550 名前:メモリア ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/09/14(月) 20:05:03 ID:jEqeYq+F0
※重要※
メモリアは各キャラクター間のシナリオにおいて時間軸の移動が絡むため
パラドックスを埋めるために並列世界論が展開される事になりますが、
各キャラクター間での一部理解不能な現象が発生しますがいつもの紫です

某名作エロゲ的に一言で説明すれば「時は可逆、歴史は不可逆」

予備知識
エステリアとアステリアを繋ぐゲートはゲームの舞台となる時代の10年程前に出現した。
ゲートには欠陥があり、エステリア人(動物世界)の行き来には問題が無いが、
アステリア人(人間界)は使用することが出来ない。潜り抜ければどこにたどり着くか分からない
そもそも潜り抜けたアステリア人がどこかで見つかったという記録は公式的には存在しない
(非公式にはアステリア人と思われる者がエステリアで発見された事例はある)

主人公は今からさかのぼる事3年前、
記憶喪失でゲートの近くで発見され、発見者の由佳里を保護者としてそのまま暮らしている
共通ルートはのんびりとした何も起きない日常
一部の攻略ルートは固定されており、ハルナ→脇役4名→True(ハルナ)の順番
オープニングはタイトルでほっておいても流れないし、プレイしていても中々流れない

552 名前:メモリア ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/09/14(月) 20:07:06 ID:jEqeYq+F0
▼ハルナ=エレンディル
ハルナはエステリアからゲート研究の為にアステリアへ移住、
その後事情により由佳里の家で主人公と暮らし始める
次第にハルナに惹かれていく主人公だが、
ハルナは主人公を嫌っていない物の、時折悲しい表情をしていた
ある時主人公はハルナからペアハートと呼ばれる記念品をプレゼントされる
友人達からペアハートの意味を教えてもらった主人公はペアハートをあるべき姿に戻して
その片割れをハルナへプレゼントするとハルナは昔を思い出して唐突に泣き出してしまう
これを気にハルナは次第に主人公への好意を隠さなくなり、二人は結ばれる
ハルナと恋仲になった主人公はハルナが知らない主人公を教えてあげる為、昔のアルバムを開く
そんな中主人公はハルナの言葉の端々や行動からかつての自分を知っているのではないかと思い始める
そしてある日、街中であったアイカという少女からかつてハルカとアイカ、主人公の3人は知り合いだったと聞かされて主人公は確信を持つ。
なんらかの理由で自分はエステリアで生活していた時代があると
失った過去の記憶はゲート関係するのではないか、ハルカなら知っていないかと懇願する主人公
危険と知りつつもハルカは承諾し、主人公を連れてゲートへ向かう
そこでハルカが取り出した赤いクリスタル、このクリスタルとゲートを共振させれば記憶が戻るかもしれないという
ペアハートを1つに戻して人工クリスタルと対に赤いクリスタルをはめてゲートを起動させる2人
ところがゲートは予想外の動きをし、暴走。
主人公は光の海に飲み込まれてしまうのであった(終わり)

