ゆらぎの神話百科事典

リーデ・ヘルサル「白き焔(ほむら)にかけて・・・一閃ッ！！」

村雨小次郎「ぬぁぁッ！？オ、俺の『月水?』が、破られるだとォォォッ！？」

村雨小次郎「ヘェえへへへ…だが、それだけだ。俺に血壁陣があるかぎり貴様は
　俺に刃を当てることはできねぇ…くく、ご苦労なことだったな。」
リーデヘルサル「『血壁陣』とは、己が血族以外を『血壁』の外に締め出すことで外敵から身を守るための術式…」
村雨小次郎「ああ、そうだ！それがどうした！俺とお前は全くの他人！だからお前が俺の『血壁』に立ち入れない。
　…ようやく現実を認めたって訳だな？だったら…」
リーデヘルサル「お前の血縁者なら、当然『血壁』をくぐりぬけることができる。」
村雨小次郎「馬鹿なことを抜かすなよヘルサル。俺が何のためにわざわざ親類縁者を根絶やしにしたと思ってんだ？
　血壁陣を完璧にするためだぜ。俺以外の血が絶えることで『血壁』を絶対とするためだ。
　最強を目指す俺が、殺しそびれるようなヘマをやらかすとでも？」
？？？「やらかしてしまったのだよ。お前は。」

ざくっ

村雨小次郎「あが･･ッ。て、テメェは…！」