342 名前:姫さま凛々しく! 1/14[sage] 投稿日:2009/11/01(日) 22:49:37 ID:TqLQssFvP
公式 ttp://www.q-x.jp/himeriri/index.html

○世界観
・舞台となる世界には4つの国がある。
 二大大国の「ルナリーディ」「アスバ」と、小国の「マヤカヤ」「ロリデイア」。
 4国が共同運営する交易都市「シンノエン」が中立地域となっている。
 周囲は海と、「果無の森」と呼ばれる人の立ち入りを阻む森。
・4国それぞれ肌の色と血の色が少しずつ違い、混血は好ましくないとされる。
・ルナリーディとアスバはライバル同士で仲が悪い。アスバとマヤカヤは同盟国。
 他の国同士の関係は普通。なお、ロリデイアだけは貴族的共和制。
・科学技術や文明のレベルは低くない。自動車や電話も存在している。
・この世界の人は「宗教」「戦争」などの概念を持たない。
 ザキュリの噂が出るまでは犯罪や争いが皆無に近かった。

○用語
・血鳴(ちなき)
 自分の血を媒介にした能力。各人固有だが、血の色(国)によって傾向がある
 この世界の人全員が使えるわけではないが、少なくとも王族は全員が使える。
・果無の森
 世界の北に広がる森。普通の者が入ると記憶を失い二度と出られない、と言われる。
・グルミウ
 果無の森に住む種族。獣耳と尻尾を持つ。子供を作らないので性行為もしない。
 ザキュリとの関係を疑われ差別的な扱いをされることが多く、あまり森から出ない。
・ミミカ
 果無の森に住む種族。手のひらサイズで羽を持つ妖精型。
 森に入ったことがある人しか見聞きできない(触れることはできる)。
・ノエン共同学園
 シンノエンにある学園。各国の適齢の王族は全員ここに通っている。
・霊樹ミルビ
 ルナリーディ王家の庭にある樹。闇を払う力がある。
・ザキュリ
 この世界に不安を呼ぶ正体不明の脅威。第五の国といわれている。

344 名前:姫さま凛々しく! 2/14[sage] 投稿日:2009/11/01(日) 22:52:26 ID:TqLQssFvP
○主人公&メインヒロイン
・テュロウ
 主人公。ルナリーディ第三子。記憶を失って感情表現が困難になる。
 恋愛感情を持たないため女癖が非常に悪く、エロ方面の思考ばかりしているが、
 物事の本質を掴んだ言動も多いため、基本的に人望は厚い。
 血鳴は、自分の分身を作る「双在の血鳴」。
 勃起状態中しか使えないという制約があるが、代わりに幾つかの付加能力が存在する。
・最美 千名希(もみ ちなき)
 この世界に無い「日本」という国から来た少女。果無の森で発見された。剣道経験者。
 エロ心に反応して電撃を発する首輪を付けているが、本人も付けた覚えが無く外せない。
 感情豊かで明るい性格だが、帰れない故郷を思い憂鬱になることもある。
・マナフィーゼ
 ルナリーディ第二子。テュロウの姉。身体が弱く小柄な体型だが、かなりの大食い。
 泣き虫だったり、弟思いだったりするが、意地っ張りな面も。
 血鳴は、他者の精神を自分の体に引き込む「魂籠の血鳴」。
・みさら
 アスバ王女。生真面目で王族としての責務を重視する。
 ある理由からテュロウのことは嫌っている。血鳴の都合もあって刀と鞘を持ち歩く。
 血鳴は、あらゆる物質や概念を斬ることができる「理斬の血鳴」。
・シャンレナ
 ある日ミルビの樹に現れたグルミウの少女。語尾の「みぅ」が特徴。
 恋する気持ちや性的な知識がまだ無い。血鳴の関係上、不快な刺激に慣れている。
 血鳴は、影を通して自分が感じた痛みなどを他者にも与える「刺影の血鳴」。

○サブヒロイン
・ハナ
 テュロウが森で会った妖精。実際にはミミカ族の女性。
 ノリが良く話し方が特徴的。テュロウを色々と助けることになる。
・ゆちや
 マヤカヤ王女。クラス委員長。巨乳でぽっちゃり系。やや腹黒。男嫌いでレズ。
 国同士の関係抜きにしてもみさらに心酔しており、テュロウを目の敵にする。
 血鳴は、他者の視界に入り同じものを見る「万眼の血鳴」。使用時は眼鏡をかける。

