429 :ピュアコネクト:2016/09/30(金) 22:51:42.57 ID:v7w/bSU80

ピュアコネまとめ終わったー。上げていくよー。

○登場人物
宇佐美 隼人(うさみ はやと)
主人公。彼女が欲しいとは思っているが女運が悪く、なかなかいい相手に巡り合わない

一ノ瀬 空(いちのせ そら)
隼人の幼馴染。隼人とは腐れ縁の親友と思っており、仲は良いが男女関係にはならないと豪語している

篠崎 あゆみ(しのざき あゆみ)
隼人の従妹。男性は苦手だが、一度心を開くととことん甘える。

道明寺 萌美(どうみょうじ もえみ)
隼人たちの同僚。お茶目なムードメーカーで、家事能力にもたけている。

紺野 彩里沙(こんの ありさ)
主人公たちの後輩。努力家タイプだが、融通が利かない固いところも。

牧原 志帆(まきはら しほ)
隼人たちが働く店の支配人。普段は心優しいが、仕事に関しては妥協を許さない。

日羽 翔子(ひわ しょうこ)
隼人と空の友人。いつも3人でつるんでいる。

宇佐美 香里奈(うさみ かりな)
隼人の妹。性格はよくなく、怒られるばかりの毎日である。


430 :名無しさん@初回限定:2016/09/30(金) 22:52:35.05 ID:v7w/bSU80

(プロローグ)
どうにも女運が悪い主人公、隼人。今日もろくでもない女に別れを告げ、幼馴染の空に愚痴をこぼしていた
そんな隼人の姿を見かねた空は、自分のバイト先の後輩の女の子を隼人に紹介することに
とりあえず一度会ってみようと、空にセッティングを依頼、今日は解散となった
と、その帰路で妹の香里奈から電話が。なんでも、見知らぬ女の子が訪ねて来たというのだ。
一体だれなのか。帰宅して確かめてみると、それは従妹のあゆみであった。しかしなぜ彼女がここに。
追って帰宅した母親に確かめると、あゆみの両親が海外に行ったため、しばらく彼女を預かることになったのだという。
このビックニュースに兄妹そろって大はしゃぎなのであった。

そして翌日。空に紹介された女の子と会うため、隼人は待ち合わせ場所に向かう。
そこにやってきたのは彩里沙という女の子で、何やらとっつきにくそうなタイプである。
しかしそれは緊張で固くなっていただけであった。なんとか場を馴染ませた隼人は、彩里沙との会話を始める。
それによると、彼女はやはり男性に苦手意識はあるものの、空を強く尊敬しており、彼女の紹介だから会いに来たというスタンスであった
しかし、彩里沙によれば隼人は男性版空のようなタイプであると、最後には緊張もなくなり和やかなムードで解散となった。
と、ここで彩里沙から一つの問いが。すぐに恋をする必要があるのか、というものだ
これに対し隼人は、本当に好きな人が出来るまで待っていればいいと答え、納得したという表情で彩里沙は帰っていった。

翌日、あゆみからバイトを始めようとしていることを聞いた隼人は、自分も新しいバイトを探そうと求人広告誌を読むことに
その時、ひとりの女性と出会う。その女性は飲食店を経営していると聞き、名刺をもらった隼人は
外食することとなったその日の夜、あゆみとともにその店に向かうことに
来店するや否や、制服の可愛さにあゆみが惹かれる。さらに、なんとこの店は空と彩里沙の勤め先だったのだ
バイト先を検討していた二人だったが、空や先の女性、志帆のスカウトなどもあり、この店でのバイトを決意するのであった。


431 :名無しさん@初回限定:2016/09/30(金) 22:53:18.05 ID:v7w/bSU80

(共通ルート)
早速面接にやってきた隼人。事務所に案内されると、服部という先輩が何やら激昂していた
聞けば、入社しても早々にドロップアウトする新人が多く、もっと人を選べと言っているのだ
隼人にも、ここは止めておけと辞退を強く促すが、これまで多くのバイトを経験した隼人にとっては修羅場など慣れたもの
最初から採用する気満々だった志帆による形式だけの面接は進み、早速店の中を案内された後仕事に取り掛かることになった。

