262 名前:タペストリー ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/04/15(水) 21:31:44 ID:nn0aHPZH0
・吾妻 はじめ
主人公。ある時余命半年と医者に告げられ、残された人生を手芸部の面々と共に進んでいく。
・潮見 ひかり
幼馴染のあんこ好き。あんこを食べないと禁断症状が出る天然キャラ。
・羽鳥 詩
クラスメイト。眼鏡巨乳お嬢様キャラ。たまに黒い。
・茅野 美那
ツンデレもといツンドラ。強烈な足技で不真面目な主人公に制裁を加える。
・真里谷 遥海
神出鬼没な手芸部の部長。放浪癖があり、急にいなくなる。
・桜井 紗希
元気運動娘。主人公になついており、見つけると体当たりをかます。

一話
余命半年と宣告された主人公は、あまり気にせずに毎日を過ごしていた。
そんな中、手芸部が学園祭に何をするかでまとまらなくなる。
焦る面々に、迫り来る期日。
さらに提出間近にフラっと消える部長。提出するには部長印が必要なのであった。
方々を探すが結局見つからず、全員は諦めようとするが、そこにひょっこり現れる部長。
何とか締切ギリギリに間に合い、暫定案の提出に間に合うのだった。
その夜、ひかりははじめの部屋で診断書を見つけてしまい、彼が余命半年の命と知るのだった。

二話
部長も三年なのでそろそろ引退の話が持ち上がり、次の部長にはじめが選ばれる。
時期部長に任命され、調子に乗ったはじめは部員に無茶な要求を突きつける。
怒った美那は自分が部長になる、と言い出し、さらに遥海は詩を部長に推す。
三人の部長候補は、心技体の三種目で勝負し、結局詩が勝利するのであった。
部長になれないことを残念がるはじめ。だが既に遥海は時期部長の書類を提出しており、時期部長にははじめと決定してしまっていたのだった。
その後、詩は様子のおかしかったひかりを探しに行く。すると教室で一人泣くひかりを発見する。
彼女の話を聞き、詩ははじめが余命半年である事を知るのであった。


263 名前:タペストリー2 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/04/15(水) 21:32:49 ID:nn0aHPZH0
三話
最近、紗希の様子がおかしい、と美那から相談を受ける。
バイトをしているらしい、という事で彼女を尾行する。彼女は母子家庭のため、家計のためにバイトをしているのであった。
それを知って安心するはじめ達。
ところが、紗希がいかがわしいバイトをしている、という噂を聞く。
真相を確かめる為に再び尾行すると、彼女がいかがわしい店に入店するところを目撃する。
はじめ達は紗希を助ける為に店に飛び込むが、その店はなんとメイド喫茶であった。
特別いかがわしい店ではなかったので、ほっとする一同であった。ついでにはじめは店の物を壊してしまい弁償のために女装させられてメイド喫茶で働く事になる。
その後、紗希は部屋の掃除中、紙切れを発見する。それはひかりが落としたはじめの診断書であった。
それを見て、紗希ははじめが病気である事を知るのであった。

四話
相変わらず文化祭の案が出ない手芸部。
そんな時、自治会(生徒会)から部室の立ち退き要求が出される。手芸部は実績がなく、真面目ではない、という事だった。
その要求に反対する為、彼らは部室を占拠し、立てこもる事を決意する。ただし美那と詩は参加していない。
部室で夜を明かした面々は、立てこもりを続けようとするが、そこに現れる美那。彼女は立てこもりを止めるように説得しにきたのであった。
彼女の話を聞くために部室の扉を開けると、入り込んでくる自治会。彼女の罠であった。
結局、部室を渡す事を条件に、手芸部は廃部を免れるが、どうも納得がいかない。
調べると手芸部を追い出したマジック研究会は、架空の実績を作って自治会を騙していたのだった。
それを知ったはじめは、自治会会長と仲直りし、マジ研をたたき出すのであった。
その最中、遥海は元気のない紗希を見つけ、相談に乗る。
紗希は、はじめが病気である事を告げ、彼女ははじめの病気を知るのであった。


