AYAKASHI
最終更新：
brvvabdfr154ab1 2016年11月06日(日) 11:29:20履歴
46 名前：AYAKASHI 1/11[sage] 投稿日：2009/06/22(月) 23:30:40 ID:cZCsaQG/0
公式：ttp://www.t-apricot.jp/products/aya/index.html
ストーリーは話数単位で区切られている。
メインのエイムが第七話まで。パムは第五話、陽愛は第四話、織江は第三話の途中でそれぞれ分岐。分岐後は各2話分。
この四人にはTrueとNormalの2パターンの結末が存在する。今回記載するのはどれもTrueの場合。
他にサブルートが幾つかあり、特定の選択から分岐する。
○登場人物（かなり多いので、比較的登場頻度の多い人物のみ）
・久坂悠（くさか ゆう）
主人公。元は正義感が強かったのだが、過去の事件により捻くれ者となる。
・夜明エイム（よあけ えいむ）
基本無表情無感情。アヤカシに関する事情は詳しいが、語ろうとはしない。
全アヤカシ使いの中で唯一、アヤカシを2体持っているという謎がある。
・薬師寺陽愛（やくしじ ひめ）
悠の幼馴染。明るくて面倒見が良く世話焼き。学園女子で人気No2。ホッケー部所属。
・パム・ウェルヌ・アサクラ
ゴスロリ少女。日本人とフランス人とのハーフ。極度に無垢で善悪を認識できていない。
・夏原織江（なつはら おりえ）
浮浪少女。髪がボサボサ。記憶を失っており、自分でも分からない何かを捜している。
・牧原和泉（まきはら いずみ）
悠と陽愛の幼馴染み。悠が好きだった相手。2年前に謎の死を遂げている。
・"彼"
本名不明。元はアヤカシと人間との共存を目的とする組織の長。
・夜明アキノ（よあけ あきの）
組織の一人で、"彼"の理想に同調しつき従う側近。エイムの実の姉。
・前川彰男（まえかわ あきお）
組織の一人。冴えない風貌だが、飄々として掴み所がない切れ者。"彼"が認めた唯一の男。
・梶原平馬（かじわら へいま）
悠の知り合いの先輩。陽愛に気がある。お調子者だがやる時はやる。
47 名前：AYAKASHI 2/11[sage] 投稿日：2009/06/22(月) 23:31:42 ID:cZCsaQG/0
○アヤカシについて
・人に寄生、または共生する生物。一般に妖怪が（もしくは妖怪の）モチーフとなっている。
・通常、アヤカシはアヤカシ使い（アヤカシが憑いている人）にしか見えない。
・アヤカシは宿主の指示で動き特殊な力を使うが、代わりに宿主の精神を喰う。
・宿主の精神を食い尽くすと完全体となる。力が跳ね上がり、宿主が不要となる。
○共通・第一話「はじまりの血 -blood of beginning-」
悠は、幼馴染みの牧原和泉が好きであった。しかし彼女は2年前に死亡。
その場にいた悠はその時の記憶がないが、それ以降大きな口で喰われる夢をよく見る。
悠は超能力然とした力を持っていたが、それにより不良の真田恭平に絡まれる。
真田は謎の力で悠を襲撃してきたが、転校してきた夜明エイムがこっそり防いでいた。
だが、公園での襲撃で陽愛を含む多数の人が巻き添えにされてしまう。
エイムでも防ぎきれず、陽愛が真田に殺されそうになったとき、悠の右腕が白く変化。
真田が操っていたカマイタチが見えるようになり、圧倒的力により真田を倒す。
事情を尋ねる悠に、エイムは何も語ろうとはしなかった。
・カマイタチ(1)：『疾風』。蛇のような形状で、宙を走り目標物を切断する。
・サトリ：『侵蝕』。精神に関わる能力を持つ多機能型。戦闘力は低め。
48 名前：AYAKASHI 3/11[sage] 投稿日：2009/06/22(月) 23:32:45 ID:cZCsaQG/0
○共通・第二話「天狗の童 -tengu child-」
失敗した真田の前に前川彰男とパムが現れ、真田は一瞬でパムに殺される。
悠はエイムと外出。そこに敵として姿を見せたのは前川とパム。
前川の力で街灯や看板が突然落下してくる中、パムは何故か悠を助ける。
警戒するエイムも含めパムと3人で街を歩いていると、自称芸能事務所の
スカウト男が登場。困った悠にパムは「何とかする」と宣言し、その男を殺す。
責められたパムは、悠を自分の所有物だと言い、敵対するエイムを退けて悠を攫う。
悠が時間を稼ぐ間に回復したエイムは悪路王を出し、圧倒的な差でパムの天狗を撃破。
止めを刺そうとする悪路王を悠が止め、パムの話から悠のアヤカシが「竜」だと判明する。
・天狗：『瞬纏』。空間を切断できる。短距離空間跳躍も可能。
・悪路王（あくろおう）：『剛胆』。青く巨大な鬼。鈍重だが力と耐久力が非常に高い。
・竜：『破滅』と『再生』。特殊なアヤカシ。
○共通・第三話「おおくち -the grreat mouth-」
悠たちは記憶喪失でありながら捜し物をする少女、夏原織江と出会う。
あまりに必死な様子に陽愛が心配し、エイムも何か気になっている様子。
影が薄いようで、店やレストランで店員に気付いてもらえないという。
一方で、陽愛のスティックを始めとして、嫌な体育教師、クラスメイトの女子などが
次々と消えていき、皆は「元から無かった」と認識する現象が発生。
陽愛まで消えてしまい、悠は陽愛の存在を覚えていた織江と協力して探索する。
そして消えたものの共通項から、クラスの乃木慎平が犯人と確信する。
何故かアヤカシの居場所を察知できる織江と共に、乃木とその仲間の角屋昭吾らと対決。
エイムが援軍に来て二人を圧倒するが、乃木のイワナが暴走して完全体になってしまう。
乃木を殺しエイムや織江も喰ったイワナを悠が捨て身で撃破し、最近喰われたものは取り戻す。
（織江ルートはここで分岐）
このあと悠とエイムは、アヤカシが見えていた陽愛に説明を求められ、困るのだった。
・イワナ：『虚無』物体の中を自在に泳ぐことができる。喰ったものの存在を抹消する。
・ショウケラ：『隱形』。擬態能力で姿や気配を隠すことができる。戦闘力は低い。
