PIB

リモートデスクトップ(rdp) で Windows Server 2016 に繋ぐと、keymap が jp106 ではなく us になっている。
タスクトレイの言語アイコンからは、

• (J) 日本語 Microsoft IME
• ENG 英語(米国) US キーボード

が選べるがどちらを選んでも us keymap になっており
「⚙ 言語設定」を開いてみると、以下のような状態。

• 「国または地域」は「日本」
• 「言語」は「日本語」のみ登録されている

「rdp jp106 keyboard」でググると以下のページを見つけた。

• 猫好きが猫以外の事も書く / 2019-05-09: RDPでキーボードがJISではなくUSになってしまう問題

以下にある既知の問題らしい。

• Microsoft / Learn / Blog / Archive / Ask CORE / 2018-06-08: Windows 10 RS4 へのリモート デスクトップ接続時に、UWP アプリへの入力時のみキーボード配列が異なる事象について

原因は、コンソールだと

REG QUERY HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters /v "LayerDriver JPN"

の kbd106.dll が使われるが、
RDP だと

REG QUERY "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layouts\00000411" /v "Layout File"

の KBDJPN.DLL が使われてて、
なぜかこれが、名前とは裏腹に us keymap なんだとか。
なので、これを kbd106.dll に差し替えとけとの事。

UWP 限定の問題みたいに書いてあるけど、notepad をはじめとして片っ端から us keymap なので通常の win32 アプリ全般の問題として発生してるって点はうちも同じ。

admin 権限の PowerShell から以下の操作をしたら jp106 になった。

REG EXPORT "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layouts\00000411" "keyboard.orig.reg"
REG ADD    "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layouts\00000411" /v "Layout File" /d "kbd106.dll"