345 名前:鬼門妖異譚1[sage] 投稿日:2009/08/30(日) 09:31:44 ID:iozszoc+0
 大江山の鬼伝説をモチーフにした人と鬼の戦いを描いた伝奇物。

 かつて、「鬼門」と呼ばれる鬼の一族と人間との間で激しい戦いがあった。策略に
よって人間達は鬼門を倒し、封印することに成功する。そして千年後…。
 謎の殺人事件が多発している頃、普通の学生だった主人公「佐藤純」は、転校生の
「皆本ひかる」からおかしな臭いがすると因縁をつけられる。その後、学校からの帰り
道に化け物に襲われるが、友人の「希美子」や「炎」と三人で不思議な力を使って倒す
ことに成功する。そこにひかると従者の「鋼」が現れ、今倒した化け物が人間を喰らう
鬼門であること、鬼門は特殊な力を持った家系の人間にしか倒せないこと、自分たち
はその家系に連なる者だと明かす。
 話を聞いた三人は、ひかる達の仲間となって鬼門と戦うことにするが、純の家が鬼門
に襲撃され、両親と妹の「鈴花」が殺されてしまう。怒りに燃える純だったが、そこに
現れた鬼門達は何故か彼に親しげな素振りを見せ、姿を消した。
 その後、復讐に燃えて戦う純。修学旅行中に現れた鬼門の一人「摩耶」と戦う一同
だったが、彼女の片腕を切り落として退却させることに成功する。しかし、その夜、切り
落とした彼女の腕が純に襲いかかり、純の過去の記憶を呼び覚ましてしまった。実は
純は鬼門の長「酒呑童子」の生まれ変わりであり、鬼門達は仲間である純を覚醒させ
ようとしていたのだ。

 ここで純が人間であり続けるか(人間ルート)、鬼門に戻るか(鬼門ルート)の選択。

346 名前:鬼門妖異譚2[sage] 投稿日:2009/08/30(日) 09:32:50 ID:iozszoc+0
[鬼門ルート]
 記憶と力を取り戻した主人公は、その場にやってきた鬼門の仲間達の元に去り、
人間の仲間達と敵対する。ショックを受けながらも、純と戦うかつての仲間達だが、
鬼門となった純は彼らを打ち破る。
 鬼門の仲間達が住む家に帰る純。自分が覚醒するための巻き添えになって死んだ
鈴花のことを哀れむ純だったが、実はそれを見越した仲間によって保護されている
ことを知って喜ぶのだった。
 仲間と和気藹々と楽しく過ごす一方、鬼門として人間を喰らいながら皆本の一族
(かつての友人達)と戦い続ける純だったが、今の人の世を鬼門の世界にするため
には千年前に皆本によって施された封印を解かなくてはならないこと知る。
 そして、皆本との最終決戦の末封印は解かれ、鬼門達の世が訪れた。

(摩耶ルート)
 前世では主人公の妹でブラコンだったが、今生でも兄にべったり。千年前は妹だった
ので兄に相手にされず、しのぶが兄の子を産んだらかわいがると言っていたが、今生で
は兄の子供を欲しがり、ENDで妊娠する。

(しのぶルート)
 前世は安達ヶ原の鬼。一族を皆殺しにされて無理矢理酒呑童子の恋人にされた。
その経緯もあって昔から酒呑童子に複雑な感情を抱いていたが、今生の純と触れ
合っていく内に再び結ばれる。

(瞳子ルート)
 前世は茨木童子。元々は大江山の鬼達とは無縁だったが、彼女に興味をもった
酒呑童子が仲間に誘った。他の仲間達と比べて比較的純に執着しない瞳子だった
が、彼女の生き方に惹かれた純のアプローチにほだされて彼とくっつく。

(男ルート)
 男の仲間達にもEND有り。いわゆる「俺たち友達だよな!」な感じではなく、酒を酌み
交わしたり、しばらく旅に出てみないかといった感じだった気がする。

347 名前:鬼門妖異譚3[sage] 投稿日:2009/08/30(日) 09:35:15 ID:iozszoc+0
[人間ルート]
 やってないので不明。

以上。うろ覚えなのでこれだけしか書けなかったけど、ご容赦。

413 名前:鬼門妖異譚4[sage] 投稿日:2009/09/04(金) 14:01:21 ID:aZUfNXPg0
>>349
人間ルートは、当時色々読みあさった記憶ではこんな感じだったと思う。
自分がやったわけじゃないから、信頼性が無いけれど。

[人間ルート]
 たとえ鬼門の血が流れていてもとしても人間であり続けることを選び、友人達と鬼門
を撃退する純。事情を知った仲間達も純を受け入れ、鬼門と戦い続ける一同。仲間の
知り合いが鬼門に取り込まれたり、死んだ鈴花が傀儡として差し向けられたりする
(ちなみに鬼門ルートでは皆本側が摩耶の今生の家族(人間だが、摩耶のことをかわ
いがっている)を皆殺しにしたりと互いにやることが容赦ない)が、純のことを諦めない
鬼門は、度々純に翻意をを促しにくる。鬼門側の純に対する愛情は本物であったが、
対鬼門用の武器を手にして人間側のヒロインと結ばれた彼を前にとうとう彼を敵とみな
すことになる。そして皆本の封印を解きにかかる鬼門達。封印を守る為に戦う一同。
最終決戦の末鬼門は滅び、人間達に平和が訪れた。

 小説版では早々にしのぶが殺されるが、彼女の遺した術によって純は鬼門の血を
押さえきれなくなる。彼と恋仲になったひかるは彼の鬼の血の進行を止めようと儀式
を行うが、しのぶの執念の前に失敗して純は鬼門に覚醒してしまう。そのまま封印の
地へ向かって摩耶と合流し、圧倒的な力をふるう純。兄の復活に喜ぶ摩耶だったが、
そこに仕留めた筈のひかるが源頼光の刀を手に現れ、摩耶を瞬殺する。そして戦い
始める二人だったが、ひかるの心によって人の心を取り戻した純はひかると力を
合わせて鬼門の自分を滅ぼすという筋書きだった気がする。

414 名前:413[sage] 投稿日:2009/09/04(金) 14:06:48 ID:aZUfNXPg0
あ、誤字発見。

× たとえ鬼門の血が流れていてもとしても
○ たとえ鬼門の血が流れていても

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