ゆらぎの神話百科事典

キュトスの姉妹は、主にキュトスを地母神とする解釈において、地霊であるとされる。キュトスの姉妹信仰の盛んな西方ではキュトスの姉妹が各地域の地霊と習合した例が多く見られる。

オロフルード?の語義は『（新しい）地（に由来する）霊』。『（古き）天（に由来する）霊』バーフルードと並び、ルザナイ教では『御使い』として扱われる。
オロフルードとされる霊には、ある地域・文化のルザナイ教化に伴い天使化された土着の精霊や土地神も多く含まれる。
このため、ルザナイ教の中にはオロフルードを異教的であるとして否定的な立場をとるものもある。

地霊(オロフルード)のなかでも特に強力な象の精霊たち。
東西南北の守護獣とされ、四方に配置された四色の象、というデザインはルザナイ教文化圏ではけっこうポピュラーである。

ぱおーん

北の黒象は、大密林の先にある巨大な沼地にプカプカ浮いている。
そして、彼女が鼻から水を噴き上げると、世界に虹がかかるのだ。

ぱおぷおーん