49 名前：AYAKASHI 4/11[sage] 投稿日：2009/06/22(月) 23:34:44 ID:cZCsaQG/0
○エイム＆陽愛＆パム・第四話「過去・真実・咆哮 -past, truth and shout-」
廃工場で角屋を尋問するエイムとパム。悠と陽愛と織江も合流するが、
そこで全員が驚愕するほど強力な気配を持つが襲いかかり、悠は気を失う。
「その場面を救ってくれていたのは、エイムの仲間である"彼"であった。
"彼"は、精神を喰っていくアヤカシから解放されるために
全てのアヤカシの始祖である竜の力を欲し、悠に協力を求めていた。
何日か"彼"やアキノとの話し合いを続けるうち、多少は信用できると判断した悠は、
協力の対価として悠は和泉が死んだときの記憶を蘇らせてもらう。」
という夢を見せられる悠。そして二年前の記憶を取り戻す。
二年前のその日、悠は和泉に告白するために待ち合わせていたが、
そこで"彼"とその配下のエイムの襲撃を受け、遅れて着いた和泉が彼らと戦い始める。
そのショックで悠は竜を発現させ、"彼"が自らのアヤカシ、オロチで喰おうとする。
和泉はエイムの悪路王から致命傷を受けたが、自らのサトリで最後の反撃。
それを見た悠は感情を爆発させてオロチを退け、悠は一命を取り留めた。
このとき現実では、まだ廃工場で阿照流為とヌリカベの襲撃中であった。
悠の記憶が戻り始めた瞬間からそれらの攻撃が止み、代わりに悠の竜が動き始める。
（陽愛ルートはここで分岐）
目覚めた悠は暴走してエイムを攻撃するが、割って入った陽愛が負傷し、我を取り戻す。
竜の覚醒は阻まれたが、エイムがサトリを持つことを知った"彼"は次の策を用意していた。
・枕返し：『幻夢』。夢を覗き、相手が望む心や記憶を「返す」ことができる。
・オロチ：『悪喰』。他のアヤカシを喰ってその能力を得ることができる。
・ヌリカベ：『岩塊』。地面と一体化し、地面や壁から手などを出して攻撃する。
・阿照流為（あてるい）：『閃光』。赤くスレンダーな鬼。高速の移動と強靱な力で戦う。
50 名前：AYAKASHI 5/11[sage] 投稿日：2009/06/22(月) 23:36:13 ID:cZCsaQG/0
○エイム＆パム・第五話「迷い日 -wandered day-」
陽愛は入院。エイムは自分が"彼"の配下として和泉を殺したことを認めたが、
それでも今は悠を守ると宣言。しかし悠はエイムを信用できなくなっていた。
その頃、死刑囚の殺人鬼堀正義が自らのアヤカシ、キジムンの力で脱獄した。
その力でエイムと悠の体も操られてしまい、操った人々で好き勝手なことをやる堀。
パムが救援に現れるが、操られたエイムの悪路王が守りに回り、堀を攻撃できない。
悠はその隙に攻撃しようとするが、サトリにより阻まれ気を失う。
結局堀はエイムを連れて"彼"の下へ逃走。"彼"は堀に操らせたエイムのサトリで、
持っていた竜の遺骸から竜の記憶を読み取らせ、その知識を得ることに成功する。
その頃、"彼"の仲間であったヌリカベ使いの梶原平馬は、
陽愛が入院したことを知って"彼"の下から抜けることを決意していた。
悠はエイムへの不信で腐っていたが、織江の激励で"彼"の屋敷に向かう。
道中、サトリで"彼"の目的を知り逃げてきた堀＆エイムと遭遇。
（パムルートはここで分岐）
堀は、現在のエイムの人格は、元の人格に和泉の人格が混ざったものだと明かす。
和泉は二年前、最後の攻撃で自分の心をエイムの肉体に侵入させていたのだ。
動揺する悠に代わり、パムが捨て身で堀を倒すことに成功する。
・キジムン：『操作』。多数の目玉親父。口から人の体内に入りその肉体を操作する。
51 名前：AYAKASHI 6/11[sage] 投稿日：2009/06/22(月) 23:37:03 ID:cZCsaQG/0
○エイム・第六話「妖霧 -ghostly mist-」
"彼"の行方が分からなくなり、一旦日常生活に戻った悠たちだが、
一般人がアヤカシを見たという事例が発生し始める。
エイムは悠に、"彼"の目的を語る。再生と死を司る竜に負わされた傷は絶対に治らない。
だが"彼"は竜の記憶により「オロチでアヤカシとアヤカシ使いを喰う」ことで
常に失った部分を補い続ける、という手段があることを知り、それを実行に移した。
調査中にアキノと出会ったエイムは、アキノに決別を告げ"彼"と対立することを選択。
また、エイムに和泉を重ねてしまう悠と、それを望まないエイムの関係に亀裂が入る。
それから数日、アヤカシを見た一般人は増え続け、ついには街全体に霧が発生。
霧の中出現した巨大なアヤカシ、デイダラボッチの完全体に街は大混乱に陥る
悠はエイム、パム、織江と共にデイダラボッチへの攻撃を開始し、
瀕死となったエイムに感情を爆発させ、竜を呼び出しデイダラボッチを倒す。
しかしそこに現れた"彼"に圧倒され、瀕死の状態で一旦逃げることとなる。
"彼"の目論見は、街の人全員をアヤカシ使いにして「餌場」にすることだった。
それを防ぐために共に戦うことを約束した二人は想いが通じ合い結ばれたが、
翌朝エイムは一人で姿を消し、"彼"とアキノのいる場所に向かった。
そして、アヤカシの種子となる竜の遺骸の欠片、「雪」が降り始める。
・デイダラボッチ：『巨躯』。人型で山のような巨体を持つ。ただ歩くだけで被害は甚大。
52 名前：AYAKASHI 7/11[sage] 投稿日：2009/06/22(月) 23:39:09 ID:cZCsaQG/0
○エイム・第七話「はじまりの雪 -snows of the beginning-」
竜を出せない悠の前に梶原平馬が姿を見せる。彼は陽愛や他の人たちを救出していた。
"彼"を倒せる唯一の希望が竜であるため、平馬と織江は護衛に残り、悠は"彼"のいる場所へ。
道中パムと合流。平馬を上回るアヤカシ使い、前川が立ち塞がる。
次々と物が落下し飛んでくる中、動かない前川に攻撃を当てることができない。
彼のケバタケの「敵に自動的に同等の攻撃を行う」という特性に気付いた悠は、
