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キッチン/壁にガラスタイル



親世帯のキッチンの正面にガラスタイルを貼ります。
もう去年から、準備だけは整えてあったのですが、細かいことが気になってなかなか手を付けらずにいました。
はじめてみたら、ん〜意外と簡単?なのか。



25×25ミリのガラスタイルがシート状になっている製品を使いました。
サンワカンパニーで購入。
ひと粒ずつではなく、およそ30センチ四方のシート(紙)に、小さなタイルが縦12列×横12列並んでいます。
写真は下の方を折り返した図。茶色い紙のシート面が表です。
シートとタイルはノリでくっついていて、水に濡らすとぺろりと剥がれます。
ボンドを塗るヘラは、ギザギザのものを使います。



シロートさんは一区画ずつ作業するほうが無難。
まず下地(石膏ボード)にボンドを塗ります。
ボンドはセラミックボンド、内装壁タイル用耐水接着剤 GLパックを使いました。



次にシートごとペタッ。垂直・水平はしつこいくらいにチェック。
(しかし、キッチン自体が傾いているため、つじつまが合わなくなってしまった。なんとかせねば〜)



圧着したら、水を含ませたウエスで拭いてシートを剥がします。



これを繰り返すとこうなります。

シート上のタイルはかならずしも几帳面には並んでいません。商品の説明には目地幅1.3ミリとありますが、わずかに目地幅が狭かったり広かったりします。
隣り合ったシートと目地が揃わない場合は、指先でタイルをひとつひとつずらして、つじつまを合わせます。
今回使用したボンドは粘着性が高く、硬化するまでの間、20分くらいならタイルを移動させても大丈夫なようです。しかし固まり始めているのに無理に動かそうとすると接着力が失われ、ポロッとこぼれてしまいます。
だから、あんまり広い面積をいっきに貼ろうとすると、目地が合わなかった時にテンパッてしまいます。そうなっては、この作業は面白くありません。
時間はかかりますが、急がば回れ、1シートずつ、ゆっくり、タイル三昧を楽しむのがおすすめです。
水平・垂直さえ気をつければ、難易度は低いです。小学生の夏休みの課題にぴったりと思われます。

しかし、この後の目地詰め、これが結構難しいのでありました。









ちょこっとずつ、台所のタイルに目地を入れています。
目地材はINAXのスーパークリーンを使用、道具はゴムベラ。



目地材1kgに対し、水250mlを入れ、撹拌します。
私は慣れていないので、目地材600gに水150mlの量で作業。
混ぜ始めは水分が足りないように感じますが、ある瞬間から急になじんできて、左上の写真のようなとろっとした状態になります。ほんの少しの水加減が影響しますから計量は正確に。
左上の状態から数分たつと、粉が水を吸ってぴたっとしまってきます。そしたら目地入れ開始、30分以内で終わらせます。
次に、目地押さえをします。適当な太さの、先端の丸い棒で、目地をなぞります。私は指で作業。手が荒れますが、どろんこ遊びの延長なので楽しい。
最後にタイルの表面についた目地材をウエスで拭き取って、仕上がりが気に入れば、とりあえずOK。
目地の色がむらになってしまったら、歯ブラシなどを使って濃度2%の塩酸希釈液で酸洗いすればいいそうです。ま、ちょっとくらいのむらは気にしない。



そんな具合で、スローペースで進めていた目地入れ作業も、写真の端っこ部分で終了。
色はステンレス仕上げの調理台に合わせてライトグレーにしたのですが、実際に目地を入れてみると、天井の白に合わせた方がよかったかな。汚れが目立ったり、トイレっぽい雰囲気になっちゃったらヤダなと思って白は避けたんだけど・・・。
まあ、いまさら言っても仕方ない、また家を建てる時はそうしたらよかですばい。オイオイ。

目地入れが終わったら、コーキング作業をして、できあ〜が〜り〜。
あれ?コーキング材は何色にすればいいのだ〜。調理台の天板は白なのに・・・やっぱり目地も白にしておけばよかったかも〜!計画って大事〜!!









昨年末に終わらせたはずの、台所のタイルの目地入れ、しかしその後の作業は後退していた。
照明を付けると、目地の深さのばらつきが、影になって浮き出てしまうのだ。
この数ヶ月、落胆しつつ、削ってみたり、ヤスッてみたり、擦ってみたり、なんとか目地を均一化しようと試みたが、一向にうまくいかなかった。
といって、いつまでもふて腐れているわけにもいかない。
引いてダメなら、押してみるかと、再度、目地材を詰め直すことにした。


今回はゴムベラを使わず、手のひらで、目地材をタイルに擦り込むことにした。
目地材を手に取って、力を込めて、ガシガシと擦り込むと、目地材はタイルの隙間にビシッと入り込み、さらにタイルの表面も手のひらに磨かれて、ほとんど仕上がりに近い状態になる。
余分な目地材がボロボロと落ちて大量のロスが出るが、もう細かい仕事は嫌になっていたから、スピード重視で構わず作業を続ける。
みるみる、タイルと目地が一体となって、ぴったりとした堅牢な壁が現れてくる。
ええい、この際、目地材の撹拌も手でやっちゃえ。
指の間で目地材と水を混ぜていると、次第にしっとりとした感触になるのが気持ちいい。
ラジオから、ボブ・デュランの、ミスター・タンブリンマンが流れて、林からは鳥のさえずりが聞こえる。
作業は昼下がりのうちに終了した。

仕上がりの確認は、照明の下でどう見えるかだ。
リネストラのスイッチを入れる。



グ〜〜〜ッド!!
美しい。タイルは美しくなくっちゃいけない。
これでやっと、先に進めるぞ。次はコーキングだ。








長かったキッチンの壁、終了。



困ったのはシステムキッチンの人造大理石の天板と、タイルを貼った壁との隙間。
広いところで隙間は1センチもあり、狭いところでは数ミリ、これをどうやって塞ごうか。
いろいろ試して失敗して、L字のアルミ棒をくっつけることにした。システムキッチンはステン仕上げだから、違和感なく収まった。
次の試練はコーキング。
マスキングを制する者がコーキングを制す、である。
万全のマスキングと、切れのよいナイフさばき、それだけのことが、ぶきっちょさんには叶わぬ夢。
固まりかけたシーリング剤を何度も拭いて辺りはベタベタ、膨大なマスキングテープの残骸、無駄に絞り出されたシーリング剤、飛び火するベタベタ2次災害、まったくもって、えらいこっちゃであった。
そしてやっと、キッチンの壁は出来上がった。
あちこちに苦労のあとが見えて、なかなか、よい。自画自賛のこの瞬間、DIYのエネルギーチャージである。
2007年02月27日(火) 20:07:44 Modified by karakara_factory

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