554 名前:メモリア ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/09/14(月) 20:10:54 ID:jEqeYq+F0
▼相川智枝
ゲートがアステリアに出現した直後、大きな事件があった
ゲートをくぐろうとした調査団が全員消失したのである。智枝の姉の雪枝はその中の1人だった
姉はどこかで生きている、自分がゲートを解明し姉を見つけ出すと智枝はゲート研究者になった
研究は中々進まず、一時は政府から打ち切りを宣告されるも様々な事情から問題なく進んではいた
そんな研究者としての日々を過ごす中、智枝はアリサの父であるフォルゼンに呼び出され衝撃の事実を伝えられる
雪枝は私の妻でゲートが開通する数年前にこの世を去ったと。事実を受け入れられず拒絶する智枝。
時を同じくしてアリサは周辺の情報から自分の母が智枝の姉では無いか?と気づく
事実をアリサから知らされた主人公はアリサとフォルゼン、智枝の仲を取り持つ為に奔走する
主人公の説得で再び研究者として立ち直る智枝
フォルゼンから可能な限り雪枝の情報を聞き出そうする中でフォルゼンはエステリアでは最高機密になっている資料を差し出す
それは記憶喪失になっていた雪枝が持っていた資料で、その中にはほぼ全てのゲートに関する秘密が詳細に書き込まれていた
ゲートは記憶をエネルギーとして空間を跳躍する物で、また使い方によっては時間も跳躍する事が可能である
そして4つのキーパーツのうち、アステリア人の記憶に作用するパーツが失われていること
それが原因でアステリア人はゲートを使えない事、アステリア人が不完全なゲートを利用する方法が2つ用意されている事
エステリアではこの資料を基に理論が組み立てられており、概ね間違っていない事
智枝は研究者としての血が騒ぐ一方、姉の死を受け入れ自分に素直になっていく
そして一度は拒絶したアリサとフォルゼンを繋いでくれた主人公に自分の気持ちを素直に伝える


555 名前:メモリア ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/09/14(月) 20:13:35 ID:jEqeYq+F0
相川智枝(続き)

恋人となった智枝と主人公、主人公は智枝に会うために研究所へ出かけた際、アイカというウサミミ少女から
自分がエステリアに居た事実を知る。不完全なゲートを抜けた雪枝は記憶を失っていた。ならば自分もそうではないか
エステリアに興味が沸く主人公と同じく、智枝も雪枝が暮らした世界を見たいと思っていた
そんな中ゲートが原因不明の誤動作を起こし封鎖されてしまう。復旧の目処は全く無い
逆にそのおかげでゲート周辺のアステリア研究者達への監視は薄くなりそれを利用して2人はアイカに頼み込み、
2つの方法のうち「ハーフの血を利用した方法」を使いエステリアへと向かう
エステリアで様々な情報を得ていく2人、そんな中で主人公はユウキの実家で欠けたゲートのキーパーツを見つける
キーパーツがあればエステリアに戻れるが、キーパーツにはエネルギーとなる記憶が入っていない
そしてその騒動の中智枝が病気にかかってしまうが、エステリアでは治療方法が無い
また耳と尻尾のないアステリア人が医者にかかることも出来ず途方に暮れる主人公達
事情を知ったハルカはキーパーツを持ち出し自分の記憶を入れる決意をする、追いかける主人公達
すんでのところでハルカを止める事に成功し、主人公とアイカとハルカは3人で記憶を分け合ってエネルギーにしようと目論む
が、実はキーパーツにはすでに雪枝の記憶が埋め込まれており、何の苦労も無くゲートは開く
智枝も助かり、アステリア人も行き来出来る様になり2国間の交流はより一層深まって終わり


556 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/09/14(月) 20:15:10 ID:Gl5EukLh0
つ【 支援 】

>>550
>一部の攻略ルートは固定されており、ハルナ→脇役4名→True(ハルナ)の順番
一部の攻略ルートは固定されており、ハルナ→脇役3名→ユウキ→memoria(ハルナ)の順番

