294 :英雄*戦姫GOLD:2014/09/23(火) 01:36:01.23 ID:0F2cgALj0
主人公チハヤは、砂浜で倒れてたのを仙台の英雄、伊達政宗に拾われる。
チハヤは自分の名前以外記憶が無く、手がかりは時折見る「こんな世界壊してやる」と女性が言っている夢だけ。
政宗は、チハヤを前々から弟が欲しかったのだとやや強引に弟とし、鎖国中のジパングを統一するためチハヤを
表に出し、ジパング統一へ乗り出す。チハヤを表に出すのは、弟のものは姉のものという論理で、王となった
弟に裏で姉として上に立ったほうが、かっこいいと思うから。

・ジパング
江戸で信長、京都で義経、弁慶を破り、首都である邪馬台でヒミコ、安倍晴明とジパング王ヤマトタケルも破り、
ジパングはチハヤを王として統一される。

一軍に匹敵する力を持つ古代英雄と称される者の一人である、前ジパング王ヤマトタケルから、
本気を出せずあっさり負けた事情と鎖国の理由が明かされる。
ジパングにはとある獣がタケルの力で封印されており、それに力を使っているため本気を出せない。
さらに現在、世界は暴動、紛争の多発など、何やら不穏な空気が漂っており、それがジパングに飛び火でもして
封印が破られるとジパングの国が壊滅してしまう。これが鎖国の理由だった。

ゆえにタケルは王位は譲るが鎖国は維持して欲しいと言う。
しかしそこで政宗が意見する。
「世界征服だ。
世界の治安が悪化してるなら征服して治安回復、悪化の原因を調べる。チハヤの夢と治安悪化が関係あるなら
チハヤの記憶の手がかりも世界のどこかにあるはずだ。そして世界の英雄達を仲間にすれば、ジパングの獣も
世界を壊そうとする者も怖くない。」
タケルを含む皆も賛成し、ジパング王チハヤは世界征服へと乗り出す。

ちなみに後々わかるが獣とはヤマタノオロチのことであり、サブイベントで倒すと以降タケルが本気を出す。

295 :英雄*戦姫GOLD:2014/09/23(火) 01:38:43.59 ID:0F2cgALj0
・USA
チハヤの元にUSAの長コロンブスの使者としてペリーがやってくる。
USAでは暴動が多発しているが、USA軍は別件で手が離せないので、治安維持にジパングの力を借りたいそうだ。
チハヤは快諾しUSAへ向かう。

チハヤはコロンブスに世界征服とその意義を打ち明ける。またUSAはジパングの元に入るが、自治権はそのままで、
お互いのよいところを見習おうと理解を求める。コロンブスは共感し、USAはジパングの元に入る。

アラスカでバカやってたビリーを一緒に懲らしめてお仕置きしてる時に、ビリーが謎の箱を拾ってくる。
箱に何故か見覚えがあるチハヤが記憶の手がかりになるかと保管する。
その夜、チハヤの前に謎の女性が現れる。白い鎧を着たその女性は、チハヤのことを知っているようで、
思ったよりうまくいったようだとか何か意味深なことを言う。そして謎の箱を聖櫃と呼ぶ。
さらに闇の玉というものを取り出し、どこか遠くへと射出して去っていった。

翌日、皆に昨夜のことを話していると、USAの先住民インディアスが暴れていると報告が入る。
インディアスの英雄、ジェロニモと現地に向かうと、インディアス達はわが主にその身を捧げよと叫びながら襲ってくる。
何とか気絶させると体から闇の玉が飛び出し、聖櫃へと吸い込まれていく。突然の凶暴化は闇の玉のせいのようだ。
暴徒と化したインディアス達を気絶させ全員を正気に戻し、ジパング軍はニューヨークへと向かう。
そこには先日現れた謎の女性と、それが率いるテンプル騎士団が待ち構えていた。
テンプル騎士団とは。白い鎧を身に纏い世界のあらゆる場所に現れ紛争を撒き散らす者達で、本拠地は不明。
チハヤ達はテンプル騎士団と交戦するが相手はあっけなく引いていき、USAの統一を果たす。