346 名前:姫さま凛々しく! 3/14[sage] 投稿日:2009/11/01(日) 22:54:40 ID:TqLQssFvP
○主なサブキャラ
・フィルミィド
 ルナリーディ第一子。容姿、頭脳、性格すべて完璧な好青年。
 千名希に惹かれ、ルートによっては両想いになるが、だいたい報われない。
 血鳴は、場の雰囲気を抽出・増幅・拡大して場の空気を変える「感操の血鳴」。
・メイヴィズ
 ルナリーディ国王。テュロウ達の父親。飄々として一見いい加減だが相当な切れ者。
 血鳴は、空間を曲げ繋げる能力。皆が口を揃えて感服するほど強力な力。
・ざんじ
 アスバ王子、みさらの兄。凄腕の剣士。よく山籠もりをしており、見た目は髭面の素浪人。
 豪快な性格ではあるが意外と思慮深い部分もあり、国同士の関係も考えている。
・アティリーン
 テュロウ付きのメイド。身の回りの世話だけでなく夜の相手もする。
 道具ではなく一人の女性として扱ってくれるテュロウに感謝している。
・バーレッジ
 ルナリーディ王家の使用人。医術と技術に優れ、マナフィーゼの主治医をしている。
 血鳴は、細胞の働きを調整する能力。そのため庭木の管理もしている。
・シャーファ
 マナフィーゼのクラスメイトの女性。当初「シャリスナウ」という偽名を名乗る。
・シュライハル
 以前からテュロウと仲が良かったクラスメイト。ロリデイア出身。
 血鳴は、人間が心に持つ意味を変えることで誤認させる(幻覚を見せる)能力。
・ナズィー
 街に出没している強姦魔。

348 名前:姫さま凛々しく! 4/14[sage] 投稿日:2009/11/01(日) 22:58:44 ID:TqLQssFvP
○共通ルート(1)
気が付くとテュロウは記憶を失い果無の森の中を歩いていた。
そこで倒れていた千名希を見つけ、同時に謎の妖精ハナに出会う。
ハナから千名希の保護を頼まれ、代わりにハナの力で屋敷に帰らせてもらう。
1年ぶりの帰還に驚かれながらも王族としての生活を始める。

ルナリーディでは、4年前のパーティ中に国王メイヴィズがナイフで襲われた。
咄嗟に血鳴を使ったマナフィーゼとメイヴィズの力が共鳴して
「生命体を崩壊させる」血鳴がかかったそのナイフがマナフィーゼの体内に空間転移。
一命は取り留めたが成長が逆行するようになった。大食いなのはそれを補うため。
それ以来メイヴィズはマナフィーゼを守るために力を使ってきたため
血鳴が衰えてきており、王位継承の準備が進められている。
(ルナリーディの王位は、子が王の力を越えた時点で行う半実力主義。
 王の子供全員に権利があり、血鳴を含む総合的な資質を判断し前王が選ぶ。)

テュロウは千名希と共に学園に復学。
学園でみさらに敵視されるが、その原因は記憶を失う前のテュロウにあるという。
とはいえみさらもそのままにする気はなく、弁当を作って親睦を深めようとしてきた。
ただ、「味付けだけはゆちやの手を借りた」というのその弁当は激辛だったのだが…。

一方で、王族の学生が中心となって行われる放課後の警備隊にも参加する。
霊樹ミルビが千名希を守るためにその枝を落としてきたため、
木刀に加工して「銀狼剣」と命名、千名希もそれを持って警備隊に参加する。
警備隊では、最近起きている連続強姦事件の犯人を捜していた。
だが、被害者は全員が犯人に惚れており捜査に非協力的。
精神を操作する血鳴のせいではないかと推測しつつ、警備は続く。

その頃、屋敷の霊樹ミルビにグルミウの少女、シャンレナが現れる。
忌むべき存在だ説明するバーレッジに、伝聞による差別でくだらないと返すテュロウ。
王族でありながらグルミウを嫌わないテュロウやみさらに興味を持ったシャンレナは、
グルミウの重要人物としてグルミウに対する世間の考えをもっと知りたいと考え、
テュロウの(主にエロ方面を意図した)誘いでメイドとして屋敷に住むことになる。