攻撃に耐えて近づき、パムが囮に回ったこともあって相打ち寸前まで追い詰める。
悠の決意を認めた前川は降参し、悠に「竜はオロチに怯えているだけだ」と伝える。
パムの天狗で"彼"の結界を切り裂き、悠は一人で"彼"の場所へ向かう。
一方、エイムは結界内で無数のアヤカシ、そしてアキノの阿照流為と戦っていた。
アヤカシ用の武具、夜叉丸の力によって絶体絶命となるが、悠が竜の力で救い出す。
エイムはアキノとの一騎打ちを望み、悠は先へと進む。
エイムは悪路王とサトリの同時使用により勝利。
かつて"彼"から「オロチに喰われたら殺してほしい」と夜叉丸を託されたアキノであったが、
現在既にオロチに喰われていることを認められず、あえて盲目的に"彼"に遣えていた。
敗北したアキノはそれを後悔し、エイムに夜叉丸を託した。
一方悠は、大量のアヤカシを喰った"彼"のオロチに追い詰められる。
エイムが追いつき夜叉丸を持つ悪路王で加勢するが、
ついにはオロチは完全体の「鵺」となり暴走、狂気の"彼"も鵺に取り込まれる。
エイムも倒されたが、悠は夜叉丸を持って決死の突撃をし、鵺を倒す。
さらに、逆に鵺を取り込んだ"彼"が襲い来るが、エイムと共に止めを刺した。
一件落着後、悠とエイムはアヤカシからの解放を目指し、二人で共に歩み始めるのだった。
・ケバタケ：『不幸』。実体を持たず周囲の空間と一体化している。
不幸を呼んで「偶然」何かを起こすことで自動的に攻撃をする。
・夜叉丸：『破断』。完全体なので宿主はない。剣の形状を持つ、最強の武具。
・鵺（ぬえ）：『無限』。あらゆるものを無限に取り込み世界を闇に落とす存在。
53 名前：AYAKASHI 8/11[sage] 投稿日：2009/06/22(月) 23:43:16 ID:cZCsaQG/0
○パム・第五話「迷い日 -wandered day-」からの分岐後
パムはエイムを抑え、悠は堀を攻撃しようとするが、サトリに阻まれる。
悪路王に苦戦するパムは本気でエイムを殺そうとするが、悠の制止を受け、
咄嗟に目標を変えて堀を倒す。だが、代わりに悪路王の直撃を受けてしまった。
○パム・第六話「犬と少女の散歩道 -the pavement for girls and dogs-」
パムは消耗によるアヤカシの影響の増大と「殺す」ことを禁止されていたストレスから、
「殺す」衝動が我慢できくなり、さらには天狗が出せなくなってしまう。
とりあえず養生させ、同時に命の大切さを教えたいと思う悠。
ひょんなことから子犬がパムの部屋にやってきた。それも殺そうとするパムだが、
悠の制止と天狗が出せないことにより、そのまま世話することになる。
その間に陽愛は退院。前川はアヤカシ狩りを始めた"彼"の下から逃げ出す。
前川と会って話を聞いたエイムは、悠にパムを託し別れを告げてきたのだった。
○パム・第七話「命終の期 -the time of parting-」
パムの意識は徐々に変わっていき、子犬の飼い主であるという自覚が芽生えていた。
だが、子犬に嫌われていると思ったパムは、発見された飼い主に子犬を返してしまう。
そんなパムに悠は、自分はパムが好きだから一緒にいる、と告げて二人は愛し合う。
その後、子犬がパムの方に懐いていることに気付いた飼い主が、子犬をパムに返す。
だがそこに天狗を喰うために"彼"が現れ、天狗を出させるために子犬を殺す。
激怒したパムが天狗を出し、さらにエイムが加勢に来たことで"彼"は撤退。
一般人を喰い始めアキノすら喰おうとした"彼"に前川が立ち塞がり、アキノは茫然自失となる。
"彼"の居場所に向かう悠とパムの前にアキノが現れるが、パム一人であっさりと止められる。
エイムとも合流し目的の廃ビルへ向かうと、そこでは前川が負傷し倒れていた。
他の敵をエイムに任せ、パムと悠は"彼"と戦闘。悠は相打ち狙いでビルから"彼"と共に落下。
失敗しかけるがパムが割って入り悠は助かり、満身創痍の"彼"はアキノに止めを刺される。
全ての決着が付き、改めて悠はパムと一緒にいることを宣言したのだった。
55 名前：AYAKASHI 9/11[sage] 投稿日：2009/06/23(火) 00:00:37 ID:nJ6Gr2VL0
○陽愛・第四話「過去・真実・咆哮 -past, truth and shout-」からの分岐後
目覚めた悠は暴走してエイムを攻撃するが、陽愛が割って入る。
その途端に巨大な鳥、八咫烏が降り立ち、悠は我を取り戻した。
・八咫烏（やたがらす）：『唱導』。意思を持つ特殊なアヤカシ。完全体で、宿主はいない。
導く力を持ち、他のアヤカシを戦うことなく退けることができる。
○陽愛・第五話「禍心 -misfortune-」
陽愛が八咫烏を呼んだことを知り、"彼"は梶原平馬に陽愛殺害を命じる。
一方悠は前回の一件から陽愛が心配になり、できるだけ一緒にいるようにした。
そんな中、平馬は悠に、自分は"彼"配下のアヤカシ使いであったが離反したと告げる。
それを証明するため、悠と陽愛に病院にいる妹の梶原姫乃を紹介。
姫乃もアヤカシ使いだったが、過去の使いすぎで姫乃を蝕んでいた。
それを抑える薬の提供者が"彼"であり、事実上の人質であった。
平馬は姫乃も陽愛も見殺しにはできず、悠と共に"彼"を倒すことを選択したという。
決行の前夜、悠は陽愛と想いをぶつけ合うことで分かり合い、二人は結ばれる。
○陽愛・第六話「導く鳥 -the lesd bird-」
決行の日、"彼"を攻撃しようとする悠に攻撃したのは、平馬であった。
"彼"にしか姫乃の薬を作れるないため、裏切れなかったのだ。
その頃、アキノは陽愛を始末に動いており、守るためエイムがアキノと戦う。
その最中に八咫烏が姿を現し、悪路王と阿照流為を止める。
一方、陽愛の危機を知り引き返そうとする悠に、"彼"に逆らえない平馬が立ち塞がった。
"彼"の挑発により竜を暴走させかけるが、エイムと陽愛が駆けつけて一時撤退。
仕切り直して"彼"とアキノ、平馬の3人と対峙する。
