459 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2010/10/15(金) 05:06:56 ID:0jn73JQ70
キャラ参照用
http://www.getchu.com/soft.phtml?id=675582

446 名前:秋空に舞うコンフェティ[sage] 投稿日:2010/10/15(金) 02:58:43 ID:46FnmhS40
共通部が
http://www.etude-soft.jp/product/akizora/story/ind...
参照なので、そちらへどうぞ。

補足(公式ストーリーと照らし合わせながら読んでください)。
拾ったノートに書かれていたのは都市伝説、オカルト現象、迷宮入り事件、といった内容と町の地図。
地図に描かれたマークの場所へと足を向けた隼人は、辿りついた先の神社で祠の御札を破いてしまう。
祠が輝き始め隼人は気を失い……暫くして目を覚まし、逃げるように家に帰りノートを読み返す。
そこで目に付いたのは隼人が御札を破き、超常現象に見舞われた未開の土地の名前。
『依山(いざん)』
そして、人を死に導く歌を歌うというセイレーンが棲むという依山の伝承。

隼人はノートの記述を辿って、紅葉の絨毯の上で制服を着て眠っていた少女――奏衣を発見する。
飢えている彼女を放置することも出来ないので家に連れて帰り、成り行きで泊めてしまう。
そして、隼人は七海に奏衣を遠い親戚と紹介して学校に行く。
ノートの少女(=沙夜)にノートを盗まれたと誤解され、KOさせられて演劇部に連行される。
部員不足な演劇部は明日までに部員を増やさないと廃部にさせられてしまうらしい。
部員たちに入部してくれと頼まれ、最初は断るも結局、隼人は演劇部に入部する。

447 名前:秋空に舞うコンフェティ[sage] 投稿日:2010/10/15(金) 03:01:21 ID:46FnmhS40
補足2

演劇部が学園祭でやる劇はセイレーン伝説を基にした恋愛もの。
主役に隼人、ヒロイン役に雪……とキャストが決まる。
そして演劇の練習をしていく隼人。
そんなある日、奏衣が演劇部の部室に訪れ、沙夜は奏衣を見るなり抱きつくが様子がおかしい。
そして夜、外に飲み物を買いに言った奏衣を探しに行った隼人は古風口調で黒髪和服の少女と出会う。
気になった隼人は声を掛けるも少女は去ってしまった。

翌日、隼人は沙夜に例の祠の伝説を聞く。(沙夜の家は祠を管理している神社)
『水神の祟りによって旱魃が起こったとき、
 一人の巫女が水神と同化することで怒りを鎮めようとした。
 しかし、水神の怒りは収まらずに巫女は鎮めの歌を歌い続ける。
 それでも怒りは収まらず、巫女は水神と同化したその身を封印した』
つまり、セイレーンの歌=巫女の歌ということらしい。

さらにその翌日、隼人の妹――こずえが隼人の家に来たり、
隼人の演技力向上を目指す三連休を利用した合宿が決定したりする。
そして最終日、合宿の終わりを寂しく思う隼人は誰かを誘ってでかけようと考える。
隼人は誘った各ヒロインと遊び、ヒロインに惹かれていく。

452 名前:秋空に舞うコンフェティ[sage] 投稿日:2010/10/15(金) 03:25:15 ID:46FnmhS40
奏衣√1

奏衣とこずえの三人で遊んだ日の夜、丘のほうから歌が聞こえてくる。
演劇部全員に聞こえたその歌は、かのセイレーンの歌のようだった。

そして台本の読み合わせが始まる。
部室の外に出る隼人の耳に響いてきたのは引き込まれるような歌。
それとともに立ちくらみを起こす隼人。
翌日、前日の放課後に残っていた人のほとんどが休んでいるとの話を聞く。
セイレーンの歌が聞こえたと言う噂が学内を飛び交う。
みんなの体調が悪くなったのは私のせいかも、そんな気がすると言う奏衣に動揺する沙夜だった。

ある日、部活の時間に奏衣がいないことに気付く演劇部員たち。
探しに行った屋上で隼人は奏衣に告白をされる。
喜びもつかの間、例の黒髪和服の少女に寿命、一週間の宣告を受ける。
そして叶(かなえ)と名乗り、寿命のことを知りたくば奏衣に聞け、と言って消える。
奏衣の話では、奏衣は伝承の水神であるが荒御魂と和御魂の存在が分離してしまい、それが叶と奏衣。
祀り上げられるから存在する神も信心の減少や都市伝説などにより、その力と存在が歪んでいる。
特に荒御魂――祟り神の叶はセイレーン伝説の影響で死を導く力を持っているとのこと。

