槌耶圭二・＜ちよだ＞艦長／２佐

空中艦一筋の人間。
甲板・機関をローテーションし、ＤＤの副艦長・ＤＥの艦長、そして現在に至る。
幹教からの叩き上げ最短コースで＜ちよだ＞に着任。
操艦では艦隊随一のセンスを誇る。ＤＥ艦長時代に際どい人命救助任務を遂行して防衛功労章を受けた。しかし、それを付けたことは一度もない。部下の乗組員の手柄だと考えているからである。
また、一度最新鋭防空巡洋艦〈いすず〉を指揮してで海賊との戦闘となったとき、８０００億ソル（８０００億円に相当）の〈いすず〉をためらいなく山岳帯に艦を突入させる決断をして、海賊の放った対艦ミサイルをかわして逆襲、海賊の拿捕を行った人物で、剛胆な艦長と誉れも高いのだが、当人は家に帰ればマイホームパパであり、婚期を逃しつつある娘が心配だったりする。
しかし仕事の上では宮山と意気投合。新しい艦隊の伝統を作ろうとしている。
戸那美を信頼し、いつも控えているが、戸那美に期待するところも大きく、それで戸那美に仕事を振って昼行灯となって艦長室で模型づくりにいそしむ。
口癖は「ウチの娘が」で、娘溺愛がすすんで、今は『もらってくれんか』と若い男に声をかけるのが常で、副長である熱海を辟易させたり、シファに会いに来た鳴門にも声をかけてあきれられたりする。
新淡路基地の官舎に家族（５人家族）と住み、スクーターで出勤。