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kenichiro_imoto 2014年06月18日(水) 21:22:09履歴
中国連山を源として豊かに下り瀬戸内海に注ぐ吉井川を描く 
ページ7、 5、4、3、2、1
富地区では布施神社前に門前市を地元の皆さんが建築、毎週日曜日には野菜から手芸品など持ち寄り販売されている。格好のおしゃべり市になっていて好評です。発端は女性の発案を保存会の皆さんが実現させたものですが、山の富地区にふさわしい大きな木材料は豪雪でも大丈夫な立派なものです。
田辺城の437年祭が開かれました。城主田辺九吾さんが強者の霊を弔い皆さんの芸が披露されました。
尾所の桜が満開になり、桜祭りが開催されました。阿波の皆さんが宝として大事にされています。
岡山県内に本社を置き海外に事業を展開する企業399社。進出先中国185、タイ34、アメリカ32、インドネシア15、ベトナム13の順で進出理由はアジアにおける販路開拓・拡大が多い。2013.4.16
平成２４年「岡山県市町村別交通危険度ランキング」ワースト順位。1早島町/2岡山市/３和気町/４赤磐市/５倉敷市/６玉野市/７久米南町/８総社市/９吉備中央町/１０勝央町/１１真庭市/１２美作市/１３浅口市/１４津山市/１５高梁市/１６矢掛町/１７鏡野町/１８瀬戸内市/１９備前市/２０美咲町/２１新見市/２２笠岡市/２３奈義町/２４里庄町/２５井原市/２６西粟倉村/２７新庄村。無事故の運動の取り組みと交通量が主要因でしょう。2013,4,16
高齢社会は人口減少に直結し、農村は耕作放棄地が増え、集落は廃村を心配する状況さえ生みます。反対に有害鳥獣は勢い数を増し、県の農林水産物被害は4億5千万円（Ｈ２３）に上っています。捕獲頭数（Ｈ２２）も猪（9,914頭）鹿（4,556頭）猿（159匹）ヌートリア（4,699匹）に上るとはいえ、狩猟者の高齢化、野生獣肉を必要としない現代では繁殖力に及ばない。
合併直前の久米町の計画だった久米公民館の改築が10年を経て完成した。当時の杉山町長は挨拶で安堵の思いを述べられた。鏡野町でも学校教育でご活躍頂いた佐々木生道先生は100号の大作（年に数度見られるという桃色に輝く大山）をご寄贈され祝った。3日間に及ぶこけら落としの文化祭では多くの人々が得意の芸を発表された。
（写真は油彩画大山、街角、90歳の方の写経、文化祭風景）
「森の広場」を開設してから何年になるだろう。植樹した木々も早伐られてしまったものも多い。残った木はそれなりの役目で楽しませてくれている。広場にこの冬伐られた桜が残った枝に可憐にも花を咲かせていた。あまりのむごさに持ちかえって水に生けた。
文豪谷崎潤一郎がこの地で「細雪」を書き、棟方志功は奥津でノミを取った。東の小京都と言われる金沢は有名だが、津山盆地も数ある西の小京都の一つだ。今は高齢少子にあえぐが、とかくに都会を目指す必要もないだろうにと思う。
映画「秋津温泉」でも知られ、棟方志功など多くの文人墨客が訪れた奥津温泉があります。時と共に旅館数も減り温泉街などにかっての賑わいはないが、３軒の老舗日本旅館と１軒のホテル旅館は大いに頑張って訪れる客もそれなりに多い。いま代表的存在であった河鹿園が閉めると耳にしてとても残念です。女性の一人旅だとか海外からの客で賑わう他の温泉地を見れば、関係者のみでなく皆の知恵と力が必要です。
県庁３階知事室の廊下に恩師故山形弘画伯の油彩画「県北早春」が掛けられいて、植林の雪に差し込む日差しが輝いている。ここにいるぞと言っているようだ。