453 名前:秋空に舞うコンフェティ[sage] 投稿日:2010/10/15(金) 03:26:22 ID:46FnmhS40
奏衣√2

そして翌日から、段々と痛みに身体を蝕まれていく隼人。
奏衣の自分(奏衣=叶)を再封印して隼人を助けようという提案を却下する。
責任を感じて沈みがちな奏衣にデートを提案する。
学校をサボって海に行く二人、その遊び倒した夕方。
蛍火のような淡い光と隼人への感謝を残して消える奏衣に再封印を隼人。
抜け殻のようになった隼人は記憶を辿るかのように屋上へと向かう。
そこに沙夜が現れ、三年前と同じと隼人に今の状況に酷似した完成脚本を見せる
奏衣のことを諦め切れない隼人は、沙夜を巻き込んで奏衣を復活させようと考える。
そして思いついた方法は叶の祟りを払う祀りのために学園祭を利用することだった。

奏衣のことを忘れている演劇部の皆に事情を説明して協力を得る。
十分に祀られていないから荒御魂は祟りを起こすという遥。
生贄→神楽→廃れた、といった祀りの変化を説く七海。
そして民話としての水神の伝承には死や歌といった話はないと疑問を口にする雪。
そこで演劇部は都市伝説をすり替え、水神は死を導かないものということにすれば良い、と考える。
そこで隼人が思いついた策は、学園祭の劇を神楽の代わりに奉納して、
学園生や地域の人たちの認識を叶は和御魂と書き換える、ということだった。

そして当日、舞台裏に現れた叶は妾の呪いは再開されるのだぞ、と言うが、
隼人は、今日は楽しんでいってくれ、と友達のような言葉を掛けて劇を成功させる。
戻ってきた奏衣と抱き合う隼人に舞台の幕が下りる。
そして呪いの力が無くなった叶は和御魂となって、元はひとつの存在と奏衣のなかに消える。
新学期、隼人はずっと一緒にいることを奏衣と誓い合うのだった。

454 名前:秋空に舞うコンフェティ[sage] 投稿日:2010/10/15(金) 03:33:02 ID:46FnmhS40
沙夜√1

沙夜と遊んだ次の日、彼女に詰問され奏衣との本当の出会いを語る。
そして翌日、昼休みは屋上にいるから、という謎の宣言を残して去る。
昼休みの屋上で話題は脚本から水神伝説へ。
沙夜の水神様は願いをひとつだけ何でも叶えてくれる、という話にそれはラッキーと答える隼人。
それを聞いて沙夜は一方的に願いを叶えてもらえる訳じゃなかったと声を荒げる。
そして慌てて、今書いてる脚本の話、と付け足すのだった。

翌日、隼人は沙夜の質問に自分を信じて出来ることはやりつくして気に入る答えを探すと答える。
それを聞いて沙夜はありがと、と隼人にキスをする。
感謝の印、と言う沙夜に隼人の頭は状況を理解できないでいた。
そんななかで隼人と沙夜が好きなプリンを買い込み、二人で丘で食べていると黒髪和服の少女が現れる。
少女は隼人にお前の周りで良からぬことが起きるがそれは定めじゃ、と言い去る。

台本の続きが気になる演劇部一同。
見せたくないと言う沙夜の言葉を退けて脚本ノートを見る演劇部一同。
そこに書かれていたのは主人公の青年がセイレーンの歌で死にかけるというシーン。
書き直すと言う沙夜に、なぜと尋ねる部員たち。
沙夜は三年前に水神伝説について書いた脚本が現実化したことを挙げ、今回も同じことが起きると言う。
それを聞いて隼人は沙夜には自分が思ったとおりのシナリオを書いて欲しいと思い、
そのままのストーリーですすめていくことを強制的に決定する。
そして劇の練習をした瞬間、隼人は本当に倒れてしまう。