陽愛を見捨てられなかった平馬は"彼"に倒され、"彼"は暴走した悠に倒される。
陽愛を傷つけそうになって自害した悠と、ヌリカベに蝕まれる平馬を見た陽愛は、
自身の「呼ぶ力」と八咫烏の「導く力」の共振により、全てのアヤカシを「送る」ことを決める。
全てのアヤカシと共に行方不明になった陽愛を探し続けた悠は、半月後、帰還した陽愛と再会する。
56 名前：AYAKASHI 10/11[sage] 投稿日：2009/06/23(火) 00:02:38 ID:nJ6Gr2VL0
○織江・第三話「おおくち -the grreat mouth-」
後日、身だしなみを整えた織江が和泉と瓜二つであったため皆が絶句した。
そして、クラスメイトが拾ったという小さな木箱。それこそ織江が捜し続けていた物であった。
○織江・第四話「帰り人 -return people-」
箱の中に入っていたのは、和泉の死の1週間前、悠と和泉が二人で撮った写真であった。
同封の手紙には「和泉との約束により、悠を守るため"彼"を裏切った」
「オリエが悠を守る」と記されており、エイムだけは何かに気がついた様子であった。
そんな中、悠を兄の敵と狙う少女、真田アンズがカマイタチで襲ってくる。
物量と速度により悪路王すら翻弄したが、悠が織江を守ったのを見て撤退する。
その頃、"彼"の命で津軽十郎太と長岡堅吉が動き始めていた。
アンズは十郎太によって、真田恭平を殺したのが悠だという嘘を吹き込まれていた。
アヤカシに蝕まれる前の真田は、内向的であったが優しい性格で、アンズも慕っていた。
後日の再戦時、悠たちの説得にも耳を貸さず、カマイタチで攻撃してくるアンズ。
動きを見切れる織江が囮となるが、致命的な攻撃が向かってしまい、悠がかばう。
暴走が進みカマイタチがアンズ自身も傷つけていく中、悠はアンズも助ける。
アンズの説得に成功した直後、アンズと悠は十郎太のカタナに貫かれてしまう。
満身創痍の悠たちに対し、敵には堅吉のフドウも加わり危機に陥るが、
エイムが執念の攻撃でフドウの盾を破壊し、そのまま堅吉を倒す。
また、力を振り絞った悠とアンズは、十郎太の両腕を切り飛ばし戦闘不能にする。
瀕死のアンズは、竜の力での回復に成功した。
・カマイタチ(2)：『疾風』。黄色い短冊が連なった形状で、各部が宙を飛び切断する。
・カタナ：『斬撃』。高速で敵を切り裂き貫く。宿主が武器として使用する。
・フドウ：『堅牢』。守りに特化しており、攻撃を遮断する透明な盾を生成する。
58 名前：AYAKASHI 11/11[sage] 投稿日：2009/06/23(火) 00:05:12 ID:nJ6Gr2VL0
○織江・第五話「帰らぬ日々 -lost days-」
いきなり悠に告白してきた織江。悠、織江、エイム、陽愛で水族館のデートをすることに。
当日、織江に懐いたアンズが着いてきて、総勢5人となる。
両腕を失いカタナを口に咥えた十郎太の襲撃があるが、十郎太は不利を悟り一旦引く。
その後、悠からも告白し、織江と悠は順調に付き合っていき結ばれる。
だが織江の体調が悪化していき、ついには倒れてしまう。
悠は病院に連れ込むが、織江の存在を誰も認識できないことが判明する。
そこでエイムから話を聞き、織江が姿を変える化け猫のアヤカシであることや、
宿主が乃木のイワナによって消滅し、織江の記憶もダメージを受けたことを知る。
悠は竜の力により回復を図るが、僅かな延命にしかならず、悠の消耗も激しい。
数日後、行方をくらました織江。悠は水族館で発見するが、別れを告げられる。
そこにカタナと一体化した十郎太が襲撃してくる。
駆けつけたアンズと共に十郎太を倒すが、竜は力を使い果たししてしまい、
延命ができなくなった織江はついに消滅してしまう。
悠は喪失感から無気力になるが、織江の想いを思い出して
負けずに笑っていくことを決意する。その後、水族館で悠は織江と再会するのだった。
○アンズ・第六話「陽だまり狂想曲 -sunshine rhapsody-」
※織江第五話ノーマルエンド（織江と再会せず紫の猫が家にやってくる）の後日談扱い。
最初に「世界観を崩したくない方はプレイしないように」との注意書きが出る。
オリエと名付けられた紫の猫と仲良く遊ぶアンズ。
柔道部の片山がアンズに一目惚れし悠に協力を申し込む。
もちろん失敗続きだが、何か勘違をした片山は悠にアンズを賭けた勝負を挑む。
悠はわざと負ける予定だったが、エイムのお節介もあって勝ってしまい、
さらにエイムやアンズ本人を含めた全員が勘違いして悠とアンズを本気でくっつけようとする。
悠がきっぱり否定したことに加え、オリエの行方不明も重なり落ち込むアンズ。
励ます悠は、そのままアンズと付き合うことを決め、最後までヤってしまう。
だが、実はオリエは先に家に帰っていただけ。
全てが勘違いであったが、ただ一つ確かなもの、「既成事実」だけが残ったのであった…。
59 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/06/23(火) 00:05:56 ID:cZCsaQG/0
AYAKASHIは以上です。
サブルートはアンズの他に
「アキノ視点のエイムルート」
「前川視点のパムルート」
「平馬視点の陽愛ルート」
の3つがありますが、割愛します。
62 名前：AYAKASHI（質問）[sage] 投稿日：2009/06/23(火) 00:39:45 ID:SNJuXtiu0
乙
>>58
織江と再会できた理由が不明だな
作中で何か説明あるのかな？
63 名前：AYAKASHI[sage] 投稿日：2009/06/23(火) 00:56:58 ID:nJ6Gr2VL0
>>62
織江と再会したシーンはエンドロールのムービーの一部なうえに、
再会した場面で終わっているので、その辺で特に説明はありません。
ただ、悠の中から竜が完全に消えてアヤカシ使いではなくなった、という話が出てきます。
竜は全てのアヤカシの始祖であり、なおかつ再生の力を持つので、