557 名前:メモリア ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/09/14(月) 20:16:00 ID:jEqeYq+F0
▼アリサ=クラウス
おっとりしているお嬢様だが、明るい性格と家柄を鼻にかけない素朴な所が周囲の受けが良く人気者のアリサ
そんなアリサには隠している秘密がある。それは自分には尻尾が無い事
エステリア人は必ず耳と尻尾があるが、アリサは生まれつき尻尾が無かった
ひょんな事から主人公に秘密を知られてしまうアリサだが、それを気にする事も無い主人公にアリサはときめいていた
木から落ちた所を助けられたり、バイトを通じて一緒に過ごしたりするうち2人は惹かれあっていく
ところがそれを許さない人物が居た。アリサの父であるフォルゼン
彼は極度のアステリア人嫌いで、外交官としてこちらに来たのも出世の為でしかなかった
2人の関係が知れ、フォルゼンはエステリアへ栄転する機会にアリサを連れて戻ろうとする
父に反発するアリサは自由を奪われて家に軟禁されてしまう
逃げ出したアリサは主人公の家に転がり込む。フォルゼンはフォルゼンで「勘当だ」と言ってエステリアへ戻ってしまう
アリサと結ばれたのはいい物の、2人の関係をなんとか修復したいと思う主人公はアリサへ父と話すように諭す
とにかく会って話し合おうと決意したのもつかの間、ゲートが原因不明の事故を起こしフォルゼンが巻き込まれてしまう
繋がりを失ってこれでもかというほど動揺するアリサ、だが彼は無事らしいとの情報が伝えられた
一安心し、とにかくゲートが復旧するのを待とうと言う事になった
ほっとしていると父の事が思い浮かぶ中、子供の頃父からエステリア人がアステリアに来た事があるという話を聞いた事をアリサは思い出す
記憶の中で父がメモしていた「あの人もエステリアから来たのだろうか」と言う言葉がアリサは心に引っかかっていた
尻尾が無く、どんくさいエステリア人としてはあまりに不完全な自分とアステリア人をアリサは重ねていた


558 名前:メモリア ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/09/14(月) 20:18:06 ID:jEqeYq+F0
アリサ=クラウス(続き)

そうしているうちにゲート研究者の代表格であるアイカからフォルゼンが重傷という情報が流れてくる
居てもたってもいられなくなるアリサに追い討ちをかけるゲートが不安定で使い物にならない事実
だが主人公はそんな状態でも落ち着いているアイカが別の方法を隠しているのでは、とカマをかけるとアイカはあっさり漏らしてしまう
自分の研究成果を使えばアステリア人も無事に送り届ける事が出来るはずと
危険な賭けに反対するアリサを説得し、実験台になる事を決めた主人公はアリサとともにエステリアへ渡る
無事にエステリアについた2人だが、待っていたのは無傷のフォルゼンだった
仲直りする父娘、そしてフォルゼンは身の危険を顧みずアリサに付き添ってきた主人公をついに認める
そしてフォルゼンは自分の妻の秘密を2人に教えてゆく
自分の妻の名前はユキエといい、アステリア人であること、エステリアでのゲート研究は全てユキエの持っていた資料を基に組み立てられている事等
親にも認めてもらえ、出生の秘密も知り、のんびりした日々を過ごす2人
そんなある日、アイカがゲートが直ったと訪問してくる。すぐにアステリアへ戻ろうというアリサ
アステリアへ戻った主人公は母親や友人に迎えられながらアリサの側に今後も居られる幸せをかみ締めるのだった
月日は流れ、主人公はエステリアへ移住、ゲート研究者として研究の日々にあけくれる
その傍らには最愛の妻であるアリサとその娘の姿があった

残り2キャラ+Trueは明日にでも

560 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/09/14(月) 20:20:27 ID:Gl5EukLh0
メモリア時系列表 ver1.0
ttp://tsukiusa.s69.xrea.com/files/memoriatime1.jpg
ttp://tsukiusa.s69.xrea.com/1381.html

つ【 支援 】

563 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/09/14(月) 21:16:53 ID:DoW+ybKF0
>>560
おお、分かりやすい。
しかし相変わらず主人公が元々どこの人なんだろうか。パラドックスだな。
あとプレイしていて思ったのは何で未来に行った雪絵は過去に戻ったんだ?
ちゃんと理由あったっけ?