「続日本紀」には、美作の国が和銅6年（713年）4月7日（新暦5月7日）、備前の国から6郡（英多郡、勝田郡、苫田郡、久米郡、大庭郡、真島郡）が分かれて誕生した。と、あります。近年は1市5郡（津山市、真庭郡（9町村）、苫田郡（6町村）、勝田郡（4町）、英田郡（6町村）、久米郡（5町））に変化していましたが、更に平成の合併で3市5郡（津山市、真庭市、美作市、真庭郡（1村）、苫田郡（1町）、勝田郡（２町）、英田郡（1村）、久米郡（2町））になりました。2013年が建国1300年に当たることから、共同の記念事業に取り組んでいます。前年に当たる今年はキャンペーンや気運の醸成に事業費4,180万円が決められました。
ここ香々美小学校では、中島俊郎校長が卒業生に、ベトナムで話題になった震災での美談など交えて”幸せになって”と胸を打つエールを送られた。元鏡野町長青井正氏作詞、元同校校長瀬島淑江先生編曲の校歌は、お二人の素敵なバイタリティーと町づくりにかけられた情熱を想起させた。瀬島先生のご活躍は今も耳にやさしく届けられていてうれしい。
元加茂町長内田皓夫氏ご著書、「陽光に加茂の郷は輝いて」をご恵贈いただいた。内田氏は平成６年頃、共に苫田郡内の町長として町づくりに励んだ仲で、傘寿を迎えられる節目にご出版なさったものです。町長当時、あるいはその後の岡山県内第１号認定林家となるなどの活躍が、愉快に頑張る姿で映し出されていて楽しい。苫田郡は市町村合併前の姿で「町村長退職者の会」を結成していて年に一度、近況報告などで楽しんでいる。
県下の県立をはじめ多くの高等学校が卒業式を挙行された。今年は前身が統合された鏡野高校でもある津山東と出身校の津山に出席させていただいた。津山東では校長が道元禅師の「俺がやらねば誰がやる、いまやらねばいつできる」をはなむけとされ、卒業証書と対象者には調理師免許証が交付された。津山では有元校長が学園新聞に司馬遼太郎の「人間は、人並みでない部分をもつということは、すばらしいことである。そのことが、ものを考えるバネになる」と劣等感の力を説かれていた。素敵だった。ところで津山では最近まで卒業生が答辞を原稿なしで演説して会場を凛とさせ、これだけは聴衆に毎年聞きたいと思わせていたが最近途絶た。
県北でも毎年多くの卒業生を送り出しているが、だんだん後続が少なくなるのが気にかかります。
今、庭先で猪が２匹遊んでいると子供が言う。暗闇に灯をかざすと降りしきる雪の中で２つのある程度の大きさの影が走り回っている。我が家はすでにすごい地域だなー。ところで今年は年初めから葬式が多い。お弔いの皆さんもご高齢の方々ばかりでお若いのは帰省のご親族に限られることが気になる。その先はどうなるのだろうか。
この冬は例年にない寒波で、全国的に大雪でもある。（上斎原・遠藤で）
好天のもとで皿山時代まつりが盛大に開催された。衣装も華やかに時代絵巻が繰り広げられ、特産品も並んで多くの人でにぎわいました。
コーラスグループ「カエルの学校」の20周年記念コンサートが開かれました。町のイヴェントなどでも随分活躍頂いてきました。おめでとうございます。益々ご発展下さい。
自然界は晩秋の営みが忙しい。まゆみが熟れて美人顔。傍に真白の柊が咲いて強い芳香を放つ。ガイダは冬籠りの場所を探して家に入ってくる。人間様も実りに与る。（写真・まゆみと柊、無病長寿の霊果ムべ）
県内有数の紅葉狩りの場所、奥津渓の紅葉のライトアップも始まりました。これから本番です。
この頃になると各所で文化祭が開かれ、一年間の苦労の末に得た成果を皆さんに披露される。温かな感激です。