その辺が関係しているのではないでしょうか。推測ですが。
関連：AYAKASHI H
公式：ttp://www.t-apricot.jp/products/aya/index.html
ストーリーは話数単位で区切られている。
メインのエイムが第七話まで。パムは第五話、陽愛は第四話、織江は第三話の途中でそれぞれ分岐。分岐後は各2話分。
この四人にはTrueとNormalの2パターンの結末が存在する。今回記載するのはどれもTrueの場合。
他にサブルートが幾つかあり、特定の選択から分岐する。
○登場人物（かなり多いので、比較的登場頻度の多い人物のみ）
・久坂悠（くさか ゆう）
主人公。元は正義感が強かったのだが、過去の事件により捻くれ者となる。
・夜明エイム（よあけ えいむ）
基本無表情無感情。アヤカシに関する事情は詳しいが、語ろうとはしない。
全アヤカシ使いの中で唯一、アヤカシを2体持っているという謎がある。
・薬師寺陽愛（やくしじ ひめ）
悠の幼馴染。明るくて面倒見が良く世話焼き。学園女子で人気No2。ホッケー部所属。
・パム・ウェルヌ・アサクラ
ゴスロリ少女。日本人とフランス人とのハーフ。極度に無垢で善悪を認識できていない。
・夏原織江（なつはら おりえ）
浮浪少女。髪がボサボサ。記憶を失っており、自分でも分からない何かを捜している。
・牧原和泉（まきはら いずみ）
悠と陽愛の幼馴染み。悠が好きだった相手。2年前に謎の死を遂げている。
・"彼"
本名不明。元はアヤカシと人間との共存を目的とする組織の長。
・夜明アキノ（よあけ あきの）
組織の一人で、"彼"の理想に同調しつき従う側近。エイムの実の姉。
・前川彰男（まえかわ あきお）
組織の一人。冴えない風貌だが、飄々として掴み所がない切れ者。"彼"が認めた唯一の男。
・梶原平馬（かじわら へいま）
悠の知り合いの先輩。陽愛に気がある。お調子者だがやる時はやる。
47 名前：AYAKASHI 2/11[sage] 投稿日：2009/06/22(月) 23:31:42 ID:cZCsaQG/0
○アヤカシについて
・人に寄生、または共生する生物。一般に妖怪が（もしくは妖怪の）モチーフとなっている。
・通常、アヤカシはアヤカシ使い（アヤカシが憑いている人）にしか見えない。
・アヤカシは宿主の指示で動き特殊な力を使うが、代わりに宿主の精神を喰う。
・宿主の精神を食い尽くすと完全体となる。力が跳ね上がり、宿主が不要となる。
○共通・第一話「はじまりの血 -blood of beginning-」
悠は、幼馴染みの牧原和泉が好きであった。しかし彼女は2年前に死亡。
その場にいた悠はその時の記憶がないが、それ以降大きな口で喰われる夢をよく見る。
悠は超能力然とした力を持っていたが、それにより不良の真田恭平に絡まれる。
真田は謎の力で悠を襲撃してきたが、転校してきた夜明エイムがこっそり防いでいた。
だが、公園での襲撃で陽愛を含む多数の人が巻き添えにされてしまう。
エイムでも防ぎきれず、陽愛が真田に殺されそうになったとき、悠の右腕が白く変化。
真田が操っていたカマイタチが見えるようになり、圧倒的力により真田を倒す。
事情を尋ねる悠に、エイムは何も語ろうとはしなかった。
・カマイタチ(1)：『疾風』。蛇のような形状で、宙を走り目標物を切断する。
・サトリ：『侵蝕』。精神に関わる能力を持つ多機能型。戦闘力は低め。
48 名前：AYAKASHI 3/11[sage] 投稿日：2009/06/22(月) 23:32:45 ID:cZCsaQG/0
○共通・第二話「天狗の童 -tengu child-」
失敗した真田の前に前川彰男とパムが現れ、真田は一瞬でパムに殺される。
悠はエイムと外出。そこに敵として姿を見せたのは前川とパム。
前川の力で街灯や看板が突然落下してくる中、パムは何故か悠を助ける。
警戒するエイムも含めパムと3人で街を歩いていると、自称芸能事務所の
スカウト男が登場。困った悠にパムは「何とかする」と宣言し、その男を殺す。
責められたパムは、悠を自分の所有物だと言い、敵対するエイムを退けて悠を攫う。
悠が時間を稼ぐ間に回復したエイムは悪路王を出し、圧倒的な差でパムの天狗を撃破。
止めを刺そうとする悪路王を悠が止め、パムの話から悠のアヤカシが「竜」だと判明する。
・天狗：『瞬纏』。空間を切断できる。短距離空間跳躍も可能。
・悪路王（あくろおう）：『剛胆』。青く巨大な鬼。鈍重だが力と耐久力が非常に高い。
・竜：『破滅』と『再生』。特殊なアヤカシ。
○共通・第三話「おおくち -the grreat mouth-」
悠たちは記憶喪失でありながら捜し物をする少女、夏原織江と出会う。
あまりに必死な様子に陽愛が心配し、エイムも何か気になっている様子。
影が薄いようで、店やレストランで店員に気付いてもらえないという。
一方で、陽愛のスティックを始めとして、嫌な体育教師、クラスメイトの女子などが
次々と消えていき、皆は「元から無かった」と認識する現象が発生。
陽愛まで消えてしまい、悠は陽愛の存在を覚えていた織江と協力して探索する。
そして消えたものの共通項から、クラスの乃木慎平が犯人と確信する。
何故かアヤカシの居場所を察知できる織江と共に、乃木とその仲間の角屋昭吾らと対決。
エイムが援軍に来て二人を圧倒するが、乃木のイワナが暴走して完全体になってしまう。
乃木を殺しエイムや織江も喰ったイワナを悠が捨て身で撃破し、最近喰われたものは取り戻す。
（織江ルートはここで分岐）
このあと悠とエイムは、アヤカシが見えていた陽愛に説明を求められ、困るのだった。
・イワナ：『虚無』物体の中を自在に泳ぐことができる。喰ったものの存在を抹消する。
・ショウケラ：『隱形』。擬態能力で姿や気配を隠すことができる。戦闘力は低い。
49 名前：AYAKASHI 4/11[sage] 投稿日：2009/06/22(月) 23:34:44 ID:cZCsaQG/0
○エイム＆陽愛＆パム・第四話「過去・真実・咆哮 -past, truth and shout-」