1日の仕事を終え、充実感にあふれた様子の隼人。ここなら長く続けられそうだと感じる隼人だが、
一方で気にかかることがあった。あゆみがどうにも一歩引いた対応をしているように思えてならないのだ
久方ぶりに訪れた親類宅に単身預けられることになった事情は分かるが、もう少し踏み込んできてほしいと感じる隼人であった
さらに後日、決定的な現場を目撃することになる。夜中にキッチンで何かをしているあゆみを目撃したのだ
どうやら小腹がすいたらしく、夜食でも探していたのだろうか。しかし隼人を見つけるや否や逃げるように立ち去ってしまった
これであゆみが確実に一線を引いていると悟った隼人は、軽食をもってあゆみの部屋へ
ここで隼人は、あゆみの悩みを解消すると同時に、もう家族なんだから遠慮はいらないと伝えるのだった。

隼人から遅れること数日、あゆみがバイトの決意を固め、入社。それを受け、今夜は二人の歓迎会が開催されることとなった。
こういう場では無礼講とばかりに全員がはっちゃけ、騒がしくも楽しい回になるのだった
ところが、途中で志帆の姿が消えていることに気付いた隼人。一人仕事をしていたのだった
こういう会はスタッフ同士の交流も兼ねているのだから、自分がいても邪魔になるだけだと。
理屈としては正しいが、そこにほのかな寂しさを感じずには入れない隼人であった。
それから数日、忘れ物を取りに来た隼人は、その場にいた志帆の勧めもあってコーヒーブレイクをしていくことに
と、そこに一人の男性が現れる。彼は志帆の父親であり、店のオーナーだった。
それからしばらく、完全に父親のペースに巻き込まれた隼人と志帆。
しかし、本質的に志帆を心配している側面は見て取れ、すっかり意気投合する隼人と父親であった。


432 :ピュアコネクト:2016/09/30(金) 22:53:42.66 ID:v7w/bSU80

休日、買い物に出かけた隼人は、公園でもめている男女を見つける
どうやら女の子は男の子の姉で、男の子がグループの輪に入れないことを叱責していたのだ
これは見過ごせないと、隼人が一肌脱ぎ、無事輪の中に入れた男の子
と、ここで驚きの事実が。実はこの二人、萌美の弟と妹だったのだ。
ここで改めて自己紹介をし、隼人は思わぬところで萌美の家族と知り合うことになったのだった
その後も、萌美の自宅にお邪魔することとなったり、アクシデントから萌美と2人店の倉庫に閉じ込められたりと、
何かと萌美を意識する機会の多くなった隼人であった。

ある日、ひょんなことから彩里沙がファッションモデルをやっていることを知った隼人
彼女の母親もモデルをやっており、そのつてで始めることになったのだという。将来はこちらの道に進むのだろうか
しかし、最近はその進路を巡って母親と口論が絶えないという。生真面目な性格では悩みも深くなるばかり
隼人も、そしてその場にいた空も、深く考えすぎることはないとアドバイスを送るのだった。
ところがその翌日、とんでもない大事件が起こる。彩里沙の母親が店にまで乗り込んできたのだ
まさに一触即発といった雰囲気だったがこの場は志帆が応対して事なきを得る。しかしその夜、今度は彩里沙が家出をしてきた。
昔から骨の髄までの教育ママで、常に完璧人間であることを求められてきたとは彩里沙の弁。
しかし、その背景には絶対に愛情があるはずだと、翌朝には彩里沙の自宅まで送り届けることに
最後には彩里沙の主張にも無理があったことが判明し、母親との信頼関係を築くのであった


433 :ピュアコネクト:2016/09/30(金) 22:53:56.46 ID:v7w/bSU80

ある朝、今日は朝から一ノ瀬家にお邪魔することとなった隼人
朝食をごちそうになりつつ、空の現状について語る隼人と空の母親
かつては母親同士で隼人と空をくっつけようと画策したこともあったが、今やそんな希望はない
また、空自身に恋愛願望が欠片ほどもなく、頭を抱える母親であった。
これを大学で話すと、翔子もまた同じ反応。そいてついに我慢が限界に達した翔子は、隼人と空、二人の関係を変えてみせると言い切るのだった
一体何をするつもりなのか。と、翔子は隼人をけしかけ、空に徹底的に優しくするよう指示
しかしそれは周囲にも露骨に違和感を与えるレベルであり、空はおろか隼人本人も戸惑うこととなった。
その後、事情を知った空は大激怒。遊ばれたことより、それに隼人を利用されたことに対して怒っていた。
空は、本気で隼人がいい女性に巡り合うことを望んでいたのだ。それなのにこんなことでイメージダウンしてはどうするのだ、と
しかしそれは隼人からしても同じこと。空の性格を直し、いい男と巡り合わせたいという思いを持っていたのだ。
こうして互いの思いを知った二人は、今回のことを水に流すのであった。

