438 名前:太陽のプロミア:2017/05/20(土) 17:33:47.86 ID:1SVDxjcj0
SEVEN WONDERから発売された「太陽のプロミア」のあらすじ。


■作中の歴史
かつてルディナスとミルサントという2つの惑星があった。
ルディナス人は小型のエネルギー源の「光炉」を基に繁栄し、隣のミルサント人を圧倒していた。
今から千年ほど前、彼らは新技術「金の光炉」と「銀の光炉」を巡って、北と南に別れて激しく争った。
南軍の南天姫は金の光炉によって、ミルサントの犠牲と引き換えに強大な力を得ようとした。
北軍の北天姫は対抗手段としてミルサントで銀の光炉を使おうとしたが(銀の光炉は全ての光炉を停止できる)、
光炉の制御に失敗し、光炉に飲み込まれた末に「憑影」という怪物を生み出してしまった。
憑影は両惑星に壊滅的な打撃を与えた後、ミルサントの太陽樹(光炉文明のエネルギー源)に取り憑いた。
人々は太陽樹を切り倒し、憑影を封印した。

ルディナスの滅亡から暫くして、ミルサントはコダマという指導者の下で復興を始めた。
コダマは太陽樹を再生してその力を利用するために、樹から「根源の魂」を分離し、太陽神プロミアを創り出した。
コダマとプロミアは宇宙ステーション「天空花」に魂(記憶)を保存し、
定期的に肉体を補修しながらミルサントに君臨し続けていた。
またコダマは復興のために南天姫に助力をあおぎ、見返りとして彼女を名門クロイツェル家の一員に加えた。
南天姫は「エノセラ」と名乗って現代まで生き延びた(ルディナス人は長寿であった。)
南天姫は母星の再興を密かに願っていた。

300年ほど前、リノアールという少女がミルサントに攻め込んだ。
侵攻を契機として、憑影が眠りから覚めて復活してしまった。
この時偶発的に銀の光炉と金の光炉が干渉しあい、憑影を衰弱させた。
当時のコダマはエノセラと協力して、憑影と銀の光炉をプロミアの内部に封印した。
その後コダマは別の肉体に魂を注入して新たなプロミアとし、
元のプロミアを「カシェット」と改名して幽閉した。
一方リノアールはコダマに懐柔され、光炉の力によって変装し、「レノ」としてコダマの執政を助けた。

439 名前:太陽のプロミア:2017/05/20(土) 17:34:12.70 ID:1SVDxjcj0
今から18年前、コダマ(「エコー」という偽名を用いていた)は「憑影殲滅計画」を立案した。
計画では、まず憑影を核と6つの断片に分割し、核をカシェットに、断片を太陽樹の分樹に、其々宿らせたうえで
個別に破壊する予定になっていた。
エコーは6名の女兵士「六花」を率い、憑影の分割に成功した。
しかし憑影がアマリという少女に憑依して、居合わせた六花たちを皆殺しにしてしまった。
以降憑影とアマリはしばしば意識を共有するようになった。
一方、重傷を負ったエコーは南天姫ことエノセラに洗脳され、表舞台から姿を消した。
南天姫は千年前と同じ手段によってルディナスを復活せしめようと目論んでいたので、エコーを木偶として利用したのだ。
またレノはエコーの計画を引き継ぎ、撃破の準備を進めた。

歴代のコダマとプロミアは地上と天空花との往復によってSFチックな不老不死を実現していたのだが、
これとは全く別の経緯によって転生がなされた。
まず18年前に初代プロミアがフレアルージュという少女として転生した。
そして今、初代コダマが記憶喪失の男性として転生した。彼こそが本作の主人公である。
彼は「ぷぅ」という女児と紐つなぎになっていた。
ぷぅはミルサント市民の宗教心が具現化した、いわば本物のプロミア神なのだという。
(歴代のコダマが人工的に維持してきたプロミア神とは別者。)