版画の巨匠、棟方志功は岡山県北に度々訪れたという。交友の知人も多く作品も多く残されている。私のご指導くださるこの方もそんなお一人だ。貧しい時代だったから、自宅の米蔵から内緒でお米を持ち出しては棟方の腹を膨らませたという。当時名が売れていなかったので多くの作品も大分失われたようだという。
この屏風の作品、ふくよかな女体の線ばかりに気を取られがちだが、「雨降れば花びら寄りて芯つつむ、夜さりは閉ざすたんぽぽの花」とあり、女性の貞節を詠っている。素敵ですね。
最も遅く、田植の農繁期にお花見をさせ、いち早くもみじ葉を落とす岡山県最北の桜と今まさににおい立つ金木犀の香りです。
岡山県北は人工林が多い。戦後昭和21年頃から昭和４４年ごろをピークに昭和６０年頃まで盛んに植林されたものです。それ以前は少なく、それ以後も激減です。木材が安価で伐採は進まないが、この山がなくなると継続はない。大切な日本の森林です。
なでしこジャパンがロンドンオリンピックに向けて、合宿を湯郷温泉で始めた。ワールドチャンピオンであり、国民栄誉賞であり吉井川物語には大きすぎる出来事です。是非金メダルを勝ち取って欲しいけど、勝つと我が意を得たとばかりに鼻息高く、負けると非難に転じるメディアにはほとほと残念ですが。どちらにも負けないで頑張れ。良い名前だ”なでしこ”
岡山県北は有数の森林地帯ですが、ここに日本で一位と２位を誇る集成材生産企業が存る。どちらも輸入材が多くを占めるがこの日訪れた銘建工業（真庭市）は発電とペレット生産でも知られていて、オートメーション化された広い工場内には大型の機械が多くの板材をさばき、少数の人員が操作盤を操作する。真庭市のキャッチフレーズでもある「バイオマスタウン真庭」の木材、再生可能エネルギーに係る先駆的存在ですが、今では日本がその真庭市を日本のバイオマス取り組みの最先端として後押ししている。”木材をふんだんに使うことのみ指示した”という井手市長の言葉どおり新庁舎は木材の町を象徴している。
納涼祭が本格的です。ある所で、「県議の選挙区の地区だとか定数だとか論じられているが」の前置きで、「”そもそも県民が幸せであるために”の本題を論じなければ県民の納得は得られまい」とのご意見を頂いた。はっとした。わが身のことなので少なからず良い訳がないか自問しながら会話していると、ズバッと本質を述べられた。東北大震災の国の対応と似たわが身を恥じた。
全国ホタル研究大会が鏡野町で6月初旬に開かれた。東北の大震災で影響を受けたが、藤本信男大会長のもと皆さんが頑張って開催にこぎつけた。岡山県では初めてのこと、鏡野町の源氏ボタル発生地として名高い吉井川の支流・郷川が舞台となったが、中身は、乱舞する時代から、生活排水や農薬などで激減、日毎に発生数を指折り記録した時代を変遷、環境浄化と生育に取り組み、夏の風物詩を見事に蘇らせるという人々の汗と涙の記録だった。
全国大会はそんな村と住民の金字塔であり、取り組みは住む地への誇りと後世に残す自然保護という大きな贈り物でした。おめでとうございます。
ようやくwikiに帰ってきました。
ここ津山に在住の作詞家・作曲家 長滝誠一氏はふるさとを熱愛して多くの作詞作曲をなさっている。そして、今秋にはＣＤが発売される。苫田ダムで500数十戸が移転した悲哀を詠った「哀愁の奥津湖」と「これぞ津山の大太鼓」です。とても良い歌ですぐに口ずさめそうな曲です。
その他、源流から瀬戸内におよぶ吉井川を、詠った「川の流れ旅」や障害をもつ子の幸せを願った「この子と生きて」、また「ひびけ日本の大太鼓」など多数の作品を生んでいる。大いに広まって城下町・津山情緒の醸成に活躍してくれることを願いたい。平成25年は「美作の国建国1300年」に当たります。大いに活用してほしい。