564 名前:メモリア ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/09/15(火) 00:20:52 ID:iCGpruNy0
ttp://mas.bne.jp/anko/memoria/memoria.htm

一生懸命書いてたけど>>560で論破されてて泣いた。
しかもほとんど内容同じだったし/ ,' 3  `ヽーっ

586 名前:メモリア ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/09/15(火) 22:01:12 ID:iCGpruNy0
▼香奈美=レインズ
真面目で実直、良く気が聞いて働き者
アイス屋や購買のアルバイトを通して主人公は香奈美と仲良くなっていった
そんなある日、街中で香奈美に声をかけるとどこか挙動不審でおかしい
こちらから話しかけるとよそよそしくおどおどしている、まるで知らない人と話しているような感覚
だがそれも2〜3日で薄れて行き、またいつもの日常が戻ってきていた
主人公は香奈美に惹かれていき、彼女にもっと近づきたいと思っていた
ある日、アイカという少女から香奈美はエステリアに戻らなければならないという話を聞きショックを受けるが、
主人公は数日後にあっさり街中で香奈美を発見する。しかし香奈美は自分の事を知らない、誰ですか?とたずねてくる
そう、それは初めて漬物屋で会った時や先日のよそよそしいあの時のような、香奈美は記憶を失っていた
鍵を握るのはアイカと判断した主人公は彼女から香奈美の事を聞きだす
香奈美は作られた人間であり、額にあるクリスタルに記憶のエネルギーを蓄積し、それを代価にアステリア人をエステリアへ送り込む物だと。
実験のため数日ペースで世界を行き来する香奈美は記憶を代価にするため、当然記憶喪失を繰り返す事になる。
香奈美を物扱いするアイカに激怒する主人公だが、彼女の言い分は正論で反論も出来ない。
アイカも主人公の気持ちが分かり、さらに自分の娘のような存在である香奈美に幸せになって欲しいと願っていた
そしてアイカは1つの決断を下した。それは香奈美の後継機である真奈美を早い段階で実験に参加させ
香奈美を実験から外し、自由の身にさせたのだった。
急速に仲を深めていく2人だったが、新たな問題が立ちはだかる。それは香奈美の体調が思わしくない事だった
作られた存在である香奈美の記憶をつかさどるクリスタルは不完全で定期的にメンテナンスをしなければならなかった
メンテナンスはエステリアでないと行えず、このままでは命を落としかねない。
命を落としても主人公の側に居る事を選ぶ香奈美に対し、主人公は香奈美とともにエステリアへ飛ぶ事を決意する
エステリアへ飛ぶ2人、しかし香奈美は記憶を失うだけでなく性格が極度に内向的に変化し、周囲を拒絶してしまう

587 名前:メモリア ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/09/15(火) 22:02:57 ID:iCGpruNy0
香奈美=レインズ(続き)

原因は不完全なクリスタルだった。アイカの応急処置でも根本的な解決にはならず、このまま記憶を重ねていけばいずれ命は無い
覚悟を決めた主人公は少しの間でもと香奈美の側に寄り添う事を決め、香奈美も徐々に主人公の気持ちに気づき心を許していく
いよいよと迫ったある日、香奈美は主人公を連れてゲートへ向かう
そして主人公の反対も聞かず、主人公をアステリアへ戻した。数日前主人公に自分の代わりと言って渡した人工クリスタル
それがあれば数日間以外の記憶は守ってくれる、主人公は数週間の記憶を犠牲にアステリアへ戻った
そしてさらに数日後、香奈美と真奈美がアステリアへ転校してきた。香奈美の額には以前の人工クリスタルではなくオリジナルの物が埋め込まれていた。とある場所から見つかったと言う。
しかし主人公も香奈美も、2人が愛を育んだ期間は丸ごと記憶が無い。
それでも記憶の断片はお互いに残っていて彼らは再び惹かれて行く。
そしてアイカから香奈美がつけていた記憶のノートを2人で読む頃にはすっかり当時の気持ちを取り戻し
今後も2人は一緒にいる事を選択した

