多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

 吸血鬼 現象


 飛蚊ムスカイボリタンテスという名の内視現象セカンドサイト、あるいは悪性クランテルトハランス
 飛び虫硝子球?、自己侵略性自浄界、身から出た金青、切除されるべき異界腫瘍、眼球をはいずりまわる文字虫テキストドリブン・エンジン、瞳に映る他者、此岸災害。

 【因子】の欠如した虚視
 幻の自己が捕食できないように、それが満たされることは永遠にない。

 つまるところ、いま、ここにあるもの。
 切断を繰り返せど消えない、しみ。まぎれもなくあなたに属するもの。

 人間性?を意味する【因子】という言葉を非人間?を断罪することに使用されることは数え切れないほどあったが、人間に対しては一度も使われなかった。これまで、人間が【因子】をもっているかどうかは議論されたことがなかった。
 それは【因子】は人間でないものを人間でないと確定させるための道具だったから当然だ。
 双方向原理は弱者に対して不条理に手を貸す。
 今回だって、そうだ。誰かによって呼び出された双方向性原理は【因子】を本来の人間性を意味する言葉として、その言葉を人間に対しても行使できるようにした。
 それは闘争の拡大でしかなかった。
 それは、単なる現実をそれらしく曖昧に暗喩するだけの空論でしかなかったものを理論内部の整合性を超えてまで過剰に現実を模倣させるようなもの。
 まじめに比喩について考えるよりも、比喩の指示する対象について考えた方が有益だ。
 問題のすり替えで、何も解決していない。
けれど、いつか。という限られた秩序に属していることを意味する【因子】とそれ以外という対立が破壊されるといいな。

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