富地区では布施神社前に門前市を地元の皆さんが建築、毎週日曜日には野菜から手芸品など持ち寄り販売されている。格好のおしゃべり市になっていて好評です。発端は女性の発案を保存会の皆さんが実現させたものですが、山の富地区にふさわしい大きな木材料は豪雪でも大丈夫な立派なものです。
田辺城の437年祭が開かれました。城主田辺九吾さんが強者の霊を弔い皆さんの芸が披露されました。
尾所の桜が満開になり、桜祭りが開催されました。阿波の皆さんが宝として大事にされています。
岡山県内に本社を置き海外に事業を展開する企業399社。進出先中国185、タイ34、アメリカ32、インドネシア15、ベトナム13の順で進出理由はアジアにおける販路開拓・拡大が多い。2013.4.16
平成２４年「岡山県市町村別交通危険度ランキング」ワースト順位。1早島町/2岡山市/３和気町/４赤磐市/５倉敷市/６玉野市/７久米南町/８総社市/９吉備中央町/１０勝央町/１１真庭市/１２美作市/１３浅口市/１４津山市/１５高梁市/１６矢掛町/１７鏡野町/１８瀬戸内市/１９備前市/２０美咲町/２１新見市/２２笠岡市/２３奈義町/２４里庄町/２５井原市/２６西粟倉村/２７新庄村。無事故の運動の取り組みと交通量が主要因でしょう。2013,4,16
高齢社会は人口減少に直結し、農村は耕作放棄地が増え、集落は廃村を心配する状況さえ生みます。反対に有害鳥獣は勢い数を増し、県の農林水産物被害は4億5千万円（Ｈ２３）に上っています。捕獲頭数（Ｈ２２）も猪（9,914頭）鹿（4,556頭）猿（159匹）ヌートリア（4,699匹）に上るとはいえ、狩猟者の高齢化、野生獣肉を必要としない現代では繁殖力に及ばない。
合併直前の久米町の計画だった久米公民館の改築が10年を経て完成した。当時の杉山町長は挨拶で安堵の思いを述べられた。鏡野町でも学校教育でご活躍頂いた佐々木生道先生は100号の大作（年に数度見られるという桃色に輝く大山）をご寄贈され祝った。3日間に及ぶこけら落としの文化祭では多くの人々が得意の芸を発表された。
（写真は油彩画大山、街角、90歳の方の写経、文化祭風景）
「森の広場」を開設してから何年になるだろう。植樹した木々も早伐られてしまったものも多い。残った木はそれなりの役目で楽しませてくれている。広場にこの冬伐られた桜が残った枝に可憐にも花を咲かせていた。あまりのむごさに持ちかえって水に生けた。
文豪谷崎潤一郎がこの地で「細雪」を書き、棟方志功は奥津でノミを取った。東の小京都と言われる金沢は有名だが、津山盆地も数ある西の小京都の一つだ。今は高齢少子にあえぐが、とかくに都会を目指す必要もないだろうにと思う。
映画「秋津温泉」でも知られ、棟方志功など多くの文人墨客が訪れた奥津温泉があります。時と共に旅館数も減り温泉街などにかっての賑わいはないが、３軒の老舗日本旅館と１軒のホテル旅館は大いに頑張って訪れる客もそれなりに多い。いま代表的存在であった河鹿園が閉めると耳にしてとても残念です。女性の一人旅だとか海外からの客で賑わう他の温泉地を見れば、関係者のみでなく皆の知恵と力が必要です。
県庁３階知事室の廊下に恩師故山形弘画伯の油彩画「県北早春」が掛けられいて、植林の雪に差し込む日差しが輝いている。ここにいるぞと言っているようだ。