廃工場で角屋を尋問するエイムとパム。悠と陽愛と織江も合流するが、
そこで全員が驚愕するほど強力な気配を持つが襲いかかり、悠は気を失う。
「その場面を救ってくれていたのは、エイムの仲間である"彼"であった。
"彼"は、精神を喰っていくアヤカシから解放されるために
全てのアヤカシの始祖である竜の力を欲し、悠に協力を求めていた。
何日か"彼"やアキノとの話し合いを続けるうち、多少は信用できると判断した悠は、
協力の対価として悠は和泉が死んだときの記憶を蘇らせてもらう。」
という夢を見せられる悠。そして二年前の記憶を取り戻す。
二年前のその日、悠は和泉に告白するために待ち合わせていたが、
そこで"彼"とその配下のエイムの襲撃を受け、遅れて着いた和泉が彼らと戦い始める。
そのショックで悠は竜を発現させ、"彼"が自らのアヤカシ、オロチで喰おうとする。
和泉はエイムの悪路王から致命傷を受けたが、自らのサトリで最後の反撃。
それを見た悠は感情を爆発させてオロチを退け、悠は一命を取り留めた。
このとき現実では、まだ廃工場で阿照流為とヌリカベの襲撃中であった。
悠の記憶が戻り始めた瞬間からそれらの攻撃が止み、代わりに悠の竜が動き始める。
（陽愛ルートはここで分岐）
目覚めた悠は暴走してエイムを攻撃するが、割って入った陽愛が負傷し、我を取り戻す。
竜の覚醒は阻まれたが、エイムがサトリを持つことを知った"彼"は次の策を用意していた。
・枕返し：『幻夢』。夢を覗き、相手が望む心や記憶を「返す」ことができる。
・オロチ：『悪喰』。他のアヤカシを喰ってその能力を得ることができる。
・ヌリカベ：『岩塊』。地面と一体化し、地面や壁から手などを出して攻撃する。
・阿照流為（あてるい）：『閃光』。赤くスレンダーな鬼。高速の移動と強靱な力で戦う。
50 名前：AYAKASHI 5/11[sage] 投稿日：2009/06/22(月) 23:36:13 ID:cZCsaQG/0
○エイム＆パム・第五話「迷い日 -wandered day-」
陽愛は入院。エイムは自分が"彼"の配下として和泉を殺したことを認めたが、
それでも今は悠を守ると宣言。しかし悠はエイムを信用できなくなっていた。
その頃、死刑囚の殺人鬼堀正義が自らのアヤカシ、キジムンの力で脱獄した。
その力でエイムと悠の体も操られてしまい、操った人々で好き勝手なことをやる堀。
パムが救援に現れるが、操られたエイムの悪路王が守りに回り、堀を攻撃できない。
悠はその隙に攻撃しようとするが、サトリにより阻まれ気を失う。
結局堀はエイムを連れて"彼"の下へ逃走。"彼"は堀に操らせたエイムのサトリで、
持っていた竜の遺骸から竜の記憶を読み取らせ、その知識を得ることに成功する。
その頃、"彼"の仲間であったヌリカベ使いの梶原平馬は、
陽愛が入院したことを知って"彼"の下から抜けることを決意していた。
悠はエイムへの不信で腐っていたが、織江の激励で"彼"の屋敷に向かう。
道中、サトリで"彼"の目的を知り逃げてきた堀＆エイムと遭遇。
（パムルートはここで分岐）
堀は、現在のエイムの人格は、元の人格に和泉の人格が混ざったものだと明かす。
和泉は二年前、最後の攻撃で自分の心をエイムの肉体に侵入させていたのだ。
動揺する悠に代わり、パムが捨て身で堀を倒すことに成功する。
・キジムン：『操作』。多数の目玉親父。口から人の体内に入りその肉体を操作する。
51 名前：AYAKASHI 6/11[sage] 投稿日：2009/06/22(月) 23:37:03 ID:cZCsaQG/0
○エイム・第六話「妖霧 -ghostly mist-」
"彼"の行方が分からなくなり、一旦日常生活に戻った悠たちだが、
一般人がアヤカシを見たという事例が発生し始める。
エイムは悠に、"彼"の目的を語る。再生と死を司る竜に負わされた傷は絶対に治らない。
だが"彼"は竜の記憶により「オロチでアヤカシとアヤカシ使いを喰う」ことで
常に失った部分を補い続ける、という手段があることを知り、それを実行に移した。
調査中にアキノと出会ったエイムは、アキノに決別を告げ"彼"と対立することを選択。
また、エイムに和泉を重ねてしまう悠と、それを望まないエイムの関係に亀裂が入る。
それから数日、アヤカシを見た一般人は増え続け、ついには街全体に霧が発生。
霧の中出現した巨大なアヤカシ、デイダラボッチの完全体に街は大混乱に陥る
悠はエイム、パム、織江と共にデイダラボッチへの攻撃を開始し、
瀕死となったエイムに感情を爆発させ、竜を呼び出しデイダラボッチを倒す。
しかしそこに現れた"彼"に圧倒され、瀕死の状態で一旦逃げることとなる。
"彼"の目論見は、街の人全員をアヤカシ使いにして「餌場」にすることだった。
それを防ぐために共に戦うことを約束した二人は想いが通じ合い結ばれたが、
翌朝エイムは一人で姿を消し、"彼"とアキノのいる場所に向かった。
そして、アヤカシの種子となる竜の遺骸の欠片、「雪」が降り始める。
・デイダラボッチ：『巨躯』。人型で山のような巨体を持つ。ただ歩くだけで被害は甚大。
52 名前：AYAKASHI 7/11[sage] 投稿日：2009/06/22(月) 23:39:09 ID:cZCsaQG/0
○エイム・第七話「はじまりの雪 -snows of the beginning-」
竜を出せない悠の前に梶原平馬が姿を見せる。彼は陽愛や他の人たちを救出していた。
"彼"を倒せる唯一の希望が竜であるため、平馬と織江は護衛に残り、悠は"彼"のいる場所へ。
道中パムと合流。平馬を上回るアヤカシ使い、前川が立ち塞がる。
次々と物が落下し飛んでくる中、動かない前川に攻撃を当てることができない。
彼のケバタケの「敵に自動的に同等の攻撃を行う」という特性に気付いた悠は、
攻撃に耐えて近づき、パムが囮に回ったこともあって相打ち寸前まで追い詰める。
悠の決意を認めた前川は降参し、悠に「竜はオロチに怯えているだけだ」と伝える。