351 名前:姫さま凛々しく! 5/14[sage] 投稿日:2009/11/01(日) 23:02:50 ID:TqLQssFvP
○共通ルート(2)
学園内で突然、全ての女性が履いていた下着が消えるという事件が起きる。
ゆちやの血鳴で犯人の視線をトレース、警備隊で追跡するが取り逃がしてしまう。
翌日も同じ事件が起き、今度はマナフィーゼが犯人の精神の一部を取り込むことに成功。
二人で追っていくとイカと犬が合成されたような動物がいた。
森に入ったことがある者以外には不可視の彼(?)が持つ触手により
マナフィーゼが捕まるが、興奮したテュロウが血鳴で分身、一旦撃退する。

その後、ロリデイアから転入してきたという少女、シャリスナウがテュロウに告白してきた。
だが二人きりになると動物を使役する「飼魂の血鳴」で猿を呼び出し、テュロウを拘束。
「テュロウを自分の思い通りに動く王に仕立てる」と語る。
テュロウは一瞬拘束を外して持っていた媚薬を投げつけ、そのまま血鳴を発動。
彼女を拘束し、本名が「シャーファ」であることを聞き出す。
最終的な目的は話そうとしないが、テュロウ以外を襲わないことを条件に、
シャーファの正体を秘密にすると約束した。

テュロウ付きのメイドとしてアティリーンの指導を受けつつ働き始めたシャンレナ。
ぶっきらぼうで未熟な部分も多いが、味覚に関して天性のものを持ち、
作った料理は誰もが感涙するほどの出来であった。
それ以外に関しても覚えが速く、アティリーンが後継者にしたいと言うほどの入れ込み。
一方、性知識に欠ける彼女に何とかエロいことをしようとするテュロウであったが、
先を読んだアティリーンにことごとく阻止される。

千名希は「自分の世界に帰る」という決意からこの世界に馴染むことも避けてきていたが、
この頃になると望郷の念から完全に気落ちしていた。
シャンレナの料理やテュロウとの会話で落ち着くと、
気分を入れ替え、以降進んで馴染むんでいくようになったのだった。
そしてこの一件でテュロウにいつもより心を開いた千名希は、秘密を明かす。
この世界に来てから、人の横にその人の本心を示すもう一人の人が見えるというのだ。
そして、テュロウだけは横にテュロウでない人が見える、という。

354 名前:姫さま凛々しく! 6/14[sage] 投稿日:2009/11/01(日) 23:06:43 ID:TqLQssFvP
○共通ルート(3)
テュロウは再度来たシャーファから「王になったらこの世界をどうしたいか」と問われ、
「異国間、4カ国にグルミウも含めた間でのセックス解禁」と答えた。
シャーファはテュロウが世界を変えると感じ、以降騒動は起こさないと約束する。
だが、その約束を破りシャーファが千名希を攫っていった。
テュロウは分身を出して千名希を追い奪還、
「事情が変わった」と謝るシャーファを見逃した。

日々の中、記憶が失われたあと改めて世界のことを知っていったテュロウは、
千名希の影響もあり、この世界の常識に対して幾つもの疑問を投げかけていた。
混血禁忌の考えやグルミウへの差別は本当に当然のものなのか。
 (=女性なら誰とセックスしても問題ないのではないか。)
最近悪事を働く人が急増しているのはザキュリのせいだと言われているが、
人が元々心に持っていた悪い心が表面化しているだけなのではないのか。
賛否両論あるにせよ、普通の者が持たないような
斬新な視点による考え方をするテュロウに、皆は感心し期待を寄せていく。

強姦魔の正体がナズィーという男だと判明し、対峙するが結局逃げられてしまう。
翌日、千名希はテュロウに加えて道中会ったシャンレナも同行し、
路地裏で一緒にいたナズィーとシャーファを発見する。
シャンレナが血鳴で隙を作り千名希が銀狼剣で攻撃するが、
テュロウがシャンレナへの攻撃を躊躇った隙に再び逃げられる。
その後シャンレナは、シャーファはグルミウであり自分の親のような存在だと明かす。
グルミウと友好関係にあり特殊な道具を作る種族、ミミカの作った道具により
外見がロリデイア人に見えるように認識操作していたのだった。
3人はシャーファを、彼女を利用していると思しき黒幕から救うことを誓う。