588 名前:メモリア ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/09/15(火) 22:13:16 ID:iCGpruNy0
▼ユウキ=ハンクス
ある時主人公とユウキは街中でサラと名乗る少女を保護する
彼女は記憶喪失といい、主人公宅へ居候する事になるが、何故かサラをほおっておけないユウキ
結局ユウキも冬休みを利用して主人公宅へ転がり込む事になる
サラと仲良くなりたいユウキの心情に反してサラは何故かユウキに対して嫌悪感を隠さない
ところがユウキ以外には見た目に似合わない礼儀正しさを持ち合わせており、ただの悪がきというわけでもない
ユウキはサラと仲良くなりたいが為に奔走するが中々上手く行かない、そんなユウキを影ながら手助けする主人公
そんな中で主人公はサラが記憶喪失ではないと言う事に気がつく。それは自分自身が記憶喪失だから気が付いた事。
ある夜、こっそり家を抜け出したサラをゲート近くで見つけた主人公はサラに自分の疑問をぶつけた。
そして問いただすとサラはある物を探してこの町に来たと言う。そしてその物はゲートの近くにあるかもしれない
サラはユウキが嫌いではないのに嫌っているのはこれに起因すると判断した主人公は夜中に出歩くなと釘を挿すが
特にその後問い詰めず、成り行きに任せる事にした。サラもそれにしたがって夜は家で過ごす事になる
そして徐々に近づいていくユウキとサラ、そしてユウキの手作り料理を食べたサラは何故か大泣きし、急にユウキに懐きはじめる
ほっとした2人に対し、サラは何故か今度はユウキと主人公をくっつけようと動き回る
まんざらでもない2人はサラの思惑通り結ばれる事になる
それを確認したサラは今度は自分の番と再び探し物をはじめる。それを追いかけるユウキ
サラをゲート近辺まで追いかけてきたユウキは突然動き始めたゲートに驚くも強い頭痛を受け苦しむ
それを見ていたサラと追いかけてきた主人公により怪我も無く助かったユウキ
主人公はサラに何故ゲートにいたか再び問い詰める。真実を話し始めるサラ
サラは未来からやってきて、赤い貴重なクリスタル「メモリア」を探していると言う
メモリアは記憶を蓄積し、2個で1組とすることでゲートの安全な渡航を補助するもの
そしてゲートの秘密に詳しいのはサラの父親がゲートを設計・開発したからという事
メモリアを探してサラは多数の平行世界を旅してきた事
ゲートが暴走してメモリアが一緒に過去に飛ばされた事

589 名前:メモリア ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/09/15(火) 22:29:34 ID:iCGpruNy0
ユウキ=ハンクス(続き)

サラはいくつかあるメモリアの中である1つの物を捜し求めている、
主人公はそれがサラの大切な人の記憶が封じ込められていると直感した
サラはゲートが暴走したのはエステリア人が渡航出来ない原因を自前で修理できないか試していた為と話した
ここでサラが話す原因(マスタークリスタル)をユウキが何故か似たようなものが家にある・・・と言って持ってくる
半信半疑だったがそれこそまさに本物であり、連絡を受けてハルカとアイカと名乗るウサミミ少女が確認に来る
2人は色々調べるが、結論としてやはりマスタークリスタルであるのは間違いないと言う
そしてゲート修復の当日、自分の探す物は無いとこの世界から移動するサラ
見送った2人はそのままゲートの修復作業に立ち会う事になった
真奈美が記憶の欠損も無く現れ、ハルカもやってきて無事に直った・・・と思われたのもつかの間、
ハルカの持っているオリジナルクリスタル、ユウキ、そして真奈美がお互いに共鳴し謎の爆発が起きると
今度は別世界へ旅立ったはずのサラが戻ってくる
タイムマシンが壊れ、メモリアの共鳴で次元断層が出現、周囲のものを飲み込み始める
飲み込まれそうなユウキを必死に繋ぎとめるサラ、アイカはメモリアが原因と即座に判断し真奈美の稼動を停止させる
が、それだけでは足らない。アイカはハルカにメモリアを破壊するように頼むがそれを拒否するハルカ
そんな中サラが持っていたメモリアに気づいた主人公はそれを破壊する
すると次元断層は収まり周囲に静けさが戻った。サラとユウキを抱きしめる主人公
それを遠くから見ていたハルカのクリスタルからは輝きが徐々に失われていった
彼に別れを告げるハルカとアイカ。
目を覚ましたユウキは自分が記憶喪失になっていて、未来から来たといい、サラが主人公とユウキの娘だと言う
過去に飛ばされたユウキを追うために主人公はタイムマシンを開発するが
記憶をタイムマシンに注いだため記憶喪失になり、さらには病死したという
ユウキとメモリアが同化していたため、ユウキにはサラの母親としての記憶が戻り、タイムマシンも無くなった今、
サラは2人の娘として改めて迎えられる
急に大人っぽくなったユウキと年相応に子供っぽくなったサラに囲まれながら
3人はこれからの未来に夢をはせるのであった