パムの天狗で"彼"の結界を切り裂き、悠は一人で"彼"の場所へ向かう。
一方、エイムは結界内で無数のアヤカシ、そしてアキノの阿照流為と戦っていた。
アヤカシ用の武具、夜叉丸の力によって絶体絶命となるが、悠が竜の力で救い出す。
エイムはアキノとの一騎打ちを望み、悠は先へと進む。
エイムは悪路王とサトリの同時使用により勝利。
かつて"彼"から「オロチに喰われたら殺してほしい」と夜叉丸を託されたアキノであったが、
現在既にオロチに喰われていることを認められず、あえて盲目的に"彼"に遣えていた。
敗北したアキノはそれを後悔し、エイムに夜叉丸を託した。
一方悠は、大量のアヤカシを喰った"彼"のオロチに追い詰められる。
エイムが追いつき夜叉丸を持つ悪路王で加勢するが、
ついにはオロチは完全体の「鵺」となり暴走、狂気の"彼"も鵺に取り込まれる。
エイムも倒されたが、悠は夜叉丸を持って決死の突撃をし、鵺を倒す。
さらに、逆に鵺を取り込んだ"彼"が襲い来るが、エイムと共に止めを刺した。
一件落着後、悠とエイムはアヤカシからの解放を目指し、二人で共に歩み始めるのだった。
・ケバタケ：『不幸』。実体を持たず周囲の空間と一体化している。
不幸を呼んで「偶然」何かを起こすことで自動的に攻撃をする。
・夜叉丸：『破断』。完全体なので宿主はない。剣の形状を持つ、最強の武具。
・鵺（ぬえ）：『無限』。あらゆるものを無限に取り込み世界を闇に落とす存在。
53 名前：AYAKASHI 8/11[sage] 投稿日：2009/06/22(月) 23:43:16 ID:cZCsaQG/0
○パム・第五話「迷い日 -wandered day-」からの分岐後
パムはエイムを抑え、悠は堀を攻撃しようとするが、サトリに阻まれる。
悪路王に苦戦するパムは本気でエイムを殺そうとするが、悠の制止を受け、
咄嗟に目標を変えて堀を倒す。だが、代わりに悪路王の直撃を受けてしまった。
○パム・第六話「犬と少女の散歩道 -the pavement for girls and dogs-」
パムは消耗によるアヤカシの影響の増大と「殺す」ことを禁止されていたストレスから、
「殺す」衝動が我慢できくなり、さらには天狗が出せなくなってしまう。
とりあえず養生させ、同時に命の大切さを教えたいと思う悠。
ひょんなことから子犬がパムの部屋にやってきた。それも殺そうとするパムだが、
悠の制止と天狗が出せないことにより、そのまま世話することになる。
その間に陽愛は退院。前川はアヤカシ狩りを始めた"彼"の下から逃げ出す。
前川と会って話を聞いたエイムは、悠にパムを託し別れを告げてきたのだった。
○パム・第七話「命終の期 -the time of parting-」
パムの意識は徐々に変わっていき、子犬の飼い主であるという自覚が芽生えていた。
だが、子犬に嫌われていると思ったパムは、発見された飼い主に子犬を返してしまう。
そんなパムに悠は、自分はパムが好きだから一緒にいる、と告げて二人は愛し合う。
その後、子犬がパムの方に懐いていることに気付いた飼い主が、子犬をパムに返す。
だがそこに天狗を喰うために"彼"が現れ、天狗を出させるために子犬を殺す。
激怒したパムが天狗を出し、さらにエイムが加勢に来たことで"彼"は撤退。
一般人を喰い始めアキノすら喰おうとした"彼"に前川が立ち塞がり、アキノは茫然自失となる。
"彼"の居場所に向かう悠とパムの前にアキノが現れるが、パム一人であっさりと止められる。
エイムとも合流し目的の廃ビルへ向かうと、そこでは前川が負傷し倒れていた。
他の敵をエイムに任せ、パムと悠は"彼"と戦闘。悠は相打ち狙いでビルから"彼"と共に落下。
失敗しかけるがパムが割って入り悠は助かり、満身創痍の"彼"はアキノに止めを刺される。
全ての決着が付き、改めて悠はパムと一緒にいることを宣言したのだった。
55 名前：AYAKASHI 9/11[sage] 投稿日：2009/06/23(火) 00:00:37 ID:nJ6Gr2VL0
○陽愛・第四話「過去・真実・咆哮 -past, truth and shout-」からの分岐後
目覚めた悠は暴走してエイムを攻撃するが、陽愛が割って入る。
その途端に巨大な鳥、八咫烏が降り立ち、悠は我を取り戻した。
・八咫烏（やたがらす）：『唱導』。意思を持つ特殊なアヤカシ。完全体で、宿主はいない。
導く力を持ち、他のアヤカシを戦うことなく退けることができる。
○陽愛・第五話「禍心 -misfortune-」
陽愛が八咫烏を呼んだことを知り、"彼"は梶原平馬に陽愛殺害を命じる。
一方悠は前回の一件から陽愛が心配になり、できるだけ一緒にいるようにした。
そんな中、平馬は悠に、自分は"彼"配下のアヤカシ使いであったが離反したと告げる。
それを証明するため、悠と陽愛に病院にいる妹の梶原姫乃を紹介。
姫乃もアヤカシ使いだったが、過去の使いすぎで姫乃を蝕んでいた。
それを抑える薬の提供者が"彼"であり、事実上の人質であった。
平馬は姫乃も陽愛も見殺しにはできず、悠と共に"彼"を倒すことを選択したという。
決行の前夜、悠は陽愛と想いをぶつけ合うことで分かり合い、二人は結ばれる。
○陽愛・第六話「導く鳥 -the lesd bird-」
決行の日、"彼"を攻撃しようとする悠に攻撃したのは、平馬であった。
"彼"にしか姫乃の薬を作れるないため、裏切れなかったのだ。
その頃、アキノは陽愛を始末に動いており、守るためエイムがアキノと戦う。
その最中に八咫烏が姿を現し、悪路王と阿照流為を止める。
一方、陽愛の危機を知り引き返そうとする悠に、"彼"に逆らえない平馬が立ち塞がった。
"彼"の挑発により竜を暴走させかけるが、エイムと陽愛が駆けつけて一時撤退。
仕切り直して"彼"とアキノ、平馬の3人と対峙する。
陽愛を見捨てられなかった平馬は"彼"に倒され、"彼"は暴走した悠に倒される。
陽愛を傷つけそうになって自害した悠と、ヌリカベに蝕まれる平馬を見た陽愛は、
自身の「呼ぶ力」と八咫烏の「導く力」の共振により、全てのアヤカシを「送る」ことを決める。