そして時は流れクリスマスも目前。店は最大の修羅場となっていた。
最大の繁忙期であるこの時期、素材の仕入れから仕込みに至るまですべてがかつてない忙しさになるからだ
その予想通り、全員が目の回るような多忙に追われてんてこ舞いの状況であった
その修羅場を乗り切ればお楽しみの時間。志帆によるクリスマスパーティが催されたのだ
無礼講のなんでもありな騒がしくも楽しい空間。隼人は、そんな中で一人の女性について考えるのであった・・・


434 :名無しさん@初回限定:2016/09/30(金) 22:54:38.80 ID:v7w/bSU80

(空ルート)
パーティも終盤に差し掛かり、酔いや疲れで皆が寝静まったころ、隼人も少し休息を入れていると、空が話しかけてきた
例年通り、今年のクリスマスも一緒になった二人。そして今年はバイトを通じて多数の女の子と知り合いになった
にも拘らず、いまだに彼女が作れないのは隼人がモテないだけではないかと空は煽る
隼人は、まだそういう目で見れる女性が現れないだけだと主張するが、空は、一度誰かと付き合ってみるべきだと主張
そしてなんと、その相手に自分を選べというのだ。それが冗談ではないと空の目が主張していることは隼人にも分かった。
これに隼人は考える。確かに、最も気兼ねがなく、かつもっとも信頼を寄せている女性は空だったのだ
そんな空からのこんなにも真剣な愛の告白。これに隼人も答え、二人は恋人同士として付き合うこととなった。
お互いに「まさか」という気持ちもあるが、それもまたありなのだろうと思う二人であった。

そんなパーティが明けて翌日、しかし隼人と空では元々の距離が近い分、別段普段と変わらない一日となった
が、なんと志帆に昨日の告白を聞かれていたことが判明。祝福の言葉を受け、嬉しくも恥ずかしさもある隼人だった。
また、二人の関係も少しづつではあるが変化していく
デート中に志帆と出会った際に露骨に抱き着かれたり、キスをせがまれたりと、空の意識変化を感じる隼人
隼人も、そんな空を見て顔がほころぶのだった

しかし、空のこの性格だけは何とかしないといけない
そう考えた隼人は、休日のこの日、空にお嬢様らしい振る舞いをさせてみることにするも、
その演技が完璧すぎてまるで別人のように感じてしまった隼人は、やはりいつも通りの姿がいいと再認識するのであった


435 :ピュアコネクト:2016/09/30(金) 22:54:59.66 ID:v7w/bSU80

こうして順調に交際を進める二人。徐々に信じてもらえる人も増え、初詣では二人で記念撮影、
二人して風邪で寝込んだ時も、二人一緒なら平気だというほどラブラブっぷりになっていった
しかし、それと同時に空はどんどん嫉妬心を強く持つようになり、
バイト仲間の萌美や彩里沙、果ては親友の翔子にまで嫉妬するようになっていた
隼人は、そんな空の心情を組み、空をどれだけ好いているかを語り、安心させるのであった

そんなある日、隼人は、翔子から、空が隼人との交際前本気で隼人と他の女性との恋が実ることを応援していたとも聞かされる
それを空本人に問えば、「自分が安心したかっただけ」なのだという
空は、肝心な時に一歩引いてしまうタイプの人間だったのだ
もっと自分を出してほしい、どんなわがままを言ってくれても構わない、自分にはもうどうあってもお前が必要なのだ
そんなプロポーズ紛いの言葉を聞かされ、空もまた自分にとって隼人が特別な存在であったことを告白
ただ、自分のそんな思いをうまく言葉にできなかったのだ、と。
しかし隼人は、そんな難しいことを考えなくていい、好きなら好きと、それだけでいい、そう告げる。もう二人の表情は笑顔に染まっていた。
こうして気持ちを通じ合わせた二人。二人の関係もやっとみんなに認識され、これからの幸せな未来に想いを馳せるのであった。(終わり)