590 名前:メモリア ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/09/15(火) 22:38:43 ID:iCGpruNy0
▼Memoria(True)
時はまだハルナ達が幼い(と言っても行動や理解力から相応の年と思われる)時代のエステリア
ハルカとアイカは遺跡前で記憶喪失の少年を保護する
耳も尻尾も無い不思議な少年は自分の名前以外の記憶を全て失っていた
そして赤いクリスタルがはめ込まれた不思議なペンダントをつけていた
ハルカの元で生活する事になった少年は耳と尻尾をつけて生活していたが、ある日それが偽物というのをある女性に発見されてしまう
その女性はユキエと名乗り、自分も耳と尻尾が無い不思議な存在と少年に打ち明けた
ユキエは少年と同じく記憶を失っており、今の夫に助けてもらったのだと言う
その頃から同じ境遇のユキエと良く会い話すようになった少年はユキエも赤いクリスタルを持っていたことを知る
さらに数ヵ月後、ユキエは出産し、ハルナとアイカと少年は3人でお祝いに行く事になった
そしてその席でユキエは少年に赤いクリスタルを託す
自分にはもう過去は必要ない、夫とアリサがいればそれで幸せだからと言って
数日後、それが遺言だったかのようにユキエは原因不明の病に倒れ、帰らぬ人となってしまう
ユキエの死を目の当たりにし、少年はハルカがそうならない為にも守れる力が欲しいと願う
少年は赤い2つのクリスタルが収められたペンダントの片割れをハルカに託し、自分の素性をエステリアを治める人達に証明してくると行って旅立っていった。
実に少年がこのエステリアに現れてから3年目の事だった

591 名前:メモリア ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/09/15(火) 22:47:27 ID:iCGpruNy0
Memoria(続き)

数ヵ月後、少年は再びハルカの元へ戻ってくる。少年は国の監視を条件に国籍や学校に通う権利等多くを手に入れて戻ってきた
ハルカは預かっていたペンダントを少年に返したが、少年の持っていたペンダントは国が保管すると言って取り上げられてしまっていた
少年はコウイチ=エレンディルと名乗りエステリアでハルカとともに生活を営んでいく
4年後、立派な青年へと成長したコウイチは国で5本の指に入ると言われる名門の学園でトップの成績を修めていた
ハルカとのお出かけを楽しんでいたコウイチには今日は絶対に伝えたい一つの想いがあった
2人がはじめて出会った遺跡前でコウイチはペンダントをハルカに渡し、自分の思いを伝えようとする
が、その時遺跡が光りはじめ何故か危険を感じたコウイチはハルカを庇って突き飛ばす
光りが収まった頃、コウイチの姿はどこにも無かった
ハルカはがむしゃらに勉強し、遺跡を研究した。成果が望めなくてもハルカは諦めなかった。そんなハルカをアイカはサポートするかのように一緒に研究を行っていた。
そんな行き詰っていたとある日遺跡が開く。その先には見たことの無い別世界が広がっていた。
国は遺跡をゲートと呼称し研究機関を立ち上げ、2人は第一線の研究者として解明に向かっていった。その先にコウイチが居ると信じて。
だが研究が進むに連れて一つの不安が持ち上がる。ゲートはエネルギーとして記憶を食う事が確認されている。
記憶喪失ではなく純粋に記憶自体が失われてしまう。もしコウイチの記憶が使われてしまっていたらと思うハルカには1つの考えがあった
コウイチが残していったペンダントにおさめられた赤いクリスタル。これには記憶を蓄積する力がある
つまりこれがあれば例え記憶を失っていたとしてもコウイチの記憶を呼び戻せるはず
ハルカはこの事を誰にも話さず、じっと機会を待ち続けた