■共通パート
レノは憑影殲滅計画に従って、市中に憑影の断片の1つを解き放った。
主人公とぷぅは偶然戦闘に巻き込まれのだが、潜在していた力を発揮して憑影を退治した。
ぷぅはプロミア神として、主人公は神の守護者として、レノに認められ(誤解され)、
憑影討伐に協力することになった。
主人公は各地を旅して六花と合流しながら、憑影の他の断片を次々に封印していった。
今代の六花は、レノ、アマリ、エレガノ、フレアルージュの4名であり、後にニーナとジゼルが加わる。

440 名前:太陽のプロミア:2017/05/20(土) 17:34:37.72 ID:1SVDxjcj0
■ジゼル編
ジゼルは当初レノの命令で主人公たちの敵を演じていたので、
六花に加わる際に他のメンバーから反対されたのだが、次第に受け入れられた。

さてジゼルはエコーの養女であった。ジゼルは主人公にエコーの臭いを感じ取っていたから、
彼に記憶を取り戻してほしいと切に願い、時に衝突もした。
やがてジゼルは彼を(エコーではなく)ひとりの男性として見るようになった。

六花たちはエコーと表面上共闘※しながら憑影を撃破できた。
(※先述の通り、南天姫は悲願を成就するために、憑影を必ず排除しなければならない。)
その後エコーは六花たちに退けられている。


■アマリ編
エコーは六花側に当座の同盟を持ちかけた。六花たちは警戒しながらも申し出を受け入れた。
六花たちはアマリの精神リンクを利用して憑影を撃破した。
エコーが銀の光炉を憑影の死体から回収して逃げようとしたので、六花たちはエコーを打ち倒した。

直後、銀の光炉に宿っていた憑影の怨念がエコーの死体に取り憑いた。
エコーは軌道エレベーターに乗って天空花に逃走した。
主人公とアマリはエコーを追って天空花に到着した。天空花はエコーの破壊活動によって地上に落下しようとしていた。
ふたりはエコーを宇宙空間に投げ捨て、さらに天空花の墜落を阻止した。

441 名前:太陽のプロミア:2017/05/20(土) 17:37:37.18 ID:1SVDxjcj0
■ニーナ編
憑影は自身の肉体の構成情報(設計図)を欲していた。構成情報さえあれば、幾らでも身体を再生できるのだ。
太陽樹には世界の記録が全て残されていたから、憑影は300年前の記録に入り込んで
当時のプロミア神(=カシェット)に扮して行動し、構成情報を得ようとした(いわゆるVRのようなものか。)
巻き込まれる形で主人公、ぷぅ、ニーナ、レノ、エコーも300年前の記録に取り込まれてしまった。
主人公やニーナは自分たちがタイムスリップしたのだと勘違いし、帰還手段を探り続けるうちに、
カシェットと親しくなった。
一方エコーは虚構に取り込まれていることに気づかぬまま、
当時の最高指導者(史実における、この時代のコダマ)の役を演じていた。

史実通りに憑影が復活してカシェットに入り込んだ。
エコーはこの世界が虚構であることに気づき、カシェットを封印して憑影の意図を挫こうとした。
同様に主人公たちも真実を悟ったが、カシェットを害したくはなかったので、奮闘の末に彼女から憑影を追放した。
その後彼らは現実の世界に帰還できた。


■レノ編
ニーナ編と同様の経緯で、主人公とぷぅは虚構に飲み込まれたが、森でレノと合流できた。
一行はこの世界のリノアールに攻撃された。レノはリノアールを返り討ちにして監禁した。

主人公とこの時代のコダマは怪物に襲撃されて半死半生に陥った。
両名は虚構の管理システムから干渉を受けて、エコーの肉体に両名の意識が共存するという状況に陥った。
同時にエコーは今いる世界が虚構であることに気づいた。

