィルソン、ふたつの人形を持った女の子は、
不思議な強制力に振り回されて、世界中を飛び回る。
最後にウィルソン似の男の子と出会う。
225 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/04/03(金) 21:02:33 ID:69fVvKmI0
サナララ、以上で終了です。
『のぞみ先生との再会まで』、『三重野の言葉』、『サナララとは』。
このへんは書ききれなかったんで、補完を待つか、本編をプレイしてください。
個人的には、やはり本編をプレイしてその目で確かめてほしいです。
229 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/04/04(土) 02:11:45 ID:CCBLNMd70
＞お試しお願いのキウイ
何故だかこれが気になってしょうがない
230 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/04/04(土) 18:55:46 ID:e0M3cW3T0
＞＞229
2章のヒロインはキウイが大好き
ためしに頼んで見たらキウイいっぱい！ってだけだったと思う
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