※ここで、テュロウが国王になろうとするかどうかによって分岐する。
 国王になろうとする場合は、みさら、マナフィーゼ、ゆちや共通ルート。
 国王になろうとしない場合は、千名希、シャンレナ、ハナ共通ルート。

357 名前:姫さま凛々しく! 7/14[sage] 投稿日:2009/11/01(日) 23:10:48 ID:TqLQssFvP
○共通ルート(国王になろうとする場合)
夢の実現のためにも、民を守っていくためにも、
王位について真面目に考え始めるテュロウ。
テュロウの決意を聞いたみさらとマナフィーゼ、二人の王女が特訓を実施する。

そんな中、テュロウ、みさら、ゆちやの3人で買い物中、
ゆちやがナズィーに拘束され、それを人質にテュロウを連れて行こうとする。
テュロウの策によりみさらが血鳴で摩擦を切断して形勢逆転。
ナズィーを捕獲して尋問し、さらに離反したシャーファからも事情を聞く。
ナズィーはグルミウで、元来セックスをしない種族であるナズィーが強姦をしたのは
体に「闇の力」を入れられていたからだという。
闇を払う力を持つ銀狼剣で千名希がナズィーをタコ殴りにして、一件落着。
ナズィーに黒幕について尋ね、それがシュライハルだと判明する。

その頃、バーレッジの研究が進みマナフィーゼの成長逆行を止める薬が完成、
完治ではないものの症状は緩和された。
一方で、ゆちやが暴走してみさらを(性的に)襲おうとしたため、みさらに見放される。
切羽詰まったゆちやは、テュロウに手でエッチなことをしてあげる代わりに、
この一件をテュロウからみさらにフォローして欲しいと頼む。
(これをOKするとゆちやルートへ、好きな人がいると断ると以下に続く)
(ただし誰か1回クリア済みでないと選択肢なしで自動的に後者になる)

翌日、兄弟全員がメイヴィズに呼ばれて王位継承の審議が開始する。
3人は数々の試験を受け、メイヴィズは最終的にテュロウを次の国王に選出。
その夜の即位祝賀パーティーで皆に祝福される中、
テュロウは自分が后にしたいと思うただ一人の女性に報告へ行く。
(ここまでの選択に応じて、みさらのルートとマナフィーゼのルートに分岐する)

360 名前:姫さま凛々しく! 8/14[sage] 投稿日:2009/11/01(日) 23:14:48 ID:TqLQssFvP
○みさらルート
テュロウはみさらに、国王として国同士の結びつきを強めることを宣言する。
そして公的で距離を置いた接し方をするみさらと仲直りしたいと考え、
思い切って告白してみるが、「もう遅い」と言ってテュロウを拒否し嫌おうとする。
みさらが嫌う原因となる過去の自分がしたことを知るため、
テュロウは屋敷にいる幽霊少女の「一時的に過去に飛ぶ」血鳴で幼少時に飛び、
王となり異国間結婚できるよう国を変えてみさらと結婚する約束をしていた、と知る。
みさらに改めて同じ約束をして忘れていたことを謝ると、
みさらもテュロウへの好意に素直になり、二人は結ばれる。

放課後警備時にシュライハルによって千名希が攫われそうになる。
フィルミィドが血鳴で「千名希に悪いことをして申し訳ない」という雰囲気を作りだし、
人が集まったこともあってシュライハルは撤退。
その後、ハナの協力により千名希が元の世界に戻れる儀式が判明し、
千名希が帰還すると、それ以降シュライハルは姿を見せることはなくなる。

みさらとテュロウの前に、みさらの兄ざんじが山籠もりの修行から帰還した。
「ルナリーディとは仲良くするべき」と考えるざんじは同意見のテュロウと意気投合するが、
みさらがテュロウと結ばれたと知り、シスコンのざんじは大激怒。
決闘を申し込み、テュロウはそれを受ける。
ざんじの血鳴は、斬った相手に自分の心をぶつけ心を変えさせる「転斬の血鳴」。
そこで期日までの7日間の間、二人でエロいことをしまくってみさらへの思いを強めることに。

