685 名前:魂響 〜たまゆら〜 1/4[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 00:12:21 ID:TaBObxmbP
予約しておいた「魂響 〜たまゆら〜」の無印版です。
日常シーンは基本的に意味がないため、ほとんどカットしてあります。

○主要用語
・霊狩人(たまかりゅうど):退魔師。特殊な力で魔を狩る者達。
・龍駆石(りょうくせき):霊狩人が生成する霊的な武器、もしくはそれの素となる石。
・巫妖還り(ふようがえり):血に隠れた力の覚醒。同時に特殊能力を得ることもある。
    本来秋月の当主になるにはこの特殊能力を得ることが必須条件とされる。
・禍曲剣(かきょくけん):秋月家に伝わる、夜刀神を殺すための剣。現在盗難中。
・夜刀神(やとのかみ):秋月家が千年前に湖に封印した禍神。

○主要人物
・秋月冬馬:主人公。霊狩人の名門だが、力は弱く龍駆石を武器化できていない。
・秋月かすみ:冬馬の義妹。冬馬と那美は巫妖還りしてないので、
   巫妖還りした彼女が分家から養子に入った。武器は大剣「重鋏刀(リッパー)」。
・秋月那美:冬馬の実妹。ブラコン気味。武器は霊糸「支配者(シーカー)」。
・九重真散:双子姉妹の妹。天然少女。武器は風を操る「双炬剣"風"(イノセンス)」
   誰の目にも明らかのほどに冬馬に対して好意を持っている。
・九重真咲:双子姉妹の姉。小悪魔お姉さん。武器は水を操る「双炬剣"水"(ギルティ)」
・逢坂藍:冬馬の幼馴染兼喧嘩相手。驚異的な霊力を秘めるが、それを扱えない。
   その溢れる霊力を分け与えることにより、口で触れた対象を癒すことができるのみ。
・逢坂紅:藍の兄で喫茶店のマスター。オカマでショタコン。

686 名前:魂響 〜たまゆら〜 2/4[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 00:14:08 ID:TaBObxmbP
○共通
冬馬は妹達と共に魔物退治を行っていた。ある夜、「鬼」という高位の魔物と対決。
霊力を奪う剣で力を取られ動けなくなったかすみは、鬼に向かって重鋏刀を投擲。
それが追撃中の那美に命中し、そのまま那美は陵辱・惨殺され喰われてしまう。
それを見てキレた冬馬は龍駆石で霊槍「古拙針槍(ディアボルグ)」を生成し、鬼を撃破。
冬馬は力不足を嘆き無力感に苛まれ、かすみは何故か陰で笑みを浮かべる。

(藍はここで分岐)
1年後。かすみは重鋏刀が出せないほど霊力が落ち、また家事を行うようになっていた。
冬馬は魔物退治に真面目・積極的になり、かすみに戦闘訓練を受けていた。
ある晩、封印して神社に置いてあった鬼の霊剣が謎の仮面女に奪われる。
冬馬、かすみ、真散の3人で追跡して戦闘。結果、仮面女は霊剣を置いて去る。
また、仮面女は霊剣だけでなくかすみを狙っているようなそぶりを見せる。
神社の火災に対処していた真咲も加えて相談し、しばらくは警戒を続けることにした。

かすみが神社に泊まり警戒に当たる中、仮面女の再度の襲撃。今度はかすみと1対1。
龍駆石による身体強化も無い状態なのに、仮面女と互角に戦うかすみ。
かすみは支配者の霊糸を使って自身の体を直接動かしていたのである。
「妹の真似事だ」と指摘され激高するかすみは仮面女に押され始めたが、
無意識のうちに抜けないはずの鬼の霊剣を抜いてしまい、それを見た仮面女は撤退する。
この時からかすみの時折人が変わったかのような言動が始まる。

そして三度目の仮面女襲撃。再びかすみと1対1。
暫し打ち合った後に去ろうとする仮面女に、鬼の剣を抜いたかすみが追撃。
別人のような攻撃に押された仮面女は、かすみが剣の中の者に乗っ取られていると気付く。
仮面女と中の者は最初の襲撃時に取引しており、かすみが剣を使うよう仕向けていたのだ。
まだ同化が完全でない中の者は、仮面女を圧倒しながらも途中で引いていった。
(ここで「真散・真咲」と「かすみ」に分岐)