264 名前:タペストリー3 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/04/15(水) 21:33:31 ID:nn0aHPZH0

五話
期末テストが近づき、勉強ムードが漂ってくる。
さらにまだ学園祭の案が出来ていないことに気付き、再び話し合うものの、美那とはじめが対立する。
風邪を引いたはじめに妙に優しい部員達(美那を除く)に苛立つ美那。さらに翌日、美那とはじめの仲がこじれ、冷戦状態に。
しかし周囲の後押しもあってはじめは美那に謝る決意をするが、彼女は話を聞いてくれない。
何とか仲直りしようと動くものの、全て裏目に出てしまう。
そんな時道端を歩く美那を見つけ駆け寄るはじめ。しかし彼女は試験勉強の寝不足で倒れてしまう。
倒れた美那を抱え、病院に駆け込むはじめ。気付いた美那に謝罪し、二人は仲直りするのであった。
だが、その後、美那は病院に入るはじめの姿を目撃し、医者の会話からはじめが余命半年である事を知ってしまうのであった。

六話
夏休みが始まったが一向に進まない学園祭の企画案。
そこで海に行き合宿を開き、そこで会議をする事になった。
海につくと早速遊びだす一行。会議は一切進まない。
しかしこの合宿は、手芸部の女子達が計画したものであった。
偶然はじめの病を知った彼女達は、はじめの思い出を作るべく、海での合宿を計画したのであった。
ここから個別ルート。


266 名前:タペストリー(ひかり) ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/04/15(水) 22:02:30 ID:nn0aHPZH0
・ひかり
夏合宿から帰り、部員で今後の事を話し合う最中、はじめは倒れるのであった。
病院に担ぎ込まれ、改めてはじめの病気を知る面々。
目覚めるはじめに、ひかりは日射病で倒れた、と嘘をつき続ける。そしてその後、告白する。
退院したはじめだが、ひかりに対する想いに悩んでいた。そして自分の残り時間が少ないことに気付き、ひかりを避けようとする。
しかし避けられてもひかりははじめを慕い、ひかりから嫌われる為に彼女を押し倒すが、それでもひかりははじめを抱きしめる。
彼女の優しさに自分の中の恐怖に気付き、何か知らんがそもままHシーン。
行為の後、逃げ出したはじめは、ひかりから離れたくない事に気付き、この気持ちが恋であると知るが時既に遅し。
はじめは手芸部を辞め、誰からも嫌われようと振る舞うが、それでもひかりは彼の後を追う。
ひかりに問い詰められ、はじめはとうとう自分が半年の命であると告げるが、ひかりは「知っていた」と返し、再び好きだと告げる。
部活の仲間が全員病気の事を知っており、さらに承知で告白してきたひかりに対し、はじめは泣き崩れる。
その後、仲間に謝罪と病気の告白、そしてひかりと付き合う事にした報告をし、学園祭に向けて動き出す。
それから数年後、ひかりは子供と共に町を歩く。いなくなった父親の話をしながら……END。


