533 :パンドラの夢 :2005/04/04(月) 11:49:54 ID:cgJm6WGp
美術部の合宿に来ていた主人公と美術部員達(幼馴染みの源 陽詩美、部長の永源寺 実紀、後輩の橘 蘭)は
合宿先の学校の施設を探索していたところ洋館の地下室で、看護用ロボットのスウを見つけた。
バッテリー切れで動かなくなっていた彼女を直した事で主人公はスウに「御主人様」と呼ばれるようになる。

一週間の合宿を楽しく過ごす主人公達だが最終日学校から出た途端、
突然起きた地震と共に時間と記憶がループしていつの間にか合宿初日に戻ってしまう。

スウにはループの記憶があるようで次の一週間の時はより人間らしさを持つようになる。
やがて結ばれる主人公とスウ。しかしまたしても最終日に地震が起きてループが開始される。

以下シナリオ順

橘 蘭
明るく脳天的な後輩である彼女はループが進むに連れ、
自殺未遂しようとしたり怪我をした小鳥を殺そうとしたりなどの異常な行動を取るようになる。
根気よく彼女に付き合ううちに主人公は蘭が大病を抱えて両親から見放されかけている事を知る。
最終的には怪我をした小鳥を空に返しながら、どんなに不格好でも生きる努力をする事を誓う。

蘭シナリオが終わると次のループでは彼女はいなくなり、彼女が関わった施設(視聴覚室)は崩壊してしまう。
それと同時に主人公達の中から橘蘭という存在に関する一切の記憶が消えてしまう。
そして永源寺 実紀シナリオへ。

535 :パンドラの夢 2:2005/04/04(月) 11:59:43 ID:cgJm6WGp
永源寺 実紀シナリオ
普段はきりっとしている彼女だが、地震発生の際に激しく取り乱し、まるで幼児のようになってしまう。
彼女とふれあううちに、主人公は過去彼女と会ったことがあること。
彼女と主人公が昔、一緒に災害に巻き込まれていたことを思い出す。
記憶を取り戻してそのトラウマを払拭した2人はそこで結ばれ、そしてループが起きる。


源 陽詩美シナリオ
永源寺 実紀の存在と記憶も消えて、主人公と陽詩美は2人だけの合宿に突入することになった。
その生活に違和感を覚える主人公。
やがて学校の施設が次々に崩壊するようになり恐怖に駆られた2人は合宿途中で校門から出ようとするが不思議な力に阻害される。
そこに毎回のループでは最終日に現れる陽詩美の妹の春華が登場する。
外の世界から現れた彼女の存在に疑問を抱いた主人公は、陽詩美と春華を問いただす。
そして残酷な真実が判明する。春華は一年前に死亡していた。
毎回現れる春華はその死を認めたくなかった陽詩美が作った幻だった。別れを惜しむ姉妹。
やがて彼女は消えていき、それを見守った主人公と陽詩美は結ばれる。

そして世界はループする。

537 :パンドラの夢 3:2005/04/04(月) 12:09:56 ID:cgJm6WGp
永遠シナリオ
ついにループ世界には主人公とスウだけになる。
学校はほぼ完全に崩壊してしまい、主人公は全てのループの記憶を取り戻す。
わけもわからずに思い悩む主人公だが、その時スウが彼に真実を伝えた。

スウの以前の主人は持っていた夢を操る能力を持ち、それ故に母親に誤解され殺されてしまう。
死の間際、彼女は自分の能力の源泉である血をスウに流し込んだ。
そのせいでスウは自動的に人の夢に共感して夢の世界を作り出す能力を持ってしまう。
それを知った主人公はここが夢の中の世界であり、
特に強い願望を持たずに巻き込まれた自分にはこの世界から帰還する方法がないことを知って絶望する。
しかし献身的に尽くすスウのおかげで荒んだ主人公の心も癒え、2人はこのループ世界の中で永遠に生きようとする。

やがて壊れていくスウ。彼女は動けなくなり、ついには喋ることも反応を返すことも殆どできなくなる。
それを見守りながら少しずつ狂っていく主人公。
狂気に犯されスウの名前すら忘れてしまってなお彼は11年以上も彼女の側に寄り添って生きてきた。
そしてついにスウのバッテリーが切れた時、スウは最後の力を振り絞って主人公を覚めない夢から解放する。
理性を取り戻した主人公は現実に帰還(現実の時間は一週間しか進んでない)。スウの元へたどり着く。
そこには幸せな顔で眠っているスウの顔があった。


これ以降の話は「パンドラのびっくり箱」に続くらしい。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Wiki内検索

編集にはIDが必要です