687 名前:魂響 〜たまゆら〜 3/4[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 00:16:30 ID:TaBObxmbP
○藍
1年後。特に何か事件が起きるわけでもなく、藍を中心にいつもの面々で日常は過ぎる。
喫茶店に居着いた騒々しい幽霊たち騒動にけりが付いたあと、
なんとなくいい雰囲気になった二人はHして、そのまま恋人同士に。
そのまま平和なうちに終わり。


○真散・真咲(別ルート扱いのようだが、展開からエピローグまでほぼ共通)
ある夜の訓練中に、かすみは突然鬼の霊剣を抜き冬馬に攻撃を仕掛けてきた。
大怪我を受け逃げる際、かすみが「助けて」と言っている声を聞いたのだった。
かすみを救うために御霊送りを行うことにした冬馬たち。

決行前、美咲は冬馬と二人きりになり語り出す。真散は夜刀神に呪われており、
本人の希望により冬馬たちには内緒にして封印を解く方法を探してきた。
そして真咲は禍曲剣の存在を知り、副作用の「鬼化」があるため
その剣をかすみに使わせ夜刀神を討たせようと考え、仮面女として暗躍していた。
しかし今、良心の呵責を覚え、自分で剣を使うことを決意していたのだ。
止めようとする冬馬を攻撃し去っていく真咲。冬馬は藍に治療してもらい追跡。

その間にかすみと九重姉妹の戦いが始まり、真咲は隙を突いてかすみの胸を貫く。
想定外の事態に困惑する真散の静止を振り切り、真咲は夜刀神の封印を完全解放。
そのまま剣の力で夜刀神を討ち、真散の呪いを解くことに成功するが、
霊力を剣に吸われ使い果たした真咲はそのまま鬼化してしまう。
それに対し真散は、自身と真咲の2本の双炬剣の力を一つにしてリミッターを解除。
その「双炬剣(ア・トーンメント)」の強大な力により禍曲剣を折り、真咲を救う。

全てが終わり真咲も回復した頃、真咲は冬馬に、禍曲剣で夜刀神を討ったのち
鬼となった自身を真散に討たせようと考えていたことを語る。
奇跡的に生還した自分を責める真咲に、冬馬は叱咤する。
そして、冬馬は真咲に見守られつつ真散と恋人同士平和に暮らしたのだった。

688 名前:魂響 〜たまゆら〜 4/4[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 00:18:33 ID:TaBObxmbP
○かすみ
ある日、知り合いの霊狩人が亡くなり、かすみは兄を失う恐怖を実感していた。
冬馬はかすみを抱きしめるが、その瞬間かすみから放たれた殺気に咄嗟に離れる。
しかしかすみは殺気を向けたことを覚えていない様子。その晩に冬馬は
抱いて欲しいと言ってきたかすみとHしたが、まるで別人のようだったと感じていた。

後日、夜の訓練中にかすみは突然鬼の霊剣を抜き冬馬に攻撃を仕掛けてきた。
大怪我を受け逃げる際、かすみが「助けて」と言っている声を聞いたのだった。
実は強力な結界師であった紅により詳しい事情とかすみを助ける案を聞く。
かすみは夜刀神を殺そうとする鬼の霊剣(禍曲剣)の剣霊に操られているため、
肉体からかすみの魂と剣霊の双方を切り離し、かすみに剣霊を撃ってもらうというのだ。

冬馬がかすみを抑える中、紅を中心に、九重姉妹、藍の力で「御霊送り」を実行。
かすみの肉体から二つの魂を分離し、現世と霊界の狭間に送り込んだ。
そこでは、剣霊はかすみの姿をしており、かすみの魂は那美の姿となっていた。

秋月家の能力とは「肉体と精神と魂の分離、および再結合」。
那美は既にかすみより強く覚醒していたが、かすみが養子になった経緯から秘密にしていた。
1年前の鬼との対決の日、かすみは鬼に斬られた際に魂が禍曲剣に取り込まれていた。
そのあと禍曲剣を受けた那美は巫妖還りの力で魂を防御。
代わりに身体を喰われてしまったため、魂の無くなったかすみの肉体に入った。
かすみも一応は覚醒していたためしばらくは禍曲剣の中でも自己を保っていたが、
ついには剣霊との一部融合が起き、那美へ嫉妬と憎しみ、冬馬への執着に染まっていた。

想いをぶつけ合いながらの戦闘で最終的に那美が勝利。
最後の一撃で剣霊から解放されたかすみは成仏する。
かすみの肉体に戻ってきた那美が冬馬に「ただいま」と告げたところで終了。
(そのあと冬馬に真実を告げたかどうかは、少なくとも作中で明確にされていない。)

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