267 名前:タペストリー(詩) ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/04/15(水) 22:03:05 ID:nn0aHPZH0
・詩
夏合宿の夜、浜辺で発作を起こしたところを詩に見つかり、はじめは病を打ち明ける。
合宿が終わり、帰宅して倒れるはじめ。
付き添うひかりを残し帰ろうとするが、詩は病室に忘れ物をしたことに気付き戻る。
すると、眠るはじめにキスをするひかりの姿を目撃してしまう。
自分だけがはじめに秘密に打ち明けられた嬉しさと、親友との間の板ばさみに迷う詩。
そんな中、はじめは自分が詩に惹かれている事に気付き、彼女に告白する。しかし詩はひかりの事を考え拒絶するが、それをはじめは病気が原因であると錯覚する。
次の日から、詩が手芸部を休むようになり、自分のせいだと感じたはじめは、再び元の関係に戻ろうと、詩の家に向かう。
彼女に話をしようとしたところを、ひかりに見つかり修羅場モード。詩さんは悪くない、とはじめ。親友なのに隠し事!とひかり。何もいえない詩。
お互い、ギクシャクした関係の中、詩にウィーン留学の持ち上がり、それを決意する。
留学前に最後の思い出に、と詩ははじめの告白に答え、何だかんだでHシーンへ。
その後、はじめは詩が海外留学する事を知り悲しむが、ひょんな事から自分の病気が皆にバレていた事を知る。
秘密がなくなった彼は、死ぬ前にひかりと詩の仲を修復しようと決意する。
渡欧の当日、詩を説得しに来た一堂(ひかり除く)。だが詩は留学すると言う。
そこへ現れたひかりは、詩を卑怯者と罵倒し、詩もまたひかりに言い返す女の戦いを繰り広げる。
そして二人は仲直り、詩もはじめと付き合う事に。
そしてサボっていた学園祭の準備を突貫で行い、何とか学園祭に間に合い、はじめと詩は学園祭を満喫。
その3ヵ月後、はじめは息を引き取る。その1年後、詩は海外留学を決意する。
その際、詩ははじめが残した手紙を受け取る。その中にはダイヤの指輪があった。
数年後、世界的なピアニストになった詩は帰省し、ひかりと再会する。その左手の薬指には、ダイヤの指輪があった……END。

268 名前:タペストリー(遥海) ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/04/15(水) 22:03:43 ID:nn0aHPZH0
・遥海
夏合宿の帰り、ぶっ倒れるはじめ。その後、目を覚ましたはじめは、自分の病気を皆に打ち明ける。
打ち明けてなお普通に振る舞うはじめに、遥海は不思議な好奇心を覚える。
退院後、普通に接していても微妙な違和感を感じるはじめ。皆無意識的にはじめに気を使っているのだった。
しかし遥海だけはストレートに病気の事を尋ねてくる。そんな遥海に惹かれていく。
そんな時、はじめは童貞のまま死ねないと叫ぶ。その言葉を聞いた遥海は自分で卒業させてやる、という事でHシーン。
その後も、二人は興味から何度も性交を重ねていく。
惹かれていくはじめに対し、遥海はいつも通り飄々としている。
はじめは遥海に告白するが、彼女は恋愛として好きになれないと断る。
遥海が理解できないはじめは、友達から彼女が天才の特待生である事を聞き、彼女が誰からも理解されない事を知る。
彼女の気持ちを掴むために色々と手を尽くすが失敗。
そんな中、遥海は自分がはじめから離れたくない気持ちがある事を知る。
彼女は退学届けを出し、はじめに「一緒に死んであげる」と告げるが、はじめは激怒し、彼女の元から走り去る。その後、はじめは胸の痛みを感じ、倒れてしまう。
目が覚めた後、遥海が見舞いに来る。はじめは「自分の最後を看取って欲しい」とお願いし、彼女はそれを引き受ける。
はじめは皆の写真を撮り、それを大きなタペストリーにするべく機を織り始める。
一時退院が認められ、はじめは遥海と一緒に手芸部の部室に向かい、タペストリーを壁に飾ろうとする。その時、はじめは倒れてしまう。
集中治療室に担ぎ込まれ、最後に友人達と会話した後、はじめは息を引き取る。
彼がいなくなり空虚になった遥海は、再び学園の部室へ。するとそこには「屋上へ」と文字が残されている。
屋上に向かうと、そこには遥海が好きだった海のタペストリーが飾られていたのであった。そして彼女はその時初めて自分がはじめを好きだった事を知るのだった……END。

