MenuBar1
最近更新したページ
Wiki内検索
最新コメント
ぱすてるチャイム by 名無し(ID:5izfukBclw)
アノニマス by 名無し(ID:hyN2FB7odA)
2nd LOVE by 名無し(ID:VRaYtOIKeQ)
アノニマス by 名無し(ID:PRd1fqaJAg)
アノニマス by 名無し(ID:PRd1fqaJAg)
Rance II -反逆の少女たち- by 名無し(ID:mTa4ZZ2E4w)
パンドラの夢 by うりえる

WORDS・WORTH

496 :ワーズワース 1/3:2005/04/03(日) 05:38:08 ID:ICCZNOgy
エルフつながりで、ワーズワースでもやってみるか。
最後のところがかなり長くなってしまったが、ひとまず張り。

世界には光の一族、影の一族がいた。
彼らはもともと同じ一族だったが、神が創ったというワーズワースの石版を
何者かが破壊して以来、お互いを犯人と決め付け、激しく争っていたのだ。
伝承によれば、石版はひとたび邪悪な者によって砕かれるが
光でもなく、影でもない者がそれを修復し、その後に長き平和が訪れるという。

主人公アストラルは影の一族の大王ウォトシーカの息子ながら
甘やかされて育ち、惰弱な男になっていた。訓練所の娘ニーナは
彼の優しさを愛してくれたが、婚約者のシャロン、優れた剣士のカイザーらは
満足に剣を振るうこともできないアストラルを公然と馬鹿にする。
対立する光の一族は影の一族の本拠である地下城へ攻め寄せてきており
ウォトシーカはアストラルに外出を禁じていた。
しかし彼はシャロンを見返すために城の外に出て、光の一族と剣を交えることとなる。
光の一族が持っていたワーズワースの石版のかけらを集めるうち、彼はいつしか優秀な戦士へと成長していた。
まもなく地上というときに光の一族きっての剣士、ファブリスが立ち塞がる。
カイザーが戦いを挑むが敗れ、一緒にいたシャロンも危機に陥る。
それを目撃したアストラルはシャロンらの制止を振り切り、ファブリスと戦う。
アストラルは見事ファブリスの片腕を断ち切り、勝利する。
ところがその場にいた光の一族の魔術師マリアの魔法が炸裂し、彼も吹き飛ばされてしまった。

497 :ワーズワース 2/3:2005/04/03(日) 05:39:09 ID:ICCZNOgy
それからしばらくして、森の中で1人の男が意識を取り戻す。彼は記憶を失っていた。
なんとか光の一族の街にたどり着いた彼は紆余曲折を経て、光の一族の戦士に取り立てられる。
光の一族の王となっていたファブリスは、彼にかつての英雄ポルックスの名を与える。
ポルックスはひたすら戦い続け、彼の働きで戦いの形勢は光の一族へと傾いてゆく。
倒した影の一族から奪ったワーズワースの石版の欠片を見せるとファブリスも喜ぶ。
ある日、彼はなんとなく無精髭をそることにした。しかし髭のない彼の顔を見て
ファブリスら光の一族の者たちは血相を変える。
そこにいたのはあの忌まわしきアストラルだったのだ。
ファブリスの側近のとりなしで、瓜二つだが赤の他人と認めてもらえ
またこの顔は影の一族にも衝撃を与えるであろうということで事なきをえる。
影の一族もポルックスの顔を見て驚くが、光の一族の謀略だと決め付けて
以前よりも激しく戦いを挑んでくるようになっていた。
一方、かつてアストラルを愛したニーナだけは、ポルックス=アストラルだと断言する。
彼女は髭をそる前から、ポルックスのことをアストラルだと言い張っていた。
たしか髭剃りをくれたのもニーナだったかな?彼女は1人の赤ん坊をポルックスに見せ
この子は私とあなたの子、アリアドネですと言うが、ポルックスには何のことやらさっぱり。


498 :ワーズワース 3/3:2005/04/03(日) 05:40:28 ID:ICCZNOgy
そして戦いは大詰め、扉の前に立ちはだかるカイザーを倒し、大王の間へ。
ところがそこには誰もいない。玉座の後ろの秘密通路を通ってさらに進むと何者かが争っている音が聞こえてくる。
かけつけてみると、ウォトシーカが倒れていた。彼はポルックスの顔を見て狂喜した。
ウォトシーカもまた彼がアストラルであると断言するが、ほどなくして絶命してしまう。
そこに光の一族、影の一族の主要人物がつめかけてくる。
ワーズワースの石版を返せとお互いにつめよるが、どちらももう1個も持っていない。
そう、全ての石版の欠片はポルックスが持っていたからだ。
ポルックスは促されるままに石版を修復する。しかし誰もそれを読むことができない。
もはや戦うしかないかと思われたとき、何者かが進み出て石版の文字を読み始めた。
それはニーナの子アリアドネだった。

アリアドネが文字を読み終えるとともに、隠れていた闇の使者が姿を現し、真実を語る。
長く続く戦いに疑問を感じたウォトシーカは、光の一族の英雄ポルックスの子をさらい
その子と影の一族の間に子をもうけさせることで「光でも影でもない者」を作り出し
石版を解読させようとしていたのだった。
そしてそのさらわれた子こそ、いまここにいるアストラルであるという。
ウォトシーカの企みを知った闇の使者は彼を襲い、命を奪ったのだった。
あとはこの場にいる者を皆殺しにすれば良い…闇の使者が最初に襲い掛かったのは
たった1人の「光でも影でもない者」アリアドネだった。
その前にアストラルが立ち塞がる。
激しい戦いの末にアストラルは見事勝利をおさめるのだった。

戦いの後、アストラルはニーナ、シャロン、あと光の一族の女魔術師(アストラルを吹き飛ばした魔術師の娘)から
誰か1人を選ぶようにと迫られる。困りきった彼の出した答えは…。
おわり。

504 :ワーズワース まとめ :2005/04/03(日) 11:47:03 ID:ICCZNOgy
500
すまん、続けてまとめとエンディングについて書くつもりだったんだけれど
連書き規制に引っかかって書けないという間抜けなことになってた。で、まとめ。

影の一族の剣士アストラルは婚約者に認められたくて戦いに参加する。
そこで大活躍するが、光の魔術師の捨て身の魔法で吹っ飛ばされ、記憶喪失に。
今度は光の一族の剣士ポルックスとして、影の一族と剣を交えることとなる。
実は彼はもともと光の一族の生まれで、かつて影の一族の娘との間に残した子供こそ
伝承に登場する「光でも影でもない者」だった。
光と影、両者の戦いを煽ってきた闇の使者はあぶりだされ、アストラルによって倒される。
多少のわだかまりを残しつつも戦いは終わり、伝承通りの平和がもたらされた。

あと最後ぼかしたような書き方になってしまったが、ここでは実際にプレイヤーが
相手を選ぶことができて、選んだ相手との後日談(短い)が見られる。
また誰も選ばない=全員を選ぶという選択をすることもでき
この場合は全員一緒に暮らしていくことになる。
2006年12月01日(金) 20:51:35 Modified by luc001




スマートフォン版で見る