436 :ピュアコネクト:2016/09/30(金) 22:55:46.12 ID:v7w/bSU80

(あゆみルート)
パーティ後の夜、隼人は、夜食を求めてキッチンを探っているあゆみを目撃する
パーティではみんなに質問攻めにされほとんど飲み食いしていなかったあゆみのために、隼人は夜食を作ってあげることに
そんな隼人に対して、あゆみは「私を従妹としてではなく一人の女の子としてみてほしい」と告白
「家族として優しくしてもらうのではもう我慢できない」と・・・
これに対して隼人は悩む。あゆみは、隼人が絶対に手を出してはいけない立場の人間だからだ
しかし、あゆみのこんなにまっすぐな思いをぶつけられては自分の気持ちに嘘はつけないと、あゆみの告白を受け入れることに。

こうして始まった二人の交際。二人きりの家でまったりと過ごしたり、買い物デートに出かけたりと、順調に交際を進めていく。
純粋かつ甘えたがりな性格のあゆみ。隼人は、幸せを感じずにはいられない。
しかし、この関係はばれるわけにはいかない。家でも甘えてくるあゆみに、隼人は肝を冷やすのだった。
さらには、キスの現場を空に目撃され、気が気でない状況で毎日を過ごす羽目になるのであった。

年が明けても、初詣に行ったり、買い物デートをしたりと順調な二人だが、
デート中、腕を組んで歩いている現場を香里奈やクラスメートに見られてしまう。
もう隠し切れないと判断した隼人はすべてを明かし、デートはお茶会へと変貌するのであった。
その帰り道、もうこれ以上言いふらさない方がよいのではないかというあゆみに対し、
隼人は、それであゆみが寂しい思いをするのは本末転倒と、隠し続けることは止めることを宣言するのであった。

交際を始めてしばし、そういえば買い物以外にまともなデートをしたことがないと感じていた隼人
折しもあゆみが実家にいたころよく海に出ていたことを知り、クルージングデートを企画することに
まずは勤め先で食事、その後クルージングという計画で進めることに。
当日は、萌美にサプライズをばらされる、隼人が船酔いをするなどのトラブルはあったものの、
あゆみの満足げな顔を見られて胸をなでおろす隼人だった。


437 :ピュアコネクト:2016/09/30(金) 22:56:06.06 ID:v7w/bSU80

別の日、今日も朝からイチャイチャする二人。ここで香里奈があゆみに疑問を投げかける
かっこいいところなどない隼人のどこに惚れたのか、というのだ
しかしあゆみは、隼人のかっこ悪さにも魅力があると説き、隼人は思わず感激してしまうのであった
香里奈も、母親も、交際そのものには反対しているわけではないので、そこは一安心である。
また、職場では珍しく服部、フィリップと一緒になり、ここでもあゆみとのことを語ることに
語りながら、隼人はますますあゆみと離れたくないという気持ちを強めるのであった。

別の日、あゆみとの関係をオープンにしたことで、母親からこんな問いが出てきた。「今後どうするつもりなのか」と。
隼人はこれに対して、自分たちは真剣に交際していること、結婚も視野に入れていることを明かした。
この答えに安堵の母親。実は、あゆみを預かる際あゆみの母親からこう言われていたのだという。
「もしあゆみと隼人がそういう仲になっても、怒らず応援してあげてほしい」と。あゆみの両親は、あゆみを全面的に信頼していたのだ。
自分があゆみに手を出したことで、宇佐美家全体に傷をつけたのではないかと心配していた隼人だったが、この答えに心から安心し、
それと同時に、よりあゆみにふさわしい、周囲に文句を言われないほどの男になろうと誓うのであった。(終わり)


438 :ピュアコネクト:2016/09/30(金) 22:56:34.44 ID:v7w/bSU80

(萌美ルート)
クリスマスの修羅場を乗り切り、一同は楽しいパーティ、そこで突然服部が酔いに任せて隼人に説教をする。なぜ彼女を作らないのかと。
しかしここで思わぬ事態。女性陣がそのノリに乗っかって隼人をいじる中、たった一人だけガチ告白をした人物が現れたのだ
それは萌美。隼人に真剣に恋心を覚えていたのだ。この事態に皆を黙らせた隼人は、萌美のことを真剣に考える。
そして至った結論。自分も萌美に好意を抱いている。それを理解した隼人は子の告白を受け入れることに。
この公開告白に一同は大騒ぎ。クリスマスパーティは二人のカップル成立祝いに姿を変えたのであった。
さらに事態は加速する。以前から一人暮らしをしたいと考えていた隼人だったが、母親が、マンスリーマンションを準備したので住んでみないかというのだ
これを即決した隼人は、途中で出会った道明寺姉弟にも手伝ってもらいながら、引っ越し作業を終えるのだった。