そして決闘当日、まずみさらが戦って血鳴でざんじの恋愛に対する戒めを傷付け、
テュロウが血鳴で分身し心の力を倍にしたことで、テュロウはざんじの血鳴に勝利。
二人の連携に感心し、ざんじは二人の仲を認めた。
そのままざんじの案内でルナリーディとアスバの諍いの原因になった場所へ赴く。
こっそり付いてきていたゆちやも二人の仲を認め、
みさらとゆちや、二人の血鳴の連携とテュロウの協力で諍いの原因を断ち切った。

ルナリーディとアスバと仲が修繕され、テュロウとみさらは皆の祝福の中で結婚式を挙げた。
テュロウはみさらに、全ての者が手を取りあえる世界にすることを改めて誓うのだった。

363 名前:姫さま凛々しく! 9/14[sage] 投稿日:2009/11/01(日) 23:18:59 ID:TqLQssFvP
○マナフィーゼルート
王位は継いだものの、まだメイヴィズが公務の主体で「国王見習い」のような状態。
マナフィーゼを好きになったテュロウは、法律で近親婚は禁止されてないが、
血鳴を継承する必要がある王は血鳴が衰える原因となるため近親婚は厳禁だと知る。
一方、マナフィーゼには見合いの話が来ていた。
そこでマナフィーゼに思いを告げ、自分を男として見て貰うために半ば強引に抱く。
事後、「王になる者がこんなことをしてはいけない」と窘めるマナフィーゼに、
次期王位継承者はフィルミィドの子供にすればいい、という考えを述べるテュロウ。
マナフィーゼが動揺していたため、ひとまず告白への回答は保留することになった。

放課後警備時にシュライハルによって千名希が攫われそうになる。
フィルミィドが血鳴で「千名希に悪いことをして申し訳ない」という雰囲気を作りだし、
人が集まったこともあってシュライハルは撤退する。

それから数日後、マナフィーゼはテュロウを男として好きだと自覚していたが、
王族としての責任感からそれを認めてはいけないという葛藤をしていた。
思いあまったマナフィーゼは家出をしてしまう。
果無の森で記憶を消そうとしているのでは、と考えたテュロウは
血鳴によってマナフィーゼのいる場所に分身を出す。
そこにいた怪しい風体の男が、マナフィーゼを自分のものにすると言ってテュロウを挑発。
その男、ざんじの手加減と油断もあってテュロウが勝利し、
マナフィーゼはテュロウの本気の思いを感じて、その愛を受け入れたのだった。

さんじから「あらゆる血鳴を解除するキノコ」の情報を得た二人。
無事にそのキノコを食べることができ、マナフィーゼの体は完全に回復した。
二人の公表し、大反対のメイヴィズも結局納得はしないものの承諾。二人は結婚する。
そして二年後、マナフィーゼはテュロウの秘書となっており、
二人で4国の結びつきを強める公務をこなしつつ、幸せに過ごしていたのだった。
(千名希はこの世界に馴染み、帰ることをやめたようだが、
 首輪が外せないため千名希とフィルミィドはまだ結ばれないでいる)

365 名前:姫さま凛々しく! 10/14[sage] 投稿日:2009/11/01(日) 23:22:46 ID:TqLQssFvP
○ゆちやルート
男嫌いで男性の知識皆無ながら、ゆちやはなんとかテュロウを射精にまで持って行く。
そのときゆちやはその精液を使って血鳴を発動、
テュロウのエロパワーを堰き止めるツボを見つけてそこを突いた。
テュロウを封じることでみさらの気持ちを自分だけに向けようとする作戦であった。
だが、過剰なエロパワーが堰き止められたことでテュロウは逆に暴走、
そのままテュロウは4人に分身してゆちやを輪姦する。

テュロウはこの一件でゆちやの抱く恋心が自分を越えていることを痛感し、
その真っ直ぐさに惹かれるとともに、ゆちやを傷付けた責任も込めてゆちやに告白。
最初は迷惑そうだったゆちやであるが、最終的にそれを承諾する。

その後、一発で孕んで娘のみりやが産まれ、混血を世界に認めさせることにも成功。
子供が産まれたことでテュロウも政治を本気で勉強するようになり、
ゆちやのみさらへの愛は「対等な立場となる」という目標に切り替わる。
そして、10年後にも国民に愛される王族として国を治めていったのだった。

