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ヴェルディア幻想曲

210 名前: 名無しさん@初回限定 投稿日: 2008/09/29(月) 05:36:10 ID:PHSDJuTO0
ヴェルディア幻想曲いってみる
 
不思議な大樹のある街がありました
文字通り、天をつき、街を覆う大樹です。
この世界では、年に数度「レクイエム」と呼ばれる現象が起こるのですが、
(ぶっちゃけ、眠り病なんで人体にはあんま影響ないんだけど、一月とか続いたりするんで、眠ったまま放置されたりすると死ぬ)
この町とその周囲だけはそれが起こらないため、この街は世界の中心となっています
 
今年は何百年かに一度、その大樹に花が咲く年で、音楽祭へ向けて街はお祭り騒ぎ、 
そんな所へ、音楽祭参加と、花を見ること、母の思い出なんかを求めて主人公がやってきました
行き倒れてたトコを拾われて住み込みでバイトしつつ、音楽祭へ向けて練習開始。
そこの看板娘の子や、同じく訪れてきた子他、加速度的に広がる感じに街で出会った色んな子と意気投合、
彼女たちは「何もない空間から楽器を出現させる」という特殊能力があり、
主人公はそれにくわえて、それを調律する力も持っていたのです(幻奏者)。
そんな不思議な縁もありつつ意気投合した皆は、ユニットを組んで挑むことになりました
 
途中、ライバルチームのお嬢と知り合いになり、
なんだかんだあって彼女は、主人公たちを見かねて指導役をかってでてくれました
彼女の演奏技術は確かに優れていたのですが、指導方法と性格の問題でチーム内は気まずくなってしまい、
また、同時期にある子は仕事のコトが絡んだり、ある子は過去のトラウマが刺激される事件が起きたりでユニットはガタガタ
最初の予選ではボロボロの結果となってしまいました
 
メンバーはそのまま自然解散の危機に陥いりますが、
奮起した主人公の行動により、皆は和解し、再び音楽祭へ向けての活動を開始します
ついでにお嬢も正式参入したりしていい感じにゴーゴー
音楽祭で予選を突破、決勝へコマを進めることに成功しました
決勝を控え、大樹の花はどんどんとその数を増し、街ではプチレクイエムが発生してたり妙な事件・事故が起こってたりとかなんとか
そんなことを背景に、主人公はヒロインの一人とつきあい始めることになりました
で、しれっと優勝。パーティーが開かれてめでたしめでたし


211 名前: 名無しさん@初回限定 投稿日: 2008/09/29(月) 05:36:55 ID:PHSDJuTO0
その数日後、街では眠り病が蔓延、その機能はほとんど麻痺し、ゴーストタウンの様相を帯びてきます。
何故か無事だった主人公とヒロインたちとその周囲は、原因究明と介護・対処に奔走します、
原因も解決法もわからないまま、状況はどんどん悪化、やがて、一人、また一人と倒れ、後に残るは主人公とルート確定ヒロインのみになってしまいました。

そんな時、主人公に天恵ひらめくきゅぴーん
原因は大樹に咲いた花で、それが「歪み」を発していることでこの現象が引き起こされている、と
花から感じるそれは、大樹から感じたものであり、また、楽器を調律する時に感じるものでもある。
その要因。
つまりは、大樹そのものが本来楽器であったという事実。
ヴェルディアという土地が、大樹をもて奏でる(人には聞こえない)音楽が、常にレクイエムから街を護ってきたということ
そして、楽器である以上、奏で続ければ必ず生じる歪み。
それは人の手に負えるものではなく、故に、調律し、歪みをはき出すモノとして花が咲き、それが街に病を引き起こしてしまっている、と
そして、予選の時、自分たちの演奏中に幾つかの花が落ちたコトとか自分たちが無事だったこと、能力の特殊性を思い出し、幻奏者の演奏が対抗策であると気づく
推測を元に、倒れた仲間に音楽を奏でることで、一人、二人と回復。
二重奏が三重奏、四重奏…… となるにつれ、その力は次第に大きくなってゆき、ついには六重奏が蘇る
そーして、翌日以降、日々、町中で音楽を奏でに奔走る一行。
花は散り、人々が少しずつ蘇るも、とても追いつく量ではなく、対処療法にしかならないコトに愕然。その結果がおのおのの精神に負担をかけ、演奏の効率が落ちるという悪循環におちいって計画は頓挫。
 


212 名前: 名無しさん@初回限定 投稿日: 2008/09/29(月) 05:38:05 ID:PHSDJuTO0
そんなある夜、眠れずに訪れた広場で、主人公は偶然ルート確定ヒロインと遭遇。
そこで会話をするうちに、大切なコトに気づく/思い出す
音楽とは本来音を楽しむモノであり、気持ちを伝えるものなのだ、と
自分たちは演奏することばかり考えて、ソレを聞く、ヴェルディアの気持ちを考えていなかった。
演奏を聴いて集まってきたヒロインたちとそうしたことを語り合い、再確認。
そもそも、演奏会の始まりはヴェルディアへの感謝であったじゃないか、と
それが形骸化し、ただ腕を競い合うものになってしまった結果、
忘れられたヴェルディアが苦しんで、悲しんでいる、その結果がこれなのだと
 
そのまま展望台へなだれ込む一行
最高の調律を終え、さあ、奏でよう心を込めて──
 
 
数週間後
 
そこには、ルート確定ヒロインと仲むつまじく暮らす主人公の姿が!(丸見え風)
 
元々、名誉や賞賛を求めていたわけでもなく、英雄視されるコトを嫌がった彼らは、
市長にだけ事実と背景をつげ、それぞれの生活へと戻って行ったのでした
いやぁ、音楽って、本当に良いものですね
ではまた来週ー
 
 
※ちなみに、ルート確定したヒロインが誰であってもメインストーリーはまったく変わりません。
 ストーリーの文章差分はやったら多くて既読スキップだとほとんどスキップできないと言う妙な力の入れ方が驚異
2008年11月06日(木) 22:59:13 Modified by ID:tzjcijqijg




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