270 名前:タペストリー(紗希) ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/04/15(水) 22:11:22 ID:nn0aHPZH0
・紗希
合宿の帰りに倒れたはじめを見て、紗希は亡くなった父親の事を思い出す。
目を覚ましたはじめは、自分がいなくなった手芸部は何も出来ない事に気付き、紗希に手芸の特訓を開始する。
特訓の中、はじめと紗希は互いに相手が好きである事に気付く。大騒動の末、はじめは告白し、付き合う事に。
紗希に病気を隠しておけないと思い打ち明けるも、彼女は皆知っていると告げる。
はじめは紗希を次の部長にすべく、学園祭の指揮を任せ、彼女はそれに答える。
学園祭の次の日、はじめは体調が優れず学校を休む。
お見舞いに来た紗希ははじめがいないと何も出来ない、と涙ながらに語る。
彼女がはじめの死を想像以上に恐れていることを知ったはじめだったが、直後に倒れる。
危篤状態に陥り、紗希の元に電話がかかってくるが、彼女は病院に行くのを拒否する。病院にいくとはじめの危篤を認めることになるからだった。
何とか一命は取り留めたものの、以前危ない状況が続くはじめに、紗希は会おうとはしなかった。
そして最期の時、はじめの死の間際に紗希ははじめの元にやってくるが、彼は死んでしまう。
はじめの死を受け入れれない紗希は部屋に閉じこもっていた。
前に歩き出せない自分に絶望している時、部屋の中で鍵を見つける。
それが部室のロッカーの鍵であると気付いた紗希は、はじめが最期に「ロッカー」と呟いたことを思い出す。
すぐに部室に向かい、はじめのロッカーを開ける。すると中にははじめが作ったウェディングドレスが飾ってあったのであった。
そして一緒においてあった手紙にはただ「ガンバレ」とだけ書いてあった。
その言葉ではじめが最期まで自分を応援していたことを知った紗希は前へ踏み出すのであった……END。


271 名前:タペストリー(美那) ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/04/15(水) 22:12:03 ID:nn0aHPZH0
・美那
合宿帰りに倒れるはじめ。病院に行った後彼は自分が半年後に死ぬと打ち明ける。
全員が腫れ物のように扱う中、美那だけは普段どおり接してくるので、はじめは自然と彼女と一緒にいるようになる。
ある日、彼女ははじめの半年を自分にくれ、と告白し、はじめもOKする。何だかんだで付き合う。
付き合うと態度が一変する美那。いわゆるデレ期突入である。
彼女ははじめが他の女性と仲良くするのを極端に恐れ、彼にずっと付き添う。いわゆるヤンデレ期突入である。
彼女は自分がそばにいないといけないと思い、はじめの家に居候までする。
そんな彼女を見て、はじめは段々と彼女が変わっていく事を不安に思う。
トイレにまで付いてきたり、今までは教えてくれていた宿題を、勝手にはじめの分もやっていたり。
「はじめは卒業せずに死んじゃうんだもん、宿題なんて必要ないよ」と彼女は告げ、はじめは何も言えなくなる。
部長に相談すると、美那は不安で努力をしていると知り、彼女に今のままでいいと告げる決心をする。
彼女に頑張らなくていいと告げると、美那は自分がいらないと思い、部屋を飛び出す。
彼女を追いかけようとすると唐突に発作が起きる。病院で目を覚ますと既に三日経っていて美那が行方不明だと聞く。
学校に行くと美那も登校しているが、彼女はただごめんなさいを繰り返すだけで、ずっと怯えていた。
事情を聞くと、彼女は交通事故で両親と姉を亡くしており、自分だけが生き残ってしまい、それを罪と感じているのだった。
そんな彼女を救うべく、はじめはタペストリーを織り始める。
完成したタペストリーには、双子の少女が手を繋いでいる刺繍がなされていた。それを見た美那は、家族に愛されていたことを思い出す。
そして学園祭が終わり、半年が過ぎてもはじめはまだ生きていた。残された時間がいつまであるか分からないが、美那と共に生きていくのだった……END。

272 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/04/15(水) 22:12:54 ID:nn0aHPZH0
以上タペストリー終了、支援感謝

277 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/04/16(木) 00:00:27 ID:E0509SFj0
どうあっても主人公は死ぬ運命なのか

278 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/04/16(木) 01:40:02 ID:QKML8YDc0
トゥルーエンドで「実は誤診(とか奇跡がとか)」ネタかなんかで
真のヒロインとハッピー、とかはないのかね
意外と容赦ないんだな

279 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/04/16(木) 12:51:17 ID:rQGtbB8l0
いや、奇跡系の話じゃなかったんだね、タペストリー。
Lightやるじゃん。

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