368 名前:姫さま凛々しく! 11/14[sage] 投稿日:2009/11/01(日) 23:27:03 ID:TqLQssFvP
○共通ルート(国王にならない場合)
テュロウは、自分のやりたいことは王位に就かない方がやりやすいと考えた。

この世界に来てから、言語は通じるのに文字が異なるために苦労している千名希。
それを逆用して秘密の日記を付けていたのだが、
テュロウはその文字が読めないのに何故か意味が理解できることが判明する。
また、テュロウはグルミウを知るためにシャンレナから色々と聞いていく。
グルミウには子供を作るという概念が無く、子供はどこからか歩いて現れること。
グルミウは必ず何かに追われ暗闇に逃げる悪夢しか見ない、薬で深く眠るということ。
テュロウはシャンレナに、いつかいい夢を見せてやると約束する

ナズィーとは何度か遭遇を重ね、ついにはナズィーの捕獲に成功する。
そのときシャーファは、自分らは闇の力を培養する器だと明かし、
定期的に力を取り出さないと爆発するのでナズィーをの引き渡しに難色を示すした、
だが千名希が持つ銀狼剣(ミルビ)に闇を吸う力があると分かり、ナズィーは引き渡される。
一方、シャーファはテュロウに付いてくることなく去っていく。
ナズィーが証言した彼に闇の力を与えた者は、シュライハルの容姿と酷似していた。

テュロウらがそこまで知ったことから、ハナも知っていることを明かす。
ザキュリは闇の力で森に住む者を浸食しており、ハナたちも危機感を持っていた。
そんな中、ザキュリが千名希を狙っていると知り、電撃を放つ首輪を仕掛けた。
それによりザキュリに深手を負わせ、偶然そこに来たテュロウに保護を頼んだのだった。

テュロウがシュライハルに会って問いただすと、あっさり自分がザキュリの親玉だと白状。
隙を突いてテュロウに闇の力を打ち込み気絶させる。
闇の力に苦しむテュロウの前にシャーファが現れ、恋心を増幅する薬を渡してきた。
ミルビ以外に闇の力を打ち破れる可能性があるもの、それは熱烈な恋心だという。
そして、実際に恋心で闇が払えることを実証してほしいと頼まれ、テュロウは成功する。
(ここまでの選択に応じて、千名希、シャンレナ、ハナの各ルートに分岐する)
(ただし誰か1回クリア済みでないとハナになることはない)

371 名前:姫さま凛々しく! 12/14[sage] 投稿日:2009/11/01(日) 23:30:54 ID:TqLQssFvP
○千名希ルート
千名希への愛で闇を払ったテュロウ。一緒に行けないと言うシャーファを残して帰還する。
ちょうど王位継承の儀が始まったので正式に王位継承を辞退し、フィルミィドが王となる。

意を決して千名希へ告白すると、元の世界に帰ると別れなくてはいけないことや
元の世界で憧れていた相手がいたことなどから千名希は迷うが、
テュロウの真剣な想いに心を動かされてそれを受けることにする。
1ヶ月の間に血の違う者同士の結婚を認めさせて結婚式を挙げ、王族の一員となる。

そんな折、シュライハルは千名希と結婚したテュロウが完全に邪魔となったため、
テュロウの血を闇で覆い暴走させ、欲望で満たし愛を忘れさせようとする。
千名希は一人耐えるテュロウを受け止め、激しい行為の果てにテュロウは気絶した。
意識を取り戻したのは20日後。その間に千名希はシュライハルに捕まっていた。
シュライハルの居場所に辿り着くと、彼はこの世界の真実と自身の目的を話し始めた。

この世界は、千名希がいた現実世界の裏にある死の世界。
現実世界で死んだ者が、生まれ変わるため一時的に仮初めの生を送る場所。
シュライハルはそれを知り、この世界を闇で覆うことで現実世界を光で満たそうとした。
だから、現実世界からその目的に適した千名希を呼び寄せたのだった。
千名希の血鳴、心を読む「心伝の血鳴」を強化して心の共有を可能にし、
世界中の人に闇の心を共有させるのが最終目的であった。