全てのアヤカシと共に行方不明になった陽愛を探し続けた悠は、半月後、帰還した陽愛と再会する。
56 名前：AYAKASHI 10/11[sage] 投稿日：2009/06/23(火) 00:02:38 ID:nJ6Gr2VL0
○織江・第三話「おおくち -the grreat mouth-」
後日、身だしなみを整えた織江が和泉と瓜二つであったため皆が絶句した。
そして、クラスメイトが拾ったという小さな木箱。それこそ織江が捜し続けていた物であった。
○織江・第四話「帰り人 -return people-」
箱の中に入っていたのは、和泉の死の1週間前、悠と和泉が二人で撮った写真であった。
同封の手紙には「和泉との約束により、悠を守るため"彼"を裏切った」
「オリエが悠を守る」と記されており、エイムだけは何かに気がついた様子であった。
そんな中、悠を兄の敵と狙う少女、真田アンズがカマイタチで襲ってくる。
物量と速度により悪路王すら翻弄したが、悠が織江を守ったのを見て撤退する。
その頃、"彼"の命で津軽十郎太と長岡堅吉が動き始めていた。
アンズは十郎太によって、真田恭平を殺したのが悠だという嘘を吹き込まれていた。
アヤカシに蝕まれる前の真田は、内向的であったが優しい性格で、アンズも慕っていた。
後日の再戦時、悠たちの説得にも耳を貸さず、カマイタチで攻撃してくるアンズ。
動きを見切れる織江が囮となるが、致命的な攻撃が向かってしまい、悠がかばう。
暴走が進みカマイタチがアンズ自身も傷つけていく中、悠はアンズも助ける。
アンズの説得に成功した直後、アンズと悠は十郎太のカタナに貫かれてしまう。
満身創痍の悠たちに対し、敵には堅吉のフドウも加わり危機に陥るが、
エイムが執念の攻撃でフドウの盾を破壊し、そのまま堅吉を倒す。
また、力を振り絞った悠とアンズは、十郎太の両腕を切り飛ばし戦闘不能にする。
瀕死のアンズは、竜の力での回復に成功した。
・カマイタチ(2)：『疾風』。黄色い短冊が連なった形状で、各部が宙を飛び切断する。
・カタナ：『斬撃』。高速で敵を切り裂き貫く。宿主が武器として使用する。
・フドウ：『堅牢』。守りに特化しており、攻撃を遮断する透明な盾を生成する。
58 名前：AYAKASHI 11/11[sage] 投稿日：2009/06/23(火) 00:05:12 ID:nJ6Gr2VL0
○織江・第五話「帰らぬ日々 -lost days-」
いきなり悠に告白してきた織江。悠、織江、エイム、陽愛で水族館のデートをすることに。
当日、織江に懐いたアンズが着いてきて、総勢5人となる。
両腕を失いカタナを口に咥えた十郎太の襲撃があるが、十郎太は不利を悟り一旦引く。
その後、悠からも告白し、織江と悠は順調に付き合っていき結ばれる。
だが織江の体調が悪化していき、ついには倒れてしまう。
悠は病院に連れ込むが、織江の存在を誰も認識できないことが判明する。
そこでエイムから話を聞き、織江が姿を変える化け猫のアヤカシであることや、
宿主が乃木のイワナによって消滅し、織江の記憶もダメージを受けたことを知る。
悠は竜の力により回復を図るが、僅かな延命にしかならず、悠の消耗も激しい。
数日後、行方をくらました織江。悠は水族館で発見するが、別れを告げられる。
そこにカタナと一体化した十郎太が襲撃してくる。
駆けつけたアンズと共に十郎太を倒すが、竜は力を使い果たししてしまい、
延命ができなくなった織江はついに消滅してしまう。
悠は喪失感から無気力になるが、織江の想いを思い出して
負けずに笑っていくことを決意する。その後、水族館で悠は織江と再会するのだった。
○アンズ・第六話「陽だまり狂想曲 -sunshine rhapsody-」
※織江第五話ノーマルエンド（織江と再会せず紫の猫が家にやってくる）の後日談扱い。
最初に「世界観を崩したくない方はプレイしないように」との注意書きが出る。
オリエと名付けられた紫の猫と仲良く遊ぶアンズ。
柔道部の片山がアンズに一目惚れし悠に協力を申し込む。
もちろん失敗続きだが、何か勘違をした片山は悠にアンズを賭けた勝負を挑む。
悠はわざと負ける予定だったが、エイムのお節介もあって勝ってしまい、
さらにエイムやアンズ本人を含めた全員が勘違いして悠とアンズを本気でくっつけようとする。
悠がきっぱり否定したことに加え、オリエの行方不明も重なり落ち込むアンズ。
励ます悠は、そのままアンズと付き合うことを決め、最後までヤってしまう。
だが、実はオリエは先に家に帰っていただけ。
全てが勘違いであったが、ただ一つ確かなもの、「既成事実」だけが残ったのであった…。
59 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/06/23(火) 00:05:56 ID:cZCsaQG/0
AYAKASHIは以上です。
サブルートはアンズの他に
「アキノ視点のエイムルート」
「前川視点のパムルート」
「平馬視点の陽愛ルート」
の3つがありますが、割愛します。
62 名前：AYAKASHI（質問）[sage] 投稿日：2009/06/23(火) 00:39:45 ID:SNJuXtiu0
乙
>>58
織江と再会できた理由が不明だな
作中で何か説明あるのかな？
63 名前：AYAKASHI[sage] 投稿日：2009/06/23(火) 00:56:58 ID:nJ6Gr2VL0
>>62
織江と再会したシーンはエンドロールのムービーの一部なうえに、
再会した場面で終わっているので、その辺で特に説明はありません。
ただ、悠の中から竜が完全に消えてアヤカシ使いではなくなった、という話が出てきます。
竜は全てのアヤカシの始祖であり、なおかつ再生の力を持つので、
その辺が関係しているのではないでしょうか。推測ですが。
関連：AYAKASHI H
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