461 名前:秋空に舞うコンフェティ[sage] 投稿日:2010/10/15(金) 06:25:20 ID:46FnmhS40
沙夜√2

気絶した隼人が目を覚ました保健室で沙夜は謝る。
隼人はそんな沙夜を励まして隣のベッドで寝ていた奏衣をおぶって一緒に帰るが、
そこに例の和服少女が現れ隼人に死が訪れることを宣告する。
沙夜はそれを聞いて隼人に少女の名前――叶と、
三年前の水神である奏衣の封印を解いて父親の病気平癒という願いを叶えてもらったが代償として、
脚本内容が現実化して七海が病気になり、仕方なく奏衣を再封印した話をする。
それを聞いていた奏衣は沙夜がやったことは仕方の無いことだったと沙夜を慰める。
沙夜は改めて不幸な結末を避けるために脚本を書き直すことを決意する。

幾日が過ぎ、隼人は軽い気持ちで沙夜の制止を振り切って書き直した脚本を読む。
新脚本には沙夜演じる新しい少女が出てきて青年の死を肩代わりすることになっていた。
隼人は書いたことが現実になると信じている沙夜が、なぜこんなことを書いたのかと詰め寄る。
沙夜はどうしても脚本を書き換えなくてはならない、と脚本を取り部室を出る。
追いかけた隼人は叶と出会い、三年前と違い、どんな脚本だろうが生贄は隼人、と言われる。
そこに沙夜が来てそれじゃ困ると言って叶に詰め寄るが叶は去る。
そんな状況で沙夜は隼人を求めて、二人は結ばれる。
その時、隼人の家では奏衣が荷造りをしていた。

翌日、奏衣とセイレーン伝説のことが街の人全員の記憶から消えていた。
二人は何とか演劇部には奏衣の存在を思い出させ、演劇部全員で奏衣を探すが奏衣は見つからない。
そこで萌が奏衣を復活させるために、セイレーンの都市伝説じゃなくて正しい伝承を流布すればいいと言う。
そして沙夜は脚本を書き換えて舞台で都市伝説を書き換えることに成功する。
しかし、たくさんの人の信心で存在している奏衣を復活させるには至らなかった。
そこで演劇部のメンバーは多くの人たちに奏衣の存在を認知させるために、
水神伝説と街興しをタイアップさせた冊子を作り、好評を博していった。
そして日課となった祠への参拝、そのとき二人に奏衣の声が聞こえてくる。
沙夜の手から零れ落ちた次の舞台の脚本、そのタイトルは『秋空に舞うコンフェティ』

462 名前:秋空に舞うコンフェティ[sage] 投稿日:2010/10/15(金) 06:27:34 ID:46FnmhS40
七海√1

公演中止という知らせに沈む演劇部一同。
諦め切れない沙夜に引っ張られるように公演できるように頑張る気になる一同。
翌日から色々と手を打つが上手くいかない。
部を牽引する沙夜の様子に七海は自分の部長としての能力のなさを痛感する。
そして遂に演劇部は学内でやれ、とは書いてないと沙夜の神社での公演を学生会に承認させる。

練習を再開する演劇部だが、風邪で七海の声が出なくなってしまう。
医者に行ったら小声は出せるようになったが、精神的に参った七海のお姉さんのメッキが剥がれる。
隼人は七海を優しく抱きとめ告白し、七海はそれに応えて付き合いをスタートさせる。

七海の声の状態に、沙夜は公演の中止を提案して対立。
彼女をゆっくり休ませるためにキツい言葉を吐いて説得するが、
過去、同じように自分の体調が原因で沙夜に公演中止の決断をさせてしまったことを悔いている七海。
しかも、今回の学園祭公演が中止になれば実績不足で廃部は確定となるため、一歩も引かない。

463 名前:秋空に舞うコンフェティ[sage] 投稿日:2010/10/15(金) 06:28:45 ID:46FnmhS40
七海√2

そんな状況で奏衣が依山から霊験あらたかな水を汲んでくる。
それを飲んで声の調子を全快させる七海だったが、復活もつかの間、数日後アパート前で倒れてしまう。
全快したと聞いていた奏衣は困惑して、思いつめたような表情をする。
看病のために七海のところに泊まる隼人。
高熱を出した七海の様子に耐え切れず、沙夜に連絡を入れる。
やってきた沙夜は七海に抱きついて謝り、なんとかする、と言って去る。

翌日、奏衣が隼人に別れを告げて巫女装束の沙夜と共に去る。
次の日、七海の熱は嘘のように引いていた。
しかし学園祭に間に合わないと考えた七海は公演を中止にする。
自分のせいで公演が中止になったことを謝る七海に、卒業公演を提案する隼人。
だが、学園祭で校外で公演をするという無理を通したのに、それを中止した演劇部は廃部に。