592 名前:メモリア ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/09/15(火) 22:53:20 ID:iCGpruNy0
Memoria(続き)

そして現代、コウイチの記憶を取り戻す事に失敗したハルカは気がつく
エステリアへコウイチを送り込んだのは自分のせいだと、さらにゲートは時間を超えるだけでなく戻った分肉体も若返るという事を
自分のいるこの世界にはもうコウイチは存在しない、彼はずっとこの十数年の間を繰り返しているのだから

そして何回同じ時間がコウイチの中で繰り返されただろうか
どれだけ繰り返されたか分からない時間のある1回の時、まだ少年だったコウイチが一時の別れの際、ハルカにペンダントの片割れを渡そうとしたその時
赤いクリスタルが光り輝き始める。驚く2人。その光はペンダントを1つにするとゆっくりおさまっていった
ハルカはもしかしたら別けるのがダメなのかなと言う。結局そのまま2つ1組にしてハルカにペンダントを預けるコウイチ
ペンダントが2つ1組のまま2人の手元に初めて残った瞬間だった
そして数年後、コウイチがハルカに想いを伝えようとした時、輝き始めたゲートと共鳴したクリスタルはコウイチの記憶を呼び覚ました
全てを思い出し、それをハルカに伝えるコウイチ
ハルカはそれを受け止め、必ずまた会う事を誓い、コウイチはその時に言いたかった事を伝えると約束して2人は別れる事になった

再び戻って現代、自らの行いを悔い号泣しているハルカの前に懐かしい声が響く
目の前に現れた宏一はハルカに2つのメモリアが収まったペアハートを差し出して長い間の約束の言葉を伝えた

おしまい

594 名前:メモリア ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/09/15(火) 23:00:51 ID:iCGpruNy0
>>564は個人的な考察ですので興味があれば

>>587
× そしてアイカから香奈美がつけていた記憶のノートを2人で読む頃
○ そしてアイカから貰った香奈美がつけていた記憶のノートを2人で読む頃

設定は良かったけど色々と話の展開で損をしている作品だった。
ただエロゲの中でこんなにカレーを食うシーンがあるのはみさき先輩以来だと思う。

603 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/09/16(水) 01:08:11 ID:QYiNodQy0
メモリアについて質問。
プレイした人には自明のことなのかも知れないが、
OHPのキャラ紹介にも載っていない「ハルカ」とは何者?
ハルカ=ハルナなのか?

604 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/09/16(水) 01:12:49 ID:yeQY66vg0
俺は書いた人じゃないが、ハルカはハルナのミスと思われる。
一応クリアしたけど、ハルカなんてキャラいなかったはず。
ただ眠かったので、俺の知らない間にそんなキャラが出てきた可能性も否めないが、99%ハルナでよさそう。

605 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/09/16(水) 01:14:50 ID:fgKf5Mlh0
>>603
単なる誤記の模様。
「ハルナ=エレンディル」が正解。

606 名前:603[sage] 投稿日:2009/09/16(水) 01:22:27 ID:QYiNodQy0
>>604
>>605
サンクス。

と、いうことはエステリア時代のハルナ、アイカは大人の女性で、それがアステリアに来たため子供体型に
なったということか・・・買う方向に興味がわいたかも。

607 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/09/16(水) 01:32:24 ID:MnFfsqns0
>>606
>アステリアに来たため子供体型になった
つ【 否 】
>>560を参照されたし。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Wiki内検索

編集にはIDが必要です