296 :英雄*戦姫GOLD:2014/09/23(火) 01:41:45.02 ID:0F2cgALj0
しかし聖櫃の発見場所に突如テンプル騎士団と謎の女性が現れる。すぐ引いたのは陽動だったようだ。
女性はユーグ・ド・パイヤンと名乗る。そして人々の心を惑わし悪に染める闇の玉を世界中に撒き散らす。
さらに聖櫃発見場所の火山に結界を張り、
「結界で閉ざされた火山はエネルギーを放出できずに溜め込み、そのうちに結界を壊すほどの大噴火をし、
世界に大災害をもたらすだろう。結界を開く鍵は闇の玉を聖櫃に集める事。せいぜいがんばるといい。」
と言葉を残し、パイヤンは去っていく。
チハヤは記憶喪失でありながら、闇の玉を集めると世界に大変なことが起こる、と嫌な予感を感じる。
しかし集めなければ噴火で世界が終わる。
皆で話し合った結果、目前の脅威である火山を止めるために、そして闇の玉により引き起こされる混乱を治める
ために闇の玉を集める、その後の脅威はそのとき何とかするという方針に決まる。

チハヤ達は世界中に散った闇の玉の脅威から世界を守るべく、世界征服を進めていく。
これよりある程度自由に進攻できる。
とりあえず行けるのはカリブ海、ハワイ、中南米、東南アジア(EU領)、香港(ブリタニア領)、ロシア。

各地でイベントはあるが、闇の玉の影響、勘違い、力試しなど様々な事情で敵対し、倒して征服するのは
同じなので省略。
特筆すべきイベントとしては、EUのナポレオンが闇の玉に犯されるのだが、長い間影響下にあったせいで
闇の玉を吸い取っても闇の気が体から晴れず、このままではうごめく黒い影に成り果ててしまうところを、
チハヤ自身の体に闇を吸い取り回復させたこと。チハヤはなぜそのようなことが出来たのかまったくわからない。

また世界征服を進めていく度にチハヤは失った記憶の夢を見る。
闇の玉を作ったのはパイヤンであること。
チハヤは世界を壊そうとしている女性とパイヤンと一緒にいたこと。
女性が持つ箱の力で世界を壊そうとしていたところを、チハヤが箱の蓋を閉じてやめさせたこと。
パイヤンがチハヤは中立の存在ゆえに箱に干渉できたと女性に言ったこと。
女性がチハヤを監禁し、世界の破壊に協力させようとしたが、チハヤは承諾しないため、こんなものいらない
と言い、海に捨てたこと。
以上のことをチハヤは断片的に夢に見る。

297 :英雄*戦姫GOLD:2014/09/23(火) 01:44:36.03 ID:0F2cgALj0
チハヤ達は世界征服を果たし最後の闇の玉を回収する。
すると聖櫃の蓋がひとりでに開くが、中は空で回収した闇の玉は影も形も無い。
不思議に思うがとりあえず北米の結界の様子を見に行く。

・パンドラ軍
結界のそばにはパイヤンがいた。
結界の内部に穴があり、それを見たチハヤはそれが何か思い出す。
穴は災いの穴というもので、それを開くには膨大な力が必要なので、パイヤンが作った闇の玉を人々に使い、
闇エネルギーを増幅させ、それを聖櫃に回収して貯蔵する。
テンプル騎士団は闇エネルギーを集めるためにパイヤンが闇の玉で洗脳した人々である。
そして聖櫃の蓋と災いの穴の蓋はリンクしており、すでに穴は開いてしまった。
パイヤンの真の名はロキ。ロキはチハヤの記憶を消し、チハヤに世界を壊すための闇エネルギー集めをさせて
いたのだ。

パイヤンは真の姿ロキに戻り、結果を消す。そして災いの穴の中にいる我が主パンドラの軍勢に世界が滅ぼされるのを
見ているがいいと言い、穴の中に姿を消す。

ひとまず本拠地に帰り、ほぼ記憶が戻ったチハヤは皆に説明をする。
パンドラは世界に厄災を振りまく存在で、ロキはその従者である。
そしてパンドラが言うには世界のバランスを取るために造られた存在であるらしい。

パンドラは厄災の力が溜まらないと穴の外に出られず、何も知らず幸せに暮らす地上の人々に
強い嫉妬を覚え、世界を壊そうとしているのだ。
以前、災いの穴が開いたときは、緑豊かな土地だったアフリカがパンドラの力により現在の暗黒領域となり、
人間も黒い影となってしまった。世界中がそうなるところを、チハヤがパンドラの力の源の「パンドラの箱」
を閉じて阻止した。記憶が定かではないがチハヤもまたパンドラの従者だったようだ。
もう一度災いの穴を開くために、闇エネルギーを貯めるのを断ったチハヤをロキが記憶を消し、海に追放。
漂着したところを政宗に拾われたのだ。

