無駄な処理を省く 
計算処理や参照処理にはそれなりのコストがかかります。
必要な処理を必要最低限行うようにするのが理想です。
- 同じ計算を何度も行う
- 同じ値を何度も参照する
必要な処理を必要最低限行うようにするのが理想です。
メモ化（計算値を再利用する）
同じ計算を何度も行わないよう記憶しておくことを指します。
ただし現代CPUでは外部メモリへのアクセスが低速でコストが高いため、簡単な計算結果であればコストの低いレジスタに記憶されるよう工夫します。複雑で大量の計算結果であれば外部メモリへの記憶でも見合うことになります。
ループ内で何度も同じ計算を行うような処理については、ループ外で計算しメモ化できるような検討が必要です。
ただし現代CPUでは外部メモリへのアクセスが低速でコストが高いため、簡単な計算結果であればコストの低いレジスタに記憶されるよう工夫します。複雑で大量の計算結果であれば外部メモリへの記憶でも見合うことになります。
ループ内で何度も同じ計算を行うような処理については、ループ外で計算しメモ化できるような検討が必要です。
２のn乗の乗除はシフト演算する。（誤り）
現代CPUでは乗算回路により、シフト演算より乗算が高速な場合があります。
またこのような処理はコンパイラの最適化で置き換えられるため、わざわざこのような記述にする必要が少なくなっています。
コンパイラの最適化に任せましょう。
またこのような処理はコンパイラの最適化で置き換えられるため、わざわざこのような記述にする必要が少なくなっています。
コンパイラの最適化に任せましょう。
if文の簡素化
if文の値によっては、CPUでパイプラインによる予測処理を全て破棄する状態が発生します。
また複雑なif文では破棄が頻繁に発生するため、以下のように簡易化する検討が必要です。
テーブル化：判断値を条件1+条件2*2^1+条件3*2^2+・・とし、判断結果をテーブル化する。
テーブルジャンプ：判断値と処理（関数ポインタなど）を対応したテーブルとする。
また複雑なif文では破棄が頻繁に発生するため、以下のように簡易化する検討が必要です。
テーブル化：判断値を条件1+条件2*2^1+条件3*2^2+・・とし、判断結果をテーブル化する。
テーブルジャンプ：判断値と処理（関数ポインタなど）を対応したテーブルとする。
コメントをかく