テュロウは闇を払う「光の力を受け継ぐ者」として覚醒しシュライハルを追い詰めるが、
既に心を闇に覆われた千名希にテュロウの声は届かず、千名希と対峙することになる。
そこで、千名希を押し倒してセックスし、その愛により千名希から闇を払う。
さらにそれを見せつけられたシュライハルも、愛する心を喚起されて無力化し降伏した。

光の力を持つテュロウの力によりが千名希を元の世界に帰すことが可能となったが、
一方で千名希は妊娠しており、この世界で暮らしていくことを決める。
そして2年後、光と闇の力の応用で世界間の行き来もできるようになり、
テュロウと千名希は娘の千咲輝や他の家族に囲まれ幸せに暮らしていたのだった。

373 名前:姫さま凛々しく! 13/14[sage] 投稿日:2009/11/01(日) 23:34:52 ID:TqLQssFvP
○シャンレナルート
シャンレナへの愛で闇を払ったテュロウ。
シュライハルを更正させたいシャーファは、テュロウの愛の力に賭けて共に帰還する。
ちょうど王位継承の儀が始まったので正式に王位継承を辞退し、フィルミィドが王となる。

シュライハルトの決戦に備え、シャンレナの持つ血鳴を完全に覚醒させて
痛み以外の共有も可能にし、シュライハルに直接愛のパワーをぶつける作戦があり、
その意味でもシャンレナに恋愛をさせなくてはいけない。
デートしたり、シャーファが色々と画策したりした甲斐もあり、
シャンレナは徐々にテュロウを意識するようになり、恋愛感情を理解していった。

そして最終的にシャンレナとテュロウが結ばれ、血鳴の完全覚醒にも成功する。
同時期に、ハナの協力により千名希が元の世界に戻れる儀式が判明し、千名希が帰還
翌日にはシャーファがシュライハルに連れ去られ、テュロウとシャンレナは彼に呼び出される。
そこでシャンレナの知識とシュライハルの知る世界の真実が語られる。

王家の庭にあるミルビの樹は、元々果無の森にあった樹であった。
この世界は現実世界の死者が生まれ変わりを待つ、精神の溜まり場であり、
その中でもグルミウとは自殺者がこの世界でなる存在。
ミルビは、グルミウが生来持つ生前の苦しみを吸い、
その闇を光に変えて現実世界に放ち秩序を保つのが役割である。
現実世界に光を送るため、シュライハルはこの世界全体を闇で覆おうとしていたのだった。

それを聞き、それでもグルミウを含めこの世界の皆が幸せになるべきだと叫ぶテュロウ。
シャンレナの血鳴を通して二人の愛をシュライハルに送り、
同時にシャーファがシュライハルを愛する心も加わって、彼を無力化させる。

こうして事件は解決し、テュロウはシャンレナと結婚式を挙げた。
以降、グルミウと他の国との交流は順調にいっている。
元々子供を作らないグルミウは妊娠する確率が非常に低く、
まだテュロウとシャンレナの間に子供ができていないことが心配事であったが、
そんな二人に、シャンレナの妊娠が確認されたとの知らせが入ったのだった。

377 名前:姫さま凛々しく! 14/14[sage] 投稿日:2009/11/01(日) 23:38:51 ID:TqLQssFvP
○ハナルート
薬を飲む直前、その場にいたハナへの愛を自覚し、それによって闇を払ったテュロウ。
「人間とミミカの恋愛は禁忌、すると大変なことが起きる」と伝えられていたため
ハナは困惑するが、テュロウの真剣な想いを聞いてテュロウへの想いを芽生えさせる。
その瞬間、ハナは人間の少女の大きさと姿になり羽が消えていた。
実は「大変なこと」というのは人間になってしまうということだったのだ。

無事に愛し合った二人だが、ミミカには「恋をした相手を里へ連れ帰る」という掟もある。
行ってしまったらただでは済まない可能性が非常に高いが、
無視して何が起きるかも分からないため、意を決して二人はミミカの里へ向かう。

…が、里に伝わる禁を破った者が現れた時のための秘伝書を封開くと、
そこには「禁を破った者は、その種族と交流を持つ架け橋となること」と記されていた。
こうしてハナとテュロウはミミカの皆の祝福の中で結婚式を挙げ、
テュロウはミミカの民の一員として、
ハナと共に世界を変える夢を果たすために進み始めたのであった。

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