「続日本紀」には、美作の国が和銅6年（713年）4月7日（新暦5月7日）、備前の国から6郡（英多郡、勝田郡、苫田郡、久米郡、大庭郡、真島郡）が分かれて誕生した。と、あります。近年は1市5郡（津山市、真庭郡（9町村）、苫田郡（6町村）、勝田郡（4町）、英田郡（6町村）、久米郡（5町））に変化していましたが、更に平成の合併で3市5郡（津山市、真庭市、美作市、真庭郡（1村）、苫田郡（1町）、勝田郡（２町）、英田郡（1村）、久米郡（2町））になりました。2013年が建国1300年に当たることから、共同の記念事業に取り組んでいます。前年に当たる今年はキャンペーンや気運の醸成に事業費4,180万円が決められました。
ここ香々美小学校では、中島俊郎校長が卒業生に、ベトナムで話題になった震災での美談など交えて”幸せになって”と胸を打つエールを送られた。元鏡野町長青井正氏作詞、元同校校長瀬島淑江先生編曲の校歌は、お二人の素敵なバイタリティーと町づくりにかけられた情熱を想起させた。瀬島先生のご活躍は今も耳にやさしく届けられていてうれしい。
元加茂町長内田皓夫氏ご著書、「陽光に加茂の郷は輝いて」をご恵贈いただいた。内田氏は平成６年頃、共に苫田郡内の町長として町づくりに励んだ仲で、傘寿を迎えられる節目にご出版なさったものです。町長当時、あるいはその後の岡山県内第１号認定林家となるなどの活躍が、愉快に頑張る姿で映し出されていて楽しい。苫田郡は市町村合併前の姿で「町村長退職者の会」を結成していて年に一度、近況報告などで楽しんでいる。
県下の県立をはじめ多くの高等学校が卒業式を挙行された。今年は前身が統合された鏡野高校でもある津山東と出身校の津山に出席させていただいた。津山東では校長が道元禅師の「俺がやらねば誰がやる、いまやらねばいつできる」をはなむけとされ、卒業証書と対象者には調理師免許証が交付された。津山では有元校長が学園新聞に司馬遼太郎の「人間は、人並みでない部分をもつということは、すばらしいことである。そのことが、ものを考えるバネになる」と劣等感の力を説かれていた。素敵だった。ところで津山では最近まで卒業生が答辞を原稿なしで演説して会場を凛とさせ、これだけは聴衆に毎年聞きたいと思わせていたが最近途絶た。
県北でも毎年多くの卒業生を送り出しているが、だんだん後続が少なくなるのが気にかかります。
今、庭先で猪が２匹遊んでいると子供が言う。暗闇に灯をかざすと降りしきる雪の中で２つのある程度の大きさの影が走り回っている。我が家はすでにすごい地域だなー。ところで今年は年初めから葬式が多い。お弔いの皆さんもご高齢の方々ばかりでお若いのは帰省のご親族に限られることが気になる。その先はどうなるのだろうか。
この冬は例年にない寒波で、全国的に大雪でもある。（上斎原・遠藤で）
好天のもとで皿山時代まつりが盛大に開催された。衣装も華やかに時代絵巻が繰り広げられ、特産品も並んで多くの人でにぎわいました。
コーラスグループ「カエルの学校」の20周年記念コンサートが開かれました。町のイヴェントなどでも随分活躍頂いてきました。おめでとうございます。益々ご発展下さい。
自然界は晩秋の営みが忙しい。まゆみが熟れて美人顔。傍に真白の柊が咲いて強い芳香を放つ。ガイダは冬籠りの場所を探して家に入ってくる。人間様も実りに与る。（写真・まゆみと柊、無病長寿の霊果ムべ）
県内有数の紅葉狩りの場所、奥津渓の紅葉のライトアップも始まりました。これから本番です。
この頃になると各所で文化祭が開かれ、一年間の苦労の末に得た成果を皆さんに披露される。温かな感激です。
版画の巨匠、棟方志功は岡山県北に度々訪れたという。交友の知人も多く作品も多く残されている。私のご指導くださるこの方もそんなお一人だ。貧しい時代だったから、自宅の米蔵から内緒でお米を持ち出しては棟方の腹を膨らませたという。当時名が売れていなかったので多くの作品も大分失われたようだという。