部員たちは沙夜の神社などで練習を続け、ヒロインを七海に変えた卒業公演は成功を収める。
その後、隼人や雪、遥に演劇部を残してあげられなかったことを嘆く七海。
隼人は復活させると誓い、剣崎や卒業公演に感化された在学生、それと新入生を加えて演劇部を創部。
その年の学園祭では演劇部は大所帯になっていて隼人は感極まって抱きついてきた七海を抱きとめる。


※確信的には語られてないが七海の声が出なくなったのは叶(奏衣√参照)のため。

465 名前:秋空に舞うコンフェティ[sage] 投稿日:2010/10/15(金) 07:34:55 ID:46FnmhS40
雪√1

雪と遊びに出かけた隼人は一人で寂しそうにしている女の子を見かける。
声を掛ける雪だが女の子は逃げるように去る。
その次の日、告白シーンが出来たから、読み合わせをしなさいと言われ、
読み合わせる二人だが、照れ屋な二人はどうも上手く役に入りきれない。
そこで沙夜から普段も恋人としてすごすようにと命令される。
そして数日が過ぎ、隼人は雪に惹かれていく自分に気付く。

そんななかで例の女の子と出会い、話しかける雪。
女の子は(以下、ひな)名乗るが、まだ二人を警戒するかのような表情。
しかし、雪がひなの人形――るなを入れておままごとをしようと提案すると、ひなは頷くのだった。
その頃、学園祭の演劇が中止かもしれないと萌から聞かされる。
しょげてても仕方がないと気を取り直した後、恋人ごっこでの帰り、雪は隼人に好きだと言う。
隼人はそれを恋人ごっこ内でのことではなく、本気と勘違いして応え、キスをしようとしてしまう。
そのせいで、翌日から学業に手がつかない。
恋人ごっこでの下校時、隼人は我慢が聞かなくなり、本気で雪が好きだと言い、二人は恋仲になる。

466 名前:秋空に舞うコンフェティ[sage] 投稿日:2010/10/15(金) 07:37:28 ID:46FnmhS40
雪√2

一方でひなは他の子達もいる中、一人でいた。
転校生で人見知りの彼女は友達を作れない。
そんな彼女に雪は、るなを主人公にした人形劇を提案する。
そしてその人形劇には演劇部一同も途中から加わり、劇は成功。
ひなは新しい友達に囲まれ微笑む。
それを見て雪は素のままの自分で頑張ろうとリボンを取って演技すると決心する。

しかしそんな時、萌が演劇部は学園祭に参加できなくなったと言う。
学生会などの説得に動く萌と隼人だが結果は芳しくなく、リボンを取った雪もアガリ症を克服出来ない。
沙夜の提案でリボンを付けてみるも、今度はリボンの人格になれないで素の雪のまま。
そして数日が過ぎ、遂に隼人は沙夜の神社での公演を認めさせる。
しかし、雪は沈み込む一方で見かねた沙夜は隼人と二人で遊んで来いと雪に言う。
雪を励ます隼人に、雪は昔も今も自分を励ましてくれる、と笑って古びたリボンを取り出す。
それは、幼い隼人が公園で出会い、友達になった雪が引越しするときに渡した懐かしきリボンだった。

そして劇の当日、不安に震える雪。
一度は緊張のあまり、台詞を忘れてしまうが、ひなや子供たちの声援で安定する。
前半の崩れっぷりが嘘のように役にはまっていく。
そして、舞台は拍手に包まれるのだった。
休日、いつのまにか自分を助けてくれたリボンが、檻のように自分を閉じ込めていた。
雪はもう素のままの自分でいられると、紅葉舞う秋風の中にリボンをそっと放した。

467 名前:秋空に舞うコンフェティ[sage] 投稿日:2010/10/15(金) 07:43:30 ID:46FnmhS40
こずえDISC

ある朝、こずえが隼人のところに来て一日恋人、という。
朝飯を作ってもらったり(料理と言う名の劇物)、デートに連行され、
映画(設定はメーカー前作内容)を見たりと楽しむ二人。
そして一緒の布団で寝る。
翌日、駅までこずえを見送る隼人の頬にキスをして、こずえは去っていった。