298 :英雄*戦姫GOLD:2014/09/23(火) 01:50:51.14 ID:0F2cgALj0
チハヤ達は世界の破壊を阻止するため、災いの穴に攻め込み、パンドラの前に立つ。
パンドラは闇の玉収集のことで手の中で踊っていたとチハヤを挑発するが、いまさらチハヤは動じない。
ならばとパンドラはチハヤ達に絶望を与えるため、ロキに命じチハヤの記憶を全て取り戻させる。
チハヤは自分がどういう存在なのかを思い出す。
チハヤはパンドラの従者でもそして人間でもなかった。
パンドラの力の源たるパンドラの箱、その人型の予備箱だった。光の力も闇の力も入る空っぽの器だからこそ
ナポレオンの闇の力を吸い取り助ける事ができたのだ。
パンドラはさらに挑発しようとするが、そんなことで今まで一緒に戦ってきたジパング軍の強い絆は揺るがない。
逆にパンドラが怒り、パンドラとロキとの戦いになる。

チハヤ達はパンドラ達を打ち負かす。パンドラの闇の力も今のチハヤ達には通じなかった。
なぜなら世界征服の戦いで紡いだ絆により、今やチハヤは空っぽの器ではなく、
数多の英雄たちの光の力が満ちた光の箱とでも言うべき存在となっていたのだ。

パンドラは箱の力を全開にする最後の手段に出る。全開にすると憎い人間だけでなく世界全てが闇に沈み、
パンドラ、ロキもただではすまない。
箱の強い闇を浴びたパンドラ、ロキの姿は変貌する。
チハヤ達は厄災そのものとなったパンドラ達に、最後の戦いを挑む。

チハヤ達はついに厄災を倒す。
だが喜びもつかの間、チハヤの体にヒビが入る。パンドラの箱が闇の力を全開させたせいで、
世界が闇に沈んでしまっていた。そしてそれを中和するためにチハヤの中の光の力が溢れようとしていたのだ。
チハヤは人型の箱で開くべき蓋はない。力を解放するには箱が壊れなければならない。
皆がチハヤに声をかけるが、チハヤの中の光の力は止まらず、チハヤは砕け散った。

299 :英雄*戦姫GOLD:2014/09/23(火) 01:55:55.29 ID:0F2cgALj0
どこともしれない空間で、パンドラが泣いている。
私もみんなと一緒に笑いたかった、仲間に入れて欲しかった。だけど私は世界創生の闇の力の残りから生まれた厄災。
人の間に入れようはずがない。世界を壊そうなんて八つ当たりだとわかってた。
だけどひとりぼっちで泣くのも泣いている自分も嫌。
泣き続けるパンドラにロキが寄り添い話しかける。
もう嘆くことはありません、わが主。私達は光の箱となったチハヤに開放されたのです。
それにひとりぼっちではありません、貴方のそばには私がいたではないですか。
パンドラは泣き止み、ふたりは手を取り合う。

ふたりの前にチハヤが現れる。
どうやら世界のバランスを取るために壊れてしまったようだとロキに話すと、
ロキはバランスを取るのは本来は私の役目だったと答える。

ロキは言う。
世界のバランスをとるための2人の古代英雄、マーリンとパンドラ。
ロキは本来、その2人の間を行き来し、光と闇の量をコントロールする存在だった。
しかし、パンドラの悲しみに共感し、役目を放棄する。
マーリンの記憶からロキの存在を消し、闇の力の研究を重ねた。そのとき箱のスペアとしてチハヤを作ったのだ。
そしてロキは世界が闇側へと傾くように動いた。
このような結果となったが、後悔はしていない。なぜならパンドラ様が苦しむことはもう無いから。
最後に、チハヤには結構感謝しています。これはほんのお礼です。もう一度貴方を作り直してあげます。
そしてパンドラとロキは永遠に去っていった。

チハヤが目覚めると周りの英雄達はうれし涙を流し、喜び合った。

ジパング王チハヤにより世界は統一され平和になった。
しかしチハヤを巡る英雄達の愛の戦いは終わらない。
おしまい

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