この屏風の作品、ふくよかな女体の線ばかりに気を取られがちだが、「雨降れば花びら寄りて芯つつむ、夜さりは閉ざすたんぽぽの花」とあり、女性の貞節を詠っている。素敵ですね。
最も遅く、田植の農繁期にお花見をさせ、いち早くもみじ葉を落とす岡山県最北の桜と今まさににおい立つ金木犀の香りです。
岡山県北は人工林が多い。戦後昭和21年頃から昭和４４年ごろをピークに昭和６０年頃まで盛んに植林されたものです。それ以前は少なく、それ以後も激減です。木材が安価で伐採は進まないが、この山がなくなると継続はない。大切な日本の森林です。
なでしこジャパンがロンドンオリンピックに向けて、合宿を湯郷温泉で始めた。ワールドチャンピオンであり、国民栄誉賞であり吉井川物語には大きすぎる出来事です。是非金メダルを勝ち取って欲しいけど、勝つと我が意を得たとばかりに鼻息高く、負けると非難に転じるメディアにはほとほと残念ですが。どちらにも負けないで頑張れ。良い名前だ”なでしこ”
岡山県北は有数の森林地帯ですが、ここに日本で一位と２位を誇る集成材生産企業が存る。どちらも輸入材が多くを占めるがこの日訪れた銘建工業（真庭市）は発電とペレット生産でも知られていて、オートメーション化された広い工場内には大型の機械が多くの板材をさばき、少数の人員が操作盤を操作する。真庭市のキャッチフレーズでもある「バイオマスタウン真庭」の木材、再生可能エネルギーに係る先駆的存在ですが、今では日本がその真庭市を日本のバイオマス取り組みの最先端として後押ししている。”木材をふんだんに使うことのみ指示した”という井手市長の言葉どおり新庁舎は木材の町を象徴している。
納涼祭が本格的です。ある所で、「県議の選挙区の地区だとか定数だとか論じられているが」の前置きで、「”そもそも県民が幸せであるために”の本題を論じなければ県民の納得は得られまい」とのご意見を頂いた。はっとした。わが身のことなので少なからず良い訳がないか自問しながら会話していると、ズバッと本質を述べられた。東北大震災の国の対応と似たわが身を恥じた。
全国ホタル研究大会が鏡野町で6月初旬に開かれた。東北の大震災で影響を受けたが、藤本信男大会長のもと皆さんが頑張って開催にこぎつけた。岡山県では初めてのこと、鏡野町の源氏ボタル発生地として名高い吉井川の支流・郷川が舞台となったが、中身は、乱舞する時代から、生活排水や農薬などで激減、日毎に発生数を指折り記録した時代を変遷、環境浄化と生育に取り組み、夏の風物詩を見事に蘇らせるという人々の汗と涙の記録だった。
全国大会はそんな村と住民の金字塔であり、取り組みは住む地への誇りと後世に残す自然保護という大きな贈り物でした。おめでとうございます。
ようやくwikiに帰ってきました。
ここ津山に在住の作詞家・作曲家 長滝誠一氏はふるさとを熱愛して多くの作詞作曲をなさっている。そして、今秋にはＣＤが発売される。苫田ダムで500数十戸が移転した悲哀を詠った「哀愁の奥津湖」と「これぞ津山の大太鼓」です。とても良い歌ですぐに口ずさめそうな曲です。
その他、源流から瀬戸内におよぶ吉井川を、詠った「川の流れ旅」や障害をもつ子の幸せを願った「この子と生きて」、また「ひびけ日本の大太鼓」など多数の作品を生んでいる。大いに広まって城下町・津山情緒の醸成に活躍してくれることを願いたい。平成25年は「美作の国建国1300年」に当たります。大いに活用してほしい。
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