多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

魔法


ヅアート英雄協会?によって編み出された英雄を召喚する魔法技術。英雄を召喚する魔法じたいは、古来から他にも存在するが、この一つの体系で神話宗教文明?文化宗派?種族?民族部族?を問わずに召喚できるという特性を持つ。

実質上の後継団体である全世界英雄協会に受け継がれ発展している。

技術の概要

根本となっているのは「あの世」「霊界」から英雄の霊を呼び戻す降霊術?である。英雄の霊を「被召芯」と呼ばれる触媒、もしくは核となる魔導具?に憑依させ、それをさらに霊体に包み、その上で実体化させる。
地上用の「肉体」を召喚の際に新たに形成させ使用する。この点で体を持った存在を別次元・別空間に空けた門から呼び寄せる転移の術とは異なる。
死後、精霊のような実体を持つ存在となった英雄でなくとも、この方式を使えば召喚が可能、という利点がある。

英雄召喚技術は、召喚のたびに「あの世」から英雄を呼び寄せるのではなく、地上の施設に霊体を定住させ、そこから出動させる方式をとる。
レガ文明?の遺物「万雄殿?」の遺構を再利用して生み出した「万英殿?」に英雄の魂を招き、上記の形で物質化させ、普段はその状態のままで待機させる。
万英殿とは、死んだはずの英雄が住む、いわば地上の「ミニ霊界」である。この機能は全世界英雄協会によって改良された「万傑殿?」にも引き継がれた。

主な種別

「常時召喚」

万英殿や万傑殿の外でも長時間活動が可能な召喚形態。(まだ死んだことのない生身のメンバーを除く)7大理事などが該当。彼等が万傑殿に戻るのは定期的なメンテナンスや充電に相当する。

「一時召喚」

その名の通り一時的な召喚。彼ら自身の異能や魔法などを使用するためだけに召喚され、使用が終わると万英殿や万傑殿、または「あの世」へと戻される。施設への帰還は刀剣を鞘に納めるのに相当する。
古い時代の英雄の多くはこれに該当する。

英雄の強さ

英雄召喚技術で召喚される英雄の強さ、素の出力は、より古いものほど高まる傾向がある。武道や魔法の技術レベルは(最初に召喚された時点で)生前のままだが、「筋力」「膂力」「魔力の量」などは古ければ古いほど増大する。それは生前の本人同士の実力差を容易く覆す。

ヅアート英雄協会時代には「あの世」「霊界」に長く居た事と関係があるのでは、と考えられていた。

万英殿、万傑殿の付属施設である万具殿?に収められた衣装や武具を装備させることで増強がなされる。

召喚された英雄についての見解

ヅアート英雄協会時代には「あの世」「霊界」(と仮定された領域)から召喚された彼らを「本人」と認識していた。

全世界英雄協会発足後は一転「ノーコメント」としている。彼らが生前の彼らと同一人物か否かについて肯定も否定もしない、というスタンス。
ムッガ動乱?において万英殿も襲撃の対象となったが、その動機の一つとして、異宗教や異民族同士の英雄を同じ技術で召喚し、同じ場で組ませて戦わせていた事、また降霊術を宗教的禁忌とする文化の英雄も召喚していた事への反感があった事と関係があると推測されているが、協会はこれにも明確な回答をしていない。

全世界英雄協会が「本人」と明言するのは、協会にみとめられた天才・秀才・功績者、全世界心技体育大会?の上位入賞者「メダリスト?」たちのみである。英雄の資格を得た現代人のうち、希望者の霊魂は死後、万傑殿に収められ、他の英雄のように召喚の対象となる。
タグ

関連リンク

其の他のリンク

アマゾンアソシエイト

管理人連絡先

amogaataあっとまーくyahoo.co.jp

紹介サイト


メンバーのみ編集できます

メンバー募集!