END


どうでもいいかもしれない補足。
 コンフェティはイタリア語で紙吹雪のこと。
 結婚式とかに使うアレです。


474 名前:秋空に舞うコンフェティ  ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2010/10/16(土) 14:28:57 ID:NJVq49Ur0
簡易

奏衣
セイレーンの歌の噂とともに体調の悪くなる学園生たち。
そんななかで二人は互いに惹かれていき、結ばれる。
そこに奏衣の荒御魂が現れ、叶と名乗って隼人の命をもらうと言って去る。
体調が悪くなっていく隼人に、奏衣は自分を再封印をしてもらうことで、叶の呪いを止めて消える。
奏衣を忘れられない隼人は、叶を和御魂にして奏衣が封印される理由をなくすことを考え、
都市伝説の死や歌に関する部分を学園祭の演劇によってすり替えようと奔走する。
そして劇は成功し、叶は和御魂となって奏衣と一つになって消える。
二人はずっと一緒にいようと誓うのだった。

沙夜
沙夜との親交を深めていく一方で、奏衣の存在が沙夜の中で疑問となる。
学園生徒の不調や七海の熱などの状況に、沙夜は深刻そうに思慮にふけるようになる。
そんななかで黒髪和服の少女が現れ、隼人に死の到来を告げて去る。
沙夜はそれを聞いて隼人に少女の名前――叶と、三年前に封印を解いて、
父親の病気平癒という願いを叶えてもらったが、代償として七海が病気になり、
仕方なく奏衣を再封印した話をして脚本を書きかえるが咎められて逃げる。
追いかける隼人は途中で叶と出会い、三年前と違ってどんな脚本だろうが生贄は隼人、と言われる。
生死がかかった状況に、沙夜は隼人を求めて二人は結ばれる。
そんな状況に奏衣は沙夜と隼人を助けるために、自分の存在を犠牲にして二人を助ける。
奏衣の自己犠牲を容認できない沙夜は脚本を書き換え、正しい民話伝承を流布する。
しかし、たくさんの人の信心で存在している奏衣を復活させるには至らなかった。
その後も奏衣の存在を広める活動をしていたある日、二人に奏衣の声が聞こえてくる。

475 名前:秋空に舞うコンフェティ  ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2010/10/16(土) 14:29:47 ID:NJVq49Ur0

七海
公演中止に反対するなかで七海への恋心に気付く隼人。
喉を駄目にして沈む七海に頼ってくれと告白し、恋仲に。
奏衣が汲んできた水で声の調子を全快させる七海だったが、数日後に倒れてしまう。
七海の高熱に奏衣は責任を感じ、隼人に別れを告げて巫女装束の沙夜と共に去る。
熱は引いたが七海は公演を中止にし、廃部になる演劇部だが卒業の日に劇をして成功させる。
その後、隼人は演劇部を再建して七海への演劇部復活という誓いを守る。
舞台裏で後輩部員たちにからかわれながらも、七海を抱きとめる隼人だった。


雪と隼人は遊びに出かけ、一人で寂しそうな女の子を見かけて声を掛けるが逃げられてしまう。
学園では劇の恋仲と言う設定に入り込めない二人に沙夜は普段も恋人としてすごせと命令する。
そんななかで例の女の子と出会う――ひな、と名乗った女の子は転校生で人見知りなので友達も少ない。
雪は一人は寂しいと、人形劇をして友達を作ろうと提案する。
一方で学園祭の劇が中止かもしれないと萌から聞かされる演劇部一同だが開催に向けた努力を続ける。
そして隼人は練習の恋人(仮)に我慢が聞かなくなり本気で雪が好きだと言い、二人は恋仲になる。
ひなの劇が成功し、自分もリボンを外した素のままの自分で演技しようと決心する雪。
しかしアガリ症は克服できず、一度は暗礁に乗り上げた演劇部の学祭参加が認められても焦燥ぎみ。
隼人はそんな雪を励まし、練習を重ねて本番の日になったが、緊張のあまり台詞が飛ぶ雪。
ひなや子供たちの声援に助けられて持ち直し、舞台は拍手に包まれるのだった。
そして休日、雪はいつのまにか自分を助けてくれたリボンが、檻のように自分を閉じ込めていた。
自分はもう素のままの自分でいられると、紅葉舞う秋風の中にリボンをそっと放して隼人とキスをした。

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