こうして始まった二人の交際。皆に冷やかされながらも順調で、早速初デートに向かうことに。
行先はテーマパーク。一日楽しんだ後、最後に観覧車に乗ることに。
眼下には絶景が広がり、感嘆の声を上げる二人。と、突然萌美が歓喜の涙を流す。
自分に自信のない萌美。初デートの感動とともに、来年は振られているのではないかという不安に駆られたのだ
しかし、隼人とて不安がないわけではない。まだまだカップルとしては初心者マークの二人なのだ。
これから一緒に頑張っていけばいい。隼人はそう萌美を励ましたのだった。

年末、萌美が部屋を訪ねてきた。年越しを隼人と一緒に迎えるためである。
そこで二人は除夜の鐘を全部聞こうと試みるもあえなく撃沈
しかし、年越しという一大イベントを二人で過ごす幸福は十分に味わったのであった
そして日が昇り、隼人は実家に戻り、香里奈やあゆみとお正月を楽しんでいた
と、そこに萌美が訪ねてくる。家族への紹介も滞りなく終わり、二人は初詣へ。
ここでは道明寺姉弟が揃い、騒がしくも楽しい元日を過ごすのであった。


439 :ピュアコネクト:2016/09/30(金) 22:56:44.69 ID:v7w/bSU80

この交際も始まってしばらくたち、萌美はいよいよ自分の両親に隼人を紹介したいという。
これにはさすがに隼人も緊張を隠せない。それは萌美も同様の様子であった。
当初は「異性の友人」という体で紹介するつもりがあっさりバレてしまい、萌美の父親は激しく動揺する
しかし、次第に落ち着きを取り戻すと、拍子抜けするほどあっさりと関係を認められたのであった。
こうして二人は、両家家族の公認の仲となったのである。

これを境に二人の仲はさらに深まっていくこととなる
萌美が弁当持参で隼人の大学に遊びに来たり、隼人のみシフトに入っているときに迎えに来たりと、半同棲状態と言える状況になっていく
萌美には妹弟の世話があるから完全に同棲することはできない。それでも最大限来てくれる萌美に、感謝しきりの隼人であった。

ある休日、萌美の妹弟が隼人を訪ねてきた。一緒に遊んでいるその様は、さながら本物の兄弟のようであった。
そして昼食は萌美がシフトに入っている二人の勤務先で取ることに。家ではあまり見れない萌美の一面を見て、感心する妹弟であった。
さらに、その翌日、弟の誕生日パーティが開かれると聞いた隼人は、自分もそれに参加することに。そして萌美は、自分の気持ちを吐露する。
自分は昔から家のことを優先してきて、恋人どころか友人付き合いすら断ることが多かった
だけどもし妹弟がいなければ、自分もみんなと同じように好きなことが出来ていたのではないか、と
しかし、これは生真面目すぎる考え方である。実は、前日の昼食時にも、当の妹から同じことを聞いていたのだ。
自分たちがいなければ、萌美はもっと自由にできたはずなのに、と。
これを聞いた隼人は、家族を大事にするのは大切なことだが、もっと自分のことも大切にすべきだと主張
萌美は、つっかえていたものが取れたと感謝。そうして、楽しいパーティははじまるのであった。(終わり)


440 :ピュアコネクト:2016/09/30(金) 22:58:15.10 ID:v7w/bSU80

(彩里沙ルート)
大盛況のクリスマスパーティを終え帰宅、やっと落ち着いた隼人 と、そこに携帯が鳴る
相手は彩里沙、なんと、電話越しに告白してきたのである。
すでに宇佐美家前まで来ているという彼女に直接会うため玄関を出た隼人は、OKの返事を返す。こうして、二人は恋人となった。

翌日、従前から考えていた独り暮らしが突然実現することとなる。母親が、自宅近隣のマンスリーを借りたというのだ。
さっそく引っ越し準備を進める隼人。と、その途中に彩里沙と遭遇する。状況を説明すると、さっそく部屋に行きたいという。
こうして、引っ越し作業は二人ですることとなったのであった。

