２２世紀になって生まれた艦種。宇宙都市・宇宙港の警備に利用されている。宇宙艦艇では宇宙戦艦までが存在しているが、大気圏再突入・大気圏独力脱出を必要とされる両用艦は両用フリゲイト・両用軽巡洋艦が限界である。そのなかで両用艦艇でありながら宇宙戦艦以上の火力を持つシファリアス級の意義は大きい。
また、軍用・民間用共に静止衛星プラットフォームの設置をアジア共同体は進めている。しかし各陣営が同じように多機能プラットフォームを建設しているので、衛星ビジネスはかなり盛況となっているばかりか、供給過多の危険も叫ばれている。静止軌道には国際協定で割り当てを行うほどに多数の衛星が配置されている。もはや静止衛星群は地球の新たな大気層を構成する状況に近くなっているが、両用艦艇（シャトル）の航行のために数の制限が行われている。
さんふらわあ・しんあわじ（新淡路国際港−第４宇宙立体区）
いつも軍艦ばかりなので、民間船を。船趣味も深いなあと自分のヌルさを思い知らされる日々。
基本パーツは軍艦と同じです。ポッド式エンジン、セイルセンサー、ヒートシンクなどは同一。ヒートシンクの赤と船腹の太陽がツボ。もともとの船の煙突も赤なので、機関のヒートシンクも赤。もともとヒートシンクは巡洋艦〈みょうこう〉クラスまでは無塗装としていたのですが、技術の進歩により塗装可能に。
後尾は昨今（２００５年）の豪華客船なんかは全部ガラス張りのテラスにするので、さんふらわあもそれを採用した感じに。
カーフェリーなので車を積めます。下部に繰り出し式のエレベーターがあります。〈ちよだ〉なんかも同じ車用のエレベーターを持っています。
あと、エンジンポッドにはパイロットランプがあります。これは鉄道冷蔵コンテナから類推。
鉄道冷蔵コンテナはコンテナ内に冷却用のエンジンが搭載されていて、動作中はパイロットランプが点きます。夜のコンテナ貨物列車なんかは流れるそのパイロットランプの輝きが旅情をかき立てるとか。シブイ。