さて史実ではリノアールのミルサント侵攻をキッカケに憑影が蘇ったのだが、
レノ編の虚構世界ではリノアールが捕縛されてしまったから、憑影は復活できなかった。
カシェットは別の機会を求めて18年前の記録にダイブし、分割されたばかりの憑影から構成情報を読み取った。
主人公たちはカシェットを追撃したが、勝てなかった。
カシェットは虚構世界を閉じて現実の世界に戻り、憑影として完全に復活しようとした。
しかしエコーが不意打ちを仕掛け(虚構から脱出して、肉体も元に戻っている)、
またアマリが精神のリンクを介してカシェットを揺さぶったので、
憑影は復活できなかった。カシェットは憑影の支配から脱し、主人公たちに保護された。

442 名前:太陽のプロミア:2017/05/20(土) 17:38:03.24 ID:1SVDxjcj0
■エレガノ編
フレアルージュがパワーアップ(!)した。彼女は北天姫の生まれ変わりとして、潜在能力を開花させたのだ。

さてレノは計画通りカシェットを制御し続けようとしたが、失敗してカシェットを暴走させてしまった。
しかし、ぷぅが神様パワー(!)でカシェットを浄化し、憑影を消滅させ、暴走を食い止めた。
この時カシェットの身体から銀の光炉が出現した。

エコーが銀の光炉を奪って逃走した。先述の通り、エコーを操っていた黒幕は南天姫ことエノセラである。
エノセラは現代ではエレガノの姉ということになっていたから、主人公とも親しくしていた。
エノセラはミルサントを破壊してでもルディナス復興を目指すつもりであると主人公に伝えた。
フレアルージュは皆の期待を受けてエノセラと一騎打ちを挑み、勝利した。


■フレアルージュ編
主人公とフレアルージュは天空花に残されていた記録を調べて、
各々が初代コダマや北天姫の生まれ変わりであることを知った。
その後エレガノ編と同様に、ぷぅがカシェットの暴走を食い止め、フレアルージュが南天姫を討った。



あらすじは以上です。

444 名前:名無しさん@初回限定:2017/05/21(日) 20:19:56.11 ID:XhRuKpaU0
>442
乙なんだけど、リノアールじゃなくてリノワールじゃないの?

445 名前:名無しさん@初回限定:2017/05/21(日) 20:27:26.03 ID:XhRuKpaU0
後、>>439ではフレアルージュはプロミアの生まれ変わりってなってるけど
結局、フレアルージュは北天姫の生まれ変わりであり初代プロミアの生まれ変わりって事?
何度もすまんが気になったので

446 名前:太陽のプロミア:2017/05/21(日) 23:43:04.77 ID:bxsMSE0G0
>444 リノアールじゃなくてリノワールじゃないの?
指摘のとおりです。「リノワール」と読み替えてください。
>445 フレアルージュは北天姫の生まれ変わりであり初代プロミアの生まれ変わりって事?
これ私も悩んだんですよ……以下のように解釈しています。

北天姫の生まれ変わりであることは作中で明記されています。
また、北天姫が銀の光炉に飲み込まれ、銀の光炉を核として憑影が生まれ、憑影が太陽樹に取り付き、
初代コダマが太陽樹から根源の魂を分離して初代プロミア神を創造しましたから、
歴代のプロミア神には北天姫の残滓(一般に魂や残留思念と呼ばれるもの)が潜在していたと解釈できます。
(コダマは北天姫の各種能力をミルサントの復興に活かせたようです。)
そして作中現代から18年前、アマリの暴走によって当時の六花が壊滅した際に、
おそらく当代のプロミア神も消滅し、只の少女・フレアルージュとして転生したのでしょう。
(ぷぅが本物の神様として誕生した以上、人工の神はもはや必要とされません。)

簡潔な粗筋を作成しようと心掛けたつもりなのですが、説明不足に陥ってしまったようで申し訳ない。
もし解釈が間違っていたらどなたかツッコんでやってください。

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