こうして交際を始めた二人。新年を迎え、初詣に向かうことに。すでに隼人は彩里沙の晴れ着姿に魅了されっぱなしである。
そんなこんなで神社に着くと、そこには仕事先のメンバーである空、萌美、あゆみ、志帆の4人が顔をそろえていた。
これに動揺する彩里沙。彼女としては、まだこの交際は隠しておきたいのだ。
なんとか誤魔化して皆と別れ、無事に参拝を済ませる二人だった。

ある日、体調を崩しバイトを欠勤した彩里沙。それを聞いた隼人は気が気でない。
しかしここで空がシフトを変わってくれるという。隠していたつもりの交際だったが、すでに皆にばれていたのだ。
こうなっては仕方ないと、交際を白状した隼人は、退勤後すぐにお見舞いに向かうことに。
ここぞとばかりに甘える彩里沙。しかしここで、彩里沙の母親にもその関係がバレてしまうことに。
しかし、母親はその関係をあっさりと認める。隼人は、関係が認められたことに胸をなでおろすのだった。

別の日、大学に興味があるという彩里沙のために、隼人は自分の取っている講義に彩里沙を招くことに。
ところがその様子を空と翔子に見られ、二人は面白そうだとついてきてしまった。
さらに、そこでの空と隼人の気兼ねない関係を見て、不安と嫉妬に駆られる彩里沙だが、
それ以上に、学園と大学の違いにカルチャーショックを連発する。
しかしこの体験を機に、隼人と一緒のキャンパスライフをより強く意識するようになった彩里沙だった。


441 :ピュアコネクト:2016/09/30(金) 22:58:32.45 ID:v7w/bSU80

それから数日、隼人は、彩里沙を自分の家族に紹介しようと考えていた。しかし心配なのが彩里沙と香里奈の関係である。
二人が犬猿の仲だと聞いていた隼人は、二人が上手くやっていけるのか心配なのだ。
が、早速その心配は現実のものとなる。帰宅すると、二人が激しく言い争っていたのだ
さらに、母親からも意外なリアクションが。彩里沙を見て、年端もいかない子供に手を出したと隼人を非難し始めたのだ
しかし隼人は、自分たちが真剣に付き合っていること、すでに彩里沙の親の承諾を得ていることなどを述べ、
彩里沙も、それが言葉だけの軽いものではないことを料理をもって実践。それを見た母親は、ついに二人の関係を認める。
香里奈との関係は相変わらずだったが、皆から説教三昧を浴び、自分の負けを認めるのであった。

こうして顔合わせも無事終わったある日、彩里沙の部屋にまぬかれた隼人は、そこで一冊の本を見つける
それは、彩里沙の母親が出版したエッセイ本であった。早速中を見る二人。
そんな母親の姿にあこがれ、自身もモデルを目指したという彩里沙。二人の仲は本当は良好なのだろうか。
ここで彩里沙がバイトに出かけてしまい、家には彩里沙の母親と隼人の二人だけが残される。
この機会にと、お互いに聞きたいことを相談しあうことに。すると、母親は彩里沙が普段自分のことをどう考えているかが気になるのだという。

これを受けて、本人に探りを入れてみる隼人。すると彩里沙は、自分のために取り乱す姿には不快感を覚えているという。
昔のように、もっと堂々としていてほしいのに、と。例のエッセイ本には、母親がどんな思いでモデルに取り組んでいたかが書かれていたのだ。
彩里沙にとって、母親は親である以上に、モデルとしてのライバルなのだ。
その気持ちを母親にぶつけた彩里沙。しかし母親は、今はモデルの仕事より彩里沙の母親でいることの方が大事になったのだという
お互いに気持ちをぶつけ合った二人。やっと普通の母娘になれたのだろうと、隼人は感じるのであった。(終わり)


442 :ピュアコネクト:2016/09/30(金) 22:59:00.82 ID:v7w/bSU80

(志帆ルート)
クリスマスパーティを終えた隼人は、ある人物との待ち合わせのために店に残っていた
その人物とは志帆。店を閉めた後食事でもどうかと誘われていたのだ
この後何が起こるのかを察知した隼人はすでに緊張がピークに達しており、食事に集中できなかった
そして食後、予想通り隼人は志帆からの告白を受けることに。
隼人は、再度自分なんかでいいのかと問うが、志帆の答えは変わらず、志帆を特別視し始めていた隼人もこれを受け入れることに。

その翌日、隼人は明らかに異変を感じるほどに舞い上がっていたが、志帆の方は至って平常通り。
これが大人の貫禄なのかと思う隼人だったが、志帆はそんなことはないという。大人でもそうなる時はある、と。
事実、この日はいきなり志帆の家に招かれてしまう隼人であった。

しかし数日後、隼人は志帆の経営者としての厳しい一面を目の当たりにすることとなる。
想定外に多忙となったこの日、全スタッフがてんてこ舞いな状況の中、
志帆は事故が起こらないようにと、厳しくも的確な指示を次々と飛ばしていく。これが経営者としての責任なのだ。
ところがその最中萌美が過労で倒れる。それに対して志帆は激しく落ち込んでいた。一瞬でも「倒れたのが隼人でなくてよかった」と考えてしまったと。
だが、彼女も人の子。何事も完璧にふるまえる人などいない。そういって隼人は志帆を慰めるのであった。

迎えた年末、大みそかはデートに出かけ、元日は隼人の家に挨拶に行きたいという。早速向かう二人。
まず玄関で応対したのはあゆみ。二人の顔を見てもしやという表情を見せる。
さらに家の中に上がり、母親、香里奈、そして遊びに来ていた空ともご対面。リビングは沈黙に包まれる。
と、ここで志帆からあいさつ。隼人と交際していることを告げ、手土産まで渡してしまう。
この順応力にさすがは支配人を務めるだけあると感心する隼人。
さらに、全く持って信じがたいという隼人の家族に対して、自分がどれだけ隼人に惚れているかを淡々と語り、納得させてしまうのであった。


443 :ピュアコネクト:2016/09/30(金) 22:59:13.61 ID:v7w/bSU80

さらに数日、今度は志帆の父親にしてこの店のオーナーでもある銀蔵にも交際が明るみに出ることになる
志帆がこれまで恋愛に興味がないとしており、心配していた銀蔵だけに反対されることはもちろんなく、そこは一安心
また、将来のことを考え出した際、隼人も独り暮らしを検討していることを告げるが、
すでに半同棲状態にあった二人、志帆は急に隼人がここに来なくなるのは寂しいと気持ちを吐露し、一人暮らしは棚上げとなることに。

こうして互いの親への報告を済ませ、二人の絆はより強くなっていく
休日に一緒に家事をしたり、料理を教えたり、その様はまるで新婚夫婦のようにも見える
また、本人たちの気持ちも着実に深まっており、志帆が焼きもちを焼いて暴走しかけた時には、半ばプロポーズに近い言葉まで使ってなだめ、
また別の日には仕事明けにデートに向かい、大学生流の楽しみ方を伝授するのであった。

そんなある日、志帆の母の命日が近づいていることを知った隼人は、銀蔵に、母親はどんな人物だったのかを聞いてみることに
すると、勝ち気で努力家な性格で、銀蔵とは喧嘩が絶えなかった。しかし、店を起こした時だけは夫婦二人三脚で頑張ってきたことを聞かされる
しかし、そんな母親は過労で早々に他界してしまい、それが今の志帆の過剰労働に厳しい性格を生んだのではないかと語る銀蔵。
隼人は、その話を聞いて、今の状態に合点がいきつつも、志帆自身がそうならないかを心配するのだった。

そして迎えた閉店後の志帆とのティータイム。ここで志帆は、自分が仕事ばかりで普通の彼女らしいことをしていないことを隼人に詫びる
しかし、隼人は仕事に真正面から向かう志帆の惚れていたので問題なし、との反応。
ただし、人のことばかりではなく、もう少し自分のことも考えるべきだと付け加えた。
そうすれば、自分も含めた店のスタッフは、絶対に志帆についていくはずだから、と。(終わり)


446 :名無しさん@初回限定:2016/10/01(土) 06:44:10.60 ID:P3JRjS4fO

 >>444
彩里沙を見て、年端もいかない子供に手を出したと…と言う事は彩里沙はロリ枠?
眼鏡っ娘はいないのか

447 :名無しさん@初回限定:2016/10/01(土) 08:04:48.41 ID:9BQ+LJu00

 >>446
いや、あゆみや香里奈と同級生

曰く「学生が学生の彼女作って何かあったらどう責任とるんだ」だと
遊びで付き合ってヤリ捨てされたら女性側に甚大な影響与えるから、真剣さを確認したかったんじゃないかな

449 :名無しさん@初回限定:2016/10/02(日) 17:45:28.18 ID:qcrYq8VY0

ピュアコネクト おまけ 主人公側から告白した場合
このゲーム、主人公側からとヒロイン側から、両方での告白シーンがあるんだ
で、上のストーリー紹介ではヒロイン側から告白した場合で進めたけど、
ここで番外編として、主人公から告白した場合の展開を少しだけ
ちなみに文中の「パーティ」とは、全ルート共通で共通ルート最後のクリスマスパーティのことね

(空ルート)
パーティを終え、自宅に戻っていた隼人は、ふと空について考える
生まれてからずっと一緒だった空。隼人は、自分の仲での空の存在が大きくなっていることを感じ告白を決意。
忘れ物をしたから着いてきてくれとの名目で呼び出したものの、実際に向かったのは公園。訝しがる空だが、隼人はここで直球に告白。
さすがにいきなりだと驚きを隠せない空。本当に自分でいいのかと再度聞くが、隼人は空に対する想いを語る。
これに対し空は、なんとなくそんな予感がしたとし、また自分も隼人が大切な存在となっていたと、告白を受け入れることに。
幼馴染から親友、さらに恋人へ、二人の関係はまた変化したのであった。

(あゆみルート)
パーティの後、ふと恋愛について考える隼人。思えば、空から彼女の一人でも作れと発破をかけられて一月半の時間が経過していた
そして、隼人はある人物に関する恋心を自覚する。その相手はあゆみであった。「良き兄」でいることに限界を感じた隼人は、告白を決意する。
少し散歩でもしないかとあゆみを外に連れ出した隼人は、公園に向かい勢いのまま告白。
立場上許されることではないし、あゆみを動揺させるだけだとは思いつつも、自分の気持ちに引っ込みがつかなくなったのだ、と。
しかしそれはあゆみも同様であった。つねに隼人のことばかり考えるようになっていたというあゆみ。二人はもともと両想いだったのだ。
こうしてようやく気持ちを通じ合わせた二人は、恋人しての一歩を歩み始めることとなった。


450 :名無しさん@初回限定:2016/10/02(日) 17:46:08.83 ID:qcrYq8VY0

(萌美ルート)
パーティから帰宅した隼人は、すでに萌美のことで頭がいっぱいになっていることに気付く。
さらに、萌美がまだ店に残っていたことを聞いた隼人は、送迎するから待ってろと店に急行することに。
萌美と合流し、帰宅する道すがら公園に立ち寄った二人。隼人は、ここしかないと萌美に告白。
余りに突然の告白に動揺を隠せない萌美。これまで恋愛に縁のなかった彼女だが、隼人の真剣な想いを受け止め、これを受け入れる。
萌美自身も隼人を意識していながら、告白できずに戸惑っていたのだという。こうしてお互いの気持ちを知った二人。初々しいカップルの誕生となった。

(彩里沙ルート)
最近彩里沙のことを考えることが多い隼人。空の紹介で知り合い、同じバイト先となって交流が激増
その間に彼女のことを詳しく知っていき、知れば知るほど惹かれていくのを自覚していた。
ならば善は急げと早速電話し、彩里沙のマンション近くで落ち合った二人は、そのまま公園に移動し、隼人は彩里沙への思いを告げる。
隼人の思いの丈を聞いていた彩里沙。彼女もまた、隼人相手なら本当に自分を出せる相手だと、この告白を受け入れる。
お互いに素直じゃないところもある二人。そんな二人が自分をさらけ出し、特別な関係になった瞬間であった。

(志帆ルート)
若くして店の支配人となり経営者としての責任を負い、その一方で休日には一人の若い女性として気さくな面も見せる
隼人はそんな志帆を尊敬すると同時に、いつしか恋心を抱くようになっていた。隼人はいてもたってもいられず、すぐに店に戻ることに。
ちょうど帰宅するところだった志帆に随行し、公園へと立ち寄った隼人はそのまま告白。同様を隠せない志帆だが、隼人は想いを告げ続ける。
こんな真剣な告白も初めてだという志帆は、自分もまた隼人を意識していることを認める。
立場を理由に隼人の想いを潰したくない。そんな気持ちもあって告白を受け入れた志